庭のことだま

意識が開けば花開く、のです。

ぼくが提案する「カーテンを開けて暮らす」「眺める庭から過ごす庭へ」「夜の庭を楽しむ」などの話に最初は戸惑い顔だった人が、出来上がったプランを見てイマジネーションの扉が開くと、今度は興奮気味に、次から次に広がった世界のことをぼくに伝えてくれます。
庭に限らず身の回りにはまだ閉まったままの扉だらけ。そのありかを探しましょう。



アガパンサスの青は海の色
真夏の空を思わせる色
夏の扉を開く色
 
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夏近し。







今日は金沢文庫店にいます。
 


家族の庭のつくり方 34

蚊取り線香を炊く

「蚊がいるから・・・・」という声を聞くたびに、ぼくは「なんともったいないことを」と残念に思うのです。



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蚊を理由にするなら人類の7割は庭を楽しめないことになる。



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ただ蚊取り線香を焚くだけなのに。
虫ごときで庭の楽しみを捨ててしまうのは、人生上の大きな損失だと思うのですが。



寝不足なポンコツ頭をリセットすべく、カメラ担いで里山へ。
めずらしく気が重い。飛べないイカロスとはこのことだ。
すると、ああ、なんということか、田んぼの真ん中にガマが。

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根が浅いのか傾いていたが、
抜かずにおいてくれた農民のユーモアに口角が上がった。
トンボもよろこんでいる。

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あぜ道にはももクロが数輪。

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見上げれば雨乞い中のエスカルゴ。 

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夏を待つ穏やかなさ風景を歩き、
このまま一日歩いていたい衝動に狩られ、歩く、歩く。
歩くというのは楽しいことだ。

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どこまでもどこまでも、と思ったが、
一時間ほどで 設計の意欲が整い翼がばさっと動き始めたので、
急ぎ店へと羽ばたいた。





今日は金沢文庫店にいます。
 

 

 

快楽主義礼賛

生物の営みは、外部要因に対する「快・不快」の判断によって行われています。人間は欲深いので、わざわざ苦労し不快に耐えて、その先にあるさらなる快楽を求めます。
ではその先にあるはずの快楽を見失ったらどうなるでしょう。あるいは失敗体験で臆病になり快楽に腰が引けてしまったら。
報われることのない苦労を積み重ねるばかりの庭のなんと多いことか。原因は快楽主義から苦労主義に変節してしまった思考。目的を失っても苦労を積みさ重ねてしまうことも、人間に特徴的な性質です。
そこから脱するには快楽主義に戻ること。朝から晩まで「楽しいことしかやりません」と決めてください。



白い蝶のサンバ

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え、そんなことしたら暮らしが破綻してしまいますよ。だって洗濯も掃除も食事の準備も不快だし、仕事だって不快でしょ。そもそも結婚生活が不快だし。

おやおや珍しいですね。ぼくはそのどれもが大好きですけど。

珍しいのはあなたの方よ。よっぽど素敵な奥様なんでしょうね。よかったですねお幸せで。

ええ、まあ。

快楽を追えばいいって、そんな単純なものじゃないでしょ、世の中って。不条理だらけだし、不安だらけだし、それでも不快に耐えて頑張っているから生活が成り立っているんだと思うんですけど。そういうね、あなたみたいにボジティブ至上主義な、青年病の未熟な純粋まっすぐ君を食い物にしている似非カリスマコーチングトレーナーみたいな物言いって、好きじゃないのよね。

はあ、そんな印象を与えてしまうところがぼくの未熟にして純粋まっすぐ君なところでして、セルフコーチングとして巷に蠢く似非カリスマの本を片っ端から読み漁り、その似非ぶりの正体を炙り出しながら自らを律している最中なのです。修行中の身なれば、どうかお許しを。

そもそもなんで庭を楽しまなきゃいけないの。いいじゃない苦労する場所で。毎日苦労して、苦労して、苦労することの中に生きる実感があるのよ。その姿を見ることで子供は人生の厳しさに対する心構えができるし、我慢することや根性や知恵が身につくんじゃないのかしら。母もそうだった。だったって言うと死んじゃったみたいだけどまだ元気。毎日電話をかけてきては過去の苦労話と現在の苦労話と未来の苦労話をするのが生きがいになっているの。

おお、ヴィクトール・フランクルですな、あるいは姜尚中。その考え方はとても崇高にして人間的に美しいことです。お母様にいいね×100。
ええええっとですね、ところで、あなたはご自分のこと、どう思っていますか?あ、つまり、好きか嫌いかっていうことなんですけど。


自分のこと?わたしがわたしのことを好きか嫌いかって・・・
自分を好きな人っているんですか?

と、いうことは、お嫌いなんですね。

ええ、どちらかといえば、ですけど。
え、え、え、みんなそうでしょ、自分の欠点や、能力の低さや、不遇とか不運とか、そういうことが頭から離れないじゃないですか。だから頑張って、苦労して暮らしているんですよ。でしょ?そうじゃないの?もしかして、あなたはご自分のことが好きなの?

その問いに、ぼくはあなたの期待に反した、反することを期待しているなら期待通りの答えをせざるを得ません。大好きです。

あのね、あ、失礼。あ・の・で・す・ね、ひょっとしてって思っていたんですけど、あなた馬鹿でしょ。なんでそんな能天気でアンポンタンなこと言っていられるのか理解できない。ああ信じられない。こんな人がいるなんて、もうどういうことでしょ。

んんん、困りましたなあ。でもご安心ください、アンポンタンとはフランス語で夢の架け橋という意味ですし、ぼくはお察しの通りアンポンタンな馬鹿ですから。親からも教師からも上司からも、さらには愛する妻からも繰り返し言われてきたことなので確かです。あまりに確実性が高く相対的に不確実性が低いので、世の中との相対性的にどうしたらいいのかと若い頃には葛藤があったものです。四畳半の自室でLPよしだたくろうオンステージの「私は狂っている」を流しながら馬鹿なりに馬鹿について3分ほど悩んで出た結論が「もっと馬鹿になれ」となりまして、それ以来何をするんでも狂ったように、恋愛でも勉強でも仕事でも遊びでも、額に狂の字を浮き立たせながら取り組む癖がつきました。
で、あなたはこんな馬鹿者にどんな庭をお望みなのでしょう。


そうそう、それなのよ。住宅メーカーから出てきたプランがね、金額ばかり高くて中身がないというか、全然つまんないの。なんちゅうか本中華、あらやだ古いわね、なんというか、全くときめかなくて。こちらからいくつか要望を出して、それはクリアしているんだけど、っていうか要望だけで設計されているから物足りないというか・・・

ちょっちょっちょっ、ちょっと待ってください。要望通りに設計された庭がつまらないというなら、それはフランクリアン、あれ、フランキストかな?まあいいや、あなたの望み通りに苦労するための庭なんだからそれでいいじゃないですか。スタンディングでブラボーですよ、ブラッヴォ!いやあ世の中に溢れている正気な設計者に鳴り止まぬ拍手。そんな芸当はぼくにはとてもできない。

・・・ねえ、少しだけあなたの手口が見えてきたわ。あなた、詐欺師でしょ。さもなければ大泥棒ね、アルセーヌ並みの。

アルセーヌ、ですか。自分的にはシャーロックだと思っているんですがねワトソン君。だからこれは詐欺ではなくて正義です。

やっだー、シャーロックはちょっとカッコ良すぎるんじゃないかしら。

いやいやお嬢さん、あ、失礼、マダム、ぼくはご推察通りの馬鹿なので自分が大好きなのです。好きで好きで好きすぎて、これを英語で Self-affirmation 、フランス語で Auto-affirmation 、アラビア語で احترام الذات って言うんですけどね、日本語に訳すと「庭はあなたが望む通りになります。設計者が誰であれ、どんな設計者であれ、あなたが望むことを具現化するのが仕事ですから。もしも設計者に依頼しないなら自然がそれを叶えてくれます。もしもその庭が気に入らないとしたら、それはそういう望みを抱いているあなたをあなた自身が気に入っていないということに他ならない。つまり自分を嫌いな人の眼前には気に入らない庭が出現するのです。おお偉大なるかな神、我思う故に我あり」となります。ね、まさにそれがあなたの望み通りの庭なんですよ、お嬢さん。あ、失礼、マダム。

ああ・・・なんだか私、カリオストロの城でシャーロック、じゃなかった杉下右京、じゃなくて銭形警部が言っていたあのセリフを思い出しちゃった、「奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」っていうあれ。
ねえ、設計お願いできるかしら。


お望みとあらば。で、いかような庭を?

わたしの望みを叶えてくれるなら、わたしの望みと正反対の庭を。

ようやくわかってくれたようですね子猫ちゃん、あ、失礼、マダム。ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ。ではそのように。

すてき。徹底的にお願いね。

はい、徹底的に。

ふふふ、徹底的に。ああ、なんだかわくわくしてきたわ。

あははは、君の瞳に乾杯!誕生日おめでとうございます。たった今、あなたは崇高なる愚か者エピクロスの教義を信奉する賢き者、真面目に人生を遊べるエピキュリアンに生まれ変わりました。フージコちゃん、じゃなかった、マダム、いくつになってもハッピーバースデー。





快楽主義者に必須なのは自己肯定感なのであります。ということで、めでたしめでたし。
ではお望み通りに、望みと正反対の快楽の庭を思い描くことといたしましょう。





今日は港南台店にいます。



 

H!nt de Pinto 124

とても残念なことに、ロマンチストには現実が見えない。悲しいことに、ナルシシストには他者が見えない。フロイディストには未来が見えず、ブッディストには現世が見えない。アナーキストには平和が見えないし、ノスタリストには明日が見えないし、リアリストには夢が見えないのです。



ナチュラリストの快楽。

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ペシミスト(悲観主義者)には花園が見えません。花は嫌いではないのですが、その営みが主義と馴染まないためさほど興味を持てず、庭の草花が意識の深くにまで入ってこないのです。
主義を捨てよ、庭へ出よう。
あらゆる歪な主義主張を捨て去ると自然主義に至ります。自然主義者にはもれなく、穏やかにして劇的な、静かな水面に立つ波紋のような美しき快楽が用意されていて、やがて快楽主義者になってゆきます。快楽が花を咲かせ、快楽が代をつなぎ、快楽が循環を司ってる。つまり、自然界は快楽主義に支配された楽園なのであります。
自然の構成員であるぼくらには、その慣わしから逸脱して幸福を獲得できた者はただの一人も存在しません。自然は自然によって自然に成立しているのであるからにして、不自然な者が幸福に至れないのはあたり前田のクラッカー。なんである、アイデアル。(い、い、いかん、突然スイッチが入ってしもた)家付きカー付きババア抜き、はナンセンス。アンノン族はノンノンノンノンノンセンス。ノンセクトラジカルなラジカル・ガジベリビンバ・システム懐かしきかなお笑い懐古主義を、許してちょんまげ、許してぇぇぇっ頂戴!って、あっと驚くタメゴロー。あの頃はッハ!ふたりして聴いていた、糸井五郎のオールナイトニッポン。大石吾朗のコッキーポップで思い起こされるは思い出は美しすぎてのホイッスル。マッポのホイッスルから逃げまわり、狭い日本そんなに急いでどこへ行ったらいいのかわからなくなって、にっちもさっちもどうにもブルドッグソースをかけたライスカレーを食べてから、恥ずかしながら帰ってきたぞ、帰ってきたぞウルトラマン。いやはやノスタリストになってしまいました。困ってしまってわんわんわわんなので有馬温泉、と言えばこれ、有馬兵衛の向陽閣へ。 
・・・深く反省。 
とにかく、兎に角、戸に書く座右の銘は「この道を行けばどうなるものか、行けばわかるさ」なり。迷うことなく、まごうことなきナチュラリストへの道を進み、行け行け飛雄馬どんと行けとばかりに重いコンダラ引っ張りながら突き進んで、快楽主義へと至りましょう。
ああああこのスイッチ、どうやったら切れるのでしょう。









今日は港南台店にいます。





 
 

情熱の嵐

好きなことを仕事にできていていいですね、とよく言われます。破顔一笑「はい」と答えます。でも本当は、嫌いじゃないけど特別好きだったわけでもなく・・・違う仕事に就いていたとしても同じように言われるだろうなあと思っているのです。つまり働き方の問題。
ちなみに、素敵な奥さんでいいですね、と言われたら呵々大笑「はい」と答えることにしています。でも本当は・・・って、まあいいですよね、これは。



ネムノキ
この花を目にする度、
宮城まり子さんの情熱に思いを馳せます。
四十一歳の時にねむの木学園を創設し、
九十一歳、可愛らしいおばあちゃんとなられた現在も、
相変わらずの血気盛んさで現場に立って、
相変わらず次々やってくる苦難に立ち向かいながら
活躍されているとのこと。
見事な人生です。


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好きなことを仕事にしている(ように見える)人の共通点は、出会った仕事を好きになる惚れっぽさと、その仕事に対する愛情と、好きでい続ける情熱なのであります。つまり結婚生活と同じこと。好きな人と暮らせていていいですね、って言われたらどうでしょう。そんなの当たり前じゃないですか、って思いますよね。これは庭も同じで、素敵なお庭で幸せですねって言っていないで、自分の庭を素敵にすればいいのです。やり方はぼくがお教えしますからいつでも気軽にお越しくださいね。その際には現状の写真と建築図面をお持ちください。 あ、それと、庭への夢もお忘れなく。



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仕事であれ、庭であれ、何であれ、惚れっぽさと愛情と止むことのない情熱の嵐があればそれが生きがいとなり、君が望むなら、命をあげてもいい、となります。



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え、情熱がない?うっそー、そんなにたくさんの不満を持っているあなたなんですから、その不満を恋心にロンダリングすれば相当に激しい恋になると思うのですが。さすればやめろと言われても、今では遅すぎた、激しい恋の風に巻き込まれたら最後さ、となることでしょう。



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収入、待遇、職場環境、人間関係など、仕事への不満なんてあって当たり前。そんなんでいちいち落ち込んだり辞めたりしていたら、仕事を生きがいにすることはできませんぞ。まして好きなことを仕事にできていていいですね、と言われることなど。
仕事観は人それぞれなれど、それを不満を強いられている死んだような時間と捉えるか、自分を磨き輝かせる生きがいと捉えるかで人生の質は大きく違ってきます。仕事がしたくて早く目がさめるようなら問題なし、逆になかなか布団から出られないようなら働き方改革を行なってくださいね。ゆううつなど吹き飛ばして、君も元気出せよとエールを送ります。
ぼくの場合、早起きどころか寝ている間に脳内で設計が仕上がっていることが多々あり。天才か、はたまたワーカホリックかもしれませんが、庭への情熱の嵐は激しさを増すばかりです。





今日は金沢文庫店にいます。

おっさんジャパンも情熱の勝利。気分良し。




 

家族の庭のつくり方 33

立水栓を設置する

ガーデニングを楽しむために立水栓は欠かせません。



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水やりをすると自分が潤う。



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日常的に使うものなので、お気に入りの仕立てにすると庭仕事の楽しさが増しますよ。



高めの湿度に差し込む光にアジサイは良く映えます。
自分の季節に合わせた装いなんでしょうね。
降ってよし、晴れてよし、
夏枯れ前の色合いを存分に楽しみましょう。

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今年の梅雨は今のところちょうどいいお湿りで、
気持ちがとても安らいでいます。
しとしとと降り、晴れても異様に暑くならず、
草花も調子が良さそうです。
天気予報では「今日はあいにくの雨模様で」と言いますが、
湿り気好きのぼくにはコンディションが整う恵みの雨。
設計の思考回路にも潤いが加わります。






今日は港南台店にいます。




 

オワコン世代の憂鬱

他人を批判してはいけないという批判、正直言って云々と語る人の嘘、あなたのためを思ってという自分本位の常套句。
批判してはいけない、は無難に暮らすために正しいんですよ。むやみに嘘をつかないことも、あなたのためも。ただ、これらの言葉はしばしば正しくない人によって使われますから、くれぐれも要注意なのであります。



早朝の志を得る初夏の風、野に咲く花は自然体なり。 
誰にほめられるでもなく、何を威張るでもなく、
無理することなく自然に咲いて、
嘆くことなく自然に消えてゆく。
もしもぼくが元気なら、また来年のこの時期に、
ペンギン村からおはこんばんちは
右向いて左向いてバイちゃバイちゃ。 

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正しい人というのはきちっと批判ができて、上手に嘘がつけて、共存共栄の幸せを築ける能力を持っている人。言い換えれば野山の植物のような人。
自然の営みを観察していると、批判精神なき者は滅び、嘘をつけないものも滅び、自分勝手な者も滅びます。



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思い起こせば、昨年は年配女性の狂気が浮き彫りにされました。今年は昭和親父のダメダメぶりが、忖度・偽証・暴言・不倫・セクハラ・パワハラ次々と。ああそれにしてもですね、頑なに謝らないまま、悔い改めるという選択肢を持たないまま退場させられてゆく脂ギッシュ親父たち、何でしょうね、あの変化できない深刻なまでの不器用さ。団塊団子レースで勝ち上がることに頑張りすぎた後遺症か、素行も思考も表情筋も動脈もガチガチに硬化しているような。紅顔の美少年もいつしか厚顔無恥なオワコン親父になりにかけり。いやはや、来し方に庭を楽しむ余裕があればあんなことには・・・。 
一昨日テレビで栄氏の謝罪会見をやっていたんですけどね、いやあ驚きました、ぼくと同い年ではありませんか。てっきり十歳は上だと思っていたのでショックを受けた次第です(まあ磯野波平より四つ上ですから当然といえば当然なのですが)。



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霞が関と永田町とマスコミ総出で、さらにはレスリング、アメフトとスポーツ界まで巻き込み果てしなく続く昭和の膿出し作業の中、唯一和んだのは籠池夫婦の夫婦漫才でありました。

早朝の志を得る初夏の風。

お父さん、かっこいい!

ああ、仲良きことは美しきかな。by 武者小路実篤。



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Old soldiers never die, they just fade away.

マッカーサー退官のスピーチで述べられたこの言葉を超意訳するとこうなります。

老兵は死ぬわけじゃない、ただこの場から消え去るだけだ。わたしはベストを尽くしてきた、あとは君たちに委ねることにする。女房と庭で紅茶を楽しみながら見守っているから、困ったことがあればいつでも遊びに来てくれ。頑張れ、応援している。



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あらゆることに終わりはやって来ます。それは同時に始まりでもあるのです。昭和親父の皆様、オワコン扱いされた挙句に息の根を止められ退場させられることのなきように、コンテンツを充実させておこうじゃありませんか。今度は、家族と共に庭を楽しむ余裕を持ちながら。



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だいたいやね、お爺さんの年齢になったら立派なお爺さんをやらなきゃ。フォーレバヤングのヤン爺スタイルもいいけれど、山へ柴刈りに行くお爺さんとか、竹取のお爺さんとか、ポチと暮らす花咲か爺さんとか、小太りなこぶ取り爺さんとか、昭和時代にはどの町内にも掃いて捨てるほどいた好々爺が見当たらなくて。高齢化は加速しているのに、世の中は深刻な老人不足なのであります。病で身動き取れなくなってから急にミイラ化するように老け込むようでは役を果たせませんぞ。
というわけで、ひで爺さんはカメラ担いで山へ柴刈りに出かけます。好々婆の皆様は川へ洗濯に。

ソモサンセッパ。好々爺、好々爺、好々爺は何処におわすか。おお、ここやここや。・・・爺さんギャク言う親父は退場!とレッド・カードでとほほのほ、シオシオのパー、なぬ?およびでない?こりゃまった失礼いたしましたーっとハラホロヒレハレ、レレレのレ。





今日は金沢文庫店にいます。by花咲か爺さん。






 

庭のつれづれ

幸福か、降伏か。

庭に幸福な未来を見いだし、ぼくの設計に希望を託してくださっている皆様の思いに背中を押され、鬼嫁には尻を叩かれ、前進前進また前進。前進に専心するあまり全身疲労に陥ることもしばしばなれど、降伏してなるものかと興奮しながら幸福な庭を思い描く日々。闘争か、逃走か。逃走してなるものか、とばかりにどっかと座り、目の前の仮想庭に取り組む一人幸福実現党なのであります。
現在、逗子のリゾートフルな住宅地に暮らすハートフルなご一家のトロピカルな庭を設計中。な、なんと驚くことに、この時期蛍が飛び交うそうな。そんな情景をイメージしつつ、BGMにTatsuro Yamashita流しつつ、全身を夏仕様に変身させて、真夏に向かって前進前進また前進。



文庫店から見える位置に生えているヤマモモの木に、
今年も盛大に実が付きました。

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近所の子どもたちが木登りをして収穫し、
食べたり、果汁を絞って色水遊びに夢中です。

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子どもの行動って可愛くて、見ていて元気が出ますよね。
ぼくも数個頂戴して味見。

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うっ、グシュッと水っぽい食感。
そして見た目通りにトロピカルな酸味と甘み。

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そういえば昨年も、一昨年も
同じことしていたなあと思い出しました。
すっかりおじさんになっても行動が子どもと変わらない。
どうやら脳の一部の成長が、五十年間止まっているようです。

 


 


だからリッキー・ティッキー・タビー、
その日まで、おやすみ。
って、つまり設計が上がるまで少々お時間を頂戴しますが、
楽しみにお待ちくださいね、とうことで。







庭のつれづれ

瞑想か、迷走か。

庭に出て、腰掛けて、毎夜毎夜の瞑想タイム。迷走を続ける混迷の世の中の混沌とした闇にあって、アマテラスのお出ましを信じて待つために、庭は欠かせない場所なのであります。
昨夜は梅雨らしく、しとしとと葉っぱを打つ雨音と湿った空気に癒されました。
ん〜んマンダム、いい感じいい感じ。
瞑想か、迷走か。Dreaming Girl、もしもあなたが迷走中なら夜の庭をお試しあれ。迷走とはすなわちラビリンス(高い垣根と塀で複雑に仕立てられた迷路の庭園)にいて、出口どころか方角も定かでなくなりながら闇雲に走り回っている状態。そこから脱するにはまずは立ち止まること。そして心静かに意識を夜空に飛ばして自分を俯瞰することです。
あなたは家庭のアマテラス。雨が上がったら、眩しく輝きますように。



雨天撮影の必需品、
大型透明ビニール傘を購入しました。
これでドラマティック・レインも、冷たい雨も、
みずいろの雨も、ショパンの調べも撮影できます。

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君が跳んだ水たまりへと
街の翳が雪崩れてゆくよ
不意に笑う ただそれだけで
胸の棘が抜ける気がする

手のひらの上に太陽を乗せて
心の暗がり照らし出しておくれ

Dreaming Girl Dreaming Girl
雨上がりの少女
Dreaming Girl 君と
めぐり逢えた素敵な奇跡

孤独だった無数の夜が
白い朝に溶けて消えてく
そして今は隣りに君の
蜜のような息を感じる

どんなカメラにも写せない君の
生き生きとしてる眩しさが好きだよ

Dreaming Girl Dreaming Girl
陽だまりのまなざし
Dreaming Girl ぼくは
君をめぐる青い惑星

さりげない日々に沈んできらめく
真実のかけらそっと見せておくれ

Dreaming Girl Dreaming Girl
風にそよぐ髪に
Dreaming Girl Dreaming Girl
天使の輪が光る
Dreaming Girl Dreaming Girl
雨上がりの少女
Dreaming Girl 君と
めぐり逢えた素敵な奇跡
めぐり逢えた素敵な奇跡





 

庭のつれづれ

見えない世界が見えてくる。

万有引力がそうであるように、発見とは無意識領域の事柄を意識することなのだ。



ガウラ

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道ゆく人がチラッと見るだけで通り過ぎるガウラの茂み。

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しゃがんで目をこらすと、引力に抵抗しながら
一心に蜜を求めるハナアブの姿がありました。

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一意専心。何の分野であれ一心に励み続けると、周囲の人には見えていない世界へ行けるものですね。ことに主婦の皆さんが行き着く、ぼくにとっては意識外の世界に敬服する日々なのであります。



夢中になってレンズで追っていたら
ぼくもホバーリングしているようで、
朝から気分が浮いてウキウキと。

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傍目には変なおじさんに見えたかもしれませんが。

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概ね正しい見解ではありますが。

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いや、先日打ち合わせで伺ったお宅の奥様がですね、スーパーのレジの列に並んでいるとき、買い物かごをダンベルに見立てて上腕二頭筋と前腕筋群を鍛えているのだと、そのやり方を教えてくれました。周囲に気づかれないように片足だけ爪先立ちになって、ふくらはぎの引き締めもやっているとのこと。家事の合間に腹筋と腕立て伏せとストレッチも。スポーツジムに行く費用を節約して、その分を庭の花に費やしているのだそうです(花だらけの、よく手入れされた庭にため息しきり)。
見事な体型もさることながら、芸能人のように生き生きとした表情に脱帽でした。

奥様のお話には続きがありまして、庭に意識が行く前は節約して貯めたお金でインプラントとホワイトニングを決行したそうです。芸能人は歯が命、芸能人ばりの素敵な笑顔の訳がわかりました。その頃は庭はまだ無意識領域にあり、一切興味を持ったことがなかったそうな。今は草花に夢中で、早起きして手入れがしたくて早寝の習慣が身についたとのこと。
エネルギー値が高い女性は庭に行き着くんですよね。





今日は金沢文庫店にいます。



 

庭のことだま

いのち短し恋せよ男子。

惚れっぽさを焚きつけよ。冷めないうちに加熱せよ。飽きる間も無く発見せよ。見慣れて空気のようになった〇〇も、忘れかけていた〇〇も、嫌いになりそうな〇〇だって、じっと見つめれば惚れ直す。
仕事も結婚も恋とは違いますよね。恋愛の炎は容易に燃え上がりますが、仕事と結婚生活の継続には薪を焚べ続ける必要があるのです。よく言う例え、ブルック・シールズと結婚したって努力を怠れば1ヶ月で飽きる(フィービー・ケイツは2ヶ月、ラスベガス万歳でエルヴィスと共演したアン・マーグレットだと3ヶ月。例外的に、小悪魔ソフィー・マルソーならきっと一生飽きませんが)。



見つめるという魔法。

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It's Magic



サックスの名手、本田雅人によるボッサでジャジーなアレンジと、
マリーン姉さんの小悪魔シャウトの妙。




今日は港南台店にいます。




 
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