第3項“音”

 音の効用は香りと同じく“記憶に働きかける”ということに加えて、“ゆらぎ”を与えてくれます。自然界の緩やかで不規則な波長、鎌倉材木座海岸に入る柔らかい波や円海山を散策しているときに感じるそよ風、音はそんなゆらぎを伝えてくれます。
 ゆらぎが人を快適にする、これは現代の大発見です。生活環境がデジタルに、人工的になったことで失われた自然界の息づかい、失ってみてはじめて気付いたそれの重要性、といったところでしょうか。

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新宿区 伊藤邸


 葉が揺れる音で風を感じ、手水鉢に落ちる水音でせせらぎをイメージできます。木の実やバードバスに集まる野鳥のさえずり、茂みから聞こえるコオロギの声、水琴屈を仕立てればスピリチュアルな世界が広がります。記憶とゆらぎ、音はヒ-リングに欠かせない要素なのです。

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新宿区 仙葉邸


 音ばなしのついでに、テレビや街の雑踏や家族の話声がうっとうしく感じたら要注意!人は精神的に参ってくると音に過敏になります。健康な時には意識にも入らない音や安らぎや感動を与えてくれる音まで、ストレスが蓄積されていたり、精神が傷んだ時にはノイズに感じるのです。弱ってくるとノイズに対する耐性が落ちるのです。もし何かの音に苛ついたら、自分のコンディションを冷静に確認しましょう。これはここ数年、私自身も心掛けていることで、自分のストレスを測るのに便利なリトマス試験紙です。



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 走る

第2項“香り”

ヒーリング・ガーデン第2章『自然を感じる』の第2項“香り”です。
 一時期ヒ-リングブームの主役として盛り上がったアロマテラピーも、今では賢い生活の知恵として日常生活に定着してきました。

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栄区 亀田邸


 改めてアロマテラピーとは何なのかということを、(怪しいものも含め、いろんな人がいろんな角度から解説していますが)私なりにまとめてみます。
 一言で言うと“香りで元気だった頃の自分を呼び覚ます”ということなのです。香りは脳の記憶中枢である海馬を刺激して自律神経系に信号を出すと言われています。要するに、誰もが持っている幼い日の記憶、幸せを幸せと意識しないほど十分な幸せに包まれ、心身共に健康そのものだった頃の感じを、香りをきっかけに思い出して、疲労した今の自分を回復させるビタミン剤的効用ということです。
 元気ではつらつとしていた頃の幸福な想い出には香りも同時に記憶されています。その記憶を呼び覚ます香りが庭には溢れているのです。春を告げるジンチョウゲ、初夏のクチナシ、秋はキンモクセイ。ハーブや薬味、木材、腐葉土、土の香り、雑草取りの草いきれ、落ち葉炊き。庭は香りの宝庫なのです。それらの香りが記憶中枢を刺激して、意識の奥で開けられることなく保存されていた幸せに満ちていたときのシーンや空気感、その引き出しを開けてくれるのです。

 老人ホームでは園芸療法の技術として意識的に“香り”を組み込んだ庭づくりがなされています。これを自宅の庭でも大いに活用すべきです。
 香りで自分を刺激する、香りをきっかけに潜在能力を引き出す、これもヒーリング・ガーデンをつくるときの有効な手法です。

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都筑区 津田邸


 あなたを元気にしてくれる香りは何でしょうか。私は製材所の貯木場の香りです。小さいときに家の裏が栄和木工という大きな製材所で、その貯木場が秘密の虫採り場だったのです。そこのおがくずと木の皮の腐った匂いが忘れられません。今は、同じような匂いが昆虫ショップで味わえます。中野のむし社や高田馬場のマジックフォレスト、先日も My Son 優一朗と行ってきましたが、店内に一歩入った瞬間に「フウォ~~~、イイワ~~~」と声が出てしまいます。そして瞬時に脳みそは7歳くらいまでワープするのです。



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ヒーリング・ガーデン第2章

 今日からヒーリング・ガーデンの第2章『自然を感じる』をスタートします。また日々の事件や完成現場の紹介などをはさみながらの飛び飛びのアップになって、少し読みづらいと思いますけど、よろしくおつき合い下さい。

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港南区 横山邸


第2章『自然を感じる』

 庭のひとつのつくり方、考え方に、自然に人為的な秩序を与えて生活空間に取り入れることで、日常的に自然のパワーや癒しを感じられるようにするということがあります。これは全ての庭づくりの基本となることで、このことなくして庭は成立しないとさえ言えることです。特にヒ-リング・ガーデンでは重要視すべきポイントです。その『自然を感じる』について“光と外気”“香り”“音”“季節”の4項に分けてお話しします。

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栄区 後藤邸


第1項“光と外気”

 今日はその第1項“光と外気”です。眠れない夜とスッキリしない昼・・・、睡眠のサイクルは大丈夫でしょうか。何時間もなかなか寝つけない、夜明け前に必ず目が覚めてしまう、これは睡眠障害の初期症状です。かく言う私も、40歳を過ぎたころから油断するとそうなってしまうことがあります。
 ぐっすりと眠れないということを侮ってはいけません。疲労、運動不足、食事の偏り、ストレスや悩みごとなどで寝つけない日々が続くと生活のリズムが乱れ、やがて体内時計が異常をきたします。人は太古の昔からお日さまといっしょに生きてきました。朝日と共に活動を開始し、陽が落ちると眠るという早寝早起きな生き物で、フクロウやクワガタみたいな夜行性ではないのですから、それを放置したまま過ごしたら必ず病気になります。中高年が睡眠障害から移行しやすい病気の代表が鬱病です。鬱になる人の大半はその入口として睡眠障害を経験するといいます。そうなる前に、睡眠の状態をチェックして原因を改善し、毎日ぐっすり眠れる生活を維持しましょう。

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栄区 後藤邸


 それから、しっかりと眠って目覚めたら、いっきに家の外に出て外気で体を目覚めさせる、これも大切なことです。
 私の田舎(新潟県魚沼市)では朝の薄暗い時間からけっこう人がうごめいています。“朝飯前のひと仕事”で田んぼの水を見に行ったり、畑のナスやキュウリをもいだり、冬だったら毎朝家の前の雪掻きです。そのひと仕事を終えてから朝ご飯を食べて、学校や仕事に向かいます。町中の人がそういう生活です、そして町中とても長生きです。それから時々帰るとはっきり思うことですが、長生きなだけじゃなくて年寄りが明るい。あちこちで、日に何度もおじいちゃんおばちゃんの笑顔に出会います。空気や食べ物がいいせいもあるでしょうけど、私は早起き、朝飯前のひと仕事という習慣の効用だと思っています。年寄りも若い衆も子どもたちも早寝早起き、これが健康な心身をつくり上げるのです。
 この早起きが体にいいということは、ガーデニング好きなお客さまからもよくうかがう話なのです。「毎朝花ガラ摘みと水やりで庭に出る習慣が更年期を乗り切るコツよ」というお話を、何人もの奥様方から聞きました。やはり人は朝日と共に活動を開始するように出来ているようです。日が暮れたら戦闘態勢を解いてリラックス、バランスよく食べ、ぬるめの長湯で疲労を回復させ、連れ合いと一日を語らいながらの軽いナイトキャップでぐっすりと眠る。そして朝は早起き、起きたらすぐに庭に出て朝の光と新鮮な外気で心身を目覚めさせる、これが体調を維持し気持ちよく生活するための基本なのです。
 そういう生活習慣を維持するために役立つ庭、「庭があるから早起きになりました」これもヒーリング・ガーデンを考えるときに欠かせない要素です。

 明日は第2項“香り”についてです。




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 走る 今日うかがったお宅で、小学2年生の男の子のすばらしいガーデンプランを聞きました。「お母さん庭にバラは植えないでね、ボクが温泉が出るまで穴を掘るんだから」ナイスです!

コオよ、君は天才だ!( 鈴木邸 7)

 昨日は優一朗へのバースデーメッセージでした。ついでに弟のコオへもひと講釈たれたので、鈴木邸の最終日、庭木と草花をご覧いただきながらその様子を。
 コオは小学3年生で、やや斜に構えて世の中を見ている感じで、「くだらね」「うそっぽ
(嘘っぽい)」「あほらし」が口癖です。勉強は興味がわかないようでほとんどしません。そのかわり絵を描くのが好きで、ヒマさえあれば画用紙に向かっています。そんなコオに100色の木箱2段入りの色鉛筆と水彩絵の具、クロッキー帳をプレゼント。クールなコオもさすがにうれしそうに「ありがとう!」と言っていました。

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ジューンベリー


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トネリコ


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シマトネリコ


 「コオよ、勉強なんかしなくていいから絵を描くのが楽しかったら徹底的に描くのだぞ!」「・・・」「お父さんの友だちで東芝の長島さんが言っていたよ、勉強するより絵を描けることの方がはるかに価値がある、これからはそういう時代なのだと」「・・・」「コオの好きなことに夢中になる能力は天才的だ。だから学校の成績など問題ではないのだ。そのうち勉強が好きになったらアッという間に一番になれるさ」「ホオ」「今は絵が楽しいならそれでいいのだ。誰よりも夢中で絵を描くのだぞ!」「なるへそ」「お父さんもそうだったのだ。勉強なんか全然しないで広告の裏に絵を描いていたのだ」「へえ」「例えば公園や山の木、人間には見えないゆっくりしたスピードで踊っているんだ。仮面ライダーですごいスピードだから人には見えない技を使うってのがあっただろ、その逆で、ゆっくりとほとんど止まって見えるスピードで、でも太陽に向かってお祭りみたいに狂ったように踊っているのだよ。お父さんにはそう見える、だから木を踊っておるように描いたんだ」「ウッホー!」(やっと食い付いてきた)「コオもそんなこと考えながら描いてごらん、ますます楽しくなるぜ」「・・・ウン!わかった!!」

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 「コオも知ってる通りお父さんは天才だ」「ウン知ってる」「コオは道を歩いていて夕焼けだったら気が付くだろ、そしてきれいだ~とか柿が腐った色みたいだ~とか思うだろ」「思うね」「やっぱりそうだ、コオよ、君は天才の血を受け継いでいる」「へっ!?」「お父さんにはわかるんだ、君は天才だから一生懸命絵を描いてお父さんにプレゼントしてくれ、将来きっと値打ちが出るよ。お父さんはそれを売って世界一周旅行をしようと思う」「OK!まかえといて!色鉛筆ありがとう!」

 強敵コオははたしていつまで私の訓示につきあってくれるやら、とりあえず今はまだ偉大な父親をやらせてもらってます。



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 走る

ハッピーバースデー!( 鈴木邸6)

 ご主人作、鈴木邸のプランターアレンジと、おじさんには似つかわしくないのに妙に鈴木さんらしいかわいい小物をご覧いただきながら、実は今日10月10日は My Son 優一朗の12歳の誕生日なのでその話を。

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 優一朗が生まれた夜、目白の聖母病院から、近くのコンビニで願いを込めて『美少年』というお酒を買って帰り、一人それを飲みながら思ったことがありました。こいつの12歳の誕生日にこのことを話して聞かせたいと。そして今日、それを話しました。
「いいか優一朗よ、今日は君の12歳の誕生日だ。君が生まれた夜から今日この話をしようと決めていたのだ、心して聞くのだぞ!」「はい父上」「私は12歳の春、出家騒ぎを起こした。家出じゃなくて出家だ、わかるか。京都の大徳寺というお寺に行って尾関宗園という偉いお坊さんに弟子入りし、日本一の禅宗の僧侶になろうと考え、新潟のジイジに話したら大反対されて、親戚まで巻き込んだ大騒ぎになったのだ。結局は説得されて出家は断念したのだが、その後も宗教や戦争や政治のことや、加藤諦三の人生論、三島由紀夫の楯の会について。他にも吉田拓郎、ゴッホ、高村光太郎と傾倒して行った。いささか支離滅裂だがつまり、12歳から私の人生はスタートしたのだよ、わかるか優一朗」「はい父上」「だから君も今日からは子どもではない。ひとりの人間として自分の人生を自分で考え、自分で切り開いてゆくのだぞ!よいか!!」「・・・はい父上」
 優一朗にどこまで理解できたか?ですが、私のノリの長~い楽しみは満喫できました。いやあ満足です。



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ご主人作のバーベキュー炉( 鈴木邸 5)

 昨日は早々に意識不明になり、ブログ放ったらかしで熟睡してしまいました。イベントの紹介で中断していた鈴木邸の完成写真を再開します。

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 奥様公認のご主人の遊び場。ご覧のような部材・素材で構成しています。中でもバーベキュー炉、いい感じでしょう。これご主人の手作りなのです。リフォーム前からあったこの炉からイメージを広げて設計した庭なのです。
 明日も引き続き鈴木邸です。



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いわふちダウン( 鈴木邸 4)

 2日間にわたって少し演説調の内容が続きましたので、ここでお口直しに鈴木邸の完成写真をどうぞ。
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<カオリ>
 ということで、いわふちも今日は早々にダウンしてしまいました。忙しかったり、熱くなったりで少し疲れたのでしょう。こんな時はお庭や植物の写真はやっぱり癒されますね~。
 ところで、ご紹介している鈴木邸の近くを昨日うちのスタッフが通りかかったら、さっそくお庭で何人かでバーベキューをされていたそうです。うれしいですよねー。そうやって使っていただけたり楽しんでいただけていること、造った庭に笑顔があることは、ガーデンデザイナー冥利に尽きます。
 また明日からガンバリますので、よろしくお付合いください。



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 走る

突然やってくる完成の瞬間

 イベントの設営や展示会に駆け回りながら、設計も(遅れ気味ながら)こなしています。しかもいい感じで。“忙しい人ほど本を読む”に似て、忙しい時ほど設計がはかどるのです。全身の感覚が活性化するのでしょう。
 設計がはかどるといっても、それはジグソーパズルや経理の伝票整理みたいに正解や終了が確実に準備されているという作業ではありません。白いキャンバスに絵を描くのに似ています。誰もどういう絵を描くのが正解だとは言ってくれません.自分が描きたいように、納得いくまで筆を走らせるのみです。そんな感じで出口の見えない設計作業に没頭しているとある時点で急に完成が訪れるのです。その時の感動(大げさではなくてジーンとくるのです)はこういう仕事をしていることで得られる特権です。与えられたマニュアルに従って仕上げて行く作業・仕事では絶対に味わえない感覚なのです。この“突然やってくる完成”という感じを最初に味わったのは中学生の時でした。今日は最近その感じを味わった設計三点をご覧いただきながら、その話を。

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 中学校入学と同時に腎臓病になってしまい、医者から一年間の運動禁止命令。当時、今で言うバレーボールみたいにちょっとしたブームだった卓球部に入りたかったのですが、やむなく美術部に入部しました。これが私の人生を方向付けた気がします。もともと絵は大好きでしたが、さほどの評価を得たことはなくて、ただ絵を描いていると退屈しないからいつもひたすら広告の裏や教科書に落書きをしている、そういう感じでした。それが運動部に入れずにやむなく入った美術部だったので、今思うとまるでスポーツするみたいなエネルギーで、筋力トレーニングをするように美術にのめり込んでいった気がします。
 来る日も来る日も頭の中は“美術”のことのみ。飽きることなくデッサンを繰り返し、粘土をこねくりまわし、美術史や、全く意味が分からない美術書の解説文を暗記し、印象派や浪漫派の作品を模写する、そんな毎日。今考えると表現欲過多の私には至福の時間だった気がします。そして夏休みに初めて油絵に挑戦! 描きたい物はすでに決まっていました。魚野川の河原の土手にある林、桜の木が十数本生えている場所があって、その中に入るとセミがおそらく100匹くらい一斉に鳴くというお気に入りの場所。その土砂降りのように降る蝉時雨を絵にしようと考えていたのです。おぉ! 何とロマンチックな少年だったことか。蝉時雨を描きたいなんて今の私には思い付きません。それでイーゼルを立てて現地で何枚もスケッチし、さらに水彩で構想を描いて、本番の油絵はアトリエ(四畳半の自分の部屋を無理矢理そう呼んでいました)で。その時の部屋にこもったオイルの匂いは、今思い出してもウットリする幸せな香り、昆虫専門店に入った時の木屑の匂いとともに、私の一生の宝物です。

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 描き始めたらもう止まりません。夏休みなので寝なくてもいいし、エンドレスで絵に没頭です。腹が減ったらぺヤングヌードル(ぺヤングソース焼そばではなくて、しょうゆ味の普通のカップラーメンです。新潟では今でもスーパーで売っていて、その時の記憶のせいか今でも大好物で、帰郷すると必ず食べてます)、2日間ほとんど寝ないで描き続けました。そして意識もうろうの中、終わりは突然やってきました。キャンバスいっぱいに何度も塗り重ねた桜の林から一匹のセミが鳴き始めたのです。キターッ!! 心臓ドキドキしながらさらに筆が走ります。そうするとつられるように次々鳴き出して、やがて現地と同じ、絵の中から滝のような蝉時雨が聞こえてきたのです。岩渕少年は四畳半のアトリエで、イーゼルの前に棒立ちして泣いていました。そして感動と達成感に包まれながら筆を置いたのです。

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 これが我が人生最初の“突然やってくる完成”でした。このときから今日まで、数限りなく繰り返してきた完成の瞬間、今でも快感なのです。
 
 うらやましいですか、こういう仕事。あなたも今から修行してガーデンデザイナーという生き方を目指しますか。もし本気なら弟子入りも可能です。本気の人には本気で教えますから。ただし、もちろん超きびしいですよ。
 明日から中断していた鈴木邸の完成写真を紹介していきます。



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 走る 『秋の夜長を楽しむ』ご来場をお待ちしております。ブログの感想などもお聞かせください。

ガーデンライトはモノではないのです

 グレースランドとビッグサム港南台店の共同イベント『秋の夜長を楽しむ』の体感ブースが完成しました!現地では写真には写らないコオロギとマツムシの声がステレオで響いていて「いやされるわ~」と好評です。ぜひご来場ください。

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 ガーデンライトもやっぱりタカショー製品がお気に入りで、それらを中心にセッティングしてあります。

 ところで今日はひどい暴風雨でしたねえ。その間隙を縫ってというか結局びしょ濡れになりながらパシフィコ横浜で開催されている『ジャパンガーデニングフェアー』に行ってきました。妻カオリちゃんと一緒に愛車BOXYで嵐に突入するように出発、CKBのニューアルバム“GALAXY”を聞きながら30分、天気のせいもあって気分が高ぶりイベントへの期待感いっぱいで会場入りしました。
 ところがです、何か拍子抜け、ひとことで言うと「がっかり」でした。超忙しいスケジュールをやりくりして、期待いっぱいで出かけたのでなおさらそう感じたのだとは思いますけど。会場で行き会った主催者側の某T社長に、つい「つまんないですね、なんかもの足らない感じです」とストレートな感想を言ってしまい、大変失礼なことをしたと反省しつつ帰路に。会社に帰ってから何であれほどつまらなく感じたのだろうと考えました。出店内容がスッゴク地味だったこと、テーマガーデンの表現力・訴求力が弱くて盛大な制作者の自己満足作品に思えたこと、ガーデンデザインをニッチと捉えて、全国展開しようとしている詐欺的なにおいのする(あくまでも私の直感ですが)ブースで“奇跡の健康水”のセミナーみたいな説明を延々聞いてしまったこと、さらに、会場入りする前にランドマークで食べたカニ料理が美味しくなかったことなど、いろいろと思い浮かびました。でもそんなこと考えているうちに、実は出発する直前まで頭を駆け巡っていた思いと“ガーデン業界の現実”とのギャップが私をいらつかせ、失望感を感じさせたのだということに気付きました。
 どういうことかと言いますと、今回の『秋の・・・』はガーデンライトを販売するための企画です。でも私は電気屋ではないですし、照明器具が売れてもグレースランドには何の身入りも無いシステムになっています。ではなぜこの企画に夢中で参加したのか。答えは単純で、最近経験した、お客さまの庭での夜のガーデンパーティーが最高に楽しかったから、です。ガーデンライトがあればこんなに庭の楽しみが広がる、そのことを多くのお客さまに伝えたかった、それだけなのです。とは言っても売上げが上がらなければイベントの評価は下がりますので、スタッフにガーデンライトを売るための秘策を授けました。
 世の中にガーデンライトが欲しくて探しまわっている人の割合は0.1%以下です。庭やベランダのある家に住んでいて幸せを感じたいと思っている人の割合はほぼ100%です。ではどうしたらガーデンライトを大量に売ることができるでしょうか?
 答えは、ガーデンライトがあれば幸せを感じる時間と場所が手に入るということをアピールすればいいということです。全ての人が欲している家族との至福の時、それを庭で実現する切っ掛け、入り口がガーデンライト、そういうスタンスで販売活動をすることで0.1%だったニーズが100%になるります。
 これは販売のテクニックではなくて、私の思いです。私はモノを売ることにほとんど興味がありません。それどころか世の中モノが多すぎると思っています。モノが飽和状態を過ぎるとそこからはモノが増えれば増えるほど不幸が増す、そう思っています。ですから照明器具をモノと捉えるならこの考えは私の中では成立しないのです。でも庭での夜会の楽しさ、心地よさ、尽きることの無い会話、その場ならではの味、そんな時間と場所を生み出すガーデンライトを、うちのお客さまだけではなく日本中の人、そんな時間を欲している全ての家族に使っていただきたい、そう思っているのです。
 そんな、私の中に昇り竜のように渦巻いていた思いと今回の『ジャパンガーデニングフェアー』とのギャップ、展示会に“モノではなく思いや願いを売る”を期待するのは無理なのかもしれませんが、それにしても(私には)業界の悲しい現実を見た気がしたのです。モノを売ろう、うまいこと儲けてやろうと躍起になっている業界企業の交流親睦会みたいなイベントに感じました。ガーデン産業がその本質から離れていったら、早晩衰退するのは確実、でもそんなことはあまり重要ではなくて、世界平和や地球防衛のためにはそういう企業や業界は消えてしまえばいいとすら思っています。大丈夫!それでも家族は庭を楽しみ、幸福な時間、家族の絆、明日への希望を無くしたりはしないのです。

 仕事の合間に行った展示会のことでこんなに演説をぶってしまいました。いろんなことに対して思いが強すぎるということは自覚しています。そのことで不自由な思いをしたり、いろんな人に迷惑をかけたりもしていますが、それを是としなければ想像的労働はできないのです。毎日ニマニマしながら庭の設計しているわけにはいかないのですよ、いやほんとに。で、ガーデンライト、一度イメージしてみて下さい。庭が、家族が、いっそう楽しくなりますよ。



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 走る 最近読者が増えてきて感激しています。でもランキングがいまいち・・・、応援クリックよろしくお願いしま~す。

秋のイベント始まります!

 ビッグサム港南台店1階特設会場で、グレースランドの秋のイベント『お庭の何でも相談会』を開催します。いよいよ明日スタート!さきほど設営が完了しました。内容は庭づくりのイメージが広がる書籍とグッズの販売。当社で設計施工した特選ガーデン写真展。庭のことなら何でもおまかせの相談会。さらに、建築図面や庭の写真を持ってきていただくと、その場で私がお話しをうかがいながらイメージを整理して、庭のラフプランを作成します。庭への夢が広がって、今後の生活が一段と楽しくなると思います。ぜひご来場ください。スタッフ一同お待ちしております。

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 明日は同時開催の『秋の夜長を庭で楽しむ』と題したナイトガーデンの体感コーナーをご紹介します。



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 走る 相談会ではいつもたくさんの方々とお話しが出来て楽しいのです。今回はどんな出会いがあるか、ワクワクしてます。いつもブログを読んでくださっているあなたも、お時間がありましたらぜひフラッと遊びにきてください。私か妻カオリちゃん、どちらかが必ず居るようにしときます。お待ちしておりま~す。

ガーデンライトで

 ビッグサム港南台店と共同企画で、『秋の夜長を楽しむ』と題してのガーデンライトの体験ブースを製作中です。10月6日オープン!ご来店をお待ちしております。

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 まだ未完成ですが、虫の声を聞きながら“秋の夜長”を過ごしているような雰囲気を体感できる空間をめざして奮闘しています。

 ガーデンライトがあることで、今まで週末にしか楽しんでいなかった庭が“ナイトガーデン”として平日も楽しめる場所になります。

 夜庭に出て、灯りのもとでの食事やお酒は格別なもの、会話も尽きず、夜風に癒されながら家族で過ごす時間はスペシャルタイム!そんな楽しみが生まれます。

 庭木をライトアップすることで見なれたリビングがリゾートホテルに変身します。夜になったらカーテンを開ける、そんな暮らしが実現します。

 いかがでしょうか、ガーデンライト。ブースが完成したらきちっと撮影してアップします。




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