庭を楽しみまくって、その楽しい庭をさらに楽しい場所にしようと、常に「次は◯◯したいなあ」という計画というか、トキメキのような感覚をお持ちなので、年々庭は進化して、楽しさ美しさが増してゆく、そんな7年間でした。
仲野さんちみたいな暮らし方をしたいねえと、妻とよく話します。おじゃまするたびに、庭や室内のすばらしさにため息つきながら、家に帰って我が家の現実にまたもやため息。いったいどうすれば仲野さんちみたいな暮らし方ができるんだろうかと、ずっと長い間、仲野さんちを目標にしてきた気がします。
我が家と仲野さんちの違い、その差を埋めていけばいいんだと思いますので、まずはいったい何が違うのかを、このさいですから恥を忍んで並べてみます。
我が家と仲野さんちの違い
- いつも笑顔
- いつも穏やか
- 食後に手づくりのデザートが出てくる
- 家族の誕生日に手紙を送り合う
- 室内がモデルハウスのように美しく保たれている
- すてきな食器で食事をする
- 自宅にいるのにおしゃれな服を着ている
- 濃密な親子の会話がある
- 日常会話に「将来の夢」が出てくる
- おふたりともあまりお酒を飲まない
こうして並べてみると、ほんと、理想的な夫婦であり、理想的な家族です。・・・まだまだ遠いなあ・・・。
明るい人の庭は明るい庭
幸福感に満ちています
いやあ、すてきな庭にかかわれて、ほんと、幸せです。
昨日年輩の紳士がふらっと入ってこられて「ナスの花が咲き終わらないうちに落ちるんだけどなんででしょう?」と。う〜んわからない。肥料のバランスが悪いのかなあ・・・あげすぎとか・・・。園芸の知識が乏しいなあ。専門スタッフを呼びにいってバトンタッチしました。
結局原因は不明でしたが、ぼくの頭の中には例のアレが浮かびました。
親の意見と茄子の花は万にひとつも無駄がない
実はここんところ、高校生の娘に手こずってまして。いくら意見しても聞いちゃいない。言えば言うほど反抗的でして。妻は「あなただってそうだったでしょ」と言うのですが、・・・確かにそうだったなあ。
さんざん反抗して、自分が親になって、反抗されて、はじめて沁みるのです。親の意見と茄子の花は万にひとつも無駄がない。
娘よ、親の意見と冷や酒は、あとでずっしり効いてくるのだぞ。