強剪定で日差しと風通しを良好に

 ヒーリングガーデン/ストレッサーの排除の3項目目、“強めの剪定”です。

01cd1044.jpg


 強めの剪定、要するに庭を明るく風通し良くしましょうということです。明るい庭と暗い庭、でも一概に暗い庭が良くないということではありません。少し脇道にそれますが、剪定の重要性の前に、少し“庭の陰と陽”ということをお話ししようと思います。

 庭には陰の庭と陽の庭があります。2つは隣り合った並列の存在ととらえがちですが、実は全くの異次元にあるといえます。写真をやったことがある方ならピンと来ると思うのですが、ちょうどモノクロとカラーの世界観の違いと同じです。自分という形のシルエットの内側の世界、それが陰の庭です。対してシルエットの外側の世界が陽の庭です。
 陰の庭は無言の自分に、禅問答のように問いかけてきます。その庭を見つめる時、その視線は自分の内側に向いています。新潟の実家に亡き祖父が自慢だった坪庭があり、祖父にとってその庭は自分への問いかけの場所だったと思っています。家長として、事業家として、戦争で生き残った者として、どうあるべきか、どう生きるべきか、今の自分は正しいのかを、毎日庭の手入れをし、眺めながら自分に問うていた、縁側から庭を見つめる祖父の姿、表情を思い出すと、たぶんそうだったんだという気がしています。祖父に限らず、一昔前の庭には、そういった自分との対話という要素がありました。

8d6d4fb7.jpg


 陽の庭は近年の庭です。今風の、現代生活に適合した価値を持つ庭です。それはどんな価値か、自分と外、自分のシルエットから外側と自分との関係を成立させるという価値です。家族や友人との会話、庭遊びで共有する時間、自然を感じること、作物を育てて味わうなどです。現在主流になっているファミリーガーデンはまさにこれです。時代的な庭の変化を“眺める庭から過ごす庭へ”という言い方をしますが、言いかえると“陰の庭から陽の庭へ”という変わり方をしてきたとも言えます。
 では、ヒーリング・ガーデンはどうでしょうか。陰でしょうか陽でしょうか。ヒーリング・ガーデンについての解説が始まったばかりなのでわかりづらいかもしれませんが、陰と陽の両方を兼ね備える必要があります。ヒーリング・ガーデンを考えるときにこの陰と陽という認識を持つことがとても重要で、後々庭を考えやすく、組み立てやすくすることだと思い、あえて脇道にそれました。

 少し混乱するかもしれませんが、陰の庭イコール暗い庭ではありません。また最初に暗い庭が悪い庭ということではないと書きましたが、樹木が茂り放題で暗くなってしまった庭は悪い庭です。価値ある暗い庭は、それを目指して仕立てた、薄暗いけれど木漏れ日が入って風も吹き抜ける、そんな庭です。
 実は私の理想とする庭はこういう感じの薄暗い庭なのです。北向きの天井が高いアトリエの外に森へと続く雑木林の庭がある。何かが潜んでいそうな茂みや、歩くとフカフカするほど降り積もった落ち葉のじゅうたん。テラスの囲炉裡で食事をしながら語らい、せせらぎをつくってホタルとカジカガエルを育て、林の奥ではカブトとクワガタを繁殖させる。そして一生懸命仕事をして年老いて、霜降る朝に妻と2人、夕べ語り合っていた姿のまま、ふたつ並んだムクロになっている。てなことをイメージしています。もちろん妻の同意は得られていませんけど、空想は自由です。

a357676f.jpg


 またまた話がそれましたが、長いこと庭が手付かずになっていたり、庭は使っているけど、庭木が育って、脚立が届かなくなった木はずっと放ったらかしという場合、庭に光や風が入らないでジメっとしていることがあります。これが良くない。植物を視ればわかります。そういう庭の植物はイキイキしていません。いろんな病気や害虫もたかっています。たとえ日陰を好む植物であっても、木漏れ日や風通しは必要なのです。薄暗い雑木林の庭なら、なおさらその点は注意して維持管理しなければなりません。そしてこのことは人間にも同じなのです。
 ビワは家人の「痛い痛い」という声を聞いて成長すると言われています。これは、放ったらかしで手入れされていない庭では、ビワはアッという間に庭の上空を被ってしまって、風も光も入らないジトジトした環境にしてしまう。それが人間にも良くない環境なのでそういう家には病人が多い、ということが、経験的にそういう言い伝えになったのでしょう。
 人も植物も日当たりと風通しが必要なのです。茂り過ぎた樹木が気付かないうちにストレスのもとになっていることはよくあるのです。ビワの話のように、家人の誰かが病んでいたり心身が弱っている場合には庭も病んでしまうものです。要チェックです。思いきった強めの剪定で、庭の日当たりと風通しを良好にしましょう。

 次回のヒーリング・ガーデン講座(そんな名前にします)はストレッサーの排除の第4項“導線の整備”です。



1d571da8.gif
 走る 応援クリックよろしくお願いしま~す!頑張りま~す!!

エスビックのアースクオーツ

 コンクリート製品の大手メーカーエスビックが輸入販売している乱形鋪石材“アースクオーツ”を使ってみました。たまたま予定していた他社の石の在庫が切れていて、急きょ感じが似ているアースクオーツに変更したのですが、思いのほかいい感じといいますか、予想していなかった効果が得られました。
 乱形石材ではジュラストーンがおなじみです。アースクオーツはジュラストーンよりもかなり硬質で、色もハッキリしています。今回使用したローズベリー(ブラジル産)は特にピンクが強めで、広く使うと派手になってしまうのですが、アクセントとして使用するにはもってこいの感じです。

6d43ef7f.jpg

2c4361a3.jpg

3eecdb88.jpg


 ひとつ難点がありました。石の性質でしょうか、入荷した石のほとんどが長方形だったのです。長方形を乱張りするのは至難の業といいますか、一般的な乱張りにはなりませんので、やむなく乱形に小割りして使いました。

be1a5aea.jpg

1f736e42.jpg


 結果的には小割りしたことで可愛らしい感じになって、この石の魅力が倍加した気がします。この感じ、店舗・コモンスペースなどの演出素材としてや、ファンタジックな庭をつくりたいときには“使える”素材です。

 
5e336f7c.jpg


 休日で在宅されていたDIY好きのご主人に、乱張りの施工方法や組み方のポイントを説明しながら、小春日和の現場作業を楽しみました。
 乱張りはけっこう難しく、腕の善し悪しがはっきりと出ます。気合いとセンスが調和しないと一歩も前に進みません。うまく組めないときはものすごくペースダウンして、そうやって悩んだ場所はたいがいきれいに出来ていないのです。うまく行きはじめるとスイスイ進んで、そのときの楽しさったらもう、内心「天才だあ!」「素晴らしい!」を連発しながら、創作パズルに夢中になります。「やっぱ現場は楽しいなあ」充実感いっぱいで帰路につきました。



a2ac617b.gif
 ジョッキ現場作業のあとは、ビールを飲みながらブログ村散歩をします。ベランダから吹き込む秋の夜風が、疲労した全身をクールダウンしてくれて、「気持イイ~!」至福のひとときなのです。

住環境の選択:星空かネオンか(川畑邸 2)

 子どもが駆け回り、ご近所どうしの挨拶や井戸端会議の笑い声が聞こえる住宅地と接する形で、ほぼ手つかずの自然が保護され残されているという、首都圏では奇跡的な環境の六国見山周辺です。ごく一般的な外構をそこにマッチするようにリフォームしようと試みた今回の設計、こちらが自然環境に歩み寄ってみようとしたわけです。そんなふうに考えてみたくなるほどここ鎌倉市高野台は、心地よい自然の音や変化や空気感に満ちているのです。

c08cc937.jpg

ebde5d3a.jpg

d4746a64.jpg

9952897f.jpg

62d62a2b.jpg


 最初、数年前にここを訪れたときに思いました「自分がこの環境で生活したら、どっぷりと自然に浸ってしまって、社会生活(主に仕事)ができなくなるんじゃないだろうか」。でも何軒かこの辺りの庭をやらせていただき、ここでの皆さんの生活振りや家族のイイ感じに接した今は、「豊かに暮らす早道は豊かな自然に近付くことだ」と思うようになりました。下界の、喧騒と情報と刺激の渦の中でしか仕事が成立しないなどと考えるのは“悲しい幻想”だったと感じています。
 そういえば東京から横浜港南台に引っ越すときに妻カオリちゃんの心配は「ネオンが見えないこんな静かなとこで暮らして大丈夫かしら」ということでした。東京では歌舞伎町や六本木をうろちょろする生活だったので、ネオンのかわりに星空が広がる環境で、今までのペースで仕事へのモチベーション、エネルギーを維持できるかという不安があったのです。
「月一回は東京に遊びにこよう」「週に一度は長者町の悪い空気を吸いに行こう」などと言いくるめて引っ越して、実際は一週間ほどでこの静かな環境に順応、それどころか「なんであんなひどいところ(新宿、中野あたり)で頑張ってたんだろう」と話すほどこっちの環境が気にいってしまいました。考えたらもともと2人とも田舎者で、濃い自然があってこそバランスが保てるように出来ているのだと思います。“自然は幸福の分母です”という言葉に「ファイナル・アンサー」なのです。
 いつか、今回の川畑さんちのような場所に住みたいという、妻との共通の思いをエネルギーにして、さあ今日も張り切って仕事仕事!さて、次の設計は・・・。



05c5e4f8.gif
 走る

玄関先をリフォーム( 川畑邸 1)

 今回ご紹介する川畑邸は、鎌倉市の大船から六国見山に向かって登って行って、高野台登山口の近くにある住宅地の一番奥にあるお宅で、環境抜群!手つかずの自然(公園化計画が進行中だそうで、地元民は反対のようです)を間借りしたような、別荘地みたいなところです。
 玄関ポーチが沈下してきてクラックが入ったという相談に来られて、原因は建築時の配管工事の不備(管の勾配が逆で水がしみ出したことが原因でした)と判明しました。その改修のついでに玄関先をリフォームしようということになり、この際思いきってオープンでストレートな導線&前庭っぽい雰囲気にと、こんなプランになりました。

97296e86.jpg


 前庭っぽい雰囲気といっても庭スペースは他に十二分にお持ちなので、ガーデニングを楽しむスペースということではなくて、周りの自然とマッチした印象にということです。それで、常緑の植物とまくら木とヤキスギレンガという、ナチュラルな素材感を組み合わせた構成にしました。
 ビフォー・アフターです。

Before
c0fb8a18.jpg


After
04f9543c.jpg

38b550e6.jpg


 六国見山から流れる大自然のBGMを楽しみながらの現場作業は、とても贅沢な気持でした。その後も何度かうかがったのですが、春はウグイス、夏はヒグラシ、秋はマツムシが驚くほどの大音量で響くのです。不思議なものでこういった自然の音はいくら大きくてもうるさく感じないもの、それどころかヒーリングシャワーを浴びているようなイイ気分になります。仕上がりについてはご近所の評判もすこぶる良いようで、また一軒、BGM付きのすてきな記憶が増えました。
 明日も川畑邸の完成写真です。



8896a585.gif
 走る 走る 走る

目隠しのはなし

 ヒーリング・ガーデン/ストレッサーの排除の2項目、“目隠し”です。

 
84e3a462.jpg


 庭を設計するときに目隠しは必ず考えるべき要素です。通りに面した庭で、丸裸の状態でウッドデッキやテラスがあっても宝の持ち腐れ、そこで楽しむことは出来ません。草花や野菜を育てるにしても、適度な目隠しがあることで快適さは増します。他に、となりの庭から丸見え、庭の正面にトイレやふろ場の窓がある、隣家の2階がリビングで常に見下ろされている・・・。まず、必要なところに適度な目隠しをすること、その前提がないと庭をどう使って何を楽しむかというイメージを広げることはできないのです。ですから、例えばウッドデッキをつくりたいと相談に来られた方に「ウッドデッキよりも目隠しが先だと思います」と説明して適切な目隠しを提案した結果、当初の“漠然とウッドデッキ”からイメージが広がって、デッキはぬれ縁程度に小さくし、その分パーゴラの下のテラスでバーベキューや食事を楽しめる庭を、となったこともありました。まずは目隠しをどう考えるか、そうすることで庭の可能性は何倍にも広がるのです。

fb9d875e.jpg


 目隠しをするというのは、単に遮蔽するということではありません。その向こう側にいる人との間合いを計るということです。特に隣家との目隠しでは「生け垣だと手入れのたびにお隣に入らせてもらわないといけないから・・・」「あんまりしっかりと目隠しすると気を悪くするんじゃないかしら」「お隣の庭の風通しが悪くならないようにしたい」など、隣人への気配りをしつつ方法を考えることが多いのです。“お隣さんとの関係”は戸建住宅の重大な問題で、相手のあることなのでなかなか難しいのですが、できるかぎり円満な関係性を維持したいものです。目隠しの配し方はそのキーポイント、お互いに快適さが増すような方法を探す、そんな観点で考えましょう。

f5849c24.jpg


 このことの重要性は、実は横浜に来てから実感したことで、以前東京(新宿区)で仕事をしている時は、理想論としては『“隣人との円満な関係”を実現するための間合い』を考えていたものの、お客さまからの要望は「とにかく見られたくないの」「ついでに防音もできないかしら」といういささかヒステリックな感じのものや、「いつもお隣にのぞかれている気がして庭に出られない」という神経症ぎみな訴えも多くありました。地域性といいますか、東京の街としての病みは、こうして横浜に移り住んで、離れてみていっそう強く感じることなのです。横浜に来てからは一切そういう話を聞いたことがなく、皆さん常にお隣の快適さに配慮した提案を望まれるのです。
 東京vs横浜の話題では、いつも東京がいかに過酷で悲惨な環境かというはなしになってしまいます。このことについては“カテゴリ/風景・環境・人”で掘り下げていきたいと考えていますのでまたいずれ。

27012695.jpg


 目隠しが“遮蔽”でも“間合い”でも、いずれにしても周囲の視線がストレスになっていてはヒーリング・ガーデンは実現しません。方法は生け垣や常緑樹、ラティスパネルやルーバーフェンス、パーゴラ、オーニング、竹垣、木工フェンスなどいろいろあります。配置は庭の外周をぐるりと、と考えがちですが、もっと柔軟に、例えば庭の一部をこもった感じで囲って、他は開放的にするとか、気になる窓の前に木を植えるとか、そんな風に考えると、目隠しからさらに発展して、庭のゾーニングや立体構成までイメージが発展します。
 庭の整備はまず目隠しから。庭に出て、どこからの視線が気になっているのかをハッキリさせましょう。




a3105f81.gif
 走る

秋の夜長を楽しむ(打上げパーティー)

 高橋邸のルーフバルコニーをお借りしての広告撮影“秋の夜長を楽しむ”。気持イイ秋の夜風を感じながら無事完了。高橋さんのご好意で打上げパーティーになりました。

e5bf74b7.jpg

41296400.jpg

f801133f.jpg

e5878f93.jpg

90b24aa3.jpg

1e1823c0.jpg


 今までも何度かこの空中庭園で楽しませてもらいましたが、やっぱり気持イイ!自宅にこういう場所があって、いつでも楽しめて、人が集う。いつも奥様には「ほんとにいい庭をつくっていただいて」と言っていただくのですが、私としては時間が経つにつれ、この庭をつくった満足感よりも、いつか自分でもこういう庭を持ちたいなあ、というあこがれの方が強まってきました。庭屋の私が憧れるほど、高橋さんご夫婦は庭のある暮らしを満喫しているのです。
 ワインはどんどん空になり、話は尽きず、皆さん盛り上がりっぱなしで、“秋の夜風を楽しむ”という撮影テーマ通り、秋の夜長を楽しませていただきました。スタッフの皆さんご苦労さんでした。そして高橋さん、(毎度のことながら)ありがとうございました。



b98cb5c8.gif
 月 秋の夜長、ライフスタイルブログを散歩してみてはいかがでしょうか。楽しくてついつい遠くまで歩いてしまいますよ。

秋の夜長を楽しむ(撮影)

 “秋の夜長を楽しむ”の撮影です。カメラマンの由利修一さんに許可をいただいて、お邪魔にならないようにコソッと私が写したものです。

df0d4c3f.jpg

bbc82204.jpg

56efa24c.jpg

fbd74bad.jpg

4bc6bec0.jpg

fedd372e.jpg

c76ba92e.jpg

ba6dab05.jpg

b00939a6.jpg


 撮影を手伝いながら、八景島から吹いてくる秋の夜風に癒されました。もともと写真好きなこともあって、とっても楽しいし仕事でした。
 撮影終了後、場所をお貸し頂いた高橋さんのご好意で、打ち上げパーティーに突入。これがまた最高でした.明日はその様子を。



a341a31e.gif
 走る 走る 走る 走る                走る

秋の夜長を楽しむ(設営)

 “秋の夜長を楽しむ”というテーマで、ルーフバルコニーでの撮影協力を依頼され、「こいつぁおもしろそうだ」と、プロデューサー指定の照明器具とうちでアレンジする植物と小物を2台のトラックに山ほど積んで出かけました。場所は『美しい庭』で紹介された高橋邸です。
 日暮れ前に無事設営完了、こんな感じになりました。


2db59ae3.jpg

f0404b30.jpg

62f54bda.jpg

4ac6113c.jpg

26abab3b.jpg

e7821c47.jpg


 さあこれが夜になるとどう見えるのか、カメラマン、プロデューサーと、アングルを決めたりしながら、けっこうワクワク気分で夜を待ちました。
 明日は撮影風景です。



5cb0f5f3.gif
 走る

かぶとくわがたの郷

 見つけました!横浜湘南方面のイイ感じの昆虫ショップ。インターネットで調べても実際に行ってみると閉店(廃業)している店ばかりで、なかなかこの商売は難しいようです。でも今日、やっと見つけました。

a35f2db5.jpg

acad5a96.jpg


『かぶとくわがたの郷』  場所は藤沢市湘南台7ー17ー18、TEL&FAX 0466-43-9987です。港南台からはのどかな畑が広がる田谷から原宿、CKBの曲でお馴染みのドリームランド入り口を通って30分でした。
 店に入ってビックリ!店長が長身で金髪でロンゲの内田裕也みたいな人で、一瞬たじろいでしまいましたが、話すととってもイイ感じで、昆虫やマットの知識はかなり豊富なようでした。店は狭めで生体はあまり多くないのですが、厳選されたマットと菌糸がけっこうリーズナブルにそろっていて、横浜湘南方面のマニアにはありがたい店です。
 営業時間は昼から夜の8時で、休みは火水木だそうです。今まではビッグサムに売っていない物は東京まで買いに行ってたので、これでずいぶんとムシ遊びも楽になります。
 今日買ったのは菌糸ブロック10個とプリンケースの大と小を各100個です。

7064ffe1.jpg


 さーてと、まずはケースの蓋に空気穴を開けて、それから菌糸マットをつめて、それが終わったらギラファの幼虫発掘です。いやあいそがしい。というわけで、今日はこの辺で。



608766b4.gif
 走る 走る 走る 走る 走る 走る 走る 走る 走る 走る

庭の整理整頓と鬱のはなし

 ヒーリング・ガーデン/ストレッサーの排除の4項目の最初は『庭の整理整頓』です。

62f6361d.jpg


 うちの施工をお願いしている職人さんたちとの会話で、何度か同じ話が出ました。それは「庭が散らかっているお宅は要注意だよ」というものでした。造園・植木屋さんは散らかった庭を片付けるのも仕事なので、そんなふうに感じたことは無いようなのですが、内装、設備、塗装、左官やさんはそういう散らかった庭のお宅で、未収金が発生したり、思いもよらないクレームを受けたりすることが多いということなのです。個人邸を中心の長い職人家業で気付いたことなのでしょう。この「庭が散らかっているお宅は要注意だよ」という職人さんたちの見解、私としてはとても合点がいく話なのです。
 庭は生活の余裕の部分です。たとえば、庭が無いことで生活上なんの不自由も無いと思います。庭を抜きにした生活が順調で、さらに気持にゆとりがある場合に意識が庭へ向くというのが一般的です。もし生活上の悩みやトラブルがある場合、あるいは家族の誰かが精神的に弱っている場合、なかなか庭をきれいにしたり、庭のある暮らしを楽しむなどということにはならないでしょう。ですから、庭が散らかっている家の家族には、何かしらのアンバランスさがあって、それが未収金やトラブルにつながる、そういうことなのだと思います。

 職人さんや世間の評価はともかく、庭が散らかっていると感じたときに、その原因がメンタル・コンディションにあるのかもしれない、というチェックは必要です。もしかしたら、最近夫婦の会話が無い、子どもとのコミュニケーションが途絶えている、そういえば家庭に笑いが無い、意識していなかったが実は更年期が始まっていた、そういうことが原因で、庭が散らかっているのかもしれません。家の庭はまさに家庭、家族の様子を映すのです。
 私が打合せや現地調査で庭を拝見するときに、たいがい庭は散らかっています。これからどう整備しようかという打合せですから、当然です。年に何十件もの散らかった庭を見て、そのリフォームプランを提案している“散らかった庭評論家”としては庭が散らかっているとファイトが湧いてきます。散らかり方が大きければ、それだけリフォーム後の感動も大きいからです。職業的に、散らかった庭が大好きなのです。そんな私でも、時々(年に数回)「この庭は!!・・・大丈夫かなあ」という散らかり方の庭に遭遇します。何が「大丈夫かなあ」かといいますと、病気です。誰かが病んでいるかもしれない、例えば鬱です。そういう場合は、同じように散らかっていても何かが違う、病の波動を感じるのです。鬱については偏見も消えてきて、治療法もここ数年、格段に進歩していると聞きます。そして、全ての人が鬱になる可能性を持っていますので、更年期障害と同様に、一般常識として一通りの知識を持つことが必要だと感じています。その鬱の初期症状として“片付けられない”ということがあります。(心因性鬱の場合)もともときれい好きでまじめなタイプの人が、何らかの理由でストレスを受け、それをリカバリーするだけのエネルギーが無くなった時、鬱症状が出てきます。片付けたいのにその気力が出てこない、そしてその片付けられないことがさらにストレスになって負のスパイラルに入っていく、そういうパターンです。
 このように、庭が散らかっていることは単に庭の問題ではなくて、メンタルヘルスが表出しているのだと、そんなふうに考えてみることも大切だと思います。もしかしたら庭の片づけ問題を解決することが、あなたや家族の幸せを守ることにつながるかもしれません。

eeb5653b.jpg


 鬱の話ついでに、専門書には載っていない話題を付け加えます。最近鬱病患者が急増していることについてです。
 まず鬱は、数値的にこれ以上だと鬱だとか、何らかの検査で陽性・陰性というような判断基準があるわけではありません。自称するか、医師が鬱と判断したときに鬱ということになるのです。患者数急増とともに軽症化も顕著で、昔なら鬱の範疇に入らなかった軽い症状でも「鬱病です」と診断されるケースが増えています。このことの背景には“鬱は儲かる”ということがあるようです。ある著名な精神科医が自戒ぎみに話していたことです「精神科の開業ラッシュなんです。精神科が増えると鬱病患者が増える、そういうことなんです。精神科の医師は鬱と診断することで薬も出せるし保険診療報酬の請求ができるので、軽くても鬱と診断します。ひとりひとりセンスィティブに対応するよりも、オートマティックに鬱と診断した方がはるかに楽で、患者数もこなせるのです」。ひどいところでは「うちは統合失調症(分裂病)は扱いません」といって、せっせと鬱病患者を増やしている、そんな病院もあるとのことでした。
 軽い鬱など、古今東西誰もが経験することで、たいがいは医者になんか行かないでリカバリーできるものです。そのための知恵や手法もたくさんあるのです。もし不調を感じたら、それが自分では身動きできないほど辛いものでなければ、医者になど行かずに、元気なお年寄りに相談してみることをおすすめします。長いこと生きていると、一度や二度は立ち上がれないほどひどい状態から生還した経験をお持ちですから。年寄りと同居しなくなったことも鬱増加の一因なのではないかと思います。そうやって、家族や友人の力をかりながら自分で立ち直ること、それ自体が“生きる”ということです。簡単に薬や鬱のレッテルに逃げないで、自分と戦うこと、自分の内面と対峙して、ストレスをコントロールしたり、心身を回復させることに挑戦してもらいたい、そう思っています。私は医者ではないですが、だからこそ言えるのです。この鬱状態から立ち上がる術を身に付ければ、今後何があっても自滅せずに人生を組み立てていけます。

246f1635.jpg


 毎度のことながら話がそれまくりなので、そろそろ『庭の整理整頓』に戻します。具体的にどうしたらいいのか。
 まず使わない物を処分しましょう。例えばプラスチックの鉢、いつか役に立つと思って、ついついたまってしまうものです。植物が枯れてそのまま何年も置いてある鉢も見うけます。それらを思いきって処分しましょう。それから粗大ゴミ、これも意を決して分解して分別ゴミに出すか、無理なら専門業者に依頼しましょう。あとは物置の中の物をいったん全部出して、絶対に必要な物以外処分しましょう。庭が荒れている場合、たいがい物置がゴミ集積庫になっています。
 つぎに植物です。枯れ木やいらない草花は根から引っこ抜いて処分。雑草は丁寧に取れればベストですが、量が多い場合はラウンドアップなどの葉から吸収させて根まで枯らすタイプの除草剤を使うと超ラクです。ラウンドアップの場合1~2週間で成分が分解されて毒性は残らないそうです。散布後1週間くらい、ワンちゃんや小さいお子さんを庭に出さないようにすれば心配ないと思います。そうやって枯らした草を落ち葉と一緒にかき集めれば完了です。
 次回ストレッサーの排除の2回目は『目隠しのはなし』です。



2334e8a1.gif
 走る “気分が冴えない”“疲れている”そんなときは、秋のブログ村を散歩して気分転換、メンタルバランスを整えましょう!

横浜・鎌倉っぽい( 宮本邸 4)

f1f2b0c8.jpg

98d78e33.jpg

2a73216d.jpg

b41fdc25.jpg


 ヤキスギレンガといういたってポピュラーな素材を使って、積んだり敷いたりして構成した宮本邸、仕上がりがとても横浜・鎌倉っぽくなったことをよろこんでいただけました。「夜は照明に映えてまたいいのよ~!」と奥様。また一軒、心地よい達成感が残る仕事をさせていただきました。


ed52b4a6.gif
 走る 伊藤くん(近所の小学生)にあげたギラファのケースに幼虫が大量発生したという電話をもらい、明日ケースごと持ってくることになりました。マットから幼虫を発掘してプリンカップに仕分けしてあげようと思うのですが、肝心のプリンカップと菌糸マットが不足ぎみで・・・、仕事の途中で昆虫ショップで仕入れてこようと思います。むし社(中野区)は遠いので、インターネットで近場のショップを探します。いい店見つけたらブログで紹介します。
記事検索
月別アーカイブ
ギャラリー
  • 家族の庭のつくり方 98
  • 家族の庭のつくり方 98
  • 家族の庭のつくり方 98
  • 家族の庭のつくり方 98
  • 家族の庭のつくり方 98
  • はなまるマーケット
  • はなまるマーケット
  • はなまるマーケット
  • はなまるマーケット
  • はなまるマーケット
  • H!nt de Pinto 119
  • H!nt de Pinto 119
  • H!nt de Pinto 119
  • 庭夜話
  • 庭夜話
  • 庭夜話
  • 庭夜話
  • コノハナノサクヤヒメ
  • コノハナノサクヤヒメ
  • コノハナノサクヤヒメ
  • コノハナノサクヤヒメ
  • コノハナノサクヤヒメ
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 来客招運
  • 来客招運
  • 来客招運
  • 来客招運
  • バルトークピチカート
  • バルトークピチカート
  • バルトークピチカート
  • バルトークピチカート
  • バルトークピチカート
  • バルトークピチカート
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • Homeopathy
  • Homeopathy
  • Homeopathy
  • Homeopathy
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 声出しの効用
  • 声出しの効用
  • 声出しの効用
  • 声出しの効用
  • 声出しの効用
  • 私たちの望むものは
  • 私たちの望むものは
  • 私たちの望むものは
  • 私たちの望むものは
  • 私たちの望むものは
  • 私たちの望むものは
  • 私たちの望むものは
  • 私たちの望むものは
  • 私たちの望むものは
  • 私たちの望むものは
  • メタモルフォーゼ
  • メタモルフォーゼ
  • メタモルフォーゼ
  • メタモルフォーゼ
  • メタモルフォーゼ
  • メタモルフォーゼ
  • メタモルフォーゼ
  • メタモルフォーゼ
  • メタモルフォーゼ
  • メタモルフォーゼ
  • メタモルフォーゼ
  • メタモルフォーゼ
  • 正しい堆肥のつくり方
  • 正しい堆肥のつくり方
  • 正しい堆肥のつくり方
  • 正しい堆肥のつくり方
  • 正しい堆肥のつくり方
  • 正しい堆肥のつくり方
  • 正しい堆肥のつくり方
  • 正しい堆肥のつくり方
  • 片付けのコツは自然体
  • 片付けのコツは自然体
  • 片付けのコツは自然体
  • 片付けのコツは自然体
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 色
  • 色
  • 色
  • 色
  • インフルエンサー?インフルエンザ?
  • インフルエンサー?インフルエンザ?
  • インフルエンサー?インフルエンザ?
  • インフルエンサー?インフルエンザ?
  • インフルエンサー?インフルエンザ?
  • Graceland Style
  • Graceland Style
  • Graceland Style
  • Graceland Style
  • Graceland Style
  • Graceland Style
  • Push-pull method
  • Push-pull method
  • Push-pull method
  • Push-pull method
  • Push-pull method
  • Push-pull method
  • Push-pull method
  • Push-pull method
  • 庭の法則 79
  • 庭の法則 79
  • 庭の法則 79
  • 庭の法則 79
  • ガーデンセラピー 148
  • ガーデンセラピー 148
  • ガーデンセラピー 148
  • ガーデンセラピー 148
  • ガーデンセラピー 148
  • ガーデンセラピー 148
  • もしかしてだけど
  • もしかしてだけど
  • もしかしてだけど
  • もしかしてだけど
  • もしかしてだけど
  • もしかしてだけど
  • もしかしてだけど
  • もしかしてだけど
  • もしかしてだけど
  • もしかしてだけど
  • もしかしてだけど
  • もしかしてだけど
  • インテリゲンチャ喧嘩せず
  • インテリゲンチャ喧嘩せず
  • インテリゲンチャ喧嘩せず
  • インテリゲンチャ喧嘩せず
  • インテリゲンチャ喧嘩せず
  • インテリゲンチャ喧嘩せず
  • インテリゲンチャ喧嘩せず
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のつれづれ
  • 庭のつれづれ
  • 庭のつれづれ
  • 庭のつれづれ
  • 庭のつれづれ
  • 庭のつれづれ
  • 庭のつれづれ
  • 味の素で蓋をする
  • 味の素で蓋をする
  • 味の素で蓋をする
  • 味の素で蓋をする
  • 味の素で蓋をする
  • 味の素で蓋をする
  • 味の素で蓋をする
  • 味の素で蓋をする
  • 家族の庭のつくり方 97
  • 家族の庭のつくり方 97
  • 家族の庭のつくり方 97
  • 家族の庭のつくり方 97
  • 家族の庭のつくり方 97
  • 家族の庭のつくり方 97
  • ガーデンセラピー 147
  • ガーデンセラピー 147
  • ガーデンセラピー 147
  • ガーデンセラピー 147
  • ガーデンセラピー 147
  • ガーデンセラピー 147
  • 思い出してください
  • 思い出してください
  • 思い出してください
  • 思い出してください
  • 思い出してください
  • 思い出してください
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 人工知能がやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!
  • 人工知能がやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!
  • 人工知能がやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!
  • 人工知能がやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!
最新コメント
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ