田辺さんちのガーデンコンサート

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Fantastic! ♪~♪~♪~


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Fantastic! ♪~♪~♪~


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Fantastic! ♪~♪~♪~


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Fantastic! ♪~♪~♪~


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Fantastic! ♪~♪~♪~



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音符メロディアスに暮らすためのエッセンスが溢れています音符

ジンチョウゲが香る日

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 最近は設計と打合わせに追われる日々ですが、5年前までの東京時代は施工をほとんど自分でやっていました。もともと新潟での土木の現場経験が長かったので作業は全然苦にならない、というかかなり楽しく、毎日夢中で木を植えブロックを積んでいました。自分で設計した現場を自らこつこつとつくり上げていく、お代をいただくのが申し訳ないほど充実した時間です。とは言うものの楽な作業ではなく、冬は水が冷たくて手が痛くなるし、夏は一日で2~3キロも体重が減るほど汗をかきます。そんなきつい現場作業も気候がいい春と秋の一時期は快適そのものです。特に春は木々の芽吹きや花咲き乱れる様子が生命力にあふれている感じがして、そんな中での作業はとっても気持がいいのです。そして、毎年そんな至福の季節の到来を知られてくれるのがジンチョウゲの香りです。“ジンチョウゲが香る日”、冬から春へと何度も三寒四温をくり返し、ある日突然、町中のジンチョウゲが一斉に香り出す“その日”がおとずれます。
 ジンチョウゲの香りで思い出す、新潟でお世話になった親方の言葉、「今年も咲いたなあ、一年中こんなだといいんだドモそうはいかねえからなあ。ダドモまあアッチェー日やサブイ日があるスケこれも咲くガンだからなあ」ジンチョウゲが香る一服時のはなしです。いつもそうとう厳しく、おっかない親方が、しみじみとこんなホンワカしたことを言ったのがおかしかったせいか、シーンとしてハッキリと記憶されています。鬼のような親方までもホンワカさせるジンチョウゲ、四季を知る日本人だからこそ感じる魅力なのかもしれません。
 コブシが咲き、モモが咲き、ユキヤナギが咲き、モクレン、ジンチョウゲ、そしてサクラ。港南台は春爛漫です。

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  ロケット 明日も元気いっぱいでロケットスタートできるように、ブログでエネルギーを補給しましょう!

突然 、ウルトラマン マックス

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 昨日まで『庭の間取りを考える』だったのですが、突然ですが“ウルトラマン マックス”です。土曜の朝にたまたま見ていたら見入ってしまいました。あらすじはこんな感じでした。
 人類が経済活動で排出し続けているCO2でオゾン層が破壊されたことによって、地中深くに文明を築いている地底人類の社会、地底都市デロスにまで宇宙からの有害な宇宙線が入り込んでしまって分明存亡の危機にある。これ以上の環境破壊をゆるすことはできないので、24時間以内にすべての経済活動を停止しろとせまってきた。人類はそのメッセージに対応できずにいて、和解交渉するために地底に向かった女性隊員はあっけなく死んでしまうし、ついにデロスは地上の空気組成を破壊して地上の人類を全滅させる兵器のスイッチを入れてしまったのです。たよりのウルトラマンは「地球の生物同士の争いには介入できない」と言ってM78星雲に帰ってしまう。さあどうなるか、というところで“つづく”でした。
 どう思います?実はここ数日この人類の危機をどうしたものかと思案しているのです。私は小さいころ「大きくなったら地球防衛軍に入るのだ」と思っていたのですが、あのころにくらべると問題が高度で・・・。だいいちどう考えても我々地上の人類の方が悪い。むかしみたいに地底人をやっつけるとか、ウルトラマンに頼んでデロスの方々を他の星に移住させるなどというストーリーでは、あまりに傲慢でいやな気分になってしまいます。でもこのまま人類が滅んでしまったら・・・、だからといって悪いのは人類だし・・・、ウルトラマンはあてにできないし・・・、・・・、・・・、こまった。

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 この春小3になる次男のコオ(日々変身の訓練を欠かさないやつです)はこの問題をどう捉えているのだろうか。聞いてみたいような、答えが恐いので聞きたくないような。それよりも逆に聞かれたらどう答えようかと考え込んでしまう。「コオごめん、お父さんにはこの局面を打開する方策が考えつかないよ」とは言いたくないのです。円谷プロさん、環境のことは大事で深刻な問題だということは重々自覚しております。でもここまで追い込まれると昔のウルトラマンで育った私はギブアップ寸前。来週どういう展開が用意されているのかわかりませんけど、コオも私もイヤ~な気分が残らない結末をお願いします。
 みなさんはどう思います?やっぱり人類の自業自得ですかねえ・・・。





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電球 ピコーン ピコーン ピコーン ・・・ デュワッ!

庭の間取りを考える 5

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 パーティションと共に庭の場面づくりで意識したいことに“フォーカルポイント”があります。Focal(焦点となる、中心的な、重要な)Point(点、地点)、場面の中心となる小物や植物や立水栓などの構造物のことです。それがその場面のテーマだったり、雰囲気を演出するポイントだったりします。部屋に例えると和室だったら床の間の掛け軸、リビングの暖炉やソファー、ダイニングなら食卓となる椅子・テーブルがそれに当たります。
 フォーカルポイントがそれを中心とした空間のイメージを支配したり、場の空気を和ませたりします。その効果を意識的に活用して、庭の各部屋の“感じ”を強めることで、庭に多面的な魅力が出せます。
 このやり方はパーティションを使わない構成の場合でも効果絶大です。例えば仕切のない芝生の庭の場合、立ち木の根元や奥の茂みに何かしら小物を置いてアクセントにしたり、芝生のまん中を小人が行進しているとか、動物が跳ねているトピアリ-なんかも場に動きというかドラマ性が出ます。

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 これまで限り無くたくさんの庭を拝見してきて思うことがあります。“庭にいくつもの場面がある”、そんな庭に出会ったときのいい気分、そこで暮らしている方の幸福なオーラに一瞬飲み込まれた感じで、夏の夕日を受けながらウインドサーフィンしているような、そんな感じになります。なぜか、たぶん場面づくりに“思い”が必要だからだと思うのです。庭への思い、自分への思い、家族への思い、その思いの強さが場面を作り上げるのです。

 今回が『庭の間取りを考える』シリーズの最終回です。1、目的ごとの広さを決める。2、導線や諸条件を考えて配置をする。3、目隠しと見晴しの具合を整える。4、仕切で場面を構成する。そして今回、フォーカルポイトで仕上げる。いかがでしたでしょうか。
 このシリーズの1でも書きましたが『庭の間取りを考える』の前に必要なのがコンセプトメイクです。“2月7日『どこから手をつけたらいいのか』”をごらん下さい。そしてここまでプランが出来上がったら次は素材選びです。“2月17日『新築外構の素材選び』”、ここでは外構工事の素材の話になっていますが、そのまま庭にも応用できます。
 さあ、家族の大切な場所、悦楽の庭暮し、リラックス&リチャージ空間・・・、ドラマティックな庭づくりを始めましょう!

 追伸、新築予定の皆様へのメッセージです。これは私の座右の銘なのですが、「イメージできたら出来たも同然」、庭に限らず、イマジネーションを発揮してすばらしい新生活を実現して下さい。

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あかんべー イメージ達人が大勢アップしています。

庭の間取りを考える 4

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 東京の小石川後楽園、もとは水戸藩のお屋敷だったそうで都内有数の回遊式大名庭園です。庭の一部から見える隣接の東京ドームが、江戸時代に未来からやってきた巨大宇宙船みたいで何とも不思議なムードです。いつも閑散としていて貸し切り状態、都心の喧噪が嘘みたいな静寂を楽しめます。
 この小石川後楽園を歩くと、回遊式庭園の特徴でもある“場面を変える”ということを意識した庭づくりを体感できます。トンネルのようになった常緑樹の林を抜けると急に視界が開けたり、生け垣や竹垣の向こうとこっちで趣が全くちがう仕立てになっていたり、パーティションによって回り舞台のごとく(回っているのは来園者なのですが)場面を変えていく、そういったつくりになっています。パーティション(つい立て、仕切り)に加えて遠路のアップダウン、補石材の変化、ある地点に来たときに来園者を振り向かせるなどの視線誘導の仕掛け、常緑樹・落葉樹・花潅木・棕櫚や芭蕉の南洋種の使い分けなど、様々な工夫で園を一周するあいだにいくつもの場面を見せながら、これでもかこれでもかとこちらの気持に働きかけてきます。 

 このパーティション効果は家庭の庭でも大いに活用できます。仕切って場面を変える、隠して期待感を高める、アーチで誘導する・・・。「広大な大名庭園じゃないんだからそんなの無理だよ」とあきらめてはいけません。日本人には極小の土地に場面を折込む坪庭や盆栽の感性もあります。自由に緻密に、限られた庭スペースにいくつの場面をつくれるか、イメージしてみて下さい。
 次回は、パーティションとともに重要な場面をつくるテクニックである“フォーカルポイント”についてです。    つづく
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走る走る走る 新カテゴリー“デザイン”が追加されました。

庭の間取りを考える 3

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 “目隠しと見晴らし”のことをしっかりと意識して構成しないと、せっかくの庭が創作物で終わってしまいます。特に目隠し、例えば表通りから丸見えのウッドデッキでは、お茶や食事を楽しむどころか洗濯物も干せません。その場所で快適に時間を過ごし愉快に楽しんでこその庭です。
 また、目隠しほどではないですが“見晴し”も考えるべきことです。一般的に見晴しはいいに越したことはないのですが、こんなこともありました。高台の突端にある家で、リビングからのながめがすばらしい。何の遮へい物もなく遠くにランドマークタワーとベイブリッジが見えるのです。うらやましい限りですという感じでお話をうかがったところ、実は問題あり。一年間住んでみたら、飛行機に乗ったまま暮らしているようで景色がだんだん不快に思えてきたとのこと、いわゆる高層ビルシンドロームです。庭の、リビングから見える位地にサワサワとした落葉樹を植えて、枝越しの眺望にすることで問題解決しましたが、景色は生活の背景になる部分なので、リビングからのながめはインテリアの一部と捉えてサッシを額縁に見立てた絵を描くように仕立ててみてはいかがでしょうか。まあ、これはレアケースで、目隠しと共に適度な見晴しを確保する高さ設定ということがポイントになります。

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 設計上、人の目線は地上1.5mと考えます。椅子に座った場合は1.1mです。これを基準に目隠しを考えて下さい。例えば庭の外が道路で庭との高低差がない場合、ルーバーフェンスやブロック塀の高さは1.6~1.7mで視線を遮ることが出来ます。
 おとなりの小窓が気になる場合は、コニファーやつる性植物をからめやすいトレリスなどが使えます。ななめ上からの視線を遮りたいときは、シマトネリコのような上で広がる常緑樹やパーゴラで構成を考えてみて下さい。
 このようにして目隠ししたい場所、視線が気になる方向をハッキリさせて、見晴しも考慮しながらきちっと目隠しすることで、庭が“屋根のない部屋”、大切な生活空間になります。
 次回は庭の中の仕切り、パーティションにつてです。   つづく

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にっこりブログは表現の大衆化現象、日本人の表現環境がようやく整ってきました。

庭の間取りを考える 2

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 目的ごとの広さがイメージできたら次は配置です。注意点は2つ、スムースに動けることと、庭を隅々まで活用できること。この2点を意識した導線上に各スペースを配置してみましょう。

 デッキとテラスがとなりにあればガーデンパーティーがやりやすくなります。

 日常的に使う道具を入れる物置や、日々手入れが必要な畑を庭の一番奥に配置することで必然的に庭の奥まで行くことになり、庭を端まで大きく活用できます。

 畑や花壇の近くに立水栓があると便利です。砂場やブランコ、キッズスペースはリビングから見える位置が安心です。

 他に、日当たりと周囲の様子も考慮すべきポイントです。

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 配置のテクニックのひとつに、角度を変える、形を変えるということがあります。庭は多くの場合建物の角度にならった長方形です。その角度にあえて逆らって、庭全体を建物と45度で構成したり、必要スペースを三角形や丸にしたり。自由な感覚での組み合わせを試みることで、飛躍的にパズルのバリエーションが増えます。ねばり強くトライして、3~5種類くらいの配置計画をつくってみて下さい。
 配置計画に伴って考えなくてはいけない次のポイントは“目隠しと見晴らし”です。それはまた次回ということで。    つづく

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キラキラ いろんな人のいろんな世界、みんな元気で、みんなまじめで、みんな一生懸命です。

庭の間取りを考える 1

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 庭のコンセプトやテーマ(新築住宅の庭/2月7日『どこから手をつけたらいいのか』をごらん下さい)が決まったら、つぎにやることは“ゾーニング”です。庭をどう使うのか、何をして過ごすのかをしっかりと意識して、それに必要な広さ、スペース取りをしましょう。
 “ウッドデッキ”と“テラス(バーベキュースペース)”と“畑”が欲しいとします。それぞれに適当な大きさや条件があります。

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ウッドデッキ・・・1間半×1間半(2.7m×2.7m)、配置的に可能ならこの広さを確保したい。これで4畳半です。実際に椅子テーブルを置いたり、ラグマットとローテーブルで板の間のようにして過ごしてみると、これより狭いと使いづらい感じがします。市販のユニットデッキ(0.9m×0.9m)を2列に設置している方も多いのですが、そうすると出幅が1.8m。2mを切ってしまうと急に通路か物干台のようになってしまって、むりやり椅子テーブルを置いてもゆったりすごす感じはなかなか実現できない、できるなら4畳半かそれ以上、それが目安です。

テラス・・・例えば円形のテラスの場合、直径で3m確保すればゆったりと椅子・テーブルを置いたり、中央にテーブル兼用のバーベキュー炉を設置することもできます。

畑・・・大きさはお好みですが、野菜は案外場所を取ります。1?F(1m×1m)にキャベツなら2個、ダイコンは4本、そんな見当です。収穫時の大きさをイメージして場所取りして下さい。

それぞれに必要な大きさが意識できたら、次は配置です。  つづく

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はてなびっくりはてなびっくりはてなびっくり イマジネーションを高めてくれる良質のサプリメントです。

娑羅の木を植える

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祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり
 娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす

 という平家物語でおなじみのシャラの木(と言われていますが、実は違う木のようです)、“ ナツツバキ ”とも言われています。数ある庭木の中で一番好きな木なのです。東京でデザイン事務所勤務の後フリーになったときに、自宅兼設計室の外の、窓から手がとどく位置にシャラの株立ちが植わっていて、後に横浜に引っ越すまでの9年間、その木を眺めながら仕事をしていました。私の定位置である製図台から窓を挟んで1.5メートルにある、スッキリとしたいい樹形のシャラ、想い出深い木です。

 春は、フレッシュで美しいグリーン、バナナムシのような鮮やかな緑色の芽吹きを見せてくれます。
 梅雨に入ると若葉が濡れて輝くようです。初夏に侘助と似た白い花が盛大に咲き、一日花の蜜を逃すまいと、クマンバチがいそがしく飛び回ります。この花が一日でポロポロと落ちる様子が“ 盛者必衰の理をあらはす ”となるわけです。ちなみに、祇園精舎とはお釈迦様とその弟子たちのために建てられた僧坊だったそうで、今でいうホスピスの役も果たしていたということです。ですから、そこの鐘の声が“ 諸行無常の響あり ”なのだと、むかし、ラジオで永六輔さんが話していました。
 夏は高原にいるような爽やかな木陰をつくってくれます。また、花の数だけ実が付きます。パチンコ玉大の緑の実は、小学生のいたずらには恰好の材料です。大量の実を付けた姿からは旺盛な木の勢いが感じられ、来年の花付きを期待させます。
 秋は紅葉、赤茶まじりの黄色で、派手ではないのですが桜の紅葉と似ていて、ギルバート・オサリバンのグッバイ・イエロー・ブリック・ロードが聞こえてくる感じ(45才以上の方限定の例えですが)の情感があります。
 冬は日溜まり、幹を見ながら過ごすことになるのですが、これがまた美しい、カフェオレ色の白樺といいますか、百日紅の幹のような感じです。枝先の芽が徐々に赤くなって、やがてふくらみ始めると春が近づいているということ、そしてキョウチクトウが香るある日に、無数の新芽が申し合わせたかのように一斉に芽吹きます。この日がシャラの木の、一年で一番輝く日です。何百匹ものバナナムシがとまっているようでそのきれいさといったらもう・・・。エッ!バナナムシがわからない???15ミリくらいのそれはそれはきれいな緑色をしたホタルみたいな形の虫です。近所の小学生に教えてもらって下さい、子供はみんな知っています。

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 このように魅力あふれるシャラの木なのですが、一点問題があります。ツバキ科なので“ チャドクガ ”(触ると猛烈に痒くなる小さい毛虫)がつきやすい。環境にもよりますが、東京・横浜の一般的な住宅地では2~3割の割合いで発生する感じです。横浜では一昨年の夏に異常発生して、いたるところのツバキ、サザンカ、シャラ、ヒメシャラに、まるでホラー映画みたいにビッシリと毛虫が並んでいて(これがまた気持悪く規則的に並んで葉っぱを食べるのです)被害も甚大でした。あの時に懲りて、庭のシャラを切ってしまったお宅もありました。あれ以来、シャラをプランに入れると「シャラはチャドクガが・・・」という反応が増えて、庭木に人気NO.1の座はシャラからエゴの木へ。チャドクガには、仕事柄、私も毎年やられています。あの痒みはたまりません。あの夏以来、特に小さいお子さんのいらっしゃるお宅にはすすめないようになりました。
 チャドクガのリスクを考えても、私はやはりシャラの木が一番好きです。そういう方、シャラの木ファンは多いと思います。実に魅力的な木なのです。そんなシャラの木好きに、チャドクガの他に注意点をもうひとつ。これはシャラに限らず、落葉の雑木類に共通なのですが、夏場はたっぷりと水を遣って下さい。これは山に登ると気付きます。落葉樹の林を歩くと地面がフカフカしています。毎年降り積もった落ち葉と木の根で地面はスポンジ状態、たっぷりと水を含んでいるのです。そういうところに生息している木なので、きれいに整備された庭の環境は、実は木には過酷なのです。毎年見受けるのですが、夏にひと枝づつかれてしまうのはたいがい水不足が原因です。夏場は週に一度くらい、木の根元にたっぷりと散水することをお勧めします。山の土壌を再現するなら、腐葉土多めでさらさらと水はけ良好な場所で、時々たっぷりの水、これがいいでしょう。それと、日当たりがいいほど花付きはいいですし、風通しがいいと虫が付きにくい、これも基本です。

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ひまわり 自分自身の土壌改良のために、今日もワンクリック!

キッズガーデン“砂場のある庭”

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 新築のお客さまで、お子さんがまだ小さいお宅の場合、生活と同じく、庭も子ども中心、子育てを意識した庭づくりになります。キッズガーデンを希望されるお母さまも多いのですが、なかなかハックルベリーフィンのツリーハウスとか公園用の大型遊具を設置するわけにもいきません。キッズガーデン、子どものための庭。親子で過ごす、一人で遊ぶ、友だちが集まる、触れる、感じる、育てる、食べる・・・、いろんな要素が考えられますが、最もご要望の多いのが“砂場”です。 
 ある時期、子どもにとって砂場は、無限にイマジネーションを遊ばせながら創造と破壊をくりかえすことができる、最高に楽しい場所です。レゴブロックに熱中したり、お絵描きに夢中になるのと同じく、創造性を育む場所です。私もそうなのですが、その楽しさが親になっても鮮烈に記憶されているために「砂場を」ということになるのでしょう。

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 砂場をプランに入れる時に「はたして砂場で遊んでくれるだろうか」「すぐに飽きちゃうんじゃないかしら」というお話が出るのですが、あえて提案します「砂場を庭の真ん中に、盛大につくりましょう」。そして子どもが遊ぶ前に親が夢中で砂遊びに興じるのです。休日になると砂のトンネルやお城をつくっては写真を撮って悦に入って自慢しあうお父さんとお母さん、いい感じですよねえ。確実に子どもは参加して、やがて熱中します。そして砂遊びの年齢が過ぎたら、その場所をバーベキューの炉にしてもいいですし、花壇にしてもいい、自家製有機野菜を栽培するのもいいですね。それを見越して庭の真ん中にしっかりとスペース取りしておくのです。その場所が庭のテーマ、家族のテーマになる。お子さんの成長とともに変化する庭というわけです。

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 ところで、男の子って不思議ですねえ。砂遊びやドロ団子をつくるのは男女共通なのですが、男の子、なんで地面を掘りたがるのでしょう。自分も男の子だったので、懐かしい感覚です。とにかく穴を掘るのが楽しい。新築でまだ更地の庭に落とし穴がいくつも掘ってある風景に何度か遭遇しています。たいがい小学校3、4年生の男の子です。彼を突き動かしている穴掘り衝動は何なのか、まだ思春期は遠く、お母さんとお風呂に入ることを拒絶しない感じなのに、その穴掘り行動に“おとこ”を感じるのです。穴掘りの他に、石を蹴る、木にのぼる、隙間に隠れる、宝物(木の実や瓶のふた、最近ではムシキングカード)のコレクション、男の子の特徴です。不思議でユーモラスなこの行動、これが生物学的にどういうことなのか、教育学部出身の方やこういったことに詳しい方、ぜひ解説をお願いします.
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チュー いい歳して砂場遊びしているようなブログもあって愉快です。

優れた庭って・・・

 さあ、念願の庭付き一戸建て。がんばりましたねえ。膨大な努力と強い決意と家族の絆の結晶ですよね。引越しの段ボールはすべて片付きましたか? 「OK!」 では始めましょう、庭のあるすばらしい生活。
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 というわけで、自分の『庭』が手に入ったわけですが、たいがいいきなり持て余してしまうものです。家の間取りを考えるように、一から順に組み立てていけばいいのですが、庭はとりあえずの生活には関係ない感じの場所なので、引越しの疲れや引き渡し完了の安堵感とか達成感で、一時脱力状態の方が多いようです。ここで急き立てられるように庭をどうしたらいいのかと考えても、あまりいい結果は得られないと思いますので、庭は後回しと決め込んで、まずはのんびりと、じっくりとパワーを貯えてからというのもいいと思います。
 それで、さあ始めましょうとなったときに、何から考えたらいいのか、まずはコンセプトメイクから、これは別項『どこから手をつけたらいいのか』をお読み下さい。その次がフレームワーク(ゾーニング)、目的ごとの場所取りですね、それと導線計画、素材選び、空間演出、アイストップとフォーカルポイント、目隠しと見晴らしの問題、土壌改良、植栽計画、庭に出やすい工夫・・・となります。各項を追々解説していく予定ですが、今回はその前段として、庭って何だろう、いい庭って、優れた庭ってどんな庭のことをいうのだろうということを考えてみたいと思います。

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 設計者としては、『デザイン性と機能性を兼ね備えていて、コンセプトに合致した庭』を構築することが命題となりますが、それだけでは優れた庭とは言えません。もうひとつ、欠かせない要素として『人』。人が居てこその庭だということです。言ってしまえば当たり前のことなのですが、案外この点が抜け落ちたままの庭が多い。提案する側に、しっかりと『人』を芯に据えた感覚がない場合は、設計者のデザイン遊びで終わってしまったり、完成時がベストでその後時間と共に魅力を失って色褪せていく、そんな庭になるものです。住む方、庭で過ごす方の思考に『人』が存在しない場合、同じです、庭は早晩『手間の掛かる厄介な場所』になってしまいます。

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 横浜に居を移してから現在まで、600軒以上の庭を手掛けさせていただきましたが、『優れた庭には優れた家族が存在する』というのが実感です。デザインが仕事の私がこんなこと言っていいのかわかりませんが、優れた庭をつくるということにおいて、優れた家族のパワーにくらべたら、デザインの力など微々たるもの、そんな気がするのです。優れた家族の強烈な幸せパワーに引っ張られるようにデザインが構成されていく、そんなふうにして出来上がった庭は、その後何年たっても色褪せません。それどころか想定外のサプライズが庭を進化させていることが多く、そんな庭でお茶をいただくことが、設計者としての至福の時なのです。
 『人』ということをもう少し解析すると、感じる、思う、動く、集うといったことです。そして究極は楽しむ、感動するということです。庭の価値はここにあるのです。それを演出するための手法がデザインです。つまり設計者は家族の幸せづくりを応援する立場で、あくまでも価値を生み出す源泉は住む方のイマジネーション、生活欲求、幸福探究力にあるのです。ですからデザイナー任せではなく、あるいはデザイナー抜きで庭をつくり上げていくという意欲を持って取りかかってみて下さい。優れた庭実現のために考えるべきこと、考え方やポイントは順次アップしていきますし、質問やご意見ご感想もどしどしおよせ下さい。方法はこの記事の下の方にあるコメントをクリック、あるいは当社Eメール graceland@graceland.jpにどうぞ。『優れた庭には優れた家族が存在する』、がんばりましょう。

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熱燗 我が家も“優れた家族”を目指して夫婦での晩酌を欠かしません。さあ今夜の晩酌ネタを探しにワンクリック。
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