
庭のコンセプトやテーマ(新築住宅の庭/2月7日『どこから手をつけたらいいのか』をごらん下さい)が決まったら、つぎにやることは“ゾーニング”です。庭をどう使うのか、何をして過ごすのかをしっかりと意識して、それに必要な広さ、スペース取りをしましょう。
“ウッドデッキ”と“テラス(バーベキュースペース)”と“畑”が欲しいとします。それぞれに適当な大きさや条件があります。

ウッドデッキ・・・1間半×1間半(2.7m×2.7m)、配置的に可能ならこの広さを確保したい。これで4畳半です。実際に椅子テーブルを置いたり、ラグマットとローテーブルで板の間のようにして過ごしてみると、これより狭いと使いづらい感じがします。市販のユニットデッキ(0.9m×0.9m)を2列に設置している方も多いのですが、そうすると出幅が1.8m。2mを切ってしまうと急に通路か物干台のようになってしまって、むりやり椅子テーブルを置いてもゆったりすごす感じはなかなか実現できない、できるなら4畳半かそれ以上、それが目安です。
テラス・・・例えば円形のテラスの場合、直径で3m確保すればゆったりと椅子・テーブルを置いたり、中央にテーブル兼用のバーベキュー炉を設置することもできます。
畑・・・大きさはお好みですが、野菜は案外場所を取ります。1?F(1m×1m)にキャベツなら2個、ダイコンは4本、そんな見当です。収穫時の大きさをイメージして場所取りして下さい。
それぞれに必要な大きさが意識できたら、次は配置です。 つづく







