未知な道行く無知な虫

早朝の森を行く。まだ日が山陰にあるので薄暗く、足元の草は凍っている。



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老夫婦が歩いてきたので「おはようございます」と声をかけると、静寂の森が目を覚ますほどの音量で「おはようございます。早いですね!」と返ってきた。まだ表情筋が起きていないぼくとは対照的なビッグスマイルだ。こういう年寄りになりたいなあと、一体どんな人生でこの日に到達したのかあれこれと勝手な想像をしながら歩いた。しばらく行くとクリーム色の大型犬に引かれた奥様がやってきたので、すれ違いざまに挨拶を交わす。軽やかなジョギングの若者、手足をとても大きく動かすウォーキングの熟年女性、バードウォッチング用の巨大はレンズを抱えたおじさん、足元を見つめてとぼとぼ歩くおじいさん(なんとなく、声はかけなかった)。30分ほどの間に十数人の早起きとすれ違った。



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この人たちは息が凍るこんな寒い季節に、多くの人がまだ寝ている時間に、何ゆえ森を歩いているのだろうかと考える。
すぐに「おいおい、そう言うお前さんはどうなんだ」と自分から問えわて答えに窮する。



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ルートを人気のない細道に変更し、さらに1時間歩き続けて時刻は8時。すっかり陽が昇って風景が日常になったので、車に戻り、カメラをしまって店に向かう。
なぜ早朝の森を歩くのか。その人たちにはそれぞれの理由があるわけだが、何か共通する思いのようなものもある気がして。むりやりそれを言葉に仕立て上げる必要もないのでそのままに、まあそのうちブログネタになる言葉が浮かぶかもしれないし、などとつらつらしながら。



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来年も、早く起きた朝は森に立ち寄ることにする。そして歩く、歩く、歩く。坂村真民がそうしたように(三時頃から詩を書きつけるための帳面を携えて山道を歩いていたそうな)、山梨在住の孤高のゲージツ家がそうであるように。
理由は不明なれど、歩かないより歩いたほうがいい、ということははっきりしている。全身の血行が良くなって気分が上々となり、店に着く前からその日の設計が頭を巡って、作業開始からすんなりと集中域に入っていけるのだ。仕事の虫にはとてもありがたい現象である。



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目的地を設定してそこへと向かうというセオリーとは別枠で、当てどなく、歩かないよりは歩いたほうがいい、しないよりはしたほうがいい、知らないよりは知っておいたほうがいい、そのうち役に立つかもしれないから点を打っておこう、という判断が年々増えている。Connecting the dots というやつだ。



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多分、現在地が未知なるサバイバルの領域に入りつつあるのだろうと思う。
この道をゆけばどうなるものか。鬼が出るか、蛇が出るか、仏が出るか。何回も降ってくる難解なる問いに解有るやも知れず、四回も五回も生じてきた誤解が解消されるやも知れず、あるいは瓦解して、やはり消えて無くなるやも知れず、ぼくをいわぶちさんと濁点付きのあの人とも、ハッとして、Goodな波長がピタリと合う日が来るやも知れず。知る知る見知る人たちと、ある日森の中で出会うおかしな家(変なではなく可笑しな)の住人たちの未来に、ぼくの思い描く庭が功を奏して、香を奏して、幸を奏してくれたらいいなあと、その一点にフォーカスしつつ、前後のボケ味にロマンティークを描きつつ、2018年、威風堂々とこのまま進むこととする。








本日これから、女房と息子と犬たちと連れ立って、雪降りしきる越後へ移動します。スキー三昧を目論んでいましたが、今年の積雪は物凄くて、どうやら除雪作業三昧となりそうです。
それもまた良し。常春の横浜暮らしの身には雪下ろしも贅沢なレジャーなり。その後のへぎそばと野沢菜と八海山が格別なのです。
でも西高東低よ、ちょっとだけでいいから奇跡の晴れ間を。スキー&ウェアを新調したのだからして。






 

珍獣コキコキと空を仰ぐの巻

悲劇もあれば喜劇もあり、ホームドラマも、ホラーやサスペンスも。ああ、今年もいちいちドラマチックな日々だった。



見上げると希望が湧く件。
気道が開いて新鮮な空気が取り込まれ、
瞳が開いて光を感じ、
背筋が伸びて気合が入る。


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「いわふちさんって変わってますよね」と、その女性は善意と賞賛の意味で言ってくださった。「いやいや、ぼくはいたってノーマルです」と返したが、瞬時にそうじゃないと言う声が聞こえて来た。他の誰でもないぼくの声だった。



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変わっているのかいないのか、そういうことを仕事上の基準にしたことがないままに。ただただその時点で自分が提供できる最善の庭を思い描き続けて来て、ある時立ち止まって周囲を見渡したら未開の地にポツンと立っていたのだ。ミーアキャットのような、あるいはヘッドフォンをしたウォークマンの猿のような風情で、荒野に立つ珍獣の図である。



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未開だから開拓するのみ。



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未開だから地図がなく、庭とともにそれも描く必要があった。



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「心の羅針盤を信じるのだ」とシンドバッドが励ましに来ることがある。彼はいつも空からぼくの様子を見ているらしい。



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「心のままに」、マザーメアリーも庭に降りて来る。



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啓示はいつも上の方から聞こえてくるのだ。



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未開の地には魔物も多い。百鬼夜行に魑魅魍魎、化け物どもが待ち伏せている。



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とても嫌な気持ちになることがある。化け物が吐く毒霧に当たってしまって、うずくまり、じっと回復を待つしかないことが。



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しかし幸い、概ね上々にことは運んでゆく。庭を飛び交う鳥や虫や天使たちが、地面の花と芝生とそこを駆け回る犬たちが、いつも変わらずぼくを仲間に入れてくれるからだ。



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おやおや、また悪魔がやって来た。本来は旦那にぶつけるべき愚痴を吐き出しに来たのだ。きっと旦那さんは艱難辛苦を乗り越えて、その毒霧を受け付けない術を身につけたのだろう。ぼくは一見柔らかそうだし、サンドバッグの代用品に向く性質を備えているのかもしれない。



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あれあれ、また違うのが来た。ツェねずみ(宮沢賢治作)だ。またもやほらほら、「私のような弱者になんという意地悪を。まどうてください、まどうてください(償ってください)」と繰り返している。やれやれ。



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わっ、今度はラスボス、ヤツの登場。いつも抵抗を試みるも勝った試しがない最強の堕天使である。
愚痴魔王、ツェねずみ、ラスボスらに「お願いだから邪魔をしないでくれ」と何度も追い払ったが、そんな提言を聞き入れる相手ではなく、決まってその毒霧をなすすべなく浴びる羽目となる。シオシオのパーだ。



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問題は波動だ。波動と言うとスピっぽいのでバイブスでもいいし、ノリとかフィーリングとか、気合いとか、そういう類のぼくの内面にある黄金世界( Heart of Gold )にできた隙間に魔物どもが付け入ってくることを、ぼくは気づいている。
波動を高く維持すべく、珍獣は折々に、空を仰いで首をコキコキ鳴らすのだった。



ポカーンと口を開けて見上げていると、
ロックンロールの神様がオンステージの出囃子にしていた
『ツァラトゥストラはこない言わはった』が始まる。
エルヴィス・プレスリー降臨である。


 

 ツァラトゥストラとは、ニーチェが書いた物語の主人公。
十年間、山で修行を積んで得た知恵を人々に広めようと、
 旅をしながらその思想を説いた人物。






 

庭のつれづれ

買い物上手は上機嫌。

物質を買おうとする人は安い物を探す。そしてどんなに安い物を手に入れても不満を残す。当たり前ですよね、物なんかすでに有り余っちゃてるんだし、本当に欲しかったものはきっと物じゃなかったんだから。
女房が園芸店でバラの肥料を買おうとしていた時、ぼくは「一番高いのにしときなよ」と言いました。B型女性がバラを美しく咲かせるために、それが最良の選択だと知っていたからです。

夢を値切ってはいけない。
北原照久 



植物の世界には通貨がない。
傲慢な駆け引きがない。
しかるに無駄がない。

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月末になるとため息をつくご機嫌斜めのジェニーたちよ、
森へ行け。
無駄なく命を使い切る者たちの循環に包まれよ。
そして本当は、何が欲しいのかを見極めよ。

 

「デパートに売っているのは、洋服にしろ、食料品にしろ、どれもこれもイマジネーション。物質的に必要な商品は風呂の栓くらいのものだ」とは村上春樹の言葉。本当に欲しいものは物質ではないのだと、早めに気づいた人は幸いなり。
庭はイマジネーションの賜物なり。だってほら、花を食えるわけでもないし、ぼくがこの寒空に何でわざわざストーブをつけてまで庭で本を読んでいるのか、説明がつかないでしょ。
何本かの木と、いくらかの花と、人工芝と、人口木と称するプラスチックのデッキ、そしてカーテンは閉まったまま。庭のコモディティー化現象だ。こんなところで飽和となって足踏みしてしまうのだろうかと思うこともしばしばだが、世の中の仕組みとはそういうものかも知れない。だから庭に限らず、経済的にしろ、精神面にしろ、幸せへと至る人の割合が数%に留まってるのだろう。
庭に関しては、まずは横浜・横須賀の数%を数十%に引き上げたいという意欲の炎が、ぼくの中でいよいよ勢いを増している。だから来年も、朝晩の庭時間で薪をくべ続けることにする。








『 天国への階段 』

彼女は幸せを買うために生きているようだ。だからお金がお金がと、どんなアドバイスにもお金がお金がから始まる否定を返してくる。どうやら貯め込んだ金で天国への階段を買おうと目論んでいるようだ。
こないだ買いに行った店は閉まっていたそうだ。だからうちに来て「階段を」 と。ぼくは希望に値する階段を提供しようとその説明をしたのだが、言葉はひとつも届かなかった。
彼女はそれが売っている店を探しに、また街をさまよい始めた。

壁には「ご注意を」という張り紙が、小川の脇の木では黒い鳥が「物事には裏があるのだ」と鳴いている。人など常に疑わしく、ああ、どうする、ああどうしたものか。
夕日の方角が燃えだした。森から上がる煙と、それを見上げている人たちの声がする。ああ、どうする、ああどうしたものか。
あの曲を、とリクエストすれば、似非ミュージシャンは啓示に満ちた詩を奏でてくれる。そうこうしているういちに夕暮れに立ち尽くしていた彼女にも朝がやって来て、森には笑い声が木霊する。
また店を探すさまよいが始まる。

彼女は庭の生垣がガサガサ音を立てていることにうんざりしているようだ。だれかが覗いている気がするのだという。その耳鳴りは、それが彼女を祭りに誘っている人たちの声なのだと気づくまで止むことはないだろう。
道は左右に分かれ、まだ選択することができるのだが。ガサガサが耳鳴りではなく風の音だとすれば、その庭に天国への階段を見つけ出せるのだが。

また彼女のさまよいが始まる。曲がりくねった道を進むにつれて、影は魂よりも長くなる。その向こうにいるのが女神様だ。白い光を放ちながら、どうすれば階段を手に入れられるのかを歌っている。
耳をすませば聞こえるほどの音量で、皆がひとつになり、ひとつが皆になり、さざれ石の巌となる歌声を聴くことができれば、彼女の望みは叶うのだが。

いつか彼女は、ついに天国への階段を買うことだろう。天国でも相変わらずお金がお金がと言っているのか、あるいは寂しがり屋の病を抜けて、天使となって駆け回っているのか。愛に満たされ、美味しい食事とイカした音楽に、感動という言葉の意味を知ってくれればいいのだが。

またお会いしましょう、来世で。





今日は港南台店にいます。







 

家族の庭のつくり方 96

虚空を感じる

空あり。光と風を感じて、空間を意識してください。



目はピント合わせに集中し、
意識はその前後にある光に集中する。

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植物や通路やデッキではなく、建物と塀との間、草花と枝との間、地面と空との間が庭。



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思考を平面から3Dにして、全身で庭を楽しみましょう。





アントニ・ガウディの言葉
 
人は平面上で思考し、天使は空間で思考する。

自然が作り上げたものこそが美しい。我々はそこから発見するだけだ。

物事をうまくやるために必要なことは、第一に愛、第二に技術。



今年もまた、庭でやったことといったら雑草取りだけだったというあなた、来年は天使の思考で、愛をもって、自然からの発見を暮らしの糧としてください。それに必要な技術はぼくにお任せあれ。





今日は金沢文庫店にいます。




 

庭のつれづれ

偶然の必然性は神様の采配。

わたし、だまされていないですか?
ぼくよふた回りほど若いその人は、庭木を何本か抜いて、地面にタイルを張ったらいくらくらいかかるでしょうか、という相談に来られたのでした。
その質問への回答を伝えてから、「ところで、そのようにすれえば庭は楽しい場所になりますか?」と問い返しますと、答えは予想通り、ノー。



能見台の山陰で
幸運にも塩害を免れたコウテイダリアを発見、
しばし見上げてからシャッターを切りました。
今年は蕾がつく頃に来襲した
潮混じりの台風にやられ、
近所のはどれもこれも枯れ枯れだったため、
うれしい遭遇でした。


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さあ、仕事の始まり始まり。ぼくはいつものように、何ゆえそこが庭として有効に機能していないのか、いかにしたら暮らしに有意義な楽しい庭空間になるかを、論理的かつ情熱的に解説。あれやこれやとやり取りをしているうちに、彼女が何らかの苦難を抱えて辛い時間を過ごして、どうやらそれが解決しつつある状況なのだと知りました。



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庭はしばしば人生の転機のきっかけとなります。いつも絶妙なタイミングでぼくに登場のキューを出す神様の演出に、繰り返し驚きつつ感謝しています。



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で、帰り際に「わたしだまされていないですか?」と笑顔で。「お嬢さん、ぼくにだまされてしまいなさい」と言いたい気持ちをぐっとこらえて(少々芝居染みてしまうので)、ただ声を出さずに笑うだけにとどめておきました。



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たぶんまた来店してくれることと思いますので、その時には「ぼくはあなたに出会うために生まれて来たのです」と、・・・・やはり言わないと思いますが。
でもね、そう思える出会いから新たな庭が生まれているのです。出逢いはスローモーション、軽いめまい誘うほどに。



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大丈夫マイフレンド、あなたの今後には素晴らしい庭と、素晴らしい出会いと、素晴らしく愛が溢れる時間が待ち受けていますよ。
ぼくのこの予感、今まで外れたことがないのだ。





今日は港南台店にいます。





 

Merry Christmas.

昨夜の発見、生クリームとバーボンはとても相性がいい。
庭のラジオから聞こえてきたクラブ系新人類の噂話によると、ジャックダニエルのミルク割りもイケるそうな、という新たな楽しみも増えた夜でした。


ぼくら世代としてはクラブ系ラップよりも
これ。





今日いち日はクリスマスソングに浸って、食べきれなかったケーキとターキーを平らげて、さあ大晦日に向かってノリノリで突っ走りましょう。


昨日は半日仕事をサボって御茶ノ水のスキーショップへ行きました。
笑顔の恋人たちで賑わう全館にこれが流れていまして、
歌詞を考えると、
「ジョン、革命は成された」と思った次第です。
白銀の世界に思いを飛ばしている彼らには、
歌詞をなど1ミリも耳に入らなかったのでしょうが。 

 



後藤さんちのクリスマス、
屋外編。

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冬も温かさが満ちている庭。
目指すは、この感じこの感じ。





では革命に出かけます。今日は金沢文庫店。








 
 

イブ

クリスマスにたくさんのプレゼントなんて望んでいない
ツリーの下の箱も気にならないし
私が叶えて欲しいものはたったひとつだけ
それは ただ私だけのあなたが欲しいということ

だから暖炉の上に靴下をぶら下げたりもしない
だってサンタクロースは今の私を幸せにしてくれないと思うし
おもちゃとかじゃなくて あなたが欲しい
私だけの
あなたが思っている以上に 私だけのあなたが 

雪を祈ることもしない
ただ宿り木の下でずっと待っている
北極の聖ニックにお願いリストを送ったりもしないし
トナカイの魔法の音を聞くために夜更かしもしない
望んでいるのは 今夜あなたが来てくれること

あちこちで光がキラキラと輝いて
子供たちの笑い声が空気を満たしている
みんなが歌いソリの鈴が鳴り響いている
サンタさん お願いだからあの人を連れてきて

クリスマスに多くを望んではいない
私のドアの外に立っている恋人に会いたいだけ
あなたが思っている以上に
クリスマスに欲しいのはあなただけ
クリスマスに欲しいのはあなただけ
欲しいのは 私だけのあなた






今夜の庭時間用にBGMを探して You Tube をチクチクやってたら、この曲の再生回数に目が釘付けとなりました。何と何と、3億7651万回ってすごすぎですよね。 You Tube だけでこれですからおそらくは地球人のほとんどが耳にして、心踊り、あるいは心焦がし、あるいは切なくなりしたわけですから。こりゃあもう革命、イブは愛おしい人と過ごしましょうという。
地球の隅々にまで生息域を広げた親愛なる同胞、恋する猿たちに幸あれ。

聖夜にあなたの願いが叶いますように。明日の朝には子供たちと恋人たちの笑顔で地球の温度が少し上がって、さびしい人や、不安な人や、耐えている人や、長いこと凍えている人や、もうそれも過ぎて寒さも平気になり、その代償として笑顔を失ってしまった人たちに、一瞬射し込む暖かな光となりますように。

Merry Christmas.

この風習は、イエスの弟子たちが生み出した最大の功績。恋人たちにより伝承されてきた最高のイベント。幸せな人もそうでもない人も、健やかなる者も病める者もそのことに思いを致す、つまりは生きる意味を考える一夜なり。

もうひとつ大事なことがあるます。まだ幼い未来の恋人たちに例の長靴みたいな靴下とかのささやかなプレゼントを届けることで、恋の原資である「私は祝福されている」という自己肯定の種を芽吹かせること。この、全大人に課せられた任務遂行も怠りなきように。



後藤さんちのクリスマス、
今年も楽しませていただきました。

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イブの夜には『明石家サンタ』。独身時代には、そりゃあロマンティークなイブも数々ありました。でもスペシャルな思い出以上にロンリーホーリーナイトも数しれずあったわけでして、そんなこの世の終わりかと思えるほどの、寂しく悲しく空しい夜に、いつも笑わせてくれた明石家サンタ様。 57歳、一周回ってロマンスの神様よりもエンタの神様となりにけり。村上春樹風に「やれやれ」と呟くばかりなり。2018年の初詣には「夢よもう一度」と悪あがきなお願いを、してみようと思ったり、思わなかったり。
ああ・・・ロマンスだよロマンス。ロマンチックが止まらなかったあの頃のオレには甘く危険な香りが漂っていたのに(と言われたのに)、「あなたの香りに酔っちゃって、もう、私を酔わせてどうするつもり」なんて言われちゃったりなんかして、「きみこそ、そんなキラキラした瞳でぼくを酔わそうとしているじゃないか。あっ、イルミネーションが映っているだけか」なんて言っちゃったりなんかして。されど今夜は事もあろうにニンニクの香りが漂う夜の庭、となりそうなのであります。最近、干し椎茸とか切り干し大根とか食材を乾燥させることにはまっていまして、庭のテーブル一面に、スライスした大量のニンニクが干してあるのです。



今夜はこれしかないでしょう。
高級コンシーラー&ファンデーションと
ざわちん級のメイク術という翼を得た天使、
広瀬すず編で。



でもね、すずちゃん、
恋ってもっとぐしゃぐしゃに切ないものなのだよ。
というわけで、オヤジとしてはやっぱりこれ。












イブイブ

いやあ〜ここまでくると今年を振り返っちゃって、押し寄せてくる充実感の波に漂いたくなってしまいます。あいも変わらず、自己愛も変わらず、自分で自分をほめちぎりたくなる衝動波に乗ってしまったらハイそれまでよで、朝からビールをプシュッとやりたい衝動に駆られるのです。



今年も花にピントを合わせ続けたいち年でした。
各月1枚、12枚を並べてみます。


1月 ウメ

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2月 ミモザ

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3月 ユキヤナギ

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4月 モモ

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5月 バラ

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6月 アガパンサス

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いけませんいけません、脱力してはいけません。仕事の切りがないのはいつものこととしても、急に力を抜くと魂まで抜けてしまい、ぼくの原型である呆けたいわふちになってしまいます。去年の今頃はその落とし穴にまんまとはまってしまい、というか歓声を上げながら飛び込んでしまい、結果、高熱を発して数日寝込んだのでした。



7月 ノウゼンカズラ

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8月 ハス

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9月 マンジュシャゲ

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10月 コスモス

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11月 カンツバキ

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12月 コウテイダリア

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今年は気を抜かずに走り切ります。と気を引き締めつつ少しだけ、頑張った時間と、出会った素晴らしき人たちと、たくさんのうれしい出来事と感動をツマミにして、朝ではなく、夜の庭で一杯、二杯、三杯くらいを楽しむことといたします。

サンタの皆様、もう準備はお済みでしょうか。
素敵な聖夜を迎えられますように。





今日は金沢文庫店にいます。



 

イブイブイブ

もういうくつ寝るとクリスマス。気がつけば、子どもたちはそれぞれのハッピークリスマス。老夫婦は「一応」みたいな感じでケーキを食べて、オフタイマーをセットし『明石家サンタ』を見ながら意識を失い、目が覚めたらツリーを撤去して、続けざまに年末の片付けと年始の準備。いつもの仕事とは違うアクセルを踏み込むラストスパートへ突入となる運び。ひとつの役を終え、次の幕の台本がまだ届かないような。
こういう「少しさびしいという幸せのカタチ」もあるんだなあという、発見のような、覚悟のような実感。



金沢文庫店はクリスマスバージョン。
この環境で思い描く庭は、
当然幸せいっぱいに仕上がるのです。

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年が明ければ初詣。賽銭を投じて念じるは、感謝と願いと誓いの言葉。ことにいつも絶妙なタイミングで、素晴らしいお客様との出会いを用意してくださることへの御礼を入念に。



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おっとその前に、年内に設計が仕上がらなかったお客様方にお詫びを申し上げます。順番に、丁寧にやっていますので、年またぎで楽しみを熟成させながらお待ちくださいね。 素晴らしいプランをお約束しますので。



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イエス様、大日如来様、天照大神様、千の風になって毎朝毎晩ぼくの庭に来てくださる皆様、来年も頑張りますので、どうかよろしく導きください。



おまけ

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美空ちゃんは無事にお食い初め。
隙を見て、天使に
人生初のアイスクリームを食べさせようと企むお爺さんは、
 全員から悪魔を見るような目で警戒されている。
 




 

欲望と選択

い、いかん、次のカメラが欲しくなってしまった。
限りないものそれが欲望なわけでして、だがしかし、流れゆくものそれが欲望でもありまして。これまでに買ったカメラは数知れず、されどほとんど使わずにしまってあるものも数知れず、どこにしまったのか不明なものも数知れずな訳であります。
さて、こういう場合、あなたはどのような選択をするでしょう。

1、欲望を満たすことが豊かさなのだという、人類の黄金律に従って買う。

2、現状では無理だが、それを手に入れるための計画を立てて努力する。

3、贅沢は敵だ。次を手に入れてもどうせまた次のが欲しくなって切りがないから、と買わない。

4、欲望などという感情の揺らぎは5秒で消えるものなので、忘れる。

ぼくの選択肢は決まっています。

5、サンタさんにお願いする。

夢は実現したら覚めてしまうし、躍起になれば周囲とギクシャクするし、見失えば遠のいてしまうし、あきらめれば消えてしまうし、なので念じる。強く念じてはいけません。柔らかく柔らかく念じ続ける。
そうすると起きてから寝るまでのあらゆる行動のベクトルが柔らかく夢へと向かうので、つまりは力まずに夢に向かって暮らすことになるので、力みがないということは疲れないので、これが最良の方法なのです。

ちなみになんですけどサンタさん、ぼくが念じているそのカメラは SONY α7RIII ILCE-7RM3です。カメラの他には普段使いのキタムラのバッグ(一昨年いただいたものと同等品で、色は同じく黒で)。それと折りたたみ式電動自転車(色は白、スポーティーなデザインのもの)。あとはそろそろ車を(BMWとは申しませんので、ミニクーパーのワークスコンバーチブルで十分です。色はぼくの穏やかな着ぐるみの内側で激しく渦巻く、熱き血潮のごときチリ・レッドを)。



写真がお上手ですねとよく言われんですけど、
それはカメラ次第です、絶対に。
人の感性や表現欲求は大差なく、
差が出るのは表現方法の知識と道具。
あとは欲深かさとタイミング。


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今日は金沢文庫店にいます。
 




 

庭のつれづれ

移り気を利用せよ。

こうして概ね好調を維持していられるのは「気が多い」からだなあと思うことがあります。
音楽の好みは種々雑多だし、夜の庭で読む本も小説やら専門書やら詩集やら、たまには文春とかモーニングとか、写真集、絵本、通販カタログと、これまた悪食とも言えるバリエーションなので飽きるということがありません。
仕事で言うと、幸いなことに庭の条件や要望は同じものがなく、設計作業の流れの中には意識を深く集中する事柄と、ラジオを聴きながら鼻歌交じりでやる単純作業もあり、その時のコンディションや気分によってチョイス可能。寝不足とか食べ過ぎとか、何となく集中力に欠ける状態なら単純作業を選択し、それをやっているうちに気分が乗ってきたら集中作業へと移行する、といった具合です。
以前は違っていてですね、あっちにつまずきこっちで壁にぶち当たり、常に行き詰まって頭を抱えて唸っていました。ああ、もう二度と嫌ですね、あの苦しみ。
選択肢を多くしといて、移り気気質を有効利用するとさらさら流れるように進めるという、これも熟練ということなのでしょう。



カメラを持って歩くコースも
移動範囲の各方面に多数取り揃えています。
この日は横須賀の鷹取山公園。
潮風の影響か横浜よりも色合いが淡く、
これはこれで横須賀ストーリー。


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今日は金沢文庫店にいます。


 
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