前日の疲れが取れないで寝起きが悪くても、朝から妻カオリちゃんの機嫌が悪くても、娘が終わっていない宿題を気にもしないでボケ~ッとテレビを見ていても、そのテレビから流れる事件がイヤ~ナ感じのものばかりで気が滅入っても、私は現場にさえ行けば元気が出るのです。永年の習性といいますか、レンガを積んだり、植木を剪定することが無条件に楽しいと感じます。
そんなわけで、日常から逃げ出すかのように(新人の職人さんへの指導もかねて)今日は芝張りをやってきました。いや~、秋のさわやかな日射しで快適そのもの、このまま夕方まで現場作業していたいと思ったのですが、午後は別のスケジュールが入っていて、やむなく半日のお楽しみでした。
新築でまだ手つかずの庭を、とりあえず芝生の庭にというひとも多いので、今日の作業風景をご覧いただきながら芝生の張り方をお教えします。

まずは下地作り、実はこの作業が一番重要なのです。狙いはシンプルで、水はけが良くて、しかも堅くて平らな土壌をつくるということです。芝生の順調な生育の絶対条件は日当たりと水はけです。下地の栄養分はあまり関係ないのです。それは高麗芝は横に根を張るからです。10年経った芝生でもスコップではぎ取れるほど根は下には伸びていません。ですから、現状の地盤の水はけが悪い場合は地表から10センチ程度をバーミキュライトや鹿沼土や川砂などを鋤き込んで耕し、それを丁寧に踏み固めながら整地します。ガチガチの真っ平らに整地しても水を撒くとスーッとしみ込んでいく感じに仕上がればOKです。ここで踏み固めが弱いと、いつまでもたっても凸凹な芝生になってしまいますので、丁寧に、丹念に、充分に踏み固めながら整地して下さい。

整地が完了したら次は床土です。芝生の下に根が活着するための層をつくるのです。ゴルフ場や公園などの場合は黒土を使いますが、一般家庭の庭では歩く頻度が高いので、黒土だと根がつまってしまって、よく歩くところが枯れてしまいます。それを防ぐためにうちでは目土(細かい鹿沼土や山砂などが多く入ったサラサラした芝用の土です)を床土として使います。これを1センチ位の厚みで(よく歩くところは厚めに)敷きます。ここでもできるだけ平らにするよう、板などで均すといいでしょう。


これで下準備完了です。設計がたまっているので(お待たせしている皆様、申し訳ありません)今日はこのへんで。続きはまた明日。

そんなわけで、日常から逃げ出すかのように(新人の職人さんへの指導もかねて)今日は芝張りをやってきました。いや~、秋のさわやかな日射しで快適そのもの、このまま夕方まで現場作業していたいと思ったのですが、午後は別のスケジュールが入っていて、やむなく半日のお楽しみでした。
新築でまだ手つかずの庭を、とりあえず芝生の庭にというひとも多いので、今日の作業風景をご覧いただきながら芝生の張り方をお教えします。

まずは下地作り、実はこの作業が一番重要なのです。狙いはシンプルで、水はけが良くて、しかも堅くて平らな土壌をつくるということです。芝生の順調な生育の絶対条件は日当たりと水はけです。下地の栄養分はあまり関係ないのです。それは高麗芝は横に根を張るからです。10年経った芝生でもスコップではぎ取れるほど根は下には伸びていません。ですから、現状の地盤の水はけが悪い場合は地表から10センチ程度をバーミキュライトや鹿沼土や川砂などを鋤き込んで耕し、それを丁寧に踏み固めながら整地します。ガチガチの真っ平らに整地しても水を撒くとスーッとしみ込んでいく感じに仕上がればOKです。ここで踏み固めが弱いと、いつまでもたっても凸凹な芝生になってしまいますので、丁寧に、丹念に、充分に踏み固めながら整地して下さい。

整地が完了したら次は床土です。芝生の下に根が活着するための層をつくるのです。ゴルフ場や公園などの場合は黒土を使いますが、一般家庭の庭では歩く頻度が高いので、黒土だと根がつまってしまって、よく歩くところが枯れてしまいます。それを防ぐためにうちでは目土(細かい鹿沼土や山砂などが多く入ったサラサラした芝用の土です)を床土として使います。これを1センチ位の厚みで(よく歩くところは厚めに)敷きます。ここでもできるだけ平らにするよう、板などで均すといいでしょう。


これで下準備完了です。設計がたまっているので(お待たせしている皆様、申し訳ありません)今日はこのへんで。続きはまた明日。










