2007年06月

芝生マニア( 鈴木邸 5)

 鈴木さんのご主人は芝生好き。20年以上芝生の手入れはご主人の担当だったそうです。何のお仕事をされてきたのかお聞きしていないのでわかりませんけど、とてもおだやかでありながら、部下に慕われ、一流の仕事をされる(目指したいところですが、ということは私は現在そうではないわけでして・・・)、そういう感じを受けるご主人で、芝生の手入れも丹念に繰り返してきた様子がうかがえました。ただ、これは手入れの問題ではなくて、下地の水はけが悪くて年々ゆっくりと弱ってきている状態で、この際下地からやり直しということになりました。

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 古い芝をはぎ取って、水はけを良くする芝用の土壌改良をして張り直したので、この夏は毎週芝刈りを楽しんでいただけると思います。

 芝刈り、雑草取り、水やり、施肥、目土、エアレーションと芝生の手入れは一年中続きます。それを柔らかい表情で淡々と繰り返す芝生マニアがかもし出す独特の雰囲気、一言でいうと“豊か”です。もう少し解析すると“おだやか”で“まじめ”で“哲学的”で“健康”です。ご近所の、芝生がきれいな家のご主人か奥様か、芝生担当の人を観察してみてください、きっとそういうタイプなのです。これ、今までほとんど外れたことがありません。ですから逆説的に言うと、“豊か”に暮らしたい人は芝生を始めるといいのかもしれません。
 日々「芝生の手入れが大変だから」という相談を受けていて、芝生の手入れや雑草取りから解放される庭を提案していますが、静かでバランスの良い幸福感を目指して“芝生を張る”ということもご一考ください。ついでに付け加えますと、長年芝生の手入れをしてきた方は総じて長生きです。


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街のライフサイクル( 鈴木邸 4)

 あなたがお住いになっている街の年齢は何歳でしょうか。昨日に引き続いて街のライフサイクルについて考えてみましょう。
 100年以上前からあった街は家ごとの家族構成がまちまちで、いろんな年代の人によって街が構成されています。しかし街の歳が若いと、例えば宅地造成から25年の住宅地では、働き盛りで子供が小さい時にそこに住みはじめた街の大多数の人たちが、子供は独立して家を離れご主人はそろそろ定年で、子供たちが遊び回る姿や歓声が無い、静かで落ち着いたライフサイクルに入ります。その後何十年かかけて、若い夫婦が引っ越してきたり、子世帯が戻ってきて同居をはじめたり、そうやって世代が混ざってきて、そこまでいってようやくその街が街として安定したエイジバランスを得ることができるのです。そのバランスが整うまでは、成熟した街に必要な祭事や行事も成立しづらくて、なかなか地域コミュニケーションの厚みも出てきません。隣近所の相互扶助、地域が子供たちを育てる、大人同士が生き甲斐を与え合い増幅し合う、そういう古き良き昭和的価値を持った街は、街年齢的には50歳以上から、そんな気がします。

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 横浜港南地区にはちょうどその“静かなサイクル”に入った住宅地が多くあります。庄戸、野七里、上郷、本郷台、小山台、丸山台、舞岡・・・。造成、分譲から20年~30年、どこもいい感じに木々が育って、住んでいる人たちも熟年世代なので、庭に花を咲かせて、日だまりで野菜を作り、生け垣や芝生を手入れし、充実した日々を送っている感じが町並から伝わってきます。そういう街は、この先10年20年で、さらにワンランク上がったほんとに魅力的な街に進化するのです。

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 ですから、ここで提案なのです。これから新築を考えている若いご夫婦へ、新興住宅地で物件を探すよりも、現在静かになっている、落ちついた、年齢層の高い住宅地での新生活をイメージしてみてください。新築でも、しっかりした造りの中古住宅でもいいので、熟年層が多く住んでいて、街路樹や庭木がしっかり育っている街。健康で明るいお年寄りが大勢いる街。10年後に理想的な地域コミュニケーションが完成する街。そういう場所で子供を育て、家族で地域の行事に参加し、円熟期を迎えようとしているその街の担い手として、ご近所と親戚か家族のような感じで日々生活する。ピカピカの新しい街で子育てし、定年の頃には子供は独立して“静かモード”になった街で老後を考えて「そろそろ海辺のマンションに引っ越そうか」(それも素敵ですけど、それではお孫さんのふるさとがなくなってしまいます)というのと、自分の街、子供たちが自分のふるさとと思える街で暮らすのとどちらが豊かでしょうか。
 高度経済成長期なら別ですが、21世紀は心の時代、心豊かなことが時代的価値となる時代です。今はアメリカ的価値観からヨーロッパ的(アジア的かも)価値観への転換期なのです。時代感覚を持って先を見据えれば、これからどこに住んだら家族が幸福になりやすいのか、有利なのかということをぜひお考えください。港南台周辺のそういう住宅地は一部過疎化が始まっていて、優良な中古物件がたくさんありますので今がチャンスです。ちなみに私は庄戸のいちばん上の山際で「ウグイスがうるさくて寝てられねえよ」と文句いいながら、円海山(庄戸から散策路が延びています)にカブトとクワガタを増やしつつ、野菜とハーブを育てながら暮らしたいと妄想しています。



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成長する街と家族( 鈴木邸 3)

 メインとサブの2台分の駐車場が出来上がりました。素材はヤキスギレンガとまくら木です。サブスペースは来客用なので普段は日当たり良好。轍以外は芝生を張って(ご主人が芝生好きなのです)前庭感を出しました。たとえば、この2台分のスペースがコンクリートだったら・・・、味気ないですよねえ。実用性を維持しつつ、シンプルに、できるだけナチュラルな素材でまとめるという考え方で、駐車場もご覧の通り前庭の一部になるのです。
 芝生の手入れはちょっと・・・という場合は、クルマがまたげる程度の背の低い草花を植えてもいいですし、それも面倒という方にはヘデラ(常緑のアイビー)をおすすめしています。ヘデラなら年に何度か徒長した茎をつまむだけで、ほとんど手入れがいりません。

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 大人数のパーティーではここにもイステーブルを出して(町内みこしの休憩所みたいに)。この住宅地は、そんな田舎的光景もイメージできる落ち着きと、良好なご近所付き合いがある成熟した街です。

 宅地造成し分譲が始まって、次々新しい若い家族がやってきて出来上がった街が、20年、30年と経つうちに街もそれぞれの家族も成長していって、三代目となるお孫さんが遊びにくるのを楽しみに、おじいちゃんおばあちゃんが若夫婦用の駐車場を広げる。
 街のスタート時点で同世代だった住人はほぼ同じに家族構成が変化していって、今は若い人が少ない静かな街になっています。住んでいる人たちは「小さい子供がほとんどいないから静かすぎて寂しい」とおっしゃいますが、時々、東京やここのようないい風が吹かない場所から遊びにくるお孫さんたちにとっては、静かでのどかで温かい、やさしいおじいちゃんやおばあちゃんが迎えてくれる幸せな場所として記憶され、それはその子たちにとって一生の宝となるのです。歳とったらそういう役回りを果たすのも浮き世の勤め、越後の山奥で育った私にはこういった田舎っぽい感覚が、人生上のけっこう大事なこととしてインプットされています。

 今日もお客さまとそんな話になったのですが、子供がでかくなってしまうと、次の楽しみは孫ですよねえ。うちは夫婦共々47歳、孫のことを考えるにはまだ早い年齢なのに、時々妻もそう言います。そして中2の娘に「早く子供つくんなさい、私がちゃーんと育ててあげるから」と、教育上はたしていいのだろうかと思うようなことを真顔で話しているのです。かく言う私も同じ気持でして、娘の勉強とか進学とか、そんなことより孫が欲しい!・・・変ですかねえこういうの。


 話変わって、先月つくらせていただいた石川(妻)さんから「庭を楽しんでいます」といううれしいメールを庭で遊ぶお嬢ちゃんの写真付きでいただきました。過分なお褒めの言葉に恐縮しつつ、おだてられるまま木のてっぺんまで登って、昨夜はいつもにも増して美味しいビールを味わいました。「石川さん、こちらこそ楽しい仕事をさせていただいてほんとに感謝しています。近いうちに庭、撮影させてください」


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良質な風を取り込む庭( 鈴木邸 2)

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Before
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After
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Before
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After
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Before
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After
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 この鈴木邸があるのは栄区桂台、相模湾から鎌倉の森を通過してきた心地よい風が吹く住宅地です。アフリカ人は“いい風”が吹くところに家を建てるそうで、その話を聞いてから“いい風”を意識するようになったのですが、ここ桂台の風は海と森のエッセンスを含んでいてその混ざり具合がとてもいい。一年中、さわやかで柔らかい風が吹いています。そうそう、風が吹くというより、そういう風に包まれている感じの街なのです。そして鈴木さんちはこの外構のリフォームで、その良質の風をさらに取り込める家になりました。

 娘さん一家がしょっちゅう遊びに来れるようにと駐車場を広げるという実用面での目的で始めたガーデンリフォーム。クルマ1台分庭スペースは狭くなったのに、楽しさは倍増した気がします。お孫さんが芝生ではしゃぎまわったり、庭でワイワイとバーベキューを楽しんだり。そこに近所の人たちが声をかけてきて、参加者と持ち寄りの食材がどんどん増えていって、そしてそこに“いい風”が吹き抜けていく。そんな横浜ロコな休日の庭シーンが浮かんできます。



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駐車場のリフォーム( 鈴木邸 1)

 横浜市栄区の丘の上にある、閑静な住宅地にお住まいの鈴木さんから、駐車場スペースを1台から2台に広げたいという依頼がありました。現状はご覧のようにいたってオーソドックスな仕立ての外構で、落ちついた住宅地にマッチし、よく手入れされた生け垣から、充実した暮らしぶりがうかがえます。

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 さて、まず考えるべきことはオープンにするかクローズにするか。クローズの Plan A とオープンの Plan B を作成。ついでに庭のリフォームプランとして、現在の芝生の庭をベースにして、 A はウッドデッキ、 B はテラスを組み込みました。

Plan A
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Plan B
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B をもとにして、既存のカーポートを片屋根タイプにし、オーバードアを無くすことで、クルマの出し入れがしやすい広々スペースを確保したのが次の Plan C です。

Plan C
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 さらに、細部を変更して(ご主人がこのことにとても熱心で、あちこちにご主人からの提案やアイデアが盛り込まれています)完成したのが Plan D です。

Plan D
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 明日はビフォー・アフター、ガラッと変わりました。



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屋外キッズルーム( 上野邸 12)

 上野さんちの最終日です。
 ウッドデッキをいちばんよろこんでくれたのは子供たちのようです。毎日帰ってくると庭で遊んでいるそうで、おもちゃやプールがそのにぎやかなシーンを伝えてくれました。こんなふうに場所ができるとストレートに、大よろこびで遊びまくってくれる、子供ってホントかわいいですねえ。

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 撮影を終えた私たちもなんだか楽しくなっちゃって、庭を去りがたく、水撒きをさせてもらいました。

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 今は屋外キッズルームになっているウッドデッキが、やがては夫婦の場所になっていって、それを見ながら育った子供たちがまたいい夫婦になっていく、そんな庭と家族の進化までもイメージさせてくれる、幸福感に満ちた上野さんちでした。

 庭、庭、庭、家族、家族、家族、庭、家族、庭、家族、庭、庭、家族。さっ、今日もはりきっていきましょう!



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ロハスな庭の食材植物( 上野邸 11)

 写真を整理していて気付きました。上野さんちの庭は食材がいっぱいで、それが“いい感じ”の大きな要素になっている気がしました。
 上から、スイートバジル、シソ、温州みかん、ブルーベリー、梅です。

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 さりげなくこういう食材植物がとても健康に育っている庭、まさしく湘南ロハスな暮らしです。



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宿根草・一年草・多年草 3

 多年草/以前は宿根草として分類されることが多かったのですが、最近では多年草という分け方が一般的になってきました。宿根草は一度地上部分が枯れてなくなるのに対して、多年草はずっと茂っている、常緑の草花ということになります。ローズマリーやラベンダーやカロライナジャスミンは、厳密には常緑低木ですが、一般的には多年草と解釈してかまわないと思います。
 写真はブルーデージーとヘデラです。

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 次は最近注目されはじめて人気が出てきたシソ科のアジュガです。日陰でも育ち、花は4~6月に咲きます。葉の色が多様で、やや地味ですけどグランドカバーとしてさらに人気が出そうな植物です。

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 花壇や庭の植栽部分のかなりの面積(6~7割)をこれらの多年草で植え潰すことで、ガーデニングがとても楽になります。庭のベースとして植える草花というふうに考えるといいでしょう。

 多年草はグランドカバーとして使えます。広い庭では雑草取りが大変ですから、多年草を植えて土が見えなくなるまではびこらせましょう。土が見えなくなれば雑草取りから解放されます。

 以上、3回シリーズでお送りした『宿根草・一年草・多年草』いかがでしたでしょうか。多年草をベースに、一年草で演出し、宿根草でアクセントを付けるという組み立て方がオーソドックスだと思いますが、それに加えて、この分類を意識して植物選びをすることで、四季折々変化する庭をイメージするようになりますので、魅力的な庭をつくっていくための基礎知識としてインプットしておいて下さい。



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東京で高地トレーニング

 設計が一軒完了したので、スイッチを再度ブログに入れました。
 今日はこれからJAGの会合で東京へGO! 月に何度かJAGやお客さまとの打合せで行く東京ですが、その数時間は東京と横浜とのコントラストを体感し、同時に、東京時代(7年前まで東京人でした)の自分と現在の自分の距離を確認するとうタイムマシン的移動なのです。要するに「横浜来て良かったなあ」ということなんですけど、それも時々東京の混沌とした空気や風景に身を投じないと現在のありがたみが薄れる気がして・・・。つまり、東京行きはマラソンの高地トレーニングなのです。横浜に比べて信じられないほどの悪条件下でがんばっている東京人、東京での暮らしに触れることで、現在の横浜・鎌倉・湘南な日々のありがたさをより強く感じたい、私の中にそういう思考が働いています。何となくラジオの人生相談を聞いては「ああ、まだうちの方が幸せだ」とホッとしているような悲しさもあるんですけど、いやいや、現在地の確認を怠ると目的地には到達できないもの。過去と比較した今をしっかりと認識した上でさらに行きたいところを明確にして。現在地と目的地がはっきりしないかぎりどうやって目的地にいくのかという行程も見えてこないので、道に迷った状態で一生を終えてしまいかねないのです。いやあ、何か自己啓発セミナーみたいな話になってしまいました。本音は・・・、こうやって自分を鼓舞しないと行く気にならないのです。多感で繊細な私にとって、やっぱ東京はきついです。でも・・・、まあ・・・、・・・よしっ、高地トレーニングに出発します!

細かいスイッチング作戦( 上野邸 10)

 上野さんちの草花です。

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 梅雨入り前の気持いい風と光のなかで、庭の草花にちゃんと意識が向くゆとりを持ちながら、ご家族みなさんが健康に、ゆかいに暮らしています。前にも書きましたが、わが家のガシャガシャ感と対極にあるそのゆったりな感じがうらやましい。健康に、ゆったりと、気持良く、同じ1日ならそういう風に過ごしたいものです。

 とはいってものんびりできる時間はなかなかとれないもので、忙しさの中でいかにして余裕やゆとりを保ちながら笑顔でいられるかということが課題になってきます。
 昨日は家族のリフォーム設計手法についてでしたが、今日は私自身の一日のくみたて方について、今考えていることです。忙しさを余裕の笑顔で乗り切るためにはどうしたらいいのか、その課題への私の答は“細かくスイッチングする”ということです。忙しいとはいえ、冷静に一日を振り返ると、惰性で過ごしている時間やボーッとしている空白の時間がけっこうあります。それを無くすために日に何度もオンとオフ、仕事と遊びのスイッチを入れ変えるというやり方です。
 実は私の祖父がそういうタイプの人で、薄暗いうちに起きてから寝るまで、いっときも止まっていないのです。仕事ばかりしているのではなくて、庭や畑に出たり、近所の人とお茶飲みをしていたり、もちろん仕事も人一倍で、誰からも「あんな働き者はいないよ」と評されていました。とにかく次々いろんなところに出没して、忍者が分身の術を使っているようだと思ったものです。そしてさらに驚くべきことに、祖父がいらついたり不機嫌な顔をしているところを見た記憶がありません。いつも穏やかな笑顔で、よく動く笠智衆みたいな感じで、そうそう、50代まで粋人を気取ったのか、時々キセルをスパスパやっていたのがある時禁煙を決意し、そのときの台詞が「忙しくてたばこ吸ってるひまがねえんだ」で、家族一同それがとても納得できたほどよく動きまわる人でした。
 尊敬する今は亡きじいちゃんを見習って、“細かいスイッチング作戦”で“忙中笑有”笑顔が生まれるゆとりを生み出そうと思っています。ついでに私も禁煙をとも思うのですが・・・「アー、忙しいからたばこ吸って気分転換してスイッチ切り替えよっと」



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宿根草・一年草・多年草 2

 一年草/発芽から一年以内に枯れてしまう草花です。春植えて花柄つみをしながら秋まで楽しむサフィニアやペチュニア、冬を彩るパンジー、ビオラ(写真)などがそうです。

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 つる生殖物のゴーヤも大人気の一年草で、春に植えた苗が夏にはパーゴラいっぱいに茂って最高に気持ちいい日陰をつくってくれます。そして秋口に実が下がって、それを収穫すると全て枯れてしまうので、パーゴラが傷まないし冬は日だまりを楽しめます。

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 一年草として売られているものの中にはもともとは宿根草だったものも多くて、インパチェンスなどは環境が合えば宿根してまた芽吹いてきます(こぼれ種の場合もあります)。

 半年先までをイメージしながら春と秋に植える一年草は、季節ごとに庭の主役を演じてくれるようなものが多いので、その選び方で庭の印象を変化させ、毎年違う雰囲気を味わうこともできます。



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