2007年12月

ご主人の秘密基地( 西森邸 10)

昨日のロビンくんの写真が評判です!ブログをご覧になった方から「すっごいかわいいですねえ」と声をかけられて、わが子のことのようにうれしかったです。ご主人は「小さい時から写真が嫌いでぜんぜん撮らせてくれないんですよ」とおっしゃっっていましたけど、庭が出来てロビンくんに心境の変化があったのかもしれません。


撮影当日は土曜日。息子さんと奥さんは野球のクラブチームの練習でお出かけでした。庭にはご主人とロビンくん。
男の子を持つ父親の宿命なんですけど、そろそろお父さんに反発したりして、家にいる時間も減ってくるしで、ご主人としては少しだけつまらないような、でも自分もそうだったでしょうから息子が迎えつつある自立の季節がうれしいような、何とも複雑な心境なのかも知れません。

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でもまあ、ロビンくんもいるし・・・、ウ?ン、そういう問題じゃないか。・・・自分がそうなんで、どうもご主人がさびしそうに見えちゃって。

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私ならこんな休日は、炭を熾してひとりバーベキューで朝からビール飲むんですけど。そういうことしないんですか?とうかがったら「朝からビールは飲まないですよ。スポーツジムには行きますけど」とのこと。健康的だなあ。

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いろいろとお話をうかがうと、庭はご主人のテリトリーのようです。いいなあ。私もこういう庭が欲しいのです。秘密基地ですよねこれ。ひとりでせっせとガーデニングして、仕事から帰ったらデッキでビール。そして休日には仲間を集めてバーベキュー。いいなあ、ホントいいなあ。

ご主人、やがて子育てが終わったら、自分が男の子に戻りましょうよ。うちのお客さまってそういうタイプの人が多くて楽しいです。野菜の有機栽培に凝ったり、DIY好きがこうじてログハウスを建てちゃったり、毎週誰かしら呼んではバーベキューしていたり。

家庭のライフサイクルを考えると何度か庭の主役が代わり、庭が果たす役割も変わってくるものです。それをある程度見越した設計も必要ですけど、でもまあ、どう変化していくのかわからないし、そうなったらそうなったでガーデンリフォームすればいいんですよ。庭は現在の状態の家族が今日を楽しむ場所なのです。
今後しばらくは『ご主人の秘密基地』かなあ?それならそれで、思いっきり、徹底的に遊びましょう!私はいつでも参加いたします!!

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猛獣ロビンくん( 西森邸 9)

ワンちゃんのために庭を・・・、ワンちゃんが荒らしてしまった庭を・・・、設計依頼の内2~3割はワンちゃんとの生活を整えるためということがあります。
今回の西森さんちにもロビンくんというワンちゃんがいて、でも彼のために庭をどうこうという話が出ないまま設計・施工が完了しました。そして出来上がってみたら思いもかけない効用がありまして、今日はそのことを。

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ロビンくんは室内犬です。いつもご主人にまとわりついています。そして恐ろしい猛獣です。

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打ち合わせにおじゃました時も、もうれつに吠えて噛み付いてきました。知らない人に興奮して馴れるまで吠えているワンちゃんはたくさんいて、しばらくするとおとなしくなってしまうものなんですけど、ロビンくんはちがいました。打ち合わせ中、そして帰るまで、ずっと唸ったり吠えたりで、ご主人が放すとまっしぐらにこっちに噛みかかってくる、そんな感じだったのです。

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それが、庭が出来上がって外で遊ぶようになったら人(犬)がかわったようにおとなしくなって、かわいいかわいい。これにはご主人もびっくりだったようです。

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ごらんのとおりで、ひとりで庭をうろちょろ。時々外を通る人に向かって唸ったりしますけど、あまり興味が続かない様子で、またデッキの下にもぐったり草をかじったりしています。表情もやわらいでいて以前と比べると人相(犬相)がかわりました。

昨日の『風を感じる暮らし』を人間よりも欲していたのは彼だったのでした。犬は高機密高断熱が嫌いなのですよきっと。


 

風を感じる暮らし( 西森邸 8)

ガーデニングエリア、ウッドデッキ、バーベキューテラス、立水栓、ライティング、目隠しについてと解説してきました。これらは目に見える構成物です。今日は目に見えない設計の要素についてやりましょう。「目に見えない要素?」いろいろあるんです。音、空気、香り、時間・・・。今回とても意識したのが『風』です。

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当ブログのカテゴリに『風の町散歩』というのがありますけど、うちの店がある港南台(港南区)、栄区、磯子区、そして鎌倉・逗子・葉山の湘南エリアは一年中イイ風が吹く場所です。フリーマントルドクター(詳しくは『風の町散歩』をお読み下さい)のような風。

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こちらの西森さんちは栄区で、立地の条件もあってその贅沢な風を存分に楽しめます。ですから設計している間中、図面用紙の縮尺と同じ50分の1に縮小した私はその風を感じながら作業していたのです。

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朝ここに座ったら左側からシャキッと冷えた風が来る。BBQの炭の香りは道路ぞいに流れていく。夏の夜の全身をクールダウンしてくれる風。冬の日だまりで黄色いパンジーがゆれてキラキラと存在を主張する。

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庭に出る機会が増えると風を意識するようになります。風だけじゃなくて、鳥の声や土のにおいや湿度や気温も。
そしてそのことが人にもたらす恩恵は、これは数値化できないことですけどかなり大きい。日々それを体感したら、もうそれなしではいられないほどのものなのです。

本来は『風を感じる』といったことが、生活する上でごく当たり前のことだったわけでして、たった数十年前までは。例えば雪国の家は夏涼しいようにつくってあります。私の実家もエアコンは必要なしで、縁側から入る風が家中を快適に冷やしてくれます(冬は冷凍庫ですけど)。それがどの家も高機密高断熱になって、新築の家におじゃますると、どこも一年中、一流ホテルのように心地よく空調が効いています。
今や人が暮らしの中で風を感じる場所は庭だけ。『風を感じる暮らし』の大切さを考える時に思い出すのは、今は少なくなりましたが東京の中央線沿線に点在していたジャズ喫茶。そこに必ず置いてあったヤニけた観葉植物です。カポックやアオバドラセナやボク(支柱)から垂れ下がったモンステラ。長く日に当たることも風を受けることも無く静かに生息しています。生気をなくして、かろうじて生きている感じで、ある日それが香港フラワーに替わっても誰も気が付かないような。昭和の情緒といえばそうなんですけど、植物の状態的には最悪です。やはり植物は屋外で、自然界からの信号や刺激や恩恵の中で育つのが本来の姿なわけでして、これって人間も同じこと。快適な空調の箱に閉じこもっていたら何かしら人としてのバランスが崩れてしまうと思います。
『風を感じる暮らし』、家のつくりが快適になった分、庭の重要性が増したということです。


目隠しについて( 西森邸 7)

庭を設計する時に必ず考えるべきことに『目隠し』があります。今回は道路側だったのでなおさらで、どの程度に目隠しするかが大きな課題でした。
ビフォーはこうです。

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「あまり強く目隠しすると防犯上良くない」という声をよく聞きます。確かにそうです。が、だからといって周囲から丸見えではウッドデッキもテラスも、ガーデニングだって楽しめません。

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必要なところにだけ『適度に』。適度というのは、庭からも道路からも、気配はわかるけど何をしているかは気にならない程度。それと、部屋のカーテンは開けっ放しで暮らせるように。そんな感じで設計してあります。

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庭からはこんな具合です。

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バーベキューテラスはパーゴラに御簾を掛けて(ご主人のアイデアです)目隠しの強さと風通しを調整。ナイスですね~。

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目隠しを、どの位置に、どういう方法で、どのくらいの強さで施すのか。このことが庭と室内を快適な場所にするための重要なポイントなのです。


 

ライティングプラン( 西森邸 6)

今日は立水栓とライトです。

ウッドデッキとバーベキューテラスの中間に、囲炉裡と同じレンガで立水栓を設けました。
市販の製品より蛇口の位置と受けが高くつくってあります。これは使いやすさのため。腰を屈めずに使用できます。

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蛇口は宝泉http://the-sensui.comの『いぬ』を。

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上部に船舶ライトをつけました。

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あとはウッドデッキの左右にも船舶ライトを設置して。ほんと最近、ライトに関してはワンパターンですけど、これ、いいんです。港町横浜に暮らす家族の庭『ロコハマ・ファミリー・ガーデン』って感じになるのです。場所が埼玉だったらきっと違う提案になるんですけど、横浜にはこれですよ、今んところ。

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ライティングプランで迷ったのがバーベキューテラスのパーゴラにライトをぶら下げるかどうかでした。部屋からの光だけではやや暗いのです。でも、設置しないことにしました。あえて暗めで。それはバーベキューをしていて暗くなってきたらキャンドルかランタンを灯していただきたいと考えたからです。実際にお客さまの庭でそういう経験がありまして、そのロマンティックなことといったらもう。
バーベキューしなくても、毎晩夫婦で外に出て、キャンドルライトでワインを・・・、いいでしょそういうの。それが習慣になったら、一生夫婦円満、間違いなしなのです。


うちが入っているホームセンター、ビッグサムでは早くもクリスマス用品の半額セールがスタート!正月用のお飾りも売り出して、すっかり年の瀬ムードです。毎年のことながら月がかわるだけなのに何でこうも気ぜわしくなるのか。そして大晦日が近付くにつれて背筋がシャンと延びてくる自分がいます。
仕事はいつも通りで溜まってますし、それに加えて、年賀状はまだだし、忘年会をどうするのか、お歳暮は、大掃除は、そうそう、それよりも会社は無事年を越せるのか・・・、まああれこれ考えていてもしょうがないので、今日もフルスロットルで仕事開始です。


 

BBQテラス/そこに行く『理由』( 西森邸 5)

はい、今日はバーベキューテラスです。庭の一番奥、最も幅がとれる場所の地面を持ち上げるやり方で仕立てました。こうすることで部屋からの階段がいらなくなって、ゆったりとバーベキューを楽しむ広さが確保できました。
ご覧のとおりで交差点に面していて下り坂の途中に位置していますから、目隠しは必須です。タカショーのeウッドパネル、1型スクエア(目が細かくて適度な目隠し効果が得られます)を使いました。

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そしてコーナーパーゴラ(オスモ)で居心地を良くして。

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囲炉裡と、ベンチも作り付けにしました。

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あとは炭を熾せばOK!いつでもバーベキューが始められます。

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これがベンチの腰掛けた時の風景。

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囲炉裡はいつもの円形です。今回のようにスペースが限られた中でスムーズに動きながら楽しむためには、円形の炉が理にかなっているのです。ベンチを作り付けたのもそうで、理想的な位置に必要なだけの座る場所を決め込むことで、スペースが最大限有効に使えるようになります。

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リビングから離れた場所に『居場所』を設定する時は、そこに行く『理由』をハッキリさせて『楽しさ』や『居心地の良さ』を演出し、バーベキューやお茶や読書など、そこでやりたいことが、いつでもすぐに始められるところまで場をつくり込む必要があります。そうしないとあまり使わない場所になってしまう可能性も大きくて。過去何度か「もう少し完成形に近付けておけばよかった」と反省した経験があるのです。
バーベキューをはじめる時にキャンプ用のコンロを出したりイスを並べたり、そういうところからではついつい面倒になってしまって、テラスで楽しむ機会が年に数回。これじゃもったいない。平日でも「今日は夕飯外だから」という感じで、日常的にそこに家族が集う、そういうイメージで設計しています。

ご主人にうかがったら3つのゾーンで、圧倒的にここにいることが多いそうで、その一番の理由は、たぶん、ここにくればいつでも座れるからでしょう。あと目隠しパネルとパーゴラで居心地もいいし。

最近つくづく思うことですが、設計の評価は庭が完成した時には出ない。その後にご家族がどれだけその場所を楽しんでくれたかで決まります。みなさん、庭のある生活を楽しもうという気持ちがあるからうちに設計依頼されるわけですから、それに応えられる設計のレベルを維持すること、絶対にがっかりさせないようにレベルアップ、進化を続けなければならない、かなり真剣にそう思いつつ仕事しています。ご飯のメニューやサプリメント、日々の運動、情報収集、すべてそこに照準を合わせて生活していますから、どうか安心してご依頼下さい。私、進化はしても退化や劣化はしませんので。・・・ややメタボですけど。

リビングのウッドデッキ( 西森邸 4)

今日はウッドデッキゾーンです。

ウッドデッキの最大の利点は外に出やすいということ。リビングルームでの生活が屋外に広がります。それと今回は道路に面しているので目隠しも同時に考えました。デッキで過ごすことももちろんですが、リビングのカーテンを開けて生活できるようにすることも庭を設計するときに考えるべき課題なのです。

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それともう一点、今回のように庭の出幅が狭めな場合、デッキをリビングと平らに出すことがスペースの確保には一番有効。階段をつくって庭に下りるようにするとますます狭くなってしまいますから。

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ご覧のように、必要な場所に必要最小限の目隠しをするというやりかたなので、庭全体としては開放感があります。目隠しが必要だからといってぐるりと壁にしてしまっては閉鎖的な場所になってしまうのです。

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リビング外のデッキはリビングの一部です。来客時にはリビングのソファーじゃなくてデッキにご案内できるくらいの仕立てにしたいものです。西森さんがぶら下げていた『ウエルカム』のプレート、これですよこれ。屋根のないリビングではコーヒーの味も格別ですし話も弾むもの。家族だけじゃなくて友人知人、ご近所さん、親戚一同ウェルカムな場所が出来上がりました。

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せっかくのウッドデッキが活用されていないお宅をよく見かけます。もったいない。そういうデッキの共通点は目隠しと立体構成がなされていないことです。あと一工夫で家族の特等席になるのに・・・。
ウッドデッキが楽しい場所になっていないという方は、写真を撮ってご来店ください。いろんな解決策がありますから。


 

ガーデニングエリア( 西森邸 3)

雨ですねえ、久方ぶりの雨。今時期の雨は全身をギューッと締め付けられます。それは生まれ育った魚沼の初冬を思い出してしまうからです。ふるさとを思い出すこと、郷愁はありがたくて幸福なことなのですが、初秋の雨だけはちがって、きつい。11月の初めに街を見下ろすようにそびえている越後三山(駒ヶ岳、中ノ岳、八海山)が白くなると、急に空気が冷えて、冷凍庫の中にいるように感じます。里に雪が積もってしまえばもっと温かくて(身体もなれるのでしょう)、どんな吹雪でも全く平気で歩けるようになるのに、この時期の寒さというか冷たさはつらい!特に雨にみぞれが混じってビシャビシャ落ちてくる感じが。これからやってくる長い冬への覚悟を強いられているみたいで。
魚沼の冬は関東にいると想像できない厳しさがあります。子どもから年寄りまで全ての人にのしかかってくる雪との戦い。その戦いに負けたら死んじゃいますんで、文句言う相手もいませんしそんなのまったく意味ないので、みんな平気な顔して暮らしてますけど、それを楽しいとか好きだと思っている人はただの一人もいないのです。
東京に出てきた最初の冬、「東京には冬が無い!」ことが衝撃的で、今となってはそれにもなれて普通にやってますけど、雪が積もらないことがこんなにも楽なのかとうれしいやら有難いやらだったことを思い出します。今年は雪が早いので、ふるさとはすでに真っ白だそうです。「魚沼のみんな、春が来るまで長いけど、がんばってよー!」


さっ、雨の重苦しさを振払って、今日のお題にいきます。庭全体を3つのゾーンに分けた今回の設計。最初はガーデニングエリアを解説します。

平面的には、歩く場所を天然石(エスティアストーンというブラジル産の石です)の乱張りで確保して、その他のスペースを植える場所というふうにしました。乱張りを選択したのは不定形の仕立てができること。例えばレンガ通路にすると直線や曲線が見えて、いかにも通路になってしまって、ただ通り過ぎてしまいそうな気がしたからです。ここは通路ではなくてガーデニングを楽しむ場所、そういう意図での選択でした。さらにその乱張りを途中で寸断してあるのは、足元を気にしてもらうため。忙しい日常ですけど、庭くらいはゆっくりしたリズムで楽しんでいただきたいという願いから出たデザインです。

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立体的にも同じことで、どうしたら通路じゃなくなるのかを考えた場合、場に厚みを持たせることと、立ち止まって何らかの作業をしたり、作業をしなくても意識が止まるというか興味が向く何かを仕掛けることと考え、樹木の配置、木製物置、アーチで場を立体的に組み立てました。木製物置は施工前の打合せで必要ないということになりまして、その場所に、風に揺れて歩く人に葉が触れる、リゾート感たっぷりなドラセナを植えることに。庭の角にはレモン。ツル性植物を絡めたアーチは、その葉がリビングの出窓からも見える位置に設置。ご覧のように庭の奥への期待感を出す効果もあるのです。

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庭の楽しみの中でガーデニングは欠かせない要素です。よく「雑草取りが大変だからガーデニングは嫌い」という声を聞きますけど、このように植える場所を明確にして、早いこと土が見えなくなるまでご自分が植えた草花を育てれば、その後はほとんど雑草取りの必要なし。雑草抜く手間を育てることに使うようになれば、ガーデニングはグンと楽しくなるのです。


 

ゲ・キ・テ・キ( 西森邸 2)

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 何度やってもビフォー・アフターって楽しいです。ビフォーが瞬時にしてアフターになる醍醐味!実際はその間に長い時間と職人さんとうちのスタッフの某大な熱意というか努力というか、そういうものの結晶としてアフターがこの世に出現するわけでして、それを知っているだけに、この一瞬でパッという感じでジーンときたり、しばらく施工時のあれこれを思い出してひたってしまったりしています。
 『劇的ビフォー・アフター』って番組ありましたよね(あのしつこく繰り返す音楽が好きになれなくてあまり観なかったのですけど)。つくり手としてはうちのビフォー・アフター、いろんな思いが相まって、まさに劇的なのです。


 

グレースランド スタイル( 西森邸 1)

 さっ、今日から新シリーズです。

 リビングが道路に面していて、細長く庭スペースがあります。さあ、あなたならどういう庭をイメージするでしょうか。

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 こういう条件ってすごく多くて、もしかしたらあなたの家もそうなんじゃないですか。さあどうしましょう。

 これだけ連日設計しているとひとつのスタイル(ワンパターンという声もありますけど)が出来上がってきます。必要に応じて組み入れる要素、例えば目隠しやリビングから出やすくすることなどが同じだと、必然的に似たような仕立てになってくるのです。しかし、そこは設計者のこだわりで、同じ庭を2つつくりたくない。もっとも、似ているようであってもその家ごとに条件は違うものですし、だいいち住んでる方が違いますからおのずとその庭ごとの個性や特徴が出るのです。
 といいつつ、今回のような条件の場所は多いので、考えるべきこと、その整理の仕方は何度もやってきたことそのままで、今回は慣れている分さらにクオリティーを上げることができたかなあと。設計しながら、自分が50分の1に縮小されて、設計中のその庭を歩き、座り、朝から晩まで、春夏秋冬を過ごしていました。
 5年前も10年前も内心、自分の設計した庭を最高だと自負していましたけど、繰り返しは偉大です。その頃気が付かなかったことや考えもしなかった要素が折り重なって、ずいぶんと濃い設計になってきて、同じような見た目でも出来上がったときの居心地のよさや楽しさは数倍になった気がするのです。ですから描いていて楽しいというか、ワクワクと興奮状態で設計できるのです。迷うということがなくなってきました。
 そろそろ今の設計のプロセスや考え方をスタイルと称していいのかなあ、なんて考えたりもしています。『グレースランドスタイルの庭』『ロコハマ スタイルのファミリーガーデン』。こんどそういうまとめ方でパンフレットをつくってみようと思っています。

 で、今回の設計です。

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 いろんな要素がギュギュッと詰め込まれていて逐一解説していると半日ぐらいかかるので、ごくごく簡単に。
 細長い場所を3つのシーンでゾーニングしました。あとは出やすいことと必要なところに最低限の目隠しをしたということ。そしてそれぞれのゾーンを立体構成することで居心地をよくしたり厚みを出したり、とりあえずはそんなところです。

ガーデニングエリア
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ウッドデッキ
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BBQテラス
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 明日はビフォー・アフター。明後日から各ゾーンや要素を解説していきますのでガーデンデザインを勉強中の方やご自宅の庭を何とかしようと考えている人は要チェックです。(それほどの内容になるかどうか不安もありますけど・・・、いつも話それまくるし・・・、まあやってみますんで、よろしくお付合いください)


 

ジョン君、日本語の特訓中!( 鈴木邸 11)

 鈴木さんちから感じる、充実してして、柔らかくてあたたかい愛情に満ちた暮らし。その象徴が番犬?のジョンくんです。

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 もうおじいちゃんだということですけど、ワンちゃんて不思議ですよねえ、いつまでたってもかわいい子どもみたいです。おー、よしよし。

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 んっ!

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 はい、お手!

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 はい、ごほうび。

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 はい、じゃこんどはちょうだいなって言って。
 ワン!
 ワンじゃないの。ちょうだいな。
 ・・・ワン!
 ちょうだいな。
 ・・・
 ちょ、お、だ、い、な。

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 クッ、クウウォ~*☆◇※◎×△~

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 日本語を特訓中のジョン君なのです。

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 今日で久しぶりの外構工事のご紹介、鈴木さんちを終了。明日から、角地の道路際にできたご主人の秘密基地的庭をご紹介します。

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