2008年11月

静かなウッドデッキ( 猪俣邸 12)

庭の一番奥がウッドデッキです。いつもはウッドデッキやテラスといった『過ごす場所』を庭の中心として位置づけますが、今回は特にそういうことではありません。ご家族のライフサイクル的に、ウッドデッキでわいわいと過ごすというシーンは数年後かな?今はご夫婦が静かに本を読んだり、庭の自然を感じながらゆったりとした時間を楽しむ場所。でも何年かしたらお孫さんのいい遊び場になって、夏はプール遊び、おもちゃだらけになる、そういう先々もイメージして設計しました。

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正面はキッチリと、縦張りの木工フェンスで立体構成して、『モダン和風の外の部屋』感を出しました。

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そして庭に目をやると深い雑木林。数年後、この木々が生長して枝の位置も上がって、雑木林の間から奥様が丹精した咲き乱れるバラが見え、その背景にはコニファーガーデン、そういう庭になります。

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今日は早朝に家を出てからずっと、現地打ち合わせと、お店でお客様からの相談にお答えすることの繰り返しみたいな一日でした(で、アップが夜になってしまいました)。移動時間以外、休みなくお客さまと話をしていて、予定していた設計は一歩も進みませんでしたが、次々すてきなお客様と会話ができて大満足。楽しい、ほんとに楽しい。しかめっ面や飛んじゃったような表情(傍からはそう見えるそうです)での、宇宙をひとり漂うような設計作業も語り尽くせない楽しさがありますが、ひとと会うこと、庭や家族のことについてあれこれ会話することもまた楽しいのです。そしてもうひとつ、現場作業の楽しさもあって、これはつくるよろこび。
渡邊美樹さんの言うように、「遊んでいるように仕事してますからストレスは一切ありません」とまではいきませんけど、20年前、「仕事なんだから辛くて当たり前だ」と思って歯あ食いしばっていた頃からすると奇跡のような現在の状況です。感謝感謝、誰に感謝していいか分からないので、その分目一杯がんばっていい仕事をしようと思っています。
それと好事魔多し、楽しい時こそ足下をよく見て歩かなければ・・・、例えば健康管理。先日健康診断で『メタボ』で肝臓と腎臓が要注意だと指摘されました。要するに運動して痩せればいいのだそうです。明日からしばらく万歩計で1万歩を目標に歩くことにします。「あっ、勢いで宣言してしまった」。・・・でもそうします。これも仕事のうち。「ヨッシャア!明日も張り切って行くぞー!!」

独りイリュージョン( 猪俣邸 11)

うちに設計依頼してくださった時から、すでにご主人の中には庭のイメージが出来上がっていました。『芝生と雑木林の庭』。パンフレットか何かの写真を見せてくださいまして、それはとてもナチュラルで、落ち着いた雰囲気の庭風景で、その庭を眺めながらの、ゆったりと充実したリビングでの時間が連想されるものでした。
ご要望なのでもちろんその写真を参考にしてプランニングを始めましたが、現地の様子から「こりゃあ芝生は無理があるなあ」と判断。お向かいとこちらの両方の家が結構背が高く接近しているので日照が足りないと思ったのです。何とか枯れずに生息する程度は大丈夫なんですけど、せっかく芝生の手入れに手間かけるわけですからベストな結果が得られない提案はできません。で、『芝生と雑木林の庭』ではなくて『雑木林・自然景(自然を感じる風景)の庭』を提案。ご主人にも納得していただけました。

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ガーデンデザイン的にはこういうのがオーソドックスなんでしょうけど、考えたら久しぶりの庭っぽい庭の設計で、何とも楽しい時間でした。設計しながら自分の縮尺を図面のサイズにスケールダウンして、自らその仮想庭を歩いたりしゃがんだりするといういつもの空想行動。風を感じ四季折々をワープしながら庭を行ったり来たり。描き上げるまでに何往復もします。
この独りイリュージョンみたいな空想行動のことは、どのように説明してもなかなか伝わらないと思うので、残念に思っています。楽しいんですよこれが。設計者の特権というか、これができないとおそらく庭を設計することはできない、設計のプロセスでも重要な部分なのです。
ちょっとはなしずれますけど、この設計に必要な『空想行動』について思い出したことがありましたのでそれを。先日購入した安藤忠雄の自伝を読んでいたら、最初にラフスケッチを描き始める時点でこれから設計を組み立てていくその場所(空想世界)に安藤忠雄が悠然とたたずんでいて、建物の形以前にその場所の風や光や空気を感じていることがわかりました、やっぱりそうかと。地形や地質までなら建築家なら当然把握するでしょけど、それにとどまらなくて、その土地に堆積した歴史というか情念みたいなことまで見極めようとする。安藤忠雄の凄みはそこなんじゃないかと。生活する空間を創造する建築家でありながら、最初にやることはコンセプトメイクでもゾーニングでもなくて、自然を感じる、磁場というかオーラというか。北大路欣也(ホワイト家族のおとうさん)が昔やった空海みたいなイメージです。荒れ狂う海原に向って悠然と立っている感じ。そう、空海流に言うなら「自然を感じようとするな!己が自然になれー!!」。
いやはや、はなしが逸れてもとに戻れなくなってしまいましたので、今日はここでお開きにします。


 
 
『きのうの続きのつづき』、渡邊美樹さんの最終回、いやあ楽しかった。
屋久島を撮っているカメラマンから言われた「屋久島に行かない人はそれだけの人生だ」という言葉で「そんなにすごいのか、一度行ってみるか」と。で、行ったらいきなりはまって、屋久島に家を建てて、毎月屋久島に行っては宮之浦岳に登っているという渡邊さん。

ストレス解消じゃないんですよ。ふだんストレスなんて全然ない、遊んでいるようにしごとしているから。でも疲れがたまってるのかなあ・・・

宮之浦岳に登るために週2回トレーニングをしています。そこに登ると決めていれば暴飲暴食なんて絶対にしない。

さらなる夢ですか、・・・100年先を見据えて死ぬまで頑張ろうと。100年後に地球上で一番「ありがとう」を集める会社にしたい。100年後から見たら売り上げとかそういうことではなくて、その企業の本質だけが問われるんです。

そういうはなしに北原さんが合の手を入れる。

自然と共存共栄。佐島の家でペットボトルや缶を拾っているんです。ゆるせないんですよ。

からだの健康、こころの健康。

渡邊さんはいつも笑顔。

流れるような絶妙の掛け合いで、あっという間に楽しい時間が過ぎました。

お二人を引き合わせたキーマンがイラストレーターのかげさんだそうです。かげさん、わたし知らなかったんで検索してみました。いい感じ、いい感じ。夏休みの空気感を持った作品をつくる人でした。『ボクの夏休み』のボクくんが成長してイラルトレーターになったみたいな。世の中おもしろい人がいっぱいいますねえ。
てなわけで、今日も張り切って設計設計!

バラ愛好家の宿命( 猪俣邸 10)

奥様リクエストのローズガーデンです。バラはまだこれからですけど、イメージとしては立水栓の背後のパネルと入口のアーチにつるバラが茂って、円形テラスには鉢植えのバラが多数。そのまわりの植え込みスペースに地植えと何本かのオベリスク、そういう感じです。

まずはアーチ。子供はトンネルがあるとそこをくぐりたがるものです。これってのは人の本能的な衝動なんでしょうね。アーチがあるとその奥への期待感が高まりますし、そこから先が特別な空間であるということも演出してくれます。同時に立体構成が整う。次の写真のアーチと木製パネルがなかったらどういう感じになるかをイメージしてみてください、円形テラスの平面的名図形だけでは空間が成立しませんよね。

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円形の中心線上に立水栓とパネルがあります。パネルはタカショーのe-ウッドパネルで、普段目隠しとして多用している目の細かいタイプです。上部が直線のものと曲線のものがあって、今回は曲線を使用しています。理由は円のセンターを強調するため。

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このパネルに白い大輪のバラを誘引して、夕暮れになると花がマリンライトで浮き立って見える。ゴージャスです。

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はなしいきなり変わりますが、白い花というのは夜行性の昆虫を誘うと言われています。夕闇でも浮き立って見える色。今さらですけど、花は何のために咲くのかというと受粉するためです。そのために花粉を運んでくれる昆虫を呼び寄せなくてはなりません。その方法はいろいろで、強い香りを放ったり、花弁の形で誘ったり、色で蜜の在処を知らせたり。バラは香りと色で昆虫を誘います。
このバラの香り、いわゆるオールドローズと呼ばれる、マリーアントワネットの頃にヨーロッパで交配されたものが最もよく香ります。その後改良を繰り返して限りなく品種が増えていったハイブリッドと呼ばれるものはあまり香りません。見た目の美しさを優先して進められた新種改良によって香りは消えていってしまったのです。
私は原種に近い方がいいなあ、バラも女性も、おっと、変な話になってしまいましたが、我が家に咲いている原種のバラの名前はカオリです。何のこっちゃ!ですね。そうそうその我が家のバラは最近お母さんの介護でしょっちゅう姫路まで行っています。どのお宅にもやってくる親の介護、大変は大変ですけど、ちょっとうれしいこともあっりました。それは現在母が入院している病院の看護婦さんから言われた言葉、「お母さんは明るくて社交的な方なんでいいですねえ、患者さんによっては入院するとずっとふさぎ込んだままの方もいらっしゃいますから」、気分が重くなりがちな状況下で、うれしいひと言でした。確かに、うちのバラの母もまた大輪のバラなのです。「明るく社交的かあ」、反面バラは思いっきり我がままな花でして、環境が悪いとうまく咲いてくれなくてすぐに病気になるし、、手入れには専門知識が必要だし、肥料は高価なもの程よく効くし、それも大量に・・・、あぁやっぱりそっくりです。えっ、愚痴っているんじゃなくて、それを世話するのが我々バラ愛好家の宿命なのです。トゲの痛みに耐えながら一生懸命世話してるのに花咲かない時は頭に来ますけどね、引っこ抜いてやろうかと思ったことも実のところ何度もあり・・・。まあいろいろありながらもせっせと世話しています。


 
 
昨夜の『きのうの続きのつづき』、渡邊美樹さんからまたもやグッとくる言葉がいくつも飛び出しました。

「僕はありがとうをたくさん集めたい。そして和民は究極のサービス業でありたい。サービス業を仕事とする人の人生の目的は『ありがとうをもらって成長すること』。1300人の社員全員に幸せになってもらいたいから、ありがとうを集める会社にしたい。これでもかこれでもかとお客様に奉仕してありがとうを集めるんです」
「和民が老人ホームをやったら、みんな真似して関東の老人ホーム全体の食事がレベルアップした。学校もそうで、他の学校は生徒不足なのにうちには入学希望が殺到している。つまりいいモデルをつくればいいんです。そうすれば周囲がそれを真似るから、それでいい社会になっていく」
「方法は無限大、あきらめてはいけない」

こういうことを若い人が言ったらずいぶん青臭く感じますよね。でも渡邊さんは10歳から、ずっとこういうことを考え続け、周囲に話し続けています。自分が信じるピュアなあり方にそぐわない自分を、鍛え続けてそこに適合する自分にしてきた、そういう生き方だったんだと思います。自分をあきらめない。自分に対して負けず嫌い。夢に日付を入れて、照れもケレン味もなく純に生きることが、私にはとっても正しく、かっこ良く感じます。
新人社員教育や自己啓発セミナーでもこの手のはなしはたくさん出ますし、そういう本も山のようにありますけど、北原さんや渡邊さんの口から出ると言葉の輝き方が全然違うように感じるから不思議ですねえ。実践している人の、その人の真ん中から出てくる言葉は、ビタミン剤のように今日を楽しく充実したものにしてくれる。ありがたいことです。
今日の『きのうの続きのつづき』は渡邊美樹さんの最終日。楽しみです。

『きのうの続きのつづき』

今日は庭をひと休みして、いまはまっているラジオ番組のご紹介をしたいと思います。
ありがたいことに北原照久さんからコメントをいただいていまして、そこで教えていただいた番組、ラジオ日本の『きのうの続きのつづき』。放送時間は火曜から金曜のPM8:45~9:00です。今週ゲストが和民の渡邊美樹さんで、わたし渡邊さんの本が好きで読みまくっていたこともあって、この15分の北原さんと渡邊さんのはなしが楽しい楽しい。今日と明日の2日間、渡邊さんなので、皆様も可能な方は一度聞いてみてください。と言いつつ、困ったことに横浜って場所によってラジオの電波が入りづらいんですよねえ。1422ラジオ日本、入るでしょうか。かくいう我が家もほとんど入らなくて、やむなくクルマで電波が入る場所に移動して聞いています。
きのうはその時間に通りがかった磯子のヨットハーバーに駐車して聞きました。で、『きのうの続きのつづき』の前の番組、8:35~8:45の『よこはまものがたり』、これがまたいい。横浜を舞台にしたショートストーリーなんですけど、音楽もムード満点で。このふたつの番組、横浜に来た旅行客のような気分になれるといいますか、港ヨコハマで繰り広げられるドラマの、自分が主人公になったような気分が心地よく、一日の疲れを癒してくれます。このふたつの番組の25分間、「いいもの見つけた」という感じ。

もうひとつ見つけたいいものがあります。それは番組の中で北原さんから渡邊さんに「渡邊さんはロマンチストだからこれ!」とプレゼントされた曲、チェット・ベイカーのイッツ・オールウェイズ・ユー。チェット・ベイカー、名前は知ってたんですけど今までちゃんと聞いたことがなくて、もう一発で「まいった」でした。その足で関内の石丸電機に行ってCDを購入、夕べも今日もずっとそれを聞いてます。あの「いいもの見つけた」の25分間がずっとつづいている感じです。

チェット・ベイカー・シングス
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夜明け/Day break
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ジャズのCDは内容がイメージしづらくて買う時に一か八かみたいなところがありますよね、この2枚は大丈夫、大当たりでした。特に『チェット・ベイカー・シングス』は、そうしょっちゅうは巡り会えない本物の名盤だと感じました。チェット・ベイカー、ヨコハマの夜を演出してくれる音楽として、直球ど真ん中です。


 

洗い出しの駐車場( 猪俣邸 9)

レンガ道の長いアプローチの奥が駐車スペースです。普通の土間コンクリートだと味気ないので仕上げを洗い出しにしました。造園でいう洗い出し仕上げは、玉砂利を練り込んでもっと繊細に骨材(コンクリートの中の砂利)を研ぎ出すやり方、この場合は普通の生コンを打設した後に翌日表面のセメントを薬剤と高圧洗浄機を使って洗い流すというものです。ですからまあ『洗い出し風』といったところでしょうか。

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仕上げ方とともにコンクリートの味気なさを消すための手法として、スリットを入れて化粧砂利(色のついた砂利)を敷き込んであります。これは広い面積をコンクリート仕上げする際の割れ防止にもなります。

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そしてその奥、アプローチを入ってきた時のアイストップとしてのコニファーガーデン。その手前側にはスリットに入れたのと同じ化粧砂利を敷き込んで雑草押さえにしています。

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この砂利のスペースにはもうひとつ意味があって、それはここも空間的には駐車スペースだということ。タイヤは土間の部分まででも、車体はこの砂利の上まで入り込める。一般的にはクルマの大きさを考えてそのエリア全てをコンクリートにするところだと思うのですが、使い勝手を変えないで極力コンクリートの面積を少なくしようとするとこういう発想になるのです。

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コニファーガーデンはアイストップとしての駐車場側からの見え方とともに、庭(ウッドデッキ)側からの見え方も意識してあります。この風景です。その理由は数日前に書いた通りで、このコニファーガーデンのもうひとつの役割、デッキから眺めた時に奥が深い(構成的に)庭を感じていただくためです。

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もう一度最初の写真に戻ってみていただきたいんですけど。どうでしょうか、コンクリートがけっこう面積広いのに味気ない感じしないでしょ。それと撮影前に数日雨が続いたのでうっすらと苔が生えて緑色になっています。これもまた良し。えっ、苔はいやですか、そうかなあ、私はいいと思うんですけど。山手や鎌倉に点在している洋館、苔だらけですよ。まあそれが気になる方は洗い出し風仕上げにしなければ大丈夫。普通に仕上げれば苔はほとんど生えません。


 

気持いい冬晴れ。さっ、いろいろあるけど(皆さんもそうでしょうけど、けっこういろいろありますよね、毎日)グッと飲み込んで、今日も張り切っていきましょう!設計設計!とにかく設計!またもや設計作業に絶好調の波がやってきています。

門塀・アプローチ( 猪俣邸 8)

旗竿型宅地なので、アプローチの入口に何かしら奥にある家の存在を示す何かが必要です。そしてその何かがこの家の第一印象になる。今回は思い切って大きめな塀を立てました。そこに表札とインターホンを設置。機能的にいえばこんなに大きな塀じゃなくても、インターホンがセットされた機能門柱で事足りるのですが、余白も含めたこのくらいの大きさがあると、「きっとありきたりな家じゃなさそうだ」とか。「きっと楽しい方が住んでいるんだろうなあ」、そんな感じを与えられるのではないかと。どうもあの機能門柱が好きになれなくて・・・、まああそれはまた別の機会にするとして、塀の形も表札をセンターとしたかまぼこ型で家方向に向かって意識を誘うように伸びていくようにしました。

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表札はアイアンの文字表札。通路の反対側の植え込みに隠したスポットライトで、夜はこれがライトアップされます。

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設計ではこのレンガ通路、直線部分のセンターに芝生を入れてありましたが、「シンプルな方がいいかな」というこになりまして、このようにゆったりしたレンガ道になりました。秋のレンガ道、ギルバート・オサリバンの『グッバイ・イエロー・ブリック・ロード』が聞こえてきそうです(ちょっと強引ですね)。

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でもまあ気分いいでしょうねえ、お出かけから帰って来たらこのレンガ道を通って家に入るんですから。

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レンガ道はそのゆったりした幅のままで玄関へとつながっています。

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いいないいな、あらためて見るとこの直線と曲線の貼り分けのアイデア。ほんといい効果を出しています、と自画自賛。

スロープの途中に木工フェンス。これは目隠しというより立体構成のために設置しました。

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この長い坂道を歩きながらひとつの世界感を味わっていただきたいという狙いからです。ひとは自分より背の高いものに囲まれた時にようやく空間をひとつの世界として認識するものなのです。

これって茶道でいう結界、神社の鳥居も同じことで、そこをくぐることで別の世界に入ったという認識が得られるのです。・・・木の塀ひとつで世界感だの結界だのとうるさいですよね。こんな性格でほんとすいません。


 
 

さらに奥へ( 猪俣邸 7)

さらに奥へ進んでいきましょう。『雑木林・自然景の庭』と『外の部屋・ウッドデッキ』です。

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全体的に流れる感じで、それぞれの場が他と隔絶されないことを意識しました。それはなぜか。今日はそのことを話しましょう。

今回のご希望はオーソドックスといいますか、昔ながらの『眺めて感じる庭』というのがその核にあって、それは主にご主人の庭へのあこがれイメージがその方向だったということなのです。そのご主人が実現したいと思っていた庭へのイマジネーションがとてもしっかりとしたものだったので、何とかこの条件下(広さ、日当りなど)でそれを具現化したいと思いつつ設計しました。そしてそこに私の提案も入れて。私の提案とは、いつものことですが、それは『家族で過ごす外の部屋』。一番奥にウッドデッキを、結構広めに設定しました。そしてそのデッキから庭を眺めた時に、雑木林、ローズガーデン、その向こうのコニファーガーデンまでがひとつの風景としてその場(デッキ)を居心地よくするものにしたかったのです。遥か向こうまで深い庭がある感じ。
今のところご家族は植物の育ち具合や自然を感じるということに感激してくださっていますけど、徐々にこのウッドデッキの楽しさ、すばらしさを感じていただけたらと。そしてデッキで極上の時を過ごしながら、この仕掛け、視覚的に奥深く感じる庭のことを気づいてくださればうれしいなあ、そんなこと思いながらの『流れる感じ』でした。
ちなみに、流さないとどうなるかというと、それぞれの場の存在感、意味が強調されて、いくつも部屋がある感じになります。そして全体としては「こんなに広かったっけ」となります。これは立体構成や素材の使い分けなどのなせる技、何度やってもこの「こんなに広かったっけ」というお客様の反応が楽しいのです。しかし今回はあえて流しました。いつか一番奥のウッドデッキがこの庭の特等席になることを願って。

延々続いたビフォー・アフターはこれで終わりにして、明日から各部の解説です。


 
 

連休最終日、午後は雨だそうです。この乾燥した空気が、これで少しは潤ってくれることでしょう。私は雪国育ちなので、冬の乾燥が大の苦手なのです。
さっ、雨を楽しみにしつつ、今日も張り切っていきましょう!

庭に入っていきましょう( 猪俣邸 6)

さあでは庭に入っていきましょう。まずは奥様のリクエストで設定した『ローズガーデン』とその周辺。
ローズガーデンといってもまだバラがほとんど植わっていないので、『これからローズガーデンにするための庭』なんですけど。秋のバラシーズンで園芸店にちらほらと並んでいますが、まあ本格的には春からですかね。構成としては部屋からすんなり出られるレンガ階段、アーチとトレリスと鉢を置く広場、フォーカルポイントとしてレンガの立水栓です。

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その奥にご主人のイマジネーションから発した『雑木林・自然景の庭』が見えます。

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そうそう、この立水栓、ヤキスギレンガとマリンライトとアンティークのな感じの蛇口。後日アップでご覧いただきますけど、これがヨコハマなんですよねえ。どうです、そう思うとヨコハマっぽいでしょ?ちょっと強引ですかね。

明日はさらに奥へと進んでいきます。


 
 
本日は勤労感謝の日。「勤労できることに感謝しながら、さっ、仕事仕事!」。去年も一昨年も同じこと言いながら仕事していた気がします。それどころか社会に出てからずっとそうで、おそらく過去の勤労感謝の日で仕事が休みだったことって1回もなかったような・・・。秋になると忙しい仕事だったり慢性的に忙しかったりで、勤労感謝の日というと必ず先ほどの「勤労できることに・・・」が頭に浮かぶ。もともとは何にもしないでボーッとそれを眺めているタイプのはずが、気がつけばワーカホリックとも言える仕事人間になっていました。まあ言い替えれば、ボーッと空を眺めるようなことを仕事にしている、そういうことかもしれませんけど。「あぁ、朝から『今日はお休みです宣言』してビールを飲んで二度寝したい」なんて思っていた時期もありましたけど、そういえば今は全くそう思わなくて、それよりも「今やってる設計は絶対にお客さんが驚いてくれる」とか「今日お会いするご家族とはどんなはなしで盛り上がるのかなあ、楽しみ楽しみ」といったことで、遠足の日の朝みたいにワクワクしながら目が覚める、そういう日々です。いやあ感謝感謝!

アイストップ( 猪俣邸 5)

ヤキスギレンガの長いアプローチ、その奥の駐車スペース、そのまた奥の正面にコニファーガーデンを設けました。これは植物としてコニファーを楽しむこと以上に『アイストップ』という効果を狙ったガーデンスペースなのです。コニファーじゃなくても、例えばここに壁を立てて、それを背景として背の高いソテツが植わっていてもいいですし、柑橘類を数本植えて果樹園にしてもいい。必要なのはこの場所に背よりも高くてその存在が意識にしっかりと入ってくる、そういう構成なのです。

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道路から入り込んだアプローチを歩いていくと、正面にドーンと。

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しっかりとそこに意識が当たってから、左側に見えるアーチに誘われて左を向くと、そこにはまた違う場面が。

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無意識にそっちに向って歩いていきたくなる、これがアイストップの効果なのです。

このアイストップという仕掛けは外構設計で有効な手法として専門学校のテキストなどで扱われていますが、もちろん庭でも使えます。というかもともと造園的なテクニックだったのだと考えるべきでしょう。それは京都の庭を歩くとよくわかります。いたるところにこの手法を感じることができます。・・・京都かあ・・・東福寺のモミジが見頃だろうなあ・・・。おっと、意識が京都へ飛んでしまいました。まあいいか、いつものことだ。あてもなく歩いていて次々発見がある街、それが京都ですよね。何日歩き回っても飽きることがない。観光ガイドに載っていない山寺を覗いたり、町家の玄関アプローチである延べ団だけを観察しながら歩いたことありました。「そうだ、京都へ行こう」と言いたいところですが、何せ年中無休でも追いつかない忙しさですから無理。あと何年かがんばったらそういう余裕が生まれるのかなあ。まあとにかく、今は仕事仕事。そうそう、はなし戻して、アイストップですけど、この意識が当たって、次に誘導して、場面が変わる、これをインテリアに活用すると、見慣れた我が家にストーリー性や仕掛けが生まれて、ドラマの舞台みたいになることでしょう。自宅でドラマ、主人公はあなた、どうでしょうかそういうの。


 
 
今年最後の3連休だそうです。毎年のことながらここまでくると急に慌ただしくなりますねえ。クリスマス商戦も年々早くなるばかりで「みんなしてそんなに尻の叩き合いしなくてもいいじゃないか~い!」とひげ男爵風に言いたくなってしまいます。
何かを追いかけている時はパワーが出ますが、一転して追い立てられると、急にあちこちの弱っているところが痛み出すもの。慌ただしさに負けないで『追う気持』をキープしていたいですね。

ヤキスギレンガのはなし、その2( 猪俣邸 4)

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一昨日のヤキスギレンガのはなし、補足します。
今年の春『日本レンガ』という会社が廃業しました。元は渋沢栄一翁が日本を列強に負けない国家にするためには西洋建築を取り入れなくてはならないと考え、そのための建築資材を供給する会社として立ち上げたと聞いています。東京駅も赤煉瓦倉庫も、その日本レンガの資材を使っているそうです。そう考えるとこのレンガ、とてもロマンを感じます。
そういう歴史は別にしても、実際性能のいいレンガでして、まず強く焼いてあるので固い。これで囲炉裏をつくってガンガン火を焚いてもはじけることがありません。それからきめが細かくて気泡が少ないのでカビや苔が生えづらくて、時間経過でいい感じに古びて風合いを増します。
囲炉裏の素材としては耐火煉瓦の方がいいのではというお客様の声もありますが、耐火煉瓦というのは熱遮断を重視したレンガでして、気泡が普通のレンガよりも多い。レンガの中に空気が多く入っていることで外側に熱を伝えない、そういうふうに作られています。ですから大概強度は低くて、ボイラーに使う本格的な耐火煉瓦などは雨に当たって水を含むと簡単に割れてしまいます。まあ土で作ったスポンジのようなものです。
囲炉裏の場合は熱遮断よりも耐久性ですから、火に当たっても爆ぜない固いレンガ、このヤキスギレンガがベストだと思っています。
このレンガを多用するもうひとつの理由は、昔から使い続けられているものなので廃番にならないということ。ホームセンターでは派手な輸入レンガが主流でこの手のものは置いていなかったりしますけど、街道沿いの建材店には一年中置いています。この廃番にならないということが実はとてもありがたくて、例えばこのレンガで庭に通路をつくったとして、後々花壇や囲炉裏を増設しようとする時に、それが何年後であろうと同じレンガが手に入るということなのです。庭でも外構でも素材数は少なくしたいもの。建材屋さんのサンプルガーデンみたいにいろんな種類のレンガが使われている庭や外構はそのことだけで落ち着かない雰囲気になってしまいますから。

横浜を中心に庭づくりを展開していますので、ハマの風情ともいえるこのヤキスギレンガと、それと毎度おなじみのマリンライト、このふたつはプランニングに欠かせないアイテムになりつつあります。


 

ひんやりと澄んだ空気、いいですねえ。少々冷たいですけど、気合い一発!さっ、今日も張り切っていきましょう! 

北原さんへの返信/言葉コレクション

ここんところ北原照久さんから何度もコメントいただきまして、ありがたいやらうれしいやらです。ほんと不思議な方で、私の中の(かすかな)いい部分を引っぱり出してくださいます。おかげさまでここ数日、設計も順調ですし、グングンといろんなことへのイマジネーションがわき上がっています。
で、今日いただいたコメントに返事を書き始めたんですが、文字数が多くて送れないというエラーが出てしまいました。それならと、本編でお返事することにしました。皆様にはいきなりですから、前ふりとして北原さんからのコメントを。

聞いてくれてありがとう。セザンヌ主義、ぜひ見に行ってくださいね。言葉には力がありますね。なにかいい言葉があったら教えてください。「凡事徹底」平凡なことをしっかりやる。小さなことが出来なければ大きなことは出来ない。

ブリキのおもちゃの蒐集家として有名な北原さんですが、実はおもちゃ以外にも膨大な量のコレクションをお持ちだそうで、それにとどまらず『言葉のコレクション』もされているのだそうです。私の持ってる言葉などがそういうことのお役に立てるとはとても思いませんけど、言葉の持つ力という点は日頃私も感じていることなので、私の口癖、常連さんにはおなじみなあのフレーズについて書いてみたいと思います。

北原さんへ
わたしがほぼ毎日頭に浮かべている言葉があります。『イメージできたらできたも同然』です。
中学一年の春休み、私はカーペンターズのLPが欲しかった。学校帰りにレコード店に立ち寄ってはそれを手に取って眺めていました。でもその頃は小遣いも少なくて、とてもじゃないけど2枚組のそのLPレコードは買えない。判断としては買うのをあきらめましたが頭の中には『カーペンターズのLP』が『欲しいもの』から『いいなああれ』というあこがれに変わってしまい込まれていました。不思議なことが起こりました。一年後、ふと気がつくと私の部屋にはそのLPレコードがありました。お年玉やらなにやらでいつのまにかお金に余裕ができて、「あぁ、これが欲しかったんだ」というような感慨もないままにそれを購入していたのです。それは目標を定めてそれを達成するなどというきちっとしたことではなくて、何となく「欲しいなあ」と思っていたことが、一切のそれに向けての努力なしに、気がついたら手に入っているという体験でした。その変な成功体験みたいな出来事が後年ずっと頭にありまして、欲しいものややりたいことが出てくると「何となくそう思っていれば必ずそうなる」と考えるようになっていました。何となく、力まないで、柔らかく、でも絶対消さないで思っていること。私、そうとうな紆余曲折、波乱に満ちたここまでの人生でしたがその『何となく思い続ける作戦』は生活の全ての面でそこそこ功をそうしてきたように思います。
それが45歳を過ぎた頃から少し変わってきました。庭を楽しもう、生活をもっと楽しもうとするお客樣方との出会いを繰り返すうち、尊敬に値するすばらしい人生を組み立てていらっしゃるそういうお客樣方の生活ぶりの中に、私よりももっと積極的な何かを感じたからです。『なんとなく』から一歩進めて『積極的にイメージを鮮明にしていく』。我ながらづいぶん遠回りといいますか気づきが遅いといいますか・・・。思考がそうなってからは設計が変わりました。ものすごくお客様が喜んでくださるようになった。私が設計する庭で感動を味わってくださる人も多くなりました。北原さんと同じ『熱しやすく冷めにくい』性格は変えようもありませんけど、冷めにくさに漫然とせずに火力を強めて熱々にしていく、何となくじゃなくて、ちゃんとイメージしてそれを具体的に育てていく、そういう思考で設計作業も生活もするように変化してきたのです。そして自分にもお客様にもよくいう言葉、それが『イメージできたらできたも同然』

ただし、これは根拠のない私の勘みたいなことですけど、(私の場合)ベースは『何となく』から外さない方がいいような気がしています。何ひとつそれに向った努力をしないのに手に入ったカーペンターズのLP、あの不思議体験にプラスαくらいの積極性。努力というよりは持続力、力まずに継続すること。バランスなんだと思うのです。そうそうサーフボードに立って波のパワーを支配できている時のあのバランス。力んだり足下見ていたらあっという間に沈しますよね。リラックスして視線は必ず進行方向を向く。私はサーフィンじゃなくて材木座でウインドですけど、この感じは同じです。自転車もスキーもサーフィンもウインドも同じ、力んでいるうちは乗れませんよね。

『イメージできたらできたも同然』、設計している時もお客様やスタッフと話す時も何度も浮かぶ言葉です。元ネタは、もちろん『イマジン』、想像してごらん・・・。
一年前の忘年会で職人さんやスタッフに向って「来年は店を増やします。場所も資金もまったくあてがないけど、でももっとたくさんの出会いが欲しいからそうしたいと思っています。店の名前だけはもう決まっていまして『レノンの庭』です。ロゴもつくりました、これです」。皆さん一様に「また始まったよ。ちょっと酔いが早いんじゃないの」てな具合で、ギャグとして受け取っていたようです。私も半分はギャグのつもりだったんですけど。でも、たった3ヶ月後、出会い頭みたいな偶然が重なって『レノンの庭』はオープンしました。運命がコロコロと転がって、出したいという気持よりも出さなくてはいけなくなって出したという感じ。これですよこれ、この感じ。そして今、その店での新たなすばらしいお客樣方との出会いで、仕事的にはてんてこ舞いですけど、うれしくありがたい毎日なのです。
『イメージできたらできたも同然』。

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『レノンの庭』、忘年会でのギャグみたいな宣言から誕生した店なのです。

そうそう、もうひとつ思い出しました、私を元気づけてくれる言葉。中2の息子優一朗が言ってたこと。「バッターボックスに立ったら、振らなきゃ絶対当たらないよ」。深イイ~!


 
 
 
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