2009年02月

2月は春なんです( 市丸邸 8)

市丸さんちの樹木です。
以前菊地さんからいただいたメールで「庭をやるまでは2月は冬だと思っていたんですけど、庭に出てみると2月は春の始まりなんですね」というお話がありましたが、全くその通りで、市丸さんちはすでに春でした。撮影日は2月12日で、皆さんおぼえているんじゃないでしょうか、急にものすごく温度が上がったあの日です。天気予報では4月上旬並みの気温と言っていましたが、ほんとに温かくて撮影してても汗かいて、奥様が出して下さった冷たいお茶がおいしかったです。

デッキの階段脇と下の庭にある2本のミモザが満開で、息を飲むほど美しくて、

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アップで何枚も写しました。

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そのミモザを見上げながら元気に伸びているのはローズマリーです。ローズマリーは日陰にも強いので、一般的にはシェードガーデン用の植物と思われていますけど、日向だとグングン伸びて、勢いがあってまるで印象が違います。クリスマスローズもそうで、その花のイメージからも日陰の植物と思われがちですけど、日向に植えると株分かれも旺盛で、放ったらかしでも花いっぱいの大きな茂みになってくれるのです。

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5年前のリフォームをする以前から鉢植えで置いてあったソテツです。段々の花壇をつくった時に階段脇に地植えにしました。ソテツの生長はゆっくりなので、苗木だったのが大木に生長したミモザとは対照的で、印象はさほど変わっていませんけど、ちゃんと新芽は出ています。

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この小さな新芽が見事は円形に開くのは6月頃でしょうか。毎年出てくる新しい葉が、生命力いっぱいに夏の庭にリゾート感を演出してくれます。一年に1度だけ開いて、その分だけ生長しますから、ゆっくりなんです。ソテツの生長は一年で3~4センチと言われています。

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地被性のコニファーです。ハイビャクシンなど昔から日本にあったものもありますが、今売られている多くはここ数年で普通に売られるようになったものばかり。10年前は植物図鑑で見るだけで、現物は珍品扱いでした、。例えば東京ディズニーランドの建設にあわせて日本で栽培販売されるようになったアメリカハイネズ。針葉のコニファーで、当時その苗をたまたま手に入れて、毎日飽きることなく眺めていたことを思い出します。その当時から考えると、現在ホームセンターでもいろんな種類の地被性コニファーが売られていることは、うそみたいにありがたい状況なのです。クリスマスローズもそうですね。数年前は超高級品で、マニアも多くて現在のバラのような扱いでした。それが今では品種も爆発的に増えて、値段は5分の1くらいまで下がって、ごくごく普通の植物になりました。需要に供給が追いついて、珍品、高級品が一般的なものになった時点で、庭でも何でも、ひとつ文化が豊かになった、そう言えるのかもしれません。今なら液晶テレビがそうですよね。家電メーカーは大変ですけど、でもまあそれも世の流れ、日本人の元気さ、たくましさ、ということでしょう。庭屋としてはコニファーやクリスマスローズ、樹木でいうとシャラノキやシマトネリコなどの値崩れはありがたいことです。

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次はジンチョウゲ。これこそ春を告げる花灌木の代表格です。大好きなんですよジンチョウゲの香りって。昨年の春も一昨年の春もこのブログに書いた気がしますけど、以前、毎日現場作業をしていたころに、春のある日、関東中のジンチョウゲが一斉に香りだす日がありました。その日が大好きなんです、ジンチョウゲが香る日。「春だなあ」って。

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市丸さんちのジンチョウゲもつぼみが膨らんできて、すでにこのつぼみの中にはあの香りが生成されているように感じました。春はいい、ほんとに春はいいです。春の到来にときめきを感じるのは、雪国育ちの習性なのかもしれません。

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これはアジサイの芽吹きです。これもいいでしょう、何ヶ月か枯れ木状態だった枝から、ちゃんとこうして芽が出てくる。春の芽吹きって力強くて濃くて、アジサイなのにたらの芽みたいにおいしそうです。

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最後はロウバイです。花が蝋細工みたいだからその名がついたそうです。ロウバイの花を初めて見たのは今から20年前、北鎌倉の紫陽花寺でした。当時、庭のことに夢中で、京都や鎌倉の名刹、有名な庭を歩き回っていました。紫陽花寺もそのひとつで、お寺の方がまだまだ咲かないアジサイのことやミツマタの木、そしてこのロウバイのことなどを解説してくださいました。その日も今回の撮影当日と同じに妙に暖かい日でした。ロウバイを見ると、夢中で庭を歩き回っていた若い日の記憶と鎌倉のあの日がよみがえります。

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何かに夢中だったときの記憶っていいもんですよね。今の毎日も後年いい思い出として残るといいなあ。そうなるように、今日も夢中でがんばります。


 
 
昨日スターホームの社長さんがふらっと遊びに来てくださいました。スターホーム株式会社は湘南を中心に大活躍している住宅メーカーで、その社長さん、星 武司さんは湘南サクセスストーリーとして有名な方。ものすごくさわやかでイイ感じの青年社長でした。

スターホーム株式会社、大人気なはずですよ。うわさのイケメン社長は、見事に夢をシーンとして描けるタイプの方ですし、「世の中の多くの住宅メーカーは家じゃなくてハコをつくって売っている気がして、私はそれがいやなんですよ。そこに住む家族の大事な場所をつくるんです」、さらに「お客様の喜んでいただくためだけに仕事しています」と言いきっていて、いいなあこの人って思いました。いろんな課題を両手にいっぱい携えて、でも颯爽と時代を駆け抜ける感じ。湘南でこれから家をとお考えの方は株式会社スターホーム、要チェックです。住む人の夢を形にした、家族のための、心のこもった家を建ててくれるはずですから。いやあ楽しい時間でした。みぞれまじりの悪天候の中、よくぞ来てくださいました。心が熱くなりましたよ!ほんと出会いってすばらしいなあ。
今日は昼近くから旭区四季の森『レノンの庭』にいます。もうねえ、庭の話とかじゃなくてぜんぜんいです。なんでもいいから話しましょ。家族のこと、テレビ番組のこと、夕飯のおかずのこと、なんでもいいですよ。人と出会って、会話をすることの楽しさ、そこから始まるドラマがたまらなくいいんだなあ!
いやあ、今日がどんな日になるのか、楽しみです。

雨が上がったので『レノンの庭』で、恒例の焼き芋焼いてご来店をお待ちしております。

下の庭にいます( 市丸邸 7)

では下の庭に下りましょう。
庭からデッキを見上げるとこうです。当初この場所は芝生というか雑草というか、まあほとんど来ることのない場所でした。たまに下りては雑草を駆除する場所。それも5年の間に少しずつ庭らしくなっていって、今では花とハーブがいっぱいで、静かに過ごす隠れ家的な庭として、大勢集まる時には、山の雑木林のキャンプ場にいる雰囲気でバーベキューを楽しめる、そんな庭になりました。

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中央に円形の通路を設けて、その中はハーブ畑、今はタイムとミントがはびこっています。
その周囲は雑草取りの手間を省くために砂利敷に。周囲の雑木林に馴染む自然な感じを保つために、あえて普通の川砂利を使用しています。気が向けば砂利を掘って木を植えてもいいし、畑にしてもいいし、後の展開も含めてのとりあえずの砂利敷きスペースです。

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家から見て左側のスロープは、木杭と板で段々の花壇になりました。

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最初に打ち込んだ杭が数年の間に朽ちて単管パイプで打ち直したり、土が流れるのを防ぐために板を積み足したり、何度か手を加えながら現在に至っています。

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庭の反対側の木陰にはいい感じに古びたベンチがあって、そこは軽井沢にいるような風景です。

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そしてその横に置いてあったウサギの親子、これがものすごくいい!その前にしゃがんでファインダーをのぞきながら「つげ義春の漫画に出てくる親子みたいだ」と思いました。つげ義春って、今では伝説の漫画雑誌のガロで人気だった人で、最もガロらしい漫画家で大好きでした。そのつげ義春の『無能の人』に出てくる河原で石拾って暮らしている(暮らせてないんですけど)夫婦と子供に表情、たたずまい、感じがそっくりで、これを買って来てこういう配置にした市丸家の奥様かご主人か、きっと同じイメージを持っているんじゃないかなあって思うほど、そのまんまあの親子の感じです。

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「男は遠くを見つめ、女は足下を見つめていた。男は実際には見えもしない、遥かな、夢とも幻ともつかない未来を思い描き、そして女は、今日の現実を、夕げの食材のことを考えていた」 という感じ。

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おとうさんは尖ったスコップをしっかりと握っていますけど、お母さんが持っている鍬はさきっちょが一本折れ曲がっていて、何ともドラマを感じさせます。これわざとなんじゃないかなあ、誰だろこの演出、ご主人かなあ。
遠くを見つめる男と足下を見つめる女、うちみたいだなあ。「かあちゃんすまんのう、苦労かけっぱなしで。おらあ明日からちゃんと足下見て仕事すっるからよぉ・・・」。

このウサギの親子からも伝わって来ますけど、ほとんど来ることもなかったこの下の庭は、今では生活を楽しむための大事な場所になっています。宮沢賢治の看板みたいに「下の庭にいます」ってこともあるんじゃないかなあ、きっと。


 
 
さて、ほんとに仕事仕事!設計が溜まりに溜まってます。お待たせしている皆様、もうしばらくのご辛抱を。さっ、気合いを入れて、今日も入魂の設計しますよ!

デッキ下へ( 市丸邸 6)

空に突き出たウッドデッキから階段を下りていきましょう。
途中で折れる階段の設計が結構根気がいりましたけど、もっと大変だったのは職人さんです。熱心にいい階段をつくってくれました。こういう気力がいる施工の時に職人さんによって大きく差が出るんですよ。うちの皆さんは熱心なので、いつも感謝しています。いくら夢いっぱいの凝った設計しても、その意欲が施工にまで持続しなかったらダメですからね。ときに施工上やっかいな設計をするぼくのプランを、見事にこの世に出現させてくれて、いつもぼくを唸らせてくれます。

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デッキ完成の2年後だったかな、デッキ下も整備しました。くい打ちで階段を設置して、庭の道具を置く場所になりました。

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そこに吊り下げてあった金属パイプの風鈴、これがいい音なんです。フィレンツェの大聖堂にいるような(行ったことないですけど)神聖な気持になる音。撮影当日の春めいた風に揺れて鳴るその音に聞き惚れていたら、反対側から汽笛が聞こえて来ました。何回もこの庭に通っていて、この日はじめて気がついたんですが、実は磯子の港がすぐそこだったんです。山で遮られていて気がつきませんでした。近くなのに直接は見えない海を感じさせてくれる汽笛、いい感じです。

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使い込んだバーベキューコンロも置いてありました。デッキでやってもいいし、下の庭でもいいし、楽しみ放題です。

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ここからさらに階段を下りていくと下の庭です。明日はそこに行きます。

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昨日は東京でリフォームガーデンクラブの研修会でした。タカショーの高岡伸夫社長のお話、いつもながら時代を突いていてすばらしかったです。

景気が悪くなると本質論になる。本質がぶれている企業は消えていく。

物の価値から幸せの価値へ。

今は農耕型ビジネスの時代、狩猟型ビジネスだと厳しい。

人が全てを創り、未来は人が創るのです。それがタカショーismです。

そして随所に「感動」という言葉が出て来ました。
皆さん、いろんな会社でがんばって仕事してますよね。もし私が新卒で就職するなら、わがグレースランドかタカショーにします。もし不採用でも、何度でもチャレンジします。グレースランドは吹けば飛ぶような規模ですから置いといて、タカショーならトップの描く夢をそのまま共有しながら、全力で働けますから。何年も(もう10年)タカショーという会社に注目して来た実感として、高岡さんのおっしゃっていることは純粋に正しいし、ビジョンは夢にあふれています。今後何年経とうと変わることはないでしょう。
いいですねえ、タカショーの社員の皆さん。社長が掲げるフラッグに何ひとつ異論はないでしょう。あとは働くだけですね、徹底的に働いて、社長と共有できている夢、ビジョンを実現していけばいい。すばらしいことですよ。今日もお話ししましたけど、熱く語ることですよ。「夢は叶う、大丈夫」。
もしどう語ったらいいのか、何を語ったらいいのかピンと来ない方は、高岡社長に北原照久さんの本を何冊かお贈りしてありますから、それを借りて読んでみて下さいね。皆さんがタカショーismで、「家族のための幸せな場所」を世に行き渡らせたとき、日本人は心豊かで幸福に満ちた民族になりますよ。

田口トモローの声で、「かつて、日本人の幸せのために、庭を熱く語り続けた男たちがいた・・・プロジェクトX!」 ちょっと古かったかな。

さっ、今日もお客様と、熱く語りますよー!

今日は午前10時から午後4時まで、新山下の『Garden Friend』にいます。遊びにきて下さいね~。

カビの生えないパン( 市丸邸 5)

このデッキをつくったのは、市丸さんとの長いおつきあいの最初ですから、今から5年前になります。それから今日まで、何度かの塗装と、傷んだ部分(手すりの笠木が日に焼けてしなってしまいました)の補修をしました。素材はツガで、レッドシダー同様に屋外でも強くて、木らしい木です。選択肢としてはウリンとか木樹脂もあったんですけど、これで正解で、手入れは必要ですけど、やっぱり木の風合いを楽しめる方がいいなあと思うのです。

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このデッキを楽しい場所にしているアイテムとして、ガーデンシンクとチークファニチャーがあります。

ガーデンシンクは重量が軽めのものにしました。

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椅子・テーブルはお客様が見つけて来たもので、チーク製で大勢ですわれるタイプのもの。これもいい感じに日に焼けて、木の素材感がデッキとマッチしています。

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一年中ウッドデッキを提案してつくり続けていますけど、素材は今回のツガやスギやヒノキがいいと思っています。腐り辛いという意味ではウリンやイペもいいんですけど、どうも風合いが・・・。で、もっと腐り辛い木樹脂(木の粉をプラスチックに混ぜた人口木材)は、ぼくとしてはやはりお薦めできません。リビングの外に日に焼けたプラスチックのデッキが広がっている日常って、あんまりいい感じしませんよね。塗装や補修や、ウッドデッキの手入れをしながらの暮らしの方が、いい感じだと思いませんか。子供はとっても正直で、ツガやレッドシダーでデッキをつくると、あっという間にオモチャだらけにして遊んでくれます。でも木樹脂だと何となく、子供がそこに出ると怒られるような雰囲気があって、いやほんとに。木樹脂を選択するお母さんに、そういうタイプの方が多いということではないと思うので、人口木材の質感が何かしらストレスを生んでいるんじゃないかなあ。何日置いといてもカビが生えないパンを食べて、一年中春みたいに空調がきいた部屋から、手入れしなくても腐らないデッキを眺めながら暮らすって、ぼくはやはり反対です。


 
 
雨ですねえ、菜種梅雨。雨が降ると現場がストップするし、主婦の皆さんだったら洗濯物を干せないしで、気分が沈みがちなもんですよね。でもぼくは雨の日が大好きです。雨の朝は窓を全開にします。このブログでも雨の朝は「いい雨ですねえ」なんて書くことが多いのも雨の日が好きだからです。
雨が好きになったきっかけがあって、それは24歳の時に読んだ雑誌のインタビュー記事。ハワイのウインドサーファー、当時の帝王ロビー・ナッシュに次ぐ世界2位だった、ピーター・カブリナ(トム・クルーズ似のめちゃくちゃカッコイイ人です)が言っていた言葉で、
晴れた日は海に出て波に乗る。雨の日は家で木彫りをする。どちらもぼくにとって、表現するという意味で同じことなんだ。
いいでしょう。
ウェーブパフォーマンスしているときにピーターが描くマニューバは「美しい」のひと言で、派手なジャンプ以上にその伸びやかで繊細で、かつインスピレーションに溢れたライディングが高く評価されていた選手です。その人が、「雨の日には家で木彫りをする」と。
それを読んで、「あぁこの人はスポーツ選手だけど、同時に表現者なんだなあ」と思い、晴れでも雨が降っていても、淀むことなく流れている日常を感じて、ますますファンになりました。だから雨が降ると、雨の日には一瞬も淀むことなく彫刻刀を手にするであろうピーター思い浮かんで、「今日はいい設計ができるぞー!」と気持が高揚してくるのです。
昨晩の『北原照久、今週の格言』は、老子の言葉、
上善は水のごとし
上善とは理想的な生き方のことだそうで、それは水のようにさらさらと淀むことのない人生、ということ。水は柔軟で、素直に謙虚に上から下へ流れて、岩をも削る強さがある。そのように生きることが理想の人生であるということ。晴れた日には晴れの暮らしを、雨の日は雨の暮らしを、川の流れのように淀みない日常。ぼくはふるさとの町に流れる清流、魚野川を思い出しました。キラキラ光る鮎といっしょに泳いだ日の記憶、いいイメージです。
雨の水曜日、さっ、今日もはりきっていきましょう!

ちょっと、私的な伝言。「すみっちは明日来てくれるそうですので、よろしくお願いします」

木村さんと菊地さんから

こないだの土曜日に『レノンの庭』でいつものように焼き芋の準備をしていたら、1月28日にご登場いただいた木村さんご一家が、買物がてら(玄関脇に置く鉢植えの材料を探しに)遊びに来てくださいました。寝起きだったのかちょっとご機嫌斜めだったお兄ちゃんに「焼き芋作ろうか」と言うと「うん!」と元気な返事。

このお兄ちゃん
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一緒に炭をおこして芋を洗って、すっかりご機嫌になってバーベキューごっこを楽しみました。ところが、芋が焼き上がらないうちに帰りの時間になってしまって、お兄ちゃんの表情が一変「焼き芋食べたい!」とべそかきそうになってしまったので、まだできていない芋をたくさん持たせて「家に帰って続きをおかあさんにやってもらいな」ということで一件落着し、「またねー!」と元気に帰っていきました。
夕方奥様からメールが届きまして、

今日は色々とありがとうございました。息子は焼き芋が気に入り帰宅後すぐに焼いて、テラスで美味しくいただきました(さつま芋をふだんは嫌がる主人が完食しました)。近いうちにBBQコンロを購入して挑戦します。選んでいただいた鉢植えも良い感じです。

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楽しい休日でしたね。鉢植えもさっそく植えたんですねえ、見事な出来映えです。


2月19日に紹介させていただいた、菊地さんからもメールをいただきました。

冬の間は庭いじりのペースを落して、春に向けての「空想ガーデニング」に励んでいました。おかげで私の頭の中はすでに花いっぱいです♪
昨シーズンのうちにアーチとトレリスに下にモッコウバラとクレマチスを植え付けたので、今年はもっと立体的に楽しめる庭になると思います。
昨日、須藤さんに薬剤散布もしていただいたので、害虫対策もバッチリです!
ぜひ撮影にいらしてください。お待ちしております。

そうそう、バーベキューもやってみたいのですが、暴れん坊の娘(二歳児)が心配なので、そちらはもうしばらく先になりそうです。その際には薫製にもチャレンジしたいなあ、など今からひとりで妄想しています(笑)。楽しみです。
お近くにいらっしゃるときがありましたら、是非お寄り下さい。「お庭でコーヒー」でおもてなしいたします。


木村さん、菊地さん、お便りありがとうございます。うれしくてうれしくて、ぼくだけじゃなくて妻とスタッフと、みんなで大喜びして読ませていただきました。こういうのをいただくたびに思う「庭っていいなあ、家族っていいなあ」、それが次の仕事へのエネルギーになるんです。もう、元気百倍!
ご両家とも囲炉裏のないプランでしたが、卓上タイプの洋風七輪みたいなのが新山下のホームズに売っていますので、お勧めです。それか、コストコに売っている車輪がついた大型のコンロもいいですね、外国のガーデンパーティーみたいで。バーベキュー、楽しいですよお!それと、薫製もいいですよね。ぼくが好きなのはたくあんを薫製したの(イブリガッコ)とか、川魚(鮎や虹鱒)、たっぷりめのクレイジーソルトにしばらく漬込んだ鶏肉をじっくり油を落しながら燻したのとか(ビールに最高)・・・、あぁお腹が空いてきた。
日頃から普通にバーベキューをしている家で育った子供って、確実に面白い子になりますよ。今を楽しんで、その分将来も楽しみになって、バーベキューはいいことだらけです。


 
 
今日は午前中あっちこっち行って午後は旭区四季の森『レノンの庭』にいます。

火曜日の夜は北原照久ナイトです。7時40分から文化放送の『デンリク』に登場して、その番組の8時から『北原照久、今週の格言』で熱く語って、続いて8時45分から、今度はラジオ日本の『昨日の続きのつづき』。「ナナちゃん・・・」から始まる北原ワールドに浸って、それが9時に終わるとすぐにテレビの前へ、8時55分からの『開運!なんでも鑑定団』がもう始まっています。働いてますねえ、ものすごいですよね。
北原さんって面白いですよ。興味が尽きない人です。皆さんも是非、デンリクから聞いてみて下さい。
じゃ、今日も張り切っていきましょう!

すごい!奥様のイマジネーション( 市丸邸 4)

3階にある玄関脇から階段を下っていくと、2階に取付けたウッドデッッキです。

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反対側からはこうです。

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デッキからの眺めはこうで、

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下の庭を見下ろすとこうです。

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外側から見ると、3階建ての2階部分にデッキをつくって、さらに下がって庭があって、その下はまた下がって雑木林に続いています。空に突き出したウッドデッキって感じになりました。

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施工前にあった手すりを、ごらんの通りで切断撤去して、デッキに出られるようにしてあります。

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こうして完成してみれば「いいねえ、見晴らしがいいデッキで」という感じですけど、まだデッキの提案図さえない、洗濯物を干すだけの狭いバルコニーの状態で、その外(空中)に出て過ごしたいという発想をした奥様のイマジネーションがすごい!と思うんですね。ぼくはそれを形にしただけです。ふつうなかなかそういうふうにイメージできないもんですよ。現状のままで「うちのリビングは見晴らしがいいのよ」で終わるのです。
その奥様のイマジネーションから実現した「空に突き出すウッドデッキ」は、ご家族の最高の場所として大活躍しているそうです。
もう一度言いますけど、目の前の手すりを取っ払って空中に出て過ごす、なんてこと、よくイメージできたものだと(ぼくからのこういう提案は何度かして来ましたけど、それをイメージしていただくまではずいぶんと時間がかかるのが常です)、感心しました。すばらしいことです。


 
 
昨晩のテレビ、長嶋さんを取材した番組、感動的でしたねえ!

リハビリの担当トレーナーのはなし
長嶋さんはリハビリしながらいつも「よしいくぞ!」「がんばるぞ!」と声を出します。すごいなあって思いましたよ。

インタビュアーのウエンツに、倒れた後の心境を聞かれて
生きる方向に、前向きに、前向きにと考えていました。

リハビリ中は
「自分に勝つ」と考え続けている。

リハビリの目標は
1年、2年、3年と、体が良くなるように思っています。

ご家族の協力も大きかったでしょう
家族も大変だったと思うけど、う~ん、最後は自分です。

5年間あきらめなかったんですね
あきらめそうになったことはない、ぜんぜんない。(笑顔できっぱりと)

長嶋さんの今後の夢は(これを今の長嶋さんに聞いたウエンツくんもえらい!)
・・・まずは元気な体。そして、やっぱり野球だなあ!・・・、・・・監督やってみたい。

長嶋茂雄、73歳、永久に沈まない太陽でした。

システムトラブル

ここ数日、たて続けにシステムトラブルで、断続的にブログが開けませんでした。せっかくアクセスしていただいているのに申し訳ございません。運営会社の方もがんばってくれているんですけど、この感じだともしかしたらこの状態がしばらく続くかもしれません。皆さん、ちょっとご辛抱いただいて、つながらない場合は翌日にまたクリックしてみて下さい。

今日は訪問打合せとご来店のお客様、6組の方々とお話ししました。庭のことや家族のこと、とても楽しく充実したいち日でした。どのご家族もそれぞれにがんばっていて、共通点は前向きなこと。庭の話をすると前向きになるのか、前向きな方が庭に興味を持つのか、どっちにしてもがんばってる家族、もっと楽しもう、もっと充実した時間を過ごそうという人たちとの会話は、私自身がすがすがしいパワーをいただけるので、とてもありがたく思っています。いいですよほんと、庭の話、家族の話。あ、そうそう、もうひとつそういう素敵な方々の共通点がありました。それは、奥さんが明るいこととご主人がやさしくて働き者だということです。うちもありがたいことに妻が明るいので、あとは私がやさしく働き者なら問題なし、お客樣方のような素晴らしい家庭を築いていけるということです。自分としては「合格!」と思っているんですけど・・・何やら遠くの方から反対意見が聞こえてきましたので、この話題はここまでにしときます。
「今日お会いした皆様、私でお役に立てることがあったらいつでもご連絡下さいね。楽しいいち日をありがとうございました」
さっ、明日もはりきってがんばるぞー!

石川さん、せっかく来て下さったのに、お話しできなくてすいませんでした。いただいたおせんべがおいしくて、みんなでバリバリ食べてます。

3階が玄関( 市丸邸 3)

市丸さんちは3階が玄関です。傾斜地の多い横浜・鎌倉では多い設定で、道路からの印象と裏庭が全然違う。たいがい家の裏は見晴らしがよくて、誰にも気づかれない隠れ家のように、すごい庭が存在しているお宅があちこちにあります。
長いおつきあいの間に少しずつ家の回りをリフォームしてきた市丸さんち、玄関アプローチの改修は昨年行いました。

もとはブロック塀とフェンスだったのをぶち抜いて、玄関の正面から入るようにしました。それまでは右側からで、そこは駐車場の奥だったため、使いづらいのと、家の門構えという印象が弱かったのです。これで「いらっしゃ~い!」という感じの入口になりました。

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表札はおなじみ(もう10年のお付き合いです)、ショービの杉山さんのサイン文字です。相変わらず勢いがあっていい味の文字です。簡単そうに見えますけど、なかなか書けないんですよこういう字。

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ドア横の立水栓もリニューアルしました。こちらも表札同様にすっかりお馴染みになった宝泉のものです。

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玄関脇、家の右側から階段を下りていくと・・・

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この続きはまた明日。


 
 
最近はまっている加山雄三さんのCD、ずっと繰り返し聞いていたら、突然にグッと入り込んできた一曲がありました。こういうことってありますよね、何度も聴いているのに、ある瞬間にその曲のメロディーや詩のフレーズがドドーンと迫ってくること。設計の手が止まって、その一曲を何度も繰り返して聴きました。

『おやじとして君に』

ぼくの腕に抱かれて 君は眠っている
歩き疲れたのか はじめての旅
木もれ陽を踏みながら ひとり走っていた
君は夢の中で どこを旅しているの
小鳥たちは空を見上げて 翼をひろげて
知らず知らずに 飛び立つから
ぼくは君の空のように そばにいてあげる

夜がふけて聞こえるの 君の寝息だけが
森で拾い集めた たき木たこうか
幸福はほほえみじゃなく 深いため息だ
君は夢の中で 誰と話しているの
魚たちは海に生まれ 流れの中で
いつかいつの間にか 泳ぎだすから
ぼくは君の海のように そばにいてあげる
ぼくは君の空のように そばにいてあげる


おやじにとって子供とのはじめての旅のその一日は、一生の宝物で、子供にはたくさんの幸せな記憶の中の何気ない一日で。「幸福はほほえみじゃなく 深いため息だ」、わかりますねえ、遊び疲れて寝息を立てている子供への父親の思い。たくさんの「ありがとう」と、たくさんの「ごめんね」と、そして「ぼくは君の空のように そばにいてあげる」。何だかグッと来て歌詞カードを見たら、作詞は武田鉄矢でした。作曲はもちろん弾厚作。
武田さんも加山さんも子を持つおやじ、私もおやじ。数年前の武田鉄矢の言葉が手帳に残っていました。それは武田流子育ての極意で、

子供は、「少し貧しく、少し寂しく、少し平等じゃない」そういう環境で育てたらいい。

おやじ、父親、いつまでも子供たちの青い空であり青い海でありたいですね。

父親が子供に贈った大好きな曲がもうひとつあります。テミヤンの『Bali Moon』です。これもいいですよ。

眠らないで 過ごした 君を抱きしめたまま
月の涙が こぼれる 遠くの島影に
濡れたような 瞳で ほおずりする吐息が
夜明けの風の中で 心とかしていく

悲しいときは 素直に泣いて
苦しい思いは 閉じ込めないで

君に 伝えよう 夢の強さと
魔法のような 愛の力を ずっと

水平線に浮かぶ 燃える太陽のように
君を守り続けたい このまま いつまでも

朝もやの木陰から 小鳥たちが 唄いだす
花の中で目を覚ます 幸せそうな君
素足で歩く浜辺 おだやかに よせる波
ほかになにも見えない 体で感じてる

さみしい時は そばにおいでよ
疲れた心を 抱きしめるから

君に 伝えよう 夢の強さと
魔法のような 愛の力を ずっと

水平線に浮かぶ 燃える太陽のように
君を守り続けたい このまま いつまでも


どうです、いいでしょう。この2曲、同じ気持ですよね、父親の。
『Bali Moon』は北原照久セレクションによる ベスト オブ テミヤンというCDに入っていて、北原さんが解説を書いてらっしゃいますので、それを転記します。

この曲はテミヤンがバリ島へ家族揃って旅行した時に、
娘に作った曲だと聞いています。

僕はこの曲を聴いた時に、最初に感動したのは、その詩です。

「悲しい時は すなおに泣いて 苦しい思いは 閉じ込めないで
君に 伝えよう 夢の強さと 魔法のような 愛の力を ずっと」

これは子供だけではなくて、
家族や妻、恋人、愛する者へのメッセージだと思います。

誰も一人ではないんだ、誰かが見ていてくれて
守られているんだという気持になり
夢を持つことの大切さを教えてくれます。

「さみしい時は そばにおいでよ 疲れた心を 抱きしめるから」

大好きな歌のひとつなので、一曲目に選びました。
 北原照久


おやじが、父親が、私がしてあげられることは「ぼくは君の海のように そばにいてあげる ぼくは君の空のように そばにいてあげる」、ちゃんと青い海、青い空でいること。思いは、「水平線に浮かぶ 燃える太陽のように 君を守り続けたい このまま いつまでも」。
子供たちよ、君のおとうさんはね、おとうさんのおとうさんや、そのまたおとうさんから教えてもらった生きる術を、君にちゃんと伝えるために、おとうさんのおとうさんに追いついてみせたいんだ。その姿を、追いつこうとがんばっているおとうさんのことを、しっかりと見といてくれよ。そして君も、おとうさんに追いついて、おとうさんを追い越して、その姿を君の子供に見せてあげてね。
おとうさんがんばれー!


今日は12時から4時まで新山下の『Garden Friend』にいます。遊びに来てくださいね。

5年物のビフォー・アフター( 市丸邸 2)

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After 1
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5年物のビフォー・アフターです。ミモザの生長、すごいですよね。ビフォー右側の大木は隣地の宅地開発で伐採されてしまいました。

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After 2
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ドドーンと出現したウッドデッキもすごいんですけど、左下のミモザもすごいでしょ!この5年の間に時々手入れをさせてもらっていますが、それでもこれだけ成長するんですね。いいなあこの感じ。毎日観てたら変化に気がつかないのでしょうが、こうして並べると成長がわかって、おもしろいなあビフォー・アフター。

次は下の庭です。

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After 4
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Before 5
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After 5
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5年前に笹が入り込んできて困っていた隣地も今はコンクリートになってしまいました。どんどん宅地開発されますね。
5年かあ・・・、長いような短いような・・・、5年前は44歳、でも考えたら妻も私も今の方がはるかに元気です。あの頃はなんだか疲れきって、ふたりとも這いつくばるようにして仕事してたなあ。仕事量は今より少なかったけど、当時はあれで精一杯だった。それだけ力がついたってことですねきっと。そう考えるといいですね、年齢が行くほど体力は落ちるけど仕事力は増してくる。この調子で成長して、あのミモザみたいに鮮やかに、満開の花を咲かせたいものです。


 
 
あなたは5年前、何歳でしたか。今とくらべてどうでしょうか。仕事の変化、気持ちの変化、家族の変化、そして体重の変化は・・・。

5年前のプラン( 市丸邸 1)

うちのお客様には、何年もかけて少しずつ庭を完成形に仕立てていく方が大勢いらっしゃいます。今回ご紹介する市丸さんちもそうで、スタートは今から5年前です。

妻とそのときのことを思い出してみました。最初に店に来られたのはご主人で、「敷地の外からの笹の侵入を防げないか」というご相談でした。隣地が草ぼうぼうの斜面で、そこからはびこってくる笹に悩まされていたのです。「それなら根を遮断するように地中に板を入れれば大丈夫ですよ。とりあえず見に行きます」ということになって後日訪問すると、奥様から笹の件とは全く違うご要望が。それは3階の外にウッドデッキをつけられないか、というものでした。
市丸さんちは3階に玄関があります。つまり建物が傾斜地に建っていて、道路から見ると平屋で地下2階、裏から見ると3階建てになっているのです。しかも1階から下に数メートル階段を下って庭、というか広場があって、その先はさらに急傾斜の雑木林。その3階にウッドデッキとなると、山形県の山寺か清水の舞台のような感じになります。「う~ん、ちょっと無理かな」、当然鉄骨構造になるし、だいいち私は高いところが苦手なので・・・。その後いろいろとお話して3階のウッドデッキはあきらめていただき、2階につくるプランとなりました。2階なら木製で構造的にもしっかりとしたデッキがつくれます。
見晴らしのいいロケーションですから「こりゃあ気持のいい場所になるぞ!」とつくる前からデッキについては大満足でしたが、私は他に気になることがありました。1階からさらに下へ降りる庭スペースです。「何か工夫しない限り、ここまで来て楽しむことはないだろうなあ、もったいないなあ」。そこで、笹を止めつつ、横の斜面を花壇にするようなイメージを提案しました。

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これをもとに検討した結果、デッキについては階段を右外につけて、もっとデッキを広く使うということになりました。空中広々デッキ。ふだん地べたの庭のプランニングがほとんどなので、図面上なのに軽く膝が震えて、やっぱり高いところは苦手なのです。

明日はビフォー・アフター。このプランがスタートで、あちこちを少しずつ施工していって、5年目の姿をご覧いただきます。


 
 
昨日、加山雄三にはまってると書きました。そして昨日も一日加山さんのCDを聴きながら設計していました。はかどるんですよ、設計が。何でかなあって考えたんですけど、若大将的な家族観がひとつの理想型なんですね、庭とその家族を考える時にすごくいい。明るく元気で夢いっぱいで。それだけじゃない、いつでもどこでも若大将で、何が起ころうと若大将で、倒れても倒れても若大将で。加山さんについては北原照久さんの専門分野ですけど、私も(もう30年前ですが)聴きまくって、湯沢の山歩きや加山キャプテンコーストの思い出、越後の山奥から、見たことのない湘南への憧れを膨らませた時期があり、若き日の貴重な1ページになっています。若大将的って、今ものすごく大事なことなんですよきっと。

音楽っていいですねえ。疲れた時に美味いもの食べると元気になるのと同じで、音楽がコンディションを整えてくれます。しかも、いくら聞いても食べ物と違って脂肪がつかないし。
今朝は雨。雨の日に聞く音楽はキース・ジャレットです。湿った空気とかすかな雨音とインスピレーションの洪水のようなピアノで、深い熱中モードに入っていく。こういう日に設計が熟成されて、またひとつ階段を上がれる感じがあります。
晴れた日には晴れ晴れと、雨の日にはじっくり深く、充実した一日をイメージしてBGMを選びましょう。
2009年2月20日、金曜日、雨、今日のあなたのBGMはなんでしょうか。さっ、今日も張り切っていきましょう!

菊地さんち、一年経ちました

昨日はブログのシステムトラブルで開くことができませんでした。今朝復旧してたのでホッとしているところです。ブログのシステクトラブル、たまには私のシステムトラブルでお休みする場合がありますが、ご容赦のほどを。

さっ、では続きを。
1年前にガーデンリフォームした、菊地さんちからいただいた、庭のその後の様子です。

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まずは、庭中央にある大きな砂場にプール。ちょうどあつらえたような大きさぴったりのプールで、千葉の温泉リゾートホテルのプールみたいです。このときの楽しい様子は夏にメールをいただいていて、子供たちが大はしゃぎだったそうです。砂場も好評だそうで、「何人も入って遊べる大きさにしてよかった」との感想をいただきました。

そして、散策路みたいなガーデニングエリアの草花。昨日の写真ではハーブの苗を数ポット植えただけで閑散としていました。それがごらんの通りで、ビッシリと草花が生長して、ブルーベリーも豊作です。

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次はデッキのパーゴラを2階から写した写真。

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シェードセイルと、その上にアサガオが咲いています。リフォーム前にご主人が思い描いていた風景です。地面から伸びたアサガオがパーゴラに絡まって、さらに上へと紐が伸びていますから、きっと2階の部屋からも花を眺められたのでしょう。見事です。またアサガオってところがいいですよねえ、夏休みっぽくて。

これはお風呂上がりに縁側で花火ですね。これもそうですね、ご主人がイメージしていたこと。「イメージできればできたも同然」、いい写真ですねえ。

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おとうさんはさっきまでお嬢ちゃんとお風呂だったのでしょう。湯舟でゆっくりとお話を楽しんだのか、額に汗かいてます。そして娘の未来を見つめるような表情、何を思っているのでしょうか。そしてお嬢ちゃんは無心で花火を見つめています。カメラマンはお母さんでしょうか、パシャッと写した次の瞬間、お嬢ちゃんはお母さんの方を向いて笑ったに違いありません。私が写すと皆さん笑顔になるので、こういう自然な写真はなかなか撮れないのです。ほんと、いい写真です。

こんどは夏から一気に冬になって、玄関前の飾り付けです。

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夜になると、

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これもいいですよねえ。冬の暗くて寒い住宅地でこういう光を見かけると、こちらの気持まで温かくなります。「あそこにも、あっ、あそこの家も、みんな家族の時間を楽しんでるなあ。早く家に帰って我が家も楽しもう。そうだ、今日はブルージュの丘でケーキを買って帰ろうかな」なんて感じになるのです。

最後は富士山。

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夕暮れの庭と夕焼けに浮き立つ富士山。もう言うことなしです。庭っていいなあ、家族っていいなあ、菊地さんちは最高ですよ。

リフォーム完成直後の写真撮影当日は雨模様で、それはそれで草花が美しくて良かったんですが、
(これがその日の雨にぬれた花です。美しいでしょう!)

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晴れた日にも撮りたくてそうお願いしたまんま、忙しさで先送りになっていました。こうして写真をいただいて、この一年間、庭を楽しんでいただいた様子が伝わって来て、グッと来ましたよ。ありがとうございました。また撮影して見せてくださいね。それと、今年こそ春か夏にまた写させてください。バーベキューとか誕生パーティーとか、庭で何かのイベントがある時にはカメラマンやりますんで呼んでください。

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一年前のこの写真がお店でも評判です、「いい家族ですねえ」って。同じアングルでまた撮らせてください。5年後、10年後も同じアングル、同じポーズで、鍋も持ってもらって。
いやあ、楽しかった。菊地さん、素敵な写真とコメント、ありがとうございました。


 
 
今日はホームズ新山下店の『Garden Friend』で港の汽笛と加山雄三聴きながら(最近はまってるんですよ。いいなあ若大将)設計してます。遊びに来てくださいね。じゃ!音符う~みよ~、お~れ~の~う~みよ~・・・
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