ちょうど一年前に庭をやらせていただいた菊地さんから、その後の庭での様子を写した写真とメールをいただきました。
お世話になっております。菊地(妻)です。
あれらの写真から、私たちが「庭のある生活」を楽しんでいる様子が伝わればうれしいです。
夫は「娘と一緒に朝顔を育てたい、花火をやりたい」というのが庭に対する希望でした。その希望が実現し、たいへん喜んでおりました。
私は・・・といいますと、ガーデンリフォームをしていただいてからと言うもの、草木を地植えにする素晴らしさに開眼し、すっかり「園芸」のトリコになりました!「時間がないからガーデニングはやらない」なんて言っていた自分がうそのようです。
昨年まで2月は冬だと思っておりましたが、草木をよ~く観察していると、2月は春の始まりだということがわかります。大げさに聞こえるかもしれませんが、世界の見え方が変わりました。
ありがたいなあ、そしてほんと、いい家族だなあって思いました。
いい家族でいる能力、『家庭力』ってあるんですよ。夫婦、親子のいい関係、心身の健康、そして夢(イマジネーション)、この3つを総合したのが『家庭力』です。えっ、経済力ですか、それって皆さんものすごく気にしがちですけど、50歳間近で振り返ると、経済力は『家庭力』には関係ないですね。「貧乏だから、借金があるから家族がうまくいかない」というのはただの言い訳で、うまくいかない原因は他にあるんです。大概そうなんですよ。庭の話でも「お金があったらどんな庭でもつくれるけどさあ・・・」「もっと広い家ならいいんだけど、うちは庭が狭いから・・・」、そこで思考が停止してしまうなら、たとえお金持ちになって広い庭を手に入れたところで、その庭はすぐに雑草だらけになってしまって、笑顔が絶えない、家族の笑い声が響くような場所にはなりません。
1、家族の関係性 これは愛情表現と言ってもいいでしょう。
2、心身の健康 病気することもあるし、障害を抱えてがんばっている人もいますよね。問題は心の健康なんです。
3、夢(イマジネーション) 大切な家族のために今日一日をどう組み立てるか、将来をどうイメージするか。
この3要素のバランスがいいのがベストです。でもなかなかそんなわけにはいかなくて、夫婦喧嘩もするでしょうし、ストレスたまってイライラすることもあるでしょう。そこでです、(いやあ今日も話が長くなりそうだなあ)このポイント3つというのがいいんですよ。中国の古い足付きの器って3本足なんです。椅子は4本足でしょ、4本足で一本が短いとがたついて座り辛いですよね、でも3本だとちゃんと安定する。何度か円、丸の話をしましたけど、3、三角形の話も面白くて、庭の設計でも3は重要なんです。今度ご披露しますね。で、話戻して、『家庭力』の3要素のどれかが多少引っ込んでも、柱が3本立っている限り転ばないし、がたつきもしないということです。漫然と過ごしていて柱が一本倒れてしまったら、それに気づかないままだと、家庭力を高めるどころか、家庭そのものがひっくり返ってしまいますよ。ご用心ご用心。3本の柱を日々チェックですよ!
庭から家族を眺めると、「家庭力の高さと花の多さは比例します」。花じゃなかったら楽しさ、「家庭力と庭の楽しさは比例します」。これは庭屋の実感です。それを逆説的に考えれば、花いっぱいで楽しさ満載の庭があることが、家族を強く明るく楽しく育てることにつながる、そう思っています。北原照久さんから教わったVANの石津健介さんの言葉「家は大事だよ。家は人を育てるからね」。庭が家族を育て、いい家族によって庭はさらに成長、進化して魅力を増していく、そういうものです。ね、だから家庭力と庭の楽しさは比例するんです。
家族が庭を楽しんで、その家族によって庭の魅力が増していく、菊地さんちの庭はまさにそうです。
一年前を思い出すために、ガーデンリフォーム完成時のビフォー・アフターを並べてみましょう。
Before
After
Before
After
Before
After
Before
After
Before
After
Before
After
ビフォー・アフターを並べているうちにおもしろくて切りがなくなりました。画像アップの限界になってしまいましたので続きは明日ということで。菊地さんからいただいた写真も明日ご覧いただくことにします。
ビフォー・アフターって何度やっても楽しいなあ。そのうち時間をつくってビフォー・アフターだけをずらっと並べたカテゴリーをつくりたいと考えています。店に貼ってある写真も、皆様ビフォー・アフターに興味津々です。
『家庭力』、高めたいですねえ。
今日の午後は旭区四季の森の『レノンの庭』にいます。遊びに来てくださいね。
お世話になっております。菊地(妻)です。
あれらの写真から、私たちが「庭のある生活」を楽しんでいる様子が伝わればうれしいです。
夫は「娘と一緒に朝顔を育てたい、花火をやりたい」というのが庭に対する希望でした。その希望が実現し、たいへん喜んでおりました。
私は・・・といいますと、ガーデンリフォームをしていただいてからと言うもの、草木を地植えにする素晴らしさに開眼し、すっかり「園芸」のトリコになりました!「時間がないからガーデニングはやらない」なんて言っていた自分がうそのようです。
昨年まで2月は冬だと思っておりましたが、草木をよ~く観察していると、2月は春の始まりだということがわかります。大げさに聞こえるかもしれませんが、世界の見え方が変わりました。
ありがたいなあ、そしてほんと、いい家族だなあって思いました。
いい家族でいる能力、『家庭力』ってあるんですよ。夫婦、親子のいい関係、心身の健康、そして夢(イマジネーション)、この3つを総合したのが『家庭力』です。えっ、経済力ですか、それって皆さんものすごく気にしがちですけど、50歳間近で振り返ると、経済力は『家庭力』には関係ないですね。「貧乏だから、借金があるから家族がうまくいかない」というのはただの言い訳で、うまくいかない原因は他にあるんです。大概そうなんですよ。庭の話でも「お金があったらどんな庭でもつくれるけどさあ・・・」「もっと広い家ならいいんだけど、うちは庭が狭いから・・・」、そこで思考が停止してしまうなら、たとえお金持ちになって広い庭を手に入れたところで、その庭はすぐに雑草だらけになってしまって、笑顔が絶えない、家族の笑い声が響くような場所にはなりません。
1、家族の関係性 これは愛情表現と言ってもいいでしょう。
2、心身の健康 病気することもあるし、障害を抱えてがんばっている人もいますよね。問題は心の健康なんです。
3、夢(イマジネーション) 大切な家族のために今日一日をどう組み立てるか、将来をどうイメージするか。
この3要素のバランスがいいのがベストです。でもなかなかそんなわけにはいかなくて、夫婦喧嘩もするでしょうし、ストレスたまってイライラすることもあるでしょう。そこでです、(いやあ今日も話が長くなりそうだなあ)このポイント3つというのがいいんですよ。中国の古い足付きの器って3本足なんです。椅子は4本足でしょ、4本足で一本が短いとがたついて座り辛いですよね、でも3本だとちゃんと安定する。何度か円、丸の話をしましたけど、3、三角形の話も面白くて、庭の設計でも3は重要なんです。今度ご披露しますね。で、話戻して、『家庭力』の3要素のどれかが多少引っ込んでも、柱が3本立っている限り転ばないし、がたつきもしないということです。漫然と過ごしていて柱が一本倒れてしまったら、それに気づかないままだと、家庭力を高めるどころか、家庭そのものがひっくり返ってしまいますよ。ご用心ご用心。3本の柱を日々チェックですよ!
庭から家族を眺めると、「家庭力の高さと花の多さは比例します」。花じゃなかったら楽しさ、「家庭力と庭の楽しさは比例します」。これは庭屋の実感です。それを逆説的に考えれば、花いっぱいで楽しさ満載の庭があることが、家族を強く明るく楽しく育てることにつながる、そう思っています。北原照久さんから教わったVANの石津健介さんの言葉「家は大事だよ。家は人を育てるからね」。庭が家族を育て、いい家族によって庭はさらに成長、進化して魅力を増していく、そういうものです。ね、だから家庭力と庭の楽しさは比例するんです。
家族が庭を楽しんで、その家族によって庭の魅力が増していく、菊地さんちの庭はまさにそうです。
一年前を思い出すために、ガーデンリフォーム完成時のビフォー・アフターを並べてみましょう。
Before

After

Before

After

Before

After

Before

After

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After

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After

ビフォー・アフターを並べているうちにおもしろくて切りがなくなりました。画像アップの限界になってしまいましたので続きは明日ということで。菊地さんからいただいた写真も明日ご覧いただくことにします。
ビフォー・アフターって何度やっても楽しいなあ。そのうち時間をつくってビフォー・アフターだけをずらっと並べたカテゴリーをつくりたいと考えています。店に貼ってある写真も、皆様ビフォー・アフターに興味津々です。
『家庭力』、高めたいですねえ。
今日の午後は旭区四季の森の『レノンの庭』にいます。遊びに来てくださいね。