2010年06月

玄関前のBBQテラス( 田中邸 6)

バーベキューテラスをご覧いただきます。
玄関を開けて外に出ると、それは目の前にあります。道路からアプローチ階段を上がって、門扉を開くと、玄関ドアに至るすぐ脇です。

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つまりこの場所は、玄関前の道路際にあるということです。
この位置で、快適なテラスを実現するために重要な要素が「目隠し」です。
道路側に対して必要最小限の目隠しを、キッチリと施すこと。妥協せずに、各方向の目隠しと見晴らしの具合を検証して生み出した居心地の良さなのです。

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背後の塀があと10センチ低かったら、道路も向こう側を歩く人と目が合ってしまって落ち着かないし、10センチ高かったら、道路側で家が接近していないという開放感が半減します。

斜め方向も、どこまで塀が合って、どの程度の木が植わっていれば快適なのか、設計段階で入念にイメージした点でした。

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いい具合でしょ。こういうことにはねちっこいんですよね。

奥様によると、この場所を一番気に入ってくださったのはご主人だそうです。近所のお仲間数人で、ここに集まっては魚を焼いて一杯やっているそうです。「魚」ってのがいいですよね。おじさんたちの楽しい光景が目に浮かびます。

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玄関前にこういう集う場所があるって、なかなかいいですねえ。漁師町で一仕事終えた漁師仲間が、玄関からつながる土間で昼間っから一杯やっている風景とか、そういう感じで。そうそう土間、土間ですね。家の中なのか外なのか曖昧な集いの場所。

奥様はガーデニングで、ご主人はバーベキューで、この庭をイキイキと進化させたエネルギー源は、ご夫婦それぞれの庭を楽しみながらの暮らしでした。暮らしを楽しみながら庭に生命力を与えるとは、いやあ、素敵なご夫婦です。 



気がつけば、今年は梅雨らしい梅雨。シトシト雨が降ったり止んだりを繰り返して、たまの晴れ間がものすごくうれしく感じます。これが梅雨ですよね。現場作業は遅れに遅れて、庭の完成を楽しみにしているご夫婦や子供たちには申し訳なく思っています。

行きつけのラーメン屋さんで新聞をめくっていたら、コラム欄に「あじさいの花はなぜ香りがしないのか」というのがありました。
さあ、なぜでしょうか?答えは「雨の香りを邪魔しないため」。梅雨時期の雨の香りを、あじさい自身も楽しむために、自らは香ることなく咲いているのだと。
学術的にその理由をいろいろイメージしたぼくは、何とも文学的なその回答に「な〜んだ」と、ちょっといなされた感じがしましたが、でもラーメンを食べ終わって外に出て、あちらこちらに咲いているあじさいを見て思いました。そういう感覚、いいかもしれないなあと。
まず、あじさいの花に香りがないことに気づく、そこに思いが行くことがすごいですよね。そして、雨の香りを感じることも。繊細だなあ。その繊細な感覚に、昭和時代を想いました。昭和、ビートルズ以前の昭和。「3丁目の夕日」の頃の価値観や空気感。

「あじさいの花に香りがないのは雨の香りを楽しむため」そんな感覚を持てたら、梅雨は心豊かになれる季節になりますよね。
幼い日、縁側から、しとしとと降り続く雨をボーッと眺めていたいわふち少年に、久しぶりに再会したような気分です。



話題変わって、昨晩の岡田ジャパン、感動しました。こんな展開になるなんてねえ。漫画でもこんなストーリーはないですよね。
今朝、興奮の余韻と寝不足の状態で、いつもの習慣で朝の読書(ほんの10分程度なんですけど、毎朝の習慣になっています)をしていたら、武田双雲さんの言葉がググッと入ってきました。

言うは易し
行うは難し
認められるはさらに難し

あの死闘を観ていた日本中のすべての人が、きっと岡田ジャパンの戦いぶりを認めましたよね。一時はあんなに(ぼくも含めて)批判的だったのにねえ。勝てば官軍なんていうレベルのことではなくて、みんな心の底から感動したんですよね。ほんとに感動した。朝のニュースで選手や家族のインタビューを見て、またもやジワッときました。

言うは易し
行うは難し
認められるはさらに難し 

日本中を認めさせた戦い。勝敗は別次元のこと。岡田ジャパンにただただ感謝です。

もうひとつ双雲さんの言葉です。

どんな状況からでも
未来だけは希望に変えられる


これですよね。岡田監督も、選手たちも、あれだけバッシングされ、結果も出せない中、未来を希望に変えることをやめなかった。それどころか、追いつめられるほど「ベスト4です/岡田監督」とか「やるからには優勝です/本田」とか、顔を青ざめさせながら、でもそう言い続けていましたよね。

どんな状況からでも
未来だけは希望に変えられる

駒野よ、君は最高の役回りをしてくれた。日本中が君に感動したんだよ。君にとってはつらい役だったけど、でもね、君は一生分の辛さを先払いしたから、これからの人生はいいことの連続になるぜ。ほんとにありがとう!

庭木がイキイキと育つための条件( 田中邸 5)

大規模ガーデンリフォームが完了してから一年半が経過し、庭がイキイキと輝いていたことがうれしくて撮影したのが今回のシリーズです。
一年半で最も変化したのが樹木。今日は、成長し、生命力がみなぎっている感じの木々をご覧いただきます。

駐車場側に植えたオリーブと庭に植えたシマトネリコが、それぞれ倍に成長して、道路から見上げるようになりました。こうして樹木の背が高くなることで、庭全体の高さが出て、ボリューム感が増します。それと同時に視界の中の緑が占める割合(緑被率)が上がります。

 DSC_0037

人は生活空間において、視界の中の緑(植物)の割り合いが増えるほど、アルファー波が出やすくなるそうです。つまり、植物に囲まれることで、心のバランスが整ってくるということです。

次は芝生広場の中央に植えたシャラノキです。

DSC_0057

元気元気。
一昔前は人気NO.1だったこの木、数年前のチャドクガの異常発生を切っ掛けに、人気が急落しました。
ぼくは大好きなんです。チャドクガは困りもんですけど、それをさっ引いても、この木の魅力は大きい。四季折々、表情を変えながらこちらに語りかけてきます。 高貴で、美しくて、優しい木です。雑木の庭をイメージするときには、メインに一本植えたい木です。

次はフラミンゴカエデです。これもいい感じにのびのびと育っていました。

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北アメリカ原産であるこのフラミンゴは、斑入りのネグンドカエデ(ネグンドカエデ・バリエガータ)という品種です。新芽のときだけ斑の白がピンクに染まって、その色がフラミンゴのようなので、通称フラミンゴカエデと呼ばれています。
7年前、お客様からのリクエストがあって、この木を探しまわったことがありました。当時、まだそれだけ珍しい木だったのです。でも今では生産が追いついて、どこでも手に入るようになりました。春、庭にフラミンゴが舞い降りたように色づくこの木があると、庭全体が明るく華やぎます。

今回の撮影で、その成長が最もうれしかった木がこれ、ジューンベリー。

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駐車場からアプローチ階段を上がって、門扉を開いた正面に植えてあります。この位置は入り口正面のアイストップであり、庭に入るときの第一印象を決める場所でもあります。場所が狭めなため、将来的に大きくなる木は植えられません。コンパクトで、個性的で、来訪者に好印象を与える木、毎日そこを通るご家族がに季節のメッセージを伝えてくれる木、ということで、ジューンベリーにしました。

ぼくのその意図を理解してくれたかのような成長具合で、下枝が枯れることもなく、門扉を開けて入って来る人を握手で出迎えるような樹形。ぼくのわがままなイマジネーションに応えてくれたこの木に、頭をなでてやりたいような気分になりました。
思い通りに育ってくれない木や、予想外の素敵な展開をする木。庭に植えた木や草花は子供のような存在ですね。

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玄関ドアを開けて外出するときには、逆光線に葉が透けて、輝きながら送り出してくれます。

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撮影時、ちょうど実が熟し始めていて、つまんでは口に放り込みながら撮影していました。自然の酸味と甘さと、フルーツケーキを連想させる香りで、幸せーな気分になりました。
田中さんちのラブラドールが木の実のうまさをおぼえて、庭に放すとジャンプして食べているそうです。わんちゃんも幸せーな気分になっていることでしょう。 
 
木がイキイキと成長するために何が必要かというと、その木に合った土壌や、風の通り具合や、日照、水分、気温などの条件がありますが、一番重要なのは「人」です。庭木はその庭を楽しみ慈しむ人によってイキイキと元気に成長するのです。ほんとですよこれ。その証拠に、土壌や日照などの条件がいい場所に植わっている木でも、その家が空き家だったら、あるいは家主が庭に出ることがなかったら、大きくはなってもイキイキとはしませんからね。毎日愛でて、話しかけて、話を聞いて、そうやって付き合うことで、庭木はイキイキと育つのです。これは庭屋の実感です。



「ラストシーンからの逆算手法」については、本編が長くなってしまったので後日にします。

アーチの効果( 田中邸 4)

バーベキューテラスと、その右側に続くガーデニングエリアをご覧いただきます。

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レンガ通路をアーチに向かって歩いていきます。 

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振り返って、また歩いていきます。 

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アーチっていいでしょ!アーチがあるとくぐってみたくなりますよね。こういうふうに見る人の気持ちを動かして、体まで動かしてしまう物や仕掛け、好きだなー。それと、アーチが一つあるだけで、アーチの高さ分の空間が認識されて、「空中も庭」という感じになります。
その向こう側への期待感を生み出しつつ、場に厚みを生み出すアーチ。あなたの庭でも効果を発揮できるかもしれません。一度イメージしてみてください。



昨日の続きです。
お客様に教えていただいた「北野武監督は、映画を作るときに、ラストシーンや最後の台詞を先に決めて、 そこから逆算しながらストーリーを考え組み立てていく」という話。なるほどなあ〜と思いつつ、そうだったのか!と膝を打つような感じもありました。
どういうことかというと、この「ラストシーンからの逆算」は漫才のネタ作りと同じなんだと気がついたのです。先にオチがあって、そこに向けてのネタ振りが漫才ですから。まずオチがあって、そのオチを大うけさせるために念入りに、緻密に組み立てられているネタ。つまり北野監督は漫才師の思考方法で映画を作っているというわけです。う〜ん、納得。コメディアン北野たけし、タケちゃんマンだからこそ世界の北野になれた、そう思うと、ね、面白いですよね。
そういえば、松本人志も映画で評価を受けてましたよね。漫才で一流になると、同じ思考、同じ手法で映画の世界でも一流になれるということですね。「一流の人は違う世界でも一流になれる」ということは、考え方を変えると「一流の人になれば、どの世界でも一流でいられる」とうこと。◯◯の世界で一流、というのではなくて、人として一流になれば、どの世界でも一流でやっていけるわけですから、人として一流になることは、生きる世界を自分で自由に選べるということになります。こういう言葉遊びというか理屈遊び、好きです。

一流の人は、自由自在に生きることができる。自由自在に生きている人は、一流の人である。

いい結論にたどり着きました。

「ラストシーンからの逆算手法」は、実はぼくのやり方でもあります。意識的にそうしています。だからきっとこの話題に食いついたんだと思います。明日はそのことを。

全体構成( 田中邸 3)

では、時間の経過でイキイキと輝きを増した、田中さんち庭の全体像をご覧いただきます。外観から順に。

 DSC_0034

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アプローチ階段から中に入っていきましょう。
DSC_0039


今度は内側です。高い位置から、入って左側の芝生広場
です。

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続いて右側です。

DSC_0064

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 明日はバーベキューテラスの奥のガーデニングエリアへ入っていきます。



昨日に引き続いて、今日もたくさんの方と庭の話をしました。正確に言うと庭の話よりもそれ以外の話、家族のことや趣味の話や、世間話が8割なんですけど。いつもそうなるんですよねえ、本題からそれっぱなしで会話が続いていくのです。仕事の意識が低いのかなあ・・・。でもまあその方が楽しいので、良しとしましょう。

お客様との庭以外の話題の中に、けっこう興味深くためになる話が多くて、今日仕入れたのは「世界の北野の映画の作り方」という話です。
北野監督は映画をつくるときにラストシーンや最後の一言を先に決めて、そこから逆算しながらストーリーを考えていくのだそうです。
どうです、興味深いでしょ!ぼくはすぐに食いついてしまいました。そしていつものように、庭の話はほとんどなしで、その「世界の北野の映画の作り方」というテーマでの茶話会が延々と続いたのでした。

この話題、長くなるので、この続きはまた明日。 

一年半後、庭はイキイキとしていました( 田中邸 2)

一年半前、ガーデンリフォーム完了時の庭はこうでした。

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現在はこうなりました。 

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庭の内部は、これが、

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こうなりました。

DSC_0050

どうです!すばらしいでしょ!!
新たな庭を楽しみまくって暮らした一年半の時間が、庭を緑濃く、イキイキとした空間に変身させました。

ぼくはですねえ、感動するんですよ、こういうことに。ありがたいなあって思うんですね。設計時のイメージ通りに、それ以上に、庭を楽しんでくださっている様子に遭遇するたびに。庭屋冥利に尽きます。
 
では明日から数日間、奥様をはじめ、田中さんご一家によって生命を吹き込まれた庭を、もっと事細かにご覧いただきます。



今日は一日中、お客様のお宅に訪問しての打ち合わせが続きました。いやあ、楽しかったー!お会いしたすべてのご夫婦が(全訪問先でご夫婦そろっての打ち合わせでした)とっても素敵で、若いご夫婦からは夢いっぱいなフレッシュなエネルギーをいただき、ご年配のご夫婦からは暮らしの知恵や味わい深い人生ドラマを聴かせていただきました。
人と会うって大好きなんですが、それにしても、こうも次々楽しい人とお会いできることの幸せ。庭の打ち合わせならではかもしれません。庭は、楽しい人たちが、もっと楽しむためのステージなんですねえ。
 

2008年10月完成( 田中邸 1)

2008年10月に大掛かりなガーデンリフォームをさせていただいた田中さんち、一年半が経過しました。
奥様から土壌改良の依頼を受けて久しぶりにおじゃました妻が、興奮気味に「すごいよ、田中さんち。早くしないと薔薇が終わっちゃうからすぐに撮影に行って!」 と。

というわけで、今回のシリーズはいつものパターンと違って、「完成した庭のその後」をご覧いただきます。

 では、前提として、もともとどういう工事だったのかを解説します。
これがプラン図です。

3f064e73.jpg

そして Before-After です。

Before 1
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After 1
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 Before 2
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 After 2
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おわかりいただけますでしょうか?庭の道路側を削って駐車スペースにしました。

つまり、ガーデンリフォームで庭が狭くなったわけです。・・・でも大丈夫。庭も整備し直すことで以前よりも楽しい場所になりました。

Before 3
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  After 3
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Before 4
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 After 4
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一年半が経過して、あらためて振り返ると「ぼくって、いい仕事してるなあ」と、一応自画自賛しといて、と。
家を建てて20年ほど経って、外構と庭をリニューアル。一般的にはあまりないことです。現状に多少の不満があったり「もっと◯◯したい」というイマジネーションがふくらんできても、実際にリフォームに踏み切る人は何パーセントいるでしょうか。しかもガーデンリフォームですよ。ご夫婦のその意欲に脱帽の仕事でした。現状をさらに進化させようというイマジネーションと、それを実現してゆく気力、体力。そういう点で、ぼくも妻も、お二人から人生の楽しみ方と組み立て方を学んだ気がします。

さあ、2008年10月に完成したこの庭が、時間の経過でどうなったのか。それは明日のお楽しみです。



夕べのテミヤンライブの心地よい余韻と、明け方のサッカー中継の興奮と、やや寝不足ぎみのボーッとした感じが混ざり合っています。すごかったですね岡田ジャパン。いやあ、気分のいい試合でした。

サッカーが終わってすぐに、頭の中には設計途中の庭の完成図が浮かびました。これは調子がいい証拠。「ととのいました!」あとは描くだけ。
さんざん考えて、無理矢理ひねり出すようなこともあれば、今回のように描く前から頭の中で完成していることもあります。そして大概はひねり出したプランよりもサラッと描けたプランの方が出来がいいんです。
悩みに悩むか、スラスラ描けるか、その違いは主にぼく自身のコンディションによります。だから、常日頃、極力自分のいい状態をキープしたいと考えながら暮らしています。仕事のために。もしかしたら 仕事そのものよりもこのコンディションづくりの方が主になっているかもしれません。

ぼくにとって、コンディションを良くするために欠かせないのが「言葉」です。睡眠や食事以上に、いい言葉、グッとくる言葉が必要です。・・・おっと、この話は長くなりそうなので、また後日。
さっ、仕事仕事。あとは描くだけ。勝ちが見えた試合って、ひたすら気分いいんだなあ。うん、今日も絶好調!

テミヤンライブ vol.49

49回目のテミヤンライブです。

temiyan

またひと月、いい感じで過ごせたなあと。そしてまたひと月、いい感じで過ごしたいなあと。月一回のお楽しみであるのと同時に、ぼくにとっては一里塚のようになっています。

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では、久しぶりに「北原照久ミュージアム」。ラジオ日本「横浜ロハス」、今日の放送からです。

梅雨時期はちょっと無理していい傘やブーツを買うと、外に出るのが楽しくなりますよ。
ぼくは末っ子だから何でもお下がりでね。でも母親に長靴を買ってもらったことがあった。うれしくてねえ。雨も降ってないのにそれを履いて母親と一緒に散歩したんだよ。京橋もその頃はまだ空き地があって、ウキウキしながら歩いていたら、足元に小さな雑草の花が咲いていて、たまたま踏まずに通り過ぎたら、母が「おまえは優しい子だねえ。こんな小さな花も踏まずに歩くんだからねえ。ほんとにおまえは優しい子だねえ」とほめてくれたんだ。
ぼくとしては花なんか気にしていなくて、たまたま歩幅がその花に当たらなかっただけだったんだけど、ほめられちゃったもんだからうれしくて、そのときのことをよーく憶えているんだよねえ。だからそれいらい、ぼくは花を踏んで歩いたことは一度もない。親の言葉、特にほめ言葉って、大きいんだよなあ。


偉いおかあさんですね。照久少年の優しさに気がついた世界で最初の人だったのか、あるいはそうあってほしいという願いからだったのか。そのひと言、そのほめ言葉で、北原照久という人格に「やさしさ」という太い柱ができあがったと思うと、母親ってのは、生んで、育てて、実に偉大な存在ですねえ。

そう言えば以前、書道家の武田双雲さんが、北原さんのラジオ番組でこう語っていました。

「あなたは絶対に世の中の役に立つ人になる」と両親に言われながら育ちました。
ぼくは友だちの家に遊びにいって、そこでその友だちや家や出されたおやつのことなんかをほめて帰ってくるようなところがあって、父はよくそのことをほめてくれました。父はいつもぼくのことを尊敬していると言っていた。「おまえは天才だけん!」と言われ続けて育ったんです。

エッセイストの浅見帆帆子さんは「あなたは運がいい子ねえ」と言われ続けて育ったそうですし、ほめることって、ものすごく子供の可能性を伸ばしますね。

うちの娘が難しいお年頃で、少々手こずっていることを北原さんに愚痴ったことがありました。すると即ひと言、

「ほめればいいんだよ。お嬢は大丈夫」

・・・わかっちゃいるんですけどねえ。最近ますます手こずってます。ほめるって、実際とてもむずかしい。身近な人ほど、愛情が濃いほど、照れとかそういうことじゃなくて、ほめるより先に心配や落胆や苛立ちが口をついて出てしまいます。・・・ああ、また愚痴ってしまった。
北原さんの名言です。

愚痴を言った人で成功した人はいない。

起きてしまったことはすべて万象肯定、万象感謝。

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明日テミヤンライブで、良質な波動を浴びて、愚痴らない、イイ感じの自分を取り戻します。

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いやあ楽しみ楽しみ。
出演者、集う人たち、みなさんこの上なくイイ感じなんですよ。あなたもぜひ。

エクセレント!な庭です( 仲野邸 12)

仲野さんとのお付き合いは7年になります。その間何度かのリフォームと、手入れをさせていただきました。
庭を楽しみまくって、その楽しい庭をさらに楽しい場所にしようと、常に「次は◯◯したいなあ」という計画というか、トキメキのような感覚をお持ちなので、年々庭は進化して、楽しさ美しさが増してゆく、そんな7年間でした。

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仲野さんちみたいな暮らし方をしたいねえと、妻とよく話します。おじゃまするたびに、庭や室内のすばらしさにため息つきながら、家に帰って我が家の現実にまたもやため息。いったいどうすれば仲野さんちみたいな暮らし方ができるんだろうかと、ずっと長い間、仲野さんちを目標にしてきた気がします。

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我が家と仲野さんちの違い、その差を埋めていけばいいんだと思いますので、まずはいったい何が違うのかを、このさいですから恥を忍んで並べてみます。

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我が家と仲野さんちの違い
  • いつも笑顔
  • いつも穏やか
  • 食後に手づくりのデザートが出てくる
  • 家族の誕生日に手紙を送り合う
  • 室内がモデルハウスのように美しく保たれている
  • すてきな食器で食事をする
  • 自宅にいるのにおしゃれな服を着ている
  • 濃密な親子の会話がある
  • 日常会話に「将来の夢」が出てくる
  • おふたりともあまりお酒を飲まない

こうして並べてみると、ほんと、理想的な夫婦であり、理想的な家族です。・・・まだまだ遠いなあ・・・。

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明るい人の庭は明るい庭
寂しい人の庭は寂しい庭
楽しい人の庭は楽しい庭
庭は家族を映します

仲野さんちの庭は、エクセレント! 
幸福感に満ちています

 
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 いやあ、すてきな庭にかかわれて、ほんと、幸せです。

 

昨日年輩の紳士がふらっと入ってこられて「ナスの花が咲き終わらないうちに落ちるんだけどなんででしょう?」と。う〜んわからない。肥料のバランスが悪いのかなあ・・・あげすぎとか・・・。園芸の知識が乏しいなあ。専門スタッフを呼びにいってバトンタッチしました。

結局原因は不明でしたが、ぼくの頭の中には例のアレが浮かびました。

親の意見と茄子の花は万にひとつも無駄がない

実はここんところ、高校生の娘に手こずってまして。いくら意見しても聞いちゃいない。言えば言うほど反抗的でして。妻は「あなただってそうだったでしょ」と言うのですが、・・・確かにそうだったなあ。

さんざん反抗して、自分が親になって、反抗されて、はじめて沁みるのです。親の意見と茄子の花は万にひとつも無駄がない。

娘よ、親の意見と冷や酒は、あとでずっしり効いてくるのだぞ。

ゴージャスな夕暮れの庭( 仲野邸 11)

日中の撮影を終え、夕方再度おじゃましました。仲野さんちの庭は、夕方がいい感じなのです。

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夕暮れの庭で、薔薇談義に花を咲かす美女二人、仲野さんの奥様とうちの妻です。夜目遠目傘の中・・・まさにそんな写真ですけど、実際ふたりとも美人です。

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刻々と暗くなってゆく庭。

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空の色は舞台の照明のように美しく変化していきます。
 
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夕暮れから暗くなるまでの10分程度の間に、劇的に表情を変える庭。これが自宅の庭なんですから、いいですよねえ、毎日この風景を味わえるのですから。ゴージャスです。 

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明日は仲野さんちの最終日。夜の庭をご覧いただきながら「仲野さんちに学ぶ、幸せの築き方」というテーマで。 



さっ、今日も背筋を伸ばして、口角を上げて、もともと下がっている目尻をさらに下げて、いい感じで、庭のことを考え尽くす一日にしますよー! 

花咲く旅路( 仲野邸 10)

薔薇以外の草花をご覧いただきながら、今日はその「花」について。

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「花」についてって、ものすごく漠然としてますよね。もう少し分かりやすく言うと「人はなぜ花を植えるのか」ということについてです。さあ、なぜでしょうか。

答えは、幸せになりたいからです。人は幸せになりたいから、花を育て、咲かせるのです。でしょ。

花の数と幸せの量は比例します。いろんな家族、いろんな庭を見続けていると、はっきりとそう思います。花の数と幸福感は比例します。

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少しでもガーデニングをやってみると実感できることですけど、花を咲かせるにはかっこうな労力と時間を必要とします。花苗を買ってきて、 あるいは種をまいて、放っとけば咲くかというと、咲きません。手入れをしながらジッと成長を待たなければなりません。水やりや肥料も必要で、見事に花咲くその日まで、毎日気にして眺めている、そういう感じです。
つまり、花を咲かせることは、幸せになるための努力と同じということです。念願だったマイホームを手に入れても、あこがれの車を買っても、それで家族の幸せが手に入るわけではありませんよね。幸せは日々の暮らしの中で感じるもの。
子供を育て、夫婦として成長しながら、やがてお互いの気持ちが共鳴して幸せを感じる、そういうものです。気が抜けないし時間もかかります。ね、同じでしょ花を咲かせるのと。だから、花を咲かせる人は、幸せになる能力に長けていると言えるのです。

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花を咲かせるのは人一倍うまいけど、幸せになることはへたくそって人、あなたの周りにいるでしょうか?ぼくはそういう人に会ったことがありません。花を咲かせる人は、幸せになれる人。だとすれば、幸せになるための修行だと思って、庭を思いっきり花だらけにしてみませんか。それができたら、あなたとあなたの大切な家族に、必ず大きな幸せが訪れることでしょう。
ほんとですってこれ。間違いない!

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北原輝久さんの番組(音楽熱中倶楽部)で流れて、それを聴いた母が大好きになった曲があります。原由子さんの「花咲く旅路」です。

 

新潟からせっせと山菜を送ってくれる母の人生、ぼくの人生、妻の人生、子供たちの人生、そしてあなたの人生が、花咲く旅路でありますように。

薔薇コレクション( 仲野邸 9)

仲野さんちの薔薇コレクションです。

アイスバーグ
アイスバーグ1

アイスバーグ2

 アプリコットネクター
アプリコットネクター

アンジェラ
アンジェラ1

アンジェラ2

 ジャクリーヌデュプレ
ジャクリーヌデュプレ

ピンクサマースノー
ピンクサマースノー

ファンタジア
ファンタジア

ラベンダードリーム
ラベンダードリーム

リトルウッズ
リトルウッズ

舞姫
舞姫

夢乙女
夢乙女

他にもたくさんお持ちなんですが、撮影時に咲いていたのは以上です。

庭の隅に挿し木の鉢が置いてありました。

挿し木

この庭に咲く薔薇の多くは、薔薇仲間のお友達から枝をいただいてきて挿し木して育てたものだそうです。
挿し木にしても、苗を買ってくるにしても、薔薇は数年かけないと盛大には咲いてくれません。時間がかかるのです。数年掛かりで選定と誘引と消毒と施肥をして、その思いがこもった長い時間に応えるように、見事に咲いてくれる薔薇。薔薇を美しく咲かせるには、気長な情熱が必要です。



龍馬伝、いよいよ面白くなってきましたねえ!
日曜日はたくさんのお客様と庭のこと、家族のことを語り合って、満ち足りた気分になり、締めくくりに龍馬伝を観て、熱くピュアな気持ちになって、明日がくるのが楽しみな状態でぐっすりと寝ます。
明日がくるのが楽しみだと感じている今の自分、しあわせだなあ〜。

明日もちゃんと健康で、いい設計ができますように。いい出会いがありますように。 
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