2010年08月

「小さな旅」☆「サライ」☆ まだ旅の途中です

今日はちょっと庭を一休みしてNHKの「小さな旅」のことを。

今朝は超早起きしました。早起きというかうまく寝付けないままで午前3時30分に寝るのをあきらめた、というのが実情です。自分では絶好調のつもりでも、やはりこの暑さで少々体調が崩れているのかもしれません。
こういうときの選択肢としては、1、無理矢理ビールを飲んで、軽く食べて再度寝る。2、シャワーを浴びてしっかりと目を覚まして仕事する。3、「寝なきゃ」と思わずに、ダラダラとテレビかDVDを観る(大概寝てしまいます)。
今朝は3を選択。BSの番組表を見ると「小さな旅」を3本連続でやっているではありませんか!ぼくはこの番組が大好きなのです。

「小さな旅」の魅力は、何気ない日常、普通の街角が旅人の視点で捉えられているところです。自分が山下清や山頭火にでもなったような、日本中を放浪しながらその先々で出会う人たちの暮らしを、飽きることなく眺めているような感じ。
泣いたり笑ったり感動にうち震えたり、そういうことじゃなくて、ただの日常を切り取っただけで、そこにドラマを感じさせるのですから、NHKにはものすごくレベルの高い制作者がいるんだなあと感心してしまいます。受信料、払いましょうね。

番組のテーマ曲がまたいいんです!これです。

 

こういう旅もの、特にローカル線の無人駅にぼくの中の「望郷の虫」は激しく反応します。それは、かつて夢を追い、故郷を捨ててきたすべての人と同じだと思います。
そして今もまだ「旅の途中」、そんな感覚があります。・・・25年の放浪。この先どこまで行くのやら。


数日前、この「望郷の虫」が大暴れして、白状すると、涙腺が崩壊してしまいました。「サライ」です。
24時間テレビのエンディングで、妻ははるな愛に感動し、ぼくの中の虫はサライの歌詞に感動し、ふたりそろって顔を拭いながら観ていたのです。

前々から知っていた曲なのに、今年はツボでした。




作詞 谷村新司
作曲 弾厚作 

おふたりとも、いい仕事してますねー!こういう仕事をしなきゃねえ。

旅の途中、ぼくは「サライの空」を見上げるような庭をつくりたい、です。 

テミヤンライブ Vol.51

明日8月26日、夕方6時半から横浜人形の家で、51回目のテミヤンライブです。

今回のゲストはカロケレメレ・・・、ええっと、カロケレメレフラスタジオ/トカリガというフラチームで、昨年の夏以来、一年ぶりの登場です。
前回のステージがすばらしかったので、ひじょうに楽しみです。

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夏休み中のお子さんに観せたら、きっと絵日記のすてきな1ページになりますよ。

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フラ、ポリネシアンダンス、いいんですよねえ。気持が解放されて、ハワイの夕日に染まっているようなトキメキを感じます。「もう3年前かあ・・・ハワイ」 。年に一度は家族で行きたい場所です。
 


では「北原輝久ミュージアム」とまいりましょう。北原さんからブログにいただいたコメントにこんな言葉がありました。

やはり夢は一人では実現できません。誰かの力をかりなければね。それには「夢」を熱く楽しそうに情熱的に語らなければだめです。もちろん「神様が応援をしたくなるような努力」も必要です。

この「神様が応援したくなるような努力」というのは、ワタミの渡邉美樹さんが北原さんのラジオ番組で語った言葉です。

ぼくはほんとに運がいいから、だから宝くじは買いません、当たるから。それくらい運がいい。どうしたら運がよくなるかというと「神様が応援したくなるような努力をすること」です。
だれだってがんばっている人を見ると応援したくなるでしょ。神様だって同じで、がんばってるとちゃんと応援してくれるんです。それが運がいいということ。神様が応援したくなるような努力を心がければ、ぼくのように幸運を引き寄せ続けることができるんですよ。

ぼくは美樹さんと北原さんから同じ波動を感じます。たぶんおふたりも、お互いに似ていると感じていることでしょう。
そのせいでしょうか、美樹さんはこの番組で、ものすごく熱く語りまくっていました。ぼくは仕事帰りのクルマを道路脇に止めて、そのラジオから溢れ出る熱い言葉、美樹語録をメモりまくりました。
そのときのメモの中からいくつかを。

これでもか、これでもか、これでもかと、ぼくはお客様に喜んでもらえることをやる。そうすると自分がうれしくなる。

ぼくの人生の目的は「ありがとうをもらいながら成長すること」です。

老人ホームは天職です。ホームで聴く「ありがとう」は人生の最後にかかわるありがとうなんですね。だから胸を打たれます。

ワタミがホームをやったら関東中の老人ホームの食事のレベルがアップしました。モデルをつくって評判が上がれば、みんながそれを真似していい社会になっていくんです。

1300人の社員に幸せになってもらいたいから、「ありがとう」を集める会社にしようと話しています。
「死ぬまでがんばろう、100年先を見据えて。100年後に地球上でいちばん「ありがとう」を集める会社になろう。100年後から見たら売り上げなんて関係ない。問われるのは本質だけだ」って。

熱いなあ! 
ワタミの社員は幸せですよね。
北原さんが教えてくださった言葉でこういうのがあります。

リーダーとは希望を配る人のことである/ナポレオン・ボナパルト
 
まさに渡邉美樹はリーダーです。

「ありがとう」は終わりがないから、そういう目標を見つけてよかったと思っています。 

方法は無限大、あきらめてはいけない。

類は友を呼ぶと言いますが、同じ波動同士が引き合って、出会って、共鳴を起こして、さらに高い波動を発する、そんな番組でした。

今日の「北原輝久ミュージアム」は北原さんと波動の共鳴現象を起こして熱く語りまくった渡邉美樹さんの「美樹語録」でした。

最後に、番組中に北原さんから飛び出した印象的だった言葉をひとつ。

美樹さんはいつもいい笑顔だね。笑顔は大事。笑顔で元気にこちらから挨拶できたら、成功の半分は手に入れている。 

北原さんのこの言葉は、一年半前に番組を聴いて以来ずっと、お守りのようにぼくの中にある、ありがたい言葉になりました。

北原輝久、渡邉美樹、笑顔の巨人です。




残暑というか猛暑というか、いつまでも暑さが続きますねえ。この終わらない夏を楽しみながら、今日も上機嫌で過ごしましょう!さっ、設計設計! 

再放送/僕とおもちゃとサラ・ボーン

本日午後4時から、NHK FMで「僕とおもちゃとサラ・ボーン」の再放送があります。

 

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「ラヴァーズ・コンチェルト」       (サラ・ヴォーン)

 

<日本フォノグラム 23PD-18>

「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」

(サラ・ヴォーン)

<PHCE-3002>

「アイ・リヴ・トゥ・ラヴ・ユー」     (サラ・ヴォーン)

<ビクター・エンタテインメント VICJ-23177>

「バードランドの子守歌」         (サラ・ヴォーン)

<PHCE3001>

「ザ・シャドウ・オブ・ユア・スマイル」  (サラ・ヴォーン)

<POLYGRAM 830 718-2>

「サマータイム」             (サラ・ヴォーン)

<日本フォノグラム 826 331-2>

「ダニー・ボーイ」            (サラ・ヴォーン)

<830 720-2>

「ミスティ」               (サラ・ヴォーン)

<ユニバーサル・ミュージック 826 338-2>

「マイ・フェイヴァリット・シングス」   (サラ・ヴォーン)

<TOCP-7454>

「スルー・ジ・イヤーズ」         (サラ・ヴォーン)

<日本フォノグラム 7243 8 55468 2 2>

「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」    (サラ・ヴォーン)

「テンダリー」              (サラ・ヴォーン)

<PHCA-12007>

「枯葉」                 (サラ・ヴォーン)

<VICJ-60317>

「スターダスト」             (サラ・ヴォーン)

<日本フォノグラム 826 336-2>

「オール・オア・ナッシング・アット・オール」

(サラ・ヴォーン)

<TOCP-7454>




北原さん選曲の名曲の数々と、ブルーノート東京でのエピソードなど、サラにまつわるお話しも興味深く聴けますし、ジャズのゆったりした空気感の中で語られる「北原輝久物語」もまたいい感じです。
年間170回の講演をこなしているという北原さんですが、この番組でのサラ・ボーンにからめてのお話しは、いつもの熱く夢中で語り尽くすスタイルとはまた違った魅力を感じました。サラと北原さんの優しい波動が共鳴しているような、こちらまでその世界に浸って優しい気持になれる、そんな時間を過ごせることでしょう。

午後4時というと、そろそろ夕方の風が吹き始める時間帯。窓を開けて、いい風を入れて、夕げの支度をしながら聴いてみてください。きっとそのまま、素敵な夏の夜に入っていけると思います。

午後4時〜、NHK FM です。 

家庭円満( 草野邸 17)

草野さんちの最終日です。

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リビングからはディズニーランドに遊びにいく計画で大盛り上がりしている声が聞こえてきました。

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とても穏やかで、でも実は長渕剛ファンの(熱い!)お父さんと、ほめ上手な明るいおかあさんと、素直でかわいい、元気一杯の男の子ふたり。いい家族です。 

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子供たちは庭ができてから、部屋からトンボやセミを見つけるとパッと飛び出して捕まえるようになったそうです。庭での食事を楽しみにしているそうですし、ベンチはさっそくいい遊び場になっているとのこと。
庭が暮らしの場所になったということですよね。大成功です。

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いい家族は、いつかちゃんといい庭を手に入れます。「家庭」というくらいで、いい家といい庭が、遅かれ早かれ整うのです。ぼくが関わることで切っ掛けができれば、その実現が早まります。それがぼくの仕事。

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またひとつ、お手伝いができたような気がしています。

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草野さん、楽しい仕事をありがとうございました。これからもその調子で、うらやましいほどのいい家庭を育んでいってくださいね。もしぼくにお手伝いできることがあれば、何でもおっしゃってください。
日々を楽しみまくりながら、子育て、仕事、家庭円満、がんばりましょうね。 

ダニーボーイ

「真夏の夜の偉人たちーーぼくとおもちゃとサラ・ボーンーー」を聴いて、サラのダニーボーイが沁みました。

多くのアーティストが歌っているこの曲。ぼくはエルビス・プレスリーのダニーボーイが大好きなのです。
エルビスが亡くなってから発売された最後のライブアルバムの中で歌っていました。
体調が悪くて声もよく出ない状態なのに、この曲はエルビスが万感の思いを込めて歌い上げています。自らの死期を悟っていたかのように。その声から、間違いなく、両親と自分にだぶらせての熱唱でした。

世界一の成功者であり、世界一孤独だったエルビス・アーロン・プレスリー。その成功と孤独の象徴があのグレースランドなのです。ぼくがその名を社名にしたのは、エルビスが最初から最後まで無邪気で親思いの少年のままの人だったからです。その純粋無垢な魂が世界中の人たちを幸せな気持にさせた。ぼくもほんの少しでも彼ににあやかりたい、そういう生き方もあるのだということをいつまでも心の中から無くしたくない、という気持からでした。
久しぶりに聴いたダニーボーイが、ぼくが夢中でエルビスを聴いていた中学生の自分と、会社を始めたときの不安よりも大きな夢を抱えていた純な自分を思い出させてくれました。

いやあ、音楽って、ほんとにいいもんですね。
エルビスのダニーボーイ、よかったら聴いてみてください。歌詞はこうです。

O Danny boy, the pipes, the pipes are calling
From glen to glen and down the mountainside
The summer's gone and all the roses falling
'Tis you, 'tis you must go and I must bide.

ああ私のダニーよ バグパイプの音が呼んでいるよ
谷から谷へ 山の斜面を駆け下りるように
夏は過ぎ去り バラもみんな枯れ落ちる中
あなたは あなたは行ってしまう

 

But come ye back when summer's in the meadow
Or when the valley's hushed and white with snow
'Tis I'll be here in sunshine or in shadow
O Danny boy, O Danny boy, I love you so.

戻ってきて 夏の草原の中
谷が雪で静かに白く染まるときでもいい
日の光の中、日陰の中、私は居ます
ああ私のダニーよ、あなたを心から愛しています

But if ye come and all the flowers are dying
If I am dead, as dead I well may be,
You'll come and find the place where I am lying
And kneel and say an Ave there for me.

すべての花が枯れ落ちる中、あなたが帰ってきて
もし私が既に亡くなっていても
あなたは私が眠る場所を探して
ひざまづき、お別れの言葉をかけるのです

 

And I shall hear, though soft, your tread above me
And all my grave shall warmer, sweeter be
For you will bend and tell me that you love me
And I will sleep in peace until you come to me.

私の上を静かにそっと歩いても私には聞こえる
あなたが私に愛してるといってくれたとき
私は暖かく心地よい空気に包まれるでしょう
私は安らかに眠り続けます
あなたが私の元に帰って来てくれるその時まで

 


 エルビスが亡くなったのは42歳。8月16日でした。エッ!昨日ですね命日。アメリカでは今日が16日だから、今日が命日ですよね。そうかあ、だからダニーボーイでエルビスを思い出したのかもしれませんね。
エルビス・プレスリー。彼を知ったことで、彼の純粋さに憧れて、おかげでぼくの人生は波乱に満ち、しかし思いっきり楽しいものになりました。感謝! 
いいですよエルビス。彼の人生込みで聴いてみると、きっと日常に清らかさが増すと思います。そう、彼の偉大さは清らかさです。 

真夏の夜の偉人たち

いやあ暑い暑い!
あまりに暑いので、「よし、今日は一日涼しい顔して過ごそう」と決めて(偏屈なもんですから)家を出ました。

午前中は完成した庭の撮影で、パシャパシャと撮り始めて5分、シャワーを浴びたように全身汗でびっしょり・・・朝の決意は消え去りました。このままでは熱中症になってしまうという危機感を持つほどの暑さで、さすがに涼しい顔はしていられなかったものの大好きな撮影ですから、約2時間思いっきり楽しみました。

クルマの冷房をフルにして、帰社途中でコンビニに寄ってガリガリ君買ってガリガリ食べて、ようやく体温が正常に戻ったところに北原さんからの電話。「今日の夜9時10分から11時までNHKのFM聴いてよ!サラ・ボーンの番組やるから」その声はいつも通りにさわやかでした。ほんとに天気とか世の中の情勢とか、そういうことに関係なくいつもさわやかな方です。きっと今日も日本でただ一人涼しい顔しているんだろうなあ。雨が降ると「雨音はショパンの調べを聴こうかなあ」と楽しそうだし、晴れたら晴れたで絶好調だし、寒くても暑くても何だかうれしそうなあの感じ、何とかしてぼくもそのコツを盗んで身につけたい。

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というわけで、今日の夜は暑かった一日をクールダウンするのにうってつけな番組「真夏の夜の偉人たちーーぼくとおもちゃとサラ・ボーンーー」を楽しみましょう。
音楽全般ものすごく詳しい北原さんが、サラ・ボーンをどう聴かせてくれるのか、楽しみだなあ。
NHK FM で午後9時10分〜11時です。 

・・・明日こそ、ぼくは涼しい顔して過ごします。 

夏の夜の庭( 草野邸 16)

世の中にこれだけたくさんの庭付き一戸建てがあって、その何パーセントの人が「夜の庭」を楽しんでいるのかと考えると、とても残念な気持になります。「夜の庭」、特に「夏の夜の庭」の心地よさは、庭をお持ちのすべての人に体感していただきたいことです。

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「蚊が多いから」とか「道路から丸見えだから」という理由でそのことを頑固に拒否する人もいらっしゃるんですけど、そんなことは大した問題ではありません。蚊取り線香を炊けばいいし、目隠しをすればいいことです。

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とても簡単なことなんですけどねえ、庭はあるんですから。いくつかの条件を整えることで、あの快楽を手に入れることができるんです。ほんと、快楽と言っていいあの気持よさ。

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一度経験すれば、もうそれなしではいられないほどの心地よさ、楽しさがある「夏の夜の庭」を、ぜひあなたも。



姫路から横浜に帰ってきて、さあ!心身ともにリフレッシュ!身も心も軽くなると、仕事がしたくてウズウズしてきます。「まだかいなあ〜」と思いながらお待ちの皆様、スピードアップしますから、もうしばらくのご辛抱をお願いします。すばらしいプランを仕上げてお届けしますからね。

田舎ってありがたいなあ。人、風景、光、空気、食べ物、田舎が総掛かりで応援してくれていることを感じます。
妻もきっと同じ気持なのでしょう。朝からいい波動、いい笑顔でパワー全開です。
田舎って、ありがたい。 

夏の夕方は散水しましょう( 草野邸 15)

出幅2.1メートルの庭スペースが、「眺める庭」から「過ごす庭」になりました。

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そして夜になると、また違う表情が生まれます。

今日から3日間、時間を追ってご覧いただきます。
今日は夕方、暑かった日差しが消えて、いい夜風が吹き始める頃の庭です。 

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夏の夕方、このくらいの時間に水を打つと、一気に空気が冷えて気持いいんですよね。植物にも夕方の散水がいいんです。夜間にジックリと水分を吸い上げて、明け方から午前中に光合成をする。
人間も同じで、夏は夕方のビールで、一日の疲れが吹き飛びますよね。

庭と部屋に明かりが灯って、さあ、「夏の夜の庭」が始まります。




妻の実家でお盆を済ませて、今日横浜へ帰ります。ぼくの田舎の新潟と同じく、ここ姫路も時間がゆっくりと過ぎる感じがして、つまり一日が長く大きく感じるのです。ゆったりと、思う存分ボーッとして、思う存分微細なことを感じて、思いっきり心身を解放して過ごすことができました。気分上々、フレッシュな自分。
さあてと、明日からまた思う存分、思いっきり仕事ができそうです。田舎って、ありがたいなあ。 

奥様の才能/ほめて育てる( 草野邸 14)

草野さんちの草花をご覧いただきながら、今日は今回の仕事で印象に残った奥様の言葉のことを書きます。

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打ち合わせ段階から工事完了まで、何度か「いわふちさんは人柄がいいから」と言っていただきました。
ぼくの人柄がいいのかよくないのか、どの程度なのかは自分ではわかりません。でも、そう言われて悪い気がする人はいないわけでして、特にぼくは「おだてられれば木にでも富士山にでも登るタイプ」なもんですから、とても上機嫌で庭を完成させることができました。

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この「ほめ上手」なところが奥様の優れた点で、たぶんそれは意識的ではなくて天性のもののようです。とても自然にほめ言葉が出てきます。ご家庭を見ていても、子供たちをほめる、ご主人をほめるといったシーンが何度もありました。すばらしい才能です。

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ぼくは「子供はほめて育てなさい」ということを、子育てがほぼ終了してからいろいろな場面で教えられ、できることならもう一度子育てをやり直したいと思ったほど、そのことの大切さを感じています。

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尊敬する武田双雲さん、浅見帆帆子さん、渡邉美樹さん、皆さん親からほめて育てられた方々です。
高校生の娘がちょっと扱いづらくなって、北原輝久さんに「娘が難しいお年頃で・・・」と愚痴ったときには、即座に「簡単だよ、ほめればいいんだよ」と返ってきて、やっぱりそうなんだよなあと。

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「ほめて育てる」ということの重要性を最近あらためて感じたのが、わが家の新しい家族、小犬のノアです。

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犬の躾のためのDVDで繰り返し「ほめてあげてください」ということが出てきます。「叱ってはいけない。叱らなくてもいい環境を整えて、ほめることで教えていくのです」 。今のところノアはみんなにほめられながら上機嫌でトイレをおぼえ、噛み癖をなくし、無駄吠えをしなくなっています。

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生後3ヶ月の小犬、あまりにかわいいもんですから、家族全員が愛情たっぷりに「トイレで来たねー!」「待てがで来たねー!」とほめまくっていて、ほめるたびに自然と笑顔になっていい声を出しますから、家中がいい雰囲気になる。ほめるということは、ほめる方も上機嫌になるということにも気がつきました。

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人はほめられたことっていつまでも憶えていますよね。
「いわふちさんはほんとに人柄がいいから」と、笑顔で何度もほめてくださった奥様のことを、きっとぼくは一生忘れないのです。ふと思い出すたびに、ニヤッといながら、いい人柄でいなくてはと、自分自身に言い続けることでしょう。

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妻よ、お願いだからぼくをほめて育ててくれ! ・・・という前に、妻をほめまくればいいんですよね。



妻の実家は浄土真宗です。浄土真宗のお経っていい感じなんですよ!近所の人たちが集まって、お坊さんと一緒に、声を揃えて詠むのです。

んな~もあ~み~だ~んぶ~  んな~もあ~み~だ~んぶ~ んな~もあ~み~だ~んぶ~ んな~もあ~み~だ~んぶ~ な~~~

小学生もお年寄りも、声を合わせて。声が合うと気持が合います。大勢の人の気持が合うと、ものすごくホットで、とてもありがたくて、グッときます。

お経が終わると、お坊さんがいつもいい話をしてくださるし、浄土真宗って、いい感じです。ナンマンダブ  ナンマンダブ  ナンマンダブ ・・・  

夏の草花( 草野邸 13)

夏の草花です。

マンデビラ
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9月いっぱい咲き続けるツル性の一年草です。

グングンツルをのばして、庭一杯に情熱的な花を咲かせる・・・というイメージでわが家の庭にも植えたのですが、結果は、残念ながらあまり伸びないままで花だけが途切れることなく咲き続けています。
このように草花が思い通りに育ってくれないこともありますけど、それもまた楽しい。思い通りにいかない分、予想以上に茂る植物もありますので。

ブーゲンビリア
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ハワイを想わせる花です。横浜では地植えで冬を越せるかどうかがギリギリですので、日当りがよくて、冬に風を受けない場所に植えてみてください。うまく馴染めばけっこう盛大に育ちますので「わが家の庭はハワイアン」が実現します。
横浜よりも暖かい逗子あたりだと、灌木として普通に庭に植わっています。

サフィニア
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サフィニア専用肥料の追肥と花ガラ摘みを欠かさなければ、10月末まで勢いよく咲き続けます。


次はリーフ系のハンギングです。
真夏は暑さで庭の花数が減りますので、このような葉っぱを楽しむ寄せ植えが存在感を発揮します。緑色の濃淡がさわやかです。

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こんなのもありました。
オクラ
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うまそうですねえ。

わが家ではマンデビラは伸びませんでしたがオクラは予想を上回る豊作で、数日ごとに収穫しています。「スーパーのフィリピン産とは艶が違うよね」とか言いながら、納豆や、これまた盛大に茂っているモロヘイヤと和えてネバネバの一品を楽しんでいます。 

強い日差しと暑さを大喜びしながら、元気一杯に育つ草花を、眺め、味わう夏。そのおかげか、今年の夏は家族全員パワフルに過ごしています。庭って、ほんとにいいもんです。
 


お盆の帰省ラッシュがピークだそうです。

かく言うぼくも、妻の実家の姫路に向かって移動中。昨年暮れに逝った妻の母の新盆ですから、いろんなことを思い出しながらの帰省です。

 

お盆はご先祖様をお迎えする行事ですよね。お墓に参りながら「自分もそう遠くない時期にあっち側に行くんだなあ・・・」と、そんなことを考えます。たぶん誰でもそんな思いになるのではないでしょうか。そして「生きてるうちにがんばらなきゃなあ」と。

ご先祖にお参りするということは、現世の自分の生き方を確認するということでもあるのです。

 

あなたは、無限のご先祖様によってこの世に生まれた奇跡の存在です。

30代(700年)さかのぼると、あなたには、10億7千3百74万1千8百24人のご先祖様がいるのです。

あなたは奇跡の存在です。 

 

今こうして呼吸をして、生きていること。喜んだり悲しんだりしながら、暑いとか寒いとか文句を言いながら、こうして生きていること。ただただ感謝です。一所懸命に生きなかったら、バチが当たりますよね。

 

昨日もない、明日もない、あるのはただ今このときの自分だけ。だから、目に前のことに懸命に生きなさい。目の前のひとつ所を懸命に生きることを「一所懸命」と言うのです。 

京都のお坊さん、尾関荘園さんの説法です。

 

しっかりとお墓参りして、清々しい気持になって、また一所懸命にがんばりましょう!

夏休みの庭( 草野邸 12)

草野さんちの小物です。

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夏休みらしい、こんなものも見つけました。

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グッとくるんだなあこういうの。
庭が、子供たちの笑い声や驚きの表情や、そういう伸びやかな感性が炸裂する舞台になったら、最高ですよね。 

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いいなあ!バーベキュー炉がある庭もいいけど、プールを出せるスペースも、小さい子供がいるお宅では欠かせない要素です。



テレビでは朝から高速の渋滞情報が流れて、皆さん田舎に向かっているんですねえ。子供たちはワクワクでしょうね。

ぼくは明日から妻の実家(姫路市網干)に行きます。子供のようにワクワクしています。さあてと、向こうに着いたら何食べよっかなあ。明石焼と、穴子と、地魚の煮付けと、 押し寿司と、但馬牛も食べたいし、時期外れではあっても姫路おでんは外せないし、近所の有名な喫茶店「ムッシュ」のアーモンドバタートーストも食べときたいし・・・。違う土地に行くと、そこの食べ物が楽しみなんですよねえ。
妻はよく「みんなで美味しいもの食べてるときが一番幸せかなあ」と言います。 その通りですねえ。大切な人と、美味しさを共有できる幸せ、最高のひとときです。
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