2010年08月

バラエティーに富んだ樹種( 草野邸 11)

草野さんちの庭木をご覧いただきます。

レモン 
DSC_0049

生け垣のように苅込んであります。こうすると葉数が増えて、一年中濃い緑色を楽しむことができます。
ただし、果実を楽しむにはあまり刈り込まないで、自由にのばした方がいいようです。あちこちのレモンを観察していると、放ったらかしの木ほど実付きがいいという傾向があります。 
 

フェイジョア
 DSC_0050

パイナップルグアバとも呼ばれていて、小振りな卵くらいの実が付きます。ナシとモモとパイナップルを合わせたような味です。


 エゴノキ
DSC_0051

DSC_0089

四季折々に美しい木です。特に夏のこの涼しげな葉が大好きで、この木の木漏れ日を感じながら昼寝するシーンを思い浮かべながら、ベンチの脇に植えることにしました。

 
ソヨゴ 
 DSC_0052

DSC_0053

シマトネリコが一般的になる以前は、この木が雑木の庭の主役になる常緑樹でした。ソヨゴという名前は小枝が風にそよぐようなサワサワとした風情からつけられたそうです。
秋には赤い実を付けて、野鳥が集まりますので、部屋からバードウォッチングができるように、リビングから見える位置に植えました。


ミツバツツジ
DSC_0054
 
 DSC_0055

ツツジとはいうもののツツジ科ツツジ属の落葉樹です(ツツジは常緑樹)。品種が多く花も美しいので、これから庭木として人気が高まるでしょう。


 モミジ
DSC_0056

 DSC_0058

モミジ(カエデ)は日本の秋を彩る代表的な木でありながら、庭木としての人気は下降線です。何となく和風な感じがするからでしょうか。
しかし、ヨーロッパでは大人気で、日本の品種は最高級品扱いされているそうです。
 

ジューンベリー
DSC_0059

DSC_0060
 
このブログではすっかりおなじみになりました。来年の花と実の収穫が楽しみです。 


ブルーベリー
DSC_0061

DSC_0095

こちらの収穫はこれからです。
実がこのくらいになったら、鳥に食べられないようにネットをかける方もいらしゃいます。 
ブルーベリーの実は「アァ、夏が終わってしまう」というような情緒があります。


シマトネリコ
DSC_0064

DSC_0065

一年中艶やかな葉を楽しめるシマトネリコですが、やはり夏が本領発揮で、暑い日差しにも全くめげない元気さがいい感じです。

これらはほとんどが、もともと植わっていた木を一部配置換えしたものです。バラエティーに富んだ樹種、「木が好きなんだなあ」と感心しました。




庭に何の木を植えるか、夫婦で、家族で、あれこれ検討しながら選んでいくと、植木やさんまかせで植えた場合の何倍も、木に愛着がわきます。それだけ庭の魅力が増しますので、ぜひそんなふうにして木を増やしていってください。
家族にいいことがあったときに「記念樹」を植えていくってのもいいですね。 

木を植え、大きく育てましょう。( 草野邸 10)

草野さんのお宅には、リフォーム前から何本かの木が植わっていました。それらの木をプランに合わせて配置換えしさらに数本植え足しました。

この風景から樹木を無くしたら・・・とイメージしてみてください。

DSC_0047

樹木を消したら、ちょっと物足りないですよね。

DSC_0046

庭木があることで、空間が潤い、濃くなります。

DSC_0048

これらの木が成長して、緑のボリューム感が増していけば、この庭はさらにいい感じになっていくことでしょう。

庭のスタイルによっては、木が一本も無いということもありますが、一般的な庭では木が多いほど、緑のボリュームが大きいほど、庭の感じは上がります。
ただし、木の量に比例して手入れは必要になりますけど。それもコツを覚えれば大したことではありません。

うちの場合は、剪定などの手入れの依頼があると、お客様にやり方をお教えしながら作業するようにしていますので、数回やると、だいたい皆さんご自分でできるようになります。その方がいいんです。自分で剪定したり消毒・施肥をすれば、木への愛着も増しますから。
それも面倒だと言う方は、年に2回植木屋さんに入ってもらって、消毒・施肥・剪定をすれば、普段の手入れなどほとんど必要ありません。

木の手入れは楽しいし、大したことではないので、条件が許せばできるだけ木を植えて大きく育てましょう。




ぼくがイメージする理想の庭のひとつが「精霊が住み着いた雑木林の庭」です。
北向きの、天井が高いアトリエの外に、鬱蒼と茂った雑木林があって、その一部を間借りするようにテラスがある庭。
春は新緑のパワーに包まれて、夏は蝉時雨のシャワーを浴びて、秋は落ち葉に埋もれて、冬は木枯らしの音に心洗われる。
なんて表現するとちょっと情緒的すぎて、妻から「バッカじゃないの」と言われそうですけど、要するに軽井沢の別荘にいるような庭がいいなあと思っています。とにかく木がたくさん生えている庭。

庭に木が多いと「精霊」が住み着くんです。ほんとですよこれ。ぼくは森で育ったので、ごく普通のこととしてそう思っているんですけど、あなたは見かけたことありませんか、「精霊」。
庭に住み着く「精霊」は、小さいおじさん、ティンカーベル、数年前に亡くなったぼくをかわいがってくれた近所のおばさん、アリエッティ、人魂、カッパ寿司の宇宙人・・・。見え方はいろいろですが、はっきりわかることはぼくらを見守って、応援してくれているということです。「精霊」が現れると勇気がわいてきて、その直後に必ずいいことが起こります。あるでしょ、そういう経験。

新潟の山奥育ちのぼくはこの「精霊」とはなじみがあり、新居の庭には、実家の坪庭にいた「スナフキンのような姿をした精霊」がはるばる遊びにやってきます。
庭に住み着く精霊の存在、あなたも感じますよね。感じたことがない、という人は、「そんなこともあるのかもしれないなあ」でもかまいませんので、ちょっと肯定してみてください。ヨーロッパ人は庭は精霊の住処だということを前提にして庭を設計しますし、アフリカでは森に住む精霊とともに日常があります。日本だと、そうそう、八百万の神(やおよろずの神)というくらいですから、庭にティンカーベルやアリエッティがいても、ね、おかしくはないのです。

お宅の庭にも「精霊」が住み着くといいですね。木を植えましょう!花を咲かせましょう!彼らは木や草花が大好きなのです。庭で彼らと語りながら暮らしていけば、彼らが、ぼくたちの人生を正しく導いてくれます。

目隠し/お隣さんとの距離感( 草野邸 9)

お隣さんとの目隠しの具合は、皆さん共通の課題です。
あまりキッチリと隠すのも角が立つような気がするし、お隣の庭の日当りや風通しも考慮したいし。かといって、いつも視線が合うようではお互いに落ち着かないし・・・。 
お隣さんとの良好な距離感を生み出すポイントが「目隠し」なのです。

今回は2種類の目隠しを施しました。

木工フェンス
DSC_0043

板の隙間は2センチ5ミリで、2方向で違う高さになっているのは、それぞれに必要最低限で設定したためです。
板の隙間は場の条件によってまちまちで、そのつど現地で検討するようにしています。

木製パネル(タカシュー/eウッドパネル1型)
DSC_0044

パネルの穴の寸法は5センチで、板幅は3センチ5ミリです。このパネルの目隠し具合がとても良くて、向こう側に人が来るとハッキリわかるのに、何をしているのかは気にならない具合が気に入って、よくプランに入れています。
これを使用した位置はお隣さんは物置と裏の通路で、こちら側は玄関アプローチですから、やや透けていても問題なしでこれがベストな選択でした。 

お隣さんとの良好な関係性を慮るということって、それだけ上質な暮らしをしているということの証だと思っています。
「とにかく高い塀を建ててお隣から見えないようにしてください」とか「音も聞こえないようにできませんか」というご要望も、たまにはありますけど、・・・どうもねえ。田舎育ちで塀が無い暮らしが染み付いているせいか、何となく抵抗を感じてしまいます。

できればお隣さんにとっても快適になるように、必要な部分にだけ必要最低限の目隠しをする。いつもそういう感覚で設計しています。

 

町並みの作り方として、日本では、道路に沿って区分けされた土地を購入して、自分の土地をブロックとフェンスで囲って、その中に建ぺい率や北側斜線をクリアーできるぎりぎりのボッリュームの家を建てるというのが一般的です。「四角い自分の土地」という領域の中に家を建てます。
ぼくは時々、そういう感覚が行き過ぎているのではないかと思うことがあります。

例えばスペインではどうかというと、広場の中に規則性なく家が建ちます。「四角い自分の土地の中に建てる」のではなくて、街全体がみんなの土地で(契約的にどうなっているのかは定かではありませんが)、建物が自分のものという感覚です。
ですから建物から一歩出ると、道路や空き地はすべて住民たちの共有スペース。子供が駆け回り、木陰に置かれた椅子にはお年寄りが腰掛けて、その子供たちを眺めている。 ご婦人方は井戸端会議で、亭主の愚痴やどこそこに来た嫁さんのうわさ話なんかを延々と続けている。そんな風景です。

この「自分の土地」じゃなく「みんなの街」に家があるという生活感覚って、日本にもありましたよね、昭和時代に。いやいや、今でもちょっと田舎に行けばそうです。境界線にブロック塀もフェンスもない暮らしが残っています。
NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」とか「小さな旅」に出てくる、そういう暮らしを目にすると感じる豊かさを、きれいさっぱり捨て去ってはいけないんじゃないかなあ。整然と並んだ都市部の住宅の何軒かでも「みんなの街に暮らしているんだ」という田舎っぽい感覚の人がいると、その街の風景には潤いや、行き交う人たちの笑顔と挨拶は生まれます。

お隣さんとの距離感をどうはかるか、の以前に、「街の中(コモンスペース)で暮らしているんだ」というコモンセンスも必要です。

気持のいい人が集まった街は気持がいい。あなたの住む町を気持よくするために、最初にするべきことは、あなたが気持のいい人でいることです。さっ、今日一日をいい笑顔で、気持よく過ごしましょう。はい、口角上げて、目尻を下げて。

「過ごす庭」で魅力倍増( 草野邸 8)

昨日は「通路」を「庭」にするために何をどう変えたのか、ということを書きました。
今日は、「眺める庭」を「過ごす庭」にするために何が必要かを書きます。
  1. 部屋から出やすくすること
  2. 出たら座れる(寝っ転がれる)ようにすること
  3. 必要に応じて目隠しをすること
  4. 木を植えるなどして居心地をよくすること
  5. 夜も過ごせるようにすること 

この5点をカタチにしたのが、このリビング前のテラスです。

DSC_0034

DSC_0035

DSC_0036

室内からはこう見えます。

 DSC_0038

これで「眺める庭」が「過ごす庭」になりました。

DSC_0037

今回はその奥に、さらにもう1カ所「過ごす庭」を確保。

DSC_0040

DSC_0041

ここは将来(ぼく的には)「バーベキューテラス」になるであろうという予感を持っています。

 DSC_0042

このように、庭スペースを「外の部屋」として捉え直すことで、庭は何倍も楽しい場所になるのです。

もちろ「眺める」という要素も大事なことではありますが、そのためだけにすべてを使うのはもったいない。それと、多くの場合「眺める」ということすら意識しないままの庭、「手入れをするための庭」になっているのですから。
「そんなことはない。うちは庭の眺めを楽しんでいるよ」という方は、そこに「過ごす」という要素を取り入れて、過ごすことと眺めることの割合を何通りかイメージしてみてください。必ず庭の魅力は倍増します。

「外の部屋」が2部屋できた草野さんち、あとは楽しみまくるだけです。  




NHKで夜中に「戦争の記憶を語り継ごう」というような番組が連日組まれていて、ついつい見入ってしまい(観た方がいいんですけど)寝不足が続いています。
今朝スタッフに勧めたら「もうクタクタで夕べは8時に寝てしまいました」とのこと。
それでいいんです。思いを込めた庭づくりに熱中してクタクタになる。それが平和を守ることになるのですから。その調子でしっかり働けー!

今日は長崎の「原爆の日」です。あの日、長崎の人工の3分の1の命が奪われたといいます。

ぼくにできることは、今日も夢中で「家族の庭」を生み出すことです。笑顔で。・・・ちょっと重いなあ。
重くても「まかしとけ!」と笑って歩き出すパワーがほしい。若大将みたいな太陽のようなパワー。

加山雄三さんが子供の頃におばあちゃんから言われた言葉です。

荷物が重たいんじゃない お前の力が足りなんだ

いつも笑っていられる力をつけるためにも、よし!今日も夢中で設計します。とにかく、歩を進めることですよね。戦争のない世界に向かって。 

細部へのこだわりを積み重ねる( 草野邸 7)

ビフォー6

この門扉から玄関ポーチまでの通り道を、庭っぽく「アプローチガーデン」として成立させるためにやったことは、
  1.  木製パネルと樹木で軽く目隠しをし、同時に場に厚みを持たせること
  2. 立水栓をつくり直して見せ場にすること
  3. 既存の自然石平板を敷き直しつつ、コンクリートのポーチを石で隠すこと

この3点です。

特に必要性を感じたのが3の、コンクリートのポーチを石で隠すこと。

DSC_0033

DSC_0032

新築の場合、掃き出し窓の下に必ず付いてるんですよね、コンクリートのポーチ。お客様は見慣れちゃっている場合が多いのですが、庭的にはそのコンクリートの固まりはいただけないので、どうやってそれを隠すかを考えます。上に縁台を乗せたり、今回のように石でくるんだり。場合によっては解体撤去することもあります。 

建築前に庭や外構を設計できれば、無粋な(時には不必要な)ポーチをつくらずに済みますし、コストもその分浮きますよね。いつも残念に思っていることです。

立水栓もそうで、建築工事で付いてくるプラスチックの立水栓に不満を感じている方のなんと多いことか。特に奥様方は、ありきたりなものなら無い方がいいとおっしゃる方もいらっしゃるほどです。 

今回もそうで、機能的には既存の水栓で問題なしでしたが、思い切って新しくすることになりました。

DSC_0029

水受けは周囲と同じ錆御影のピンコロで。そして蛇口はお子さんたちのリクエストで、ヘラクレスとクワガタになりました。

DSC_0030

DSC_0031

このようにして、見慣れた風景からコンクリートを消したり、何となく気に入っていない部分を取り替えたり、そういう細部へのこだわりを積み重ねることによって、全体的に見ると「通路」が「アプローチガーデン」に変わるのです。



妻がものすごいことに気づきました。それはわが家にやってきた小犬のノアのことです。
「ノアちゃんはずっと機嫌がいいまんまだねえ。機嫌がいいか寝てるかのどっちか」
すごいでしょ!いやほんとに凄いことだと思いました。

そういわれるとそうなんですよね。彼女は常に上機嫌で、身の回りに起きる何から何まで楽しいこととして受け止めているようです。もうすべてが楽しくてしょうがないといった感じです。そして楽しみ尽くして大満足の態で(大の字で)熟睡する。

小犬というのは清らかなタマシイなんですよね。ノアを見ていると、犬に限らず、すべての生物は、純粋無垢だと上機嫌でいられるものなのかもしれないなあと思いました。上機嫌が普通の状態。
不純な条件が加わらない限り、地球上のすべての生命体は上機嫌。

純粋無垢だと上機嫌

だとすれば、身の回りから不純を排除するとか不純に近づかないということも、知恵として身につけたいですね。

さっ、今日も張り切って、純粋に、設計に没頭します。 上機嫌!

絵日記に描かれる庭( 草野邸 6)

庭の奥から門扉に向かって歩いていきます。

DSC_0023

DSC_0024

DSC_0025

DSC_0026

 DSC_0027

草野さんちには男の子がふたりいます。いやあ、工事の完成が夏休みに間に合ってよかったです。

もう一度 Before をご覧ください。

ビフォー4

それがこうなりました。

アフター4

この庭なら、絵日記のネタはたくさんできそうですよね。よかったよかった。
夏休みの舞台になる庭。絵日記に描かれる庭。お父さんお母さんから子供たちへの最高のプレゼントです。




それにしても・・・この暑さはいつまで続くのでしょうか。ぼく史上最高に暑い夏です。

新潟では「夏が暑い年は米が豊作」と言われているので、今年は大豊作かと思いきや、あまりに暑すぎて稲の生育に問題が生じているそうです。水の調整など、農家は大汗かきながら対応に追われているとのこと。やっぱりちょっと異常なんですよね、気候が。
稲だけではなく庭木にもダメージが出始めていますので、とにかくタップリと散水してください。

この暑さもおそらくあと数日でしょう。夕方になると時々ウロコ雲が流れていますから。大丈夫です、ちゃんと秋はやってきます。
夏が暑かった分、今年の秋は紅葉が美しいはずです。

あと少し。がんばりましょうね!

祈り・誓い・感謝

今日は広島「原爆の日」です。

夏は祈りの季節ですよね。入道雲と、セミの声と、戦争によって無理矢理消に絶たれてしまった命のことを思う時間と。それが夏。
年齢を重ねるほどに、戦争のことが、自分の中で重大になっていくのを感じています。

数年前、横浜に遊びにきた父が、ぼくと妻と子供たちと一緒に出かけたレストランでの食事中に言いました。
「俺は戦争は絶対に反対だ。戦争がどれだけセツナイかをいっぱい見てきたから」
ぼくら夫婦の話題が9.11か北朝鮮のことか、「戦争」という言葉が出たとたんでした。普段無口で、数年に一度しか台詞をはかない父が、とても穏やかにしかしキッパリと言ったその言葉が、そのときの食事のシーンとセットで鮮明に残っています。
父は昭和8年生まれ、「はだしのゲン」とほぼ同じ戦争体験がある年齢です。

ぼくが生きているうちに、息子たちにしなければならないことのひとつが、広島の原爆資料館に連れて行くことです。彼らの年齢を考えると、そろそろかなあと思っています。 


広島 14万人
長崎 7万4千人
東京大空襲 8万4千人

太平洋戦争 戦闘員 174万人  民間人 39万3千人 


あなたの子供が、連れ合いが、親が、あなたが、213万3千回も、ひどい殺され方をしたって考えると、ね。そして同時に考えるべきことは、日本兵もまた数限りない敵国の兵士、民間人の命を奪ったということ。

ぼくも息子たちに、穏やかに、キッパリと言います。
「戦争は絶対に反対だ」
ぼくのその言葉は、父がぼくらに言ったときのようなチカラを持っているだろうか。
もしチカラが足りなかったら、何度も何度も繰り返して言います。必ず、しっかりと、伝えなければならないことですからね。

祈りと・・・誓いと・・・感謝と・・・。 

進化の予感( 草野邸 5)

出幅2.1メートルの細長い庭スペースが、ガーデンリフォームで別世界に生まれ変わりました。

門扉から入って、ゆっくりと歩きながら、順に各部を解説していきます。
 
 DSC_0015

DSC_0016

既存の自然石平板を敷き直して、右側のコンクリートポーチに御影石のピンコロをかぶせて、左側のフェンスの前に木製パネルを設置して、木を植えて、化粧砂利を敷き直して、
 
DSC_0017

門扉から玄関ポーチまでの数メートルが「通路」から「アプローチガーデン」へと変わりました。

その先のリビングの前は、ご覧のように階段2段分持ち上げて部屋の床面とほぼ平らにしてあります。
これが今回の設計の最重要ポイントで、こうすることで狭めの庭スペースを(階段が必要ないので)最大限広く使えるのと同時に「部屋が外に広がった感じ」を生み出せるのです。

 DSC_0018

さらに進んでいきましょう。

持ち上げた場所の背景に、室内からでも目が当たる高さまで(これも重要)板塀を建てて、その手前にユニットデッキを使った昼寝ができるベンチを置きました。

DSC_0019

板塀の柱を1カ所高くして、そこにいつものマリーンライトを取り付けて、はい、これで、雑草取り意外は「眺める庭」だった場所が「家族で過ごす外の部屋」になりました。
 
その奥に、さらにもうひと部屋分のスペースが確保できたので、ゆったりとテーブルを囲めるように仕立てました。

 DSC_0020

今はテーブルをどかしてプール遊びのスペースとしても楽しんでいますが、

 DSC_0021

あと数年したら、ここの中央からやや右寄りに囲炉裏をつくって、右側にベンチを付け足せば、いい感じのバーベキューテラスになる、そんな先々の展開もイメージしてスペース取りをしてあります。

DSC_0022

庭の奥まったところに、周囲を気にせずに、こもった感じで過ごせるバーベキューテラス。イメージしただけでワクワクしてきます。
狭めの庭はこもるイメージで魅力を増すのです。・・・きっとそういう進化を遂げるんじゃないかな、この場所。

進化の予感を含んだ庭の完成。この「進化の予感」も庭の魅力のひとつなのです。 

明日はUターンして歩いていきます。



妻が「鬼の霍乱」でひどい夏風邪になりました。辛そうです。「何食べたい?」と聞いても、消えそうな声で「いらない」という返事。少々の熱なら欠かしたことがないビールにも手が伸びず・・・これはかなりの重傷のようです。
普段なら朝起きたとたんにしゃべり出して、酔っぱらって寝るまでしゃべり続けているのに、声がガラガラで口数も少ないのです。

いつもそのパワーに押されっぱなしで「ちょっと弱ってくれないかなあ」なんて言っていますが、こうして弱った妻を見ていると、早く元気に回復してもらいたい。
元気がなにより、元気が一番、元気があれば何でもできる! 
今夜はお好み焼きでもつくろうかなあ。関西でじゃりン子チエのように育った妻は、お好み焼きが大好物なのです。ぼくが焼いたお好み焼きに「そうじゃなくて、こうするの!」とか文句を言ってくれるといいんですが。

毎日の暑さで体力消耗してますので、皆さん、夏風邪にはご注意ください。 

奥から門扉に向かって歩きます( 草野邸 4)

今日は昨日と逆に、庭の奥から門扉に向かって順にご覧いただきます。

Before 5
ビフォー5

After 5
アフター5



Before 6
ビフォー6

After 6
アフター6



Before 7
ビフォー7

After 7
アフター7



Before 8
ビフォー8

After 8
アフター8

一瞬で、パッと、通路が庭になるこの感じ。眺める庭が過ごす庭になるこの感じ。何度やっても楽しい瞬間です。

この一瞬には実際には長い時間がかかっているわけで、暑さに負けないで熱心に施工してくれたうちの職人さんたちへの感謝の気持があふれてきます。同じ設計でも、それを施工する人の熱意と技によって、できばえは大きく違ってくるのです。
ぼくがわがままいっぱいに思い描いた庭を、いっしょになっておもしろがって汗を流してくれる仲間たち。ほんと、ありがたいなあと思います。

明日から細部を解説していきます。



越後湯沢の温泉付きリゾートマンションで暮らしている叔母(母の妹)がいます。「はす向かいが加山雄三さんの部屋なのよ」というのがご自慢です。
景気が悪くてなかなかいい話がない新潟にいながら、事業に成功してそういう暮らしを実現できていることもすばらしいことですが、超保守的で質素・倹約を旨とする越後人でありながら、リゾートマンションを住まいにしてしまうという、その発想が凄いなあと感心しています。もともとファンキーな叔母(ゴールデンハーフのエバに似ています)ではありますが、ここまでやるとは。親族にそういう人がいると発想の幅が広がってありがたいです。

その叔母が「リゾートマンションに住んでるとね、他の人たちは都会から遊びに来てるから、みんないい笑顔なんだよね。だから毎日楽しくてしょうがない。私は原住民なのに観光気分で暮らせる」と話していました。
う〜ん、なるほど。正解ですよねそういう選択。

楽しい人が集まるところに暮らしの場所を定める

とても単純なことですが、大正解だと思うのです。観光地に住むとか、海辺や気持のいい公園の近くに住むという発想。どこに住むのも自由なんですから。

そうは言ってもねえ、そうそう引っ越しもできないし・・・という方、「どこで暮らすのも自由」であるのと同時に「どう暮らすかも自由」なのですよ。だから、とりあえず庭を・・・。
庭は手っ取り早く「楽しい人が集まる場所」にすることができるスペースです。「わが家はリゾート」というふうに庭をイメージできれば、けっこうすぐにそういう暮らしが実現します。高原リゾート、湘南リゾート、アジアンリゾート、ハワイアンリゾート、自分ちなんですから、何でもありです。誰も文句は言いません。

リゾートフルな住環境を整えて、観光気分で暮らせたら、自然と毎日上機嫌でいられますよね。暮らしはイメージ次第です。

門扉から奥まで歩きます( 草野邸 3)

出幅2.1メートルの庭スペースが、どのように変身したかをご覧ください。


門扉からアプローチへと入っていきます。

Before 1
 ビフォー1

After 1
アフター1
 

玄関前です。 
Before 2
ビフォー2

After 2
アフター2


次にリビングの前。
Before 3
 ビフォー3

After 3
アフター3


そして一番奥まで行って振り返ります。
Before 4
ビフォー4

After 4
アフター4

 
パチッと指を鳴らすと世界が変わるような感じで、ね、なかなかいい場所になったでしょ。

明日はここから入り口わがに向かって歩くビフォー・アフターです。



朝クルマに乗ると、カーナビが「今日は◯月◯日、◯◯の日です」と教えてくれます。一昨日8月2日はハーブの日で、昨日8月3日は「8と3で破産の日かな・・・縁起でもない」と思いながらキーをまわしたら「 今日は8月3日、蜂蜜の日です」というのでホッとしました。そして今日8月4日は、・・・予想通り箸の日。

ぼくが今使っている箸は妻と娘がディズニーランドのお土産に買ってきてくれた、ミッキーマウスのマークが入ったものです。
そのかわいらしい箸に、おじさんとしてはちょっと抵抗があったんですけど、なれてくると何でもなくて、お土産にこれを選んだときの妻と娘のイマジネーションが伝わってくる気がして、今ではけっこう気に入っています。きっとふたりは、全国から「上機嫌」が集結している夢の国のいい感じを、ぼくに持って帰りたかったのでしょう。お土産を選ぶときの、その一瞬の思いを、食事のたびにあえりがたくいただいています。

明日は8月5日、8と5かあ・・・。何の日でしょうか。
上機嫌率が上がると、こういう些細な、何の役にも立たないことが、すごく楽しく感じられるから不思議です。うんうん、これでいいこれでいい。

ィヨシ!今日も思いを込めて、口角上げっぱなしで上機嫌で設計しますよ! 

Plan A〜C( 草野邸 2)

では、出幅2.1メートルの庭スペースを「家族が集う外の部屋」としてイメージしたプランをご覧ください。

Plan A
草野様 A

Plan B
草野様 B

この2プランを検討していただいて出来上がったのが、次のPlan Cです。

Plan C

草野様 C

Plan C を時計回りに180°回転させて、左側から3分割でご覧いただきます。


門扉から玄関ポーチまでのアプローチ部分です。
 草野様 C-1


次はリビング・ダイニングの外。
草野様 C-2


そしてその奥です。
草野様 C-3


さあ、このプランによてどんな庭が出現したのか、明日、明後日のビフォー・アフターをお楽しみに。



今朝は起きたとたんに風の音を感じて、庭に出ると、やっぱり!いい風が吹いています。これこれ、湘南から鎌倉の森を抜けて吹き込んでくるこの心地よい風があれば、一日を快適に過ごせます。今日はいただき。上機嫌で設計に没頭できそうです。

そうか、結局のところ、人生で大切なのは今日の上機嫌なのだ。

最近ぼくのテーマになっている、武田双雲さんの言葉です。
朝の風で上機嫌になれる自分。「上機嫌」を毎日意識しているうちに、上機嫌率が上がってきたのかもしれません。

プランをお待ちの皆様、どうか機嫌良く、もうしばらくお待ちくださいね。ひとつひとつ、思いを込めて、上機嫌を詰め込んだ庭に仕上げていきますので。 
記事検索
ギャラリー
  • Holidays
  • Holidays
  • Holidays
  • Holidays
  • Holidays
  • Holidays
  • Holidays
  • Overjoyed
  • Overjoyed
  • Overjoyed
  • Overjoyed
  • Overjoyed
  • Overjoyed
  • Overjoyed
  • Overjoyed
  • Overjoyed
  • Overjoyed
  • Overjoyed
  • 庭のつれづれ
  • 庭のつれづれ
  • 庭のつれづれ
  • 庭のつれづれ
  • 庭のつれづれ
  • 庭のつれづれ
  • ポール・セローの言葉
  • ポール・セローの言葉
  • ポール・セローの言葉
  • ポール・セローの言葉
  • ポール・セローの言葉
  • ポール・セローの言葉
  • ポール・セローの言葉
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • My Girl
  • ジューンベリー咲く
  • ジューンベリー咲く
  • ジューンベリー咲く
  • ジューンベリー咲く
  • ジューンベリー咲く
  • ジューンベリー咲く
  • ジューンベリー咲く
  • ジューンベリー咲く
  • ジューンベリー咲く
  • グレースランド通信 春爛漫号
  • グレースランド通信 春爛漫号
  • グレースランド通信 春爛漫号
  • グレースランド通信 春爛漫号
  • グレースランド通信 春爛漫号
  • スカイフック
  • スカイフック
  • スカイフック
  • スカイフック
  • 花桃
  • 花桃
  • 花桃
  • 花桃
  • 花桃
  • 花桃
  • 花桃
  • 花桃
  • 花桃
  • 花桃
  • 花桃
  • 花桃
  • 花桃
  • 庭のつれづれ
  • 庭のつれづれ
  • 庭のつれづれ
  • 庭のつれづれ
  • 庭のつれづれ
  • ユキヤナギ
  • ユキヤナギ
  • ユキヤナギ
  • ユキヤナギ
  • ユキヤナギ
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • ワクワクの威力
  • ワクワクの威力
  • ワクワクの威力
  • ワクワクの威力
  • ワクワクの威力
  • ワクワクの威力
  • ワクワクの威力
  • ワクワクの威力
  • ワクワクの威力
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 雑草曼陀羅
  • 雑草曼陀羅
  • 雑草曼陀羅
  • 雑草曼陀羅
  • 雑草曼陀羅
  • 郷愁サプリメント
  • 郷愁サプリメント
  • 郷愁サプリメント
  • 郷愁サプリメント
  • 郷愁サプリメント
  • 郷愁サプリメント
  • フォークソング世代
  • フォークソング世代
  • フォークソング世代
  • フォークソング世代
  • フォークソング世代
  • フォークソング世代
  • 逢いたい
  • 逢いたい
  • 逢いたい
  • 逢いたい
  • 逢いたい
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 枝変わり
  • 枝変わり
  • 枝変わり
  • 枝変わり
  • 枝変わり
  • 悠久の花
  • 悠久の花
  • 悠久の花
  • 悠久の花
  • 悠久の花
  • 悠久の花
  • 悠久の花
  • 悠久の花
  • 悠久の花
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • 庭のことだま
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • ひな祭りパーティーだよ
  • 春の嵐
  • 春の嵐
  • 春の嵐
  • 春の嵐
  • 春の嵐
  • 春の嵐
  • カワヅザクラ
  • カワヅザクラ
最新コメント
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ