2012年05月

庭は、効率追求の伸び代を生む( 矢嶋邸 14)

矢嶋さんちの草花をご覧いただきながら、徒然なるままに。



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テレビでやってたんですけど、最近は小学生までスケジュール帳を持ち歩いているそうです。けっこう塾や習い事をやっているらしく、スケジュール帳無しには暮らせなくなっていると言います。
ぼくの子ども時代には考えられない事態になっているんですよねえ。小学生なのにスケジュールが入っているなんて、ありえないかったでしょそんなこと。
来る日も来る日もひたすらボーッと雲を眺めていたぼくには、なかなか受け入れがたいことです。いいんでしょうかねえそんなんで。
・・・まあいです。スケジュール帳を持たずに子ども時代を過ごしたぼくらが生み出した社会がこれですからね。
原発とか、どうします。二酸化炭素は60%以上削減しないと、子どもたちが暮らしていける環境を残すこともできない。



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いやいや今日はそういう話じゃなくて、スケジュールということです。
会社勤めの方はスケジュールって大事ですよね。専業主婦であっても、けっこう予定を入れながら暮らしているものです。もちろんぼくもそうです。
ここ数週間は特に、連日予定が入っていて、それをこなすことで毎日が過ぎていきます。

スケジュールが詰まっていると、リズミカルにものごとをこなしていけます。

心地いいんですよねスケジュールに従って動き回るって。達成感や、何となく有能感も味わえるし。



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ところが、ひとつ困ったことが起こります。
スケジュールに従って動いていると、設計が進まないのです。
設計する時間もスケジュールに組み込めばいいって思うでしょ。それがうまくいかないんですよ。
設計をスケジュールにいれると、とたんに時間に追われる感覚になってしまって、そうなると設計はにっちもさっちもいかない。庭を思い描くって、そういうもんなんです。

時間に追われながら庭を設計することなんてできない。



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これは、どうやったら中身の濃い設計を数多くこなせるかと、何年も試行錯誤した末に見えてきたことです。庭の設計とスケジュール管理は馴染まないのです。
ぼくがわがままだって事じゃないんですよ。もちろんぼく自身は、超が付くわがままですけど、設計がスケジュール管理に馴染まないということの原因はぼくのわがままではなくて、ぼくが思い描く庭がスケジュール管理しながら暮らすことと対極にあるものだからだと思っています。

スケジュールに従って暮らすことの対極に、ぼくが思い描く庭があります。



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日々効率を追求し、期間を隙間なく埋めていくように仕事をし、家事をこなし、スケジュールに従って人と会ってはそのあらかじめ決め込んだ時間をより充実させようとし、さらに摂取カロリーを管理したり、通勤時間もボーッとすることなくツイッターをチェックしたり。
いつの頃からですかねえ、こんなに目まぐるしい暮らしが標準化したのは。



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そういう日常の中にあって、スケジュール帳に書き込まれないのが庭のことです。
「21日 AM 7:30〜朝花ガラを摘む」とか「30日 PM 6:00〜雑草取りとモロヘイヤの収穫」なんて書かないですよね。わからないですからね、植物の成長具合なんて。どう考えてもスケジュール管理には馴染みませんし、そんなふうに庭と付き合っても、あまり楽しい感じがしません。



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庭だけは、日々のスケジュールと別世界に存在しています。

だから庭が必要なんです。そういう庭があることで、バランスが保たれるのです。



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社会の効率化が進めば進むほど、反対側に庭を置くことが必要になります。

効率化の極みにいる人、何らかの社会的成功をおさめている人には、昔から、こんなに世の中が忙しくなる前から、そういう庭が存在していました。
政治家、実業家、作家などの著名人が愛した庭って、よくあるでしょ。あれです。
それが一般人にも必要になってきたんだと、早く気付いた人が得しますよ。



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非効率な庭でくつろぐ時間を持てば、さらに効率を追求していく伸び代が生まれます。

効率化を追求するための反対側の重りとして庭を捉えるなんて、何となく、この話自体が庭と馴染まないことではありますけど、よくよく考えると、庭はそういう役も果たすのです。



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あとはその人の人生観の問題で、効率を追って頑張り続ける自分と、くつろげる庭で我に返ったときの自分と、どっちが本来の自分なのかをハッキリさせた方がいいのです。いずれを選ぶにしても、設定を明確にした方が庭が価値を持ちますので。

頑張るための庭か、庭があるから頑張れるのか。



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ぼくですか?ぼくは効率を追って頑張り続ける自分が本来の自分で、庭もそのために存在しているのだと捉えています。意外でしょ、こんないつもボーッと庭のことを夢想しているのに。



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そこで話の最初に戻って、あの問題が生じる。
仕事を効率化したいのに、その仕事が効率とは対極にある庭づくりなもので、スケジュール管理すると描けなくなるし、効率化を狙うと中身が薄くなるし・・・。この自己矛盾。



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でもそこで、ぼくの思考はシンプルに整理されます。

効率を追うことが仕事ではなくて、庭を生み出すことが仕事。



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なんの仕事でもそうで、効率追求が仕事になってしまって、本来の仕事の意味が分からなくなっているってことあるでしょ。例えば原発。



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人の幸せのために必要な電力を生み出すのに、自分たちで始末できない材料を使うことの愚かさ。
効率追求しているうちにわけが分からなくなって、仕事が世の中のためじゃなくて、自分たちの収入のためになっているってことです。
その設定のブレで、どれだけの人が苦しんでいるかを感じてほしいんだけどなあ。人の痛みを感じ取る感覚が麻痺してるんだろうなあ。



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東電のお偉いさんと、関連企業のトップと、すべての政治家の暮らしに「非効率で美しい庭」があったら、原発再稼働なんてことは話にものぼらなくなりますよ。

効率追求しているうちに、本来の意義を見失っていることを、庭は気付かせてくれます。



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・・・勘のいい方はお気づきだと思います。
今日は徒然なるままに、設計が遅れていることの言い訳を書き連ねました(たまには言い訳もさせてください。弱音を吐いているんじゃないから、まあいいでしょ)。なっがーい言い訳。
いやはや描いても描いても先が見えなくて、気が遠くなりそうです。でも、ちゃんと、ひとつひとつ丁寧に設計していますので、どうかご辛抱ください。
あなたのお庭のプランがどのくらいに上がるかは、すいません、今のところ見当がつきません。



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たっっっっぷりと言い訳したところで、今日も設計に没頭します。
こんなに長々と記事書いてないで、さっさと設計してちょうだい!という妻の声が聞こえてきそうですけど、でも、このルーティンをこなさないと描けないんですよ。
もともと、とても頑固に非効率な思考回路なもんで。あぁ、この頭、シャープでクールな脳みそとすげ替えたい。でも、そうしたら、シャープでクールな庭を描いちゃうんだろうなあ。いやですよね、そんな庭。

はい、ここまで。ぐだぐだ言ってないで、さっ、設計設計!













庭に置かれたお祝いの花( 矢嶋邸 13)

矢嶋さんちの庭に、たくさんのお祝いの花が置かれていました。
長年勤めた幼稚園の退職で贈られたものだそうです。



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仕事は業種に関係なく、それをやっている期間はその仕事が暮らしの中心に置かれるものです。
たとえパートやアルバイトであっても、その仕事に夢中になれる人にとってはそういうものですよね。
それが幼稚園の先生となれば、その大きなやり甲斐や、苦労や、心に残る思い出もたくさんできただろうなあと想像できます。
奥様はきっとそれを天職だと思って、その仕事を生活の中心に置いて頑張ってきたに違いありません。この祝いの花たちが、それを物語っています。



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奥様の退職と、今回の庭のリフォームが重なりました。
長年勤め上げた仕事を終え、自分の気持ちの大きな部分を占めていたものがなくなって、その空いたスペースに、今度は「庭を楽しむ暮らし」が一気に広がった。奥様がそのタイミングを意識していたのかはお訊きしませんでしたが、結果として、とてもいい展開になりました。
庭が次の暮らしの楽しみになるなんて、すばらしいことですよね。充実の人生を感じさせることです。

何かが終わると、間髪を入れずに出会いがあって、新たな楽しみが訪れる不思議。

充実した暮らしを送る人の人生は、そうやって、次々と楽しく展開していきます。



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撮影におじゃまして、庭にあったこの祝い花を観て、奥様のそういう出会いの強運というか、いい具合に展開してゆく人生を感じました。



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人生にはそういう節目みたいなことが何度も訪れます。就職、結婚、出産、転職、退職、孫ができる・・・。その節が連なって、しなやかに伸びやかに、天高くまで成長する孟宗竹みたいな人生がいいですよね。

強運の持ち主には、節目節目で必ずいい出会いがあります。



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そういう人にあやかりたい。もしそういう人を見つけたら、迷うことなく近づいていってください。

出会いの強運を持っている人に出会えることが強運の出会い。それを逃しちゃいけません。強運は近づくと伝染しますから。 

ほんとですよこれ。






よくよく考えると、人生は出会いでできあがっているんですよね。生まれてきたことから始まって、何千、何万の人と出会いながら人生が形成されていきます。
つまり、すべての出会いが人生にかかわる運命の出会いなわけですから、出会いを回避する人は人生の形成を回避していることになるわけです。出会いを恐れる人は人生に恐れを抱いているということになるし、出会うことが煩わしいと思っている人は、人生をそう捉えているということになります。

人性は出会いによって形づくられてゆく。

だったら、ねえ、そうとわかればいい出会いをしたいですよね。それも数多く。
節目節目といわずに、毎日たくさんの人とのいい出会いがあればあるほど、人生が豊かに、分厚い幸福感ができあがっていくのですから。







25日経過/ロンサールの朝

子犬が生まれて25日経過しました。
最初は24時間つきっきりで世話していたノアさんもこの頃は子犬を寝かしつけて、自分の時間を楽しむ余裕が出てきました。
一時は、食べても食べても子犬たちに栄養を吸い取られてガリガリにやせていたのが、離乳を始めたら徐々に体重も戻ってきてホッとしています。母親って、大変なんですよねえ。
今はもう、散歩に行くと以前のように全力疾走できるまで元気になってきました。



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子犬たちの食事は母乳と離乳食が半々です。



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おっぱいもらっては満足して、すぐに4匹がくっついて熟睡します。



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そしてお腹がすくとミーミー言い出して、4匹のミーミー大合唱。



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最近は泣き声もやや犬らしくなてきて、時々ミャン!と吠えています。



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以前だったらミ〜というか細い一声で反応して駆け寄っていって、すぐにおっぱいあげていたノアさんも、子犬の歯が生えてきて痛いらしく、大合唱になるまで放ったらかし。
で、そのタイミングで妻が離乳食を用意して、ノアさんよりも先に子どもたちに与えます。



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これがかわいいんですよ。さんざんウダウダゴロゴロしていたのに、食事となるとご覧の通りで、シャキッとして並んで食べています。

そして満腹になると、またダンゴ状態になって寝ます。



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こんなことしながら夜が更けていく。
人間のお母さんが、子どもに「生まれてきてくれてありがとう」ってつぶやくシーンがよくあるでしょ。ぼくも子犬たちに思うんです、よありがとうって。
何がありがたいって、ぼくの百倍ほど妻が幸せそうで。それがありがたくてありがたくて。
ぼくじゃあ妻をそんな気持ちにさせることは、とうていできませんからね。子犬の威力は凄いです。
そして、そんな妻の様子を見ていると、母性っていいなあって、うらやましくなります。
さらに思うことは、父親って・・・。 
 
そんなこんなでしわせな夜が更けていって就寝。
目が覚めると、これまた幸せな朝。
今朝庭に出たら、昨日までと違う光を感じました。



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シアンが強い。これは梅雨時期の光なのです。
梅雨の合間に強烈に暑い日があるでしょ。写真をやっているとわかるんですね、その独特の光の具合。
ぼくはこの光を待っていました。夏がやってくることが実感できるこの光で、逆光でハイキー(露出オーバー)に撮影すると、ロンサールが最高に美しく撮れるのです。これ。



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ファインダーを覗きながらドキドキするんですよ。寝起きなのに、いきなり脳内がピークまで活性化する感じです。



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昨年、震災のことで重苦しかった気持ちが、この花が咲いた頃から変わっていったことを思い出すのです。
ロンサールが咲くと、妻も無条件に機嫌が良くなります。ぼくも気持ちがパーッと華やいで、とても良質なパワーが湧いてくるのを感じます。
不思議なもんでしょねえ、ただの花なのにねえ。



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気分が高揚したままで他のバラも写しました。今度は適正露出で。



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早朝からひとりで悦に入っていたら、ミーが庭に出てきました。
子犬たちのことで、ここんところあまりかまってもらえないせいか、時々庭に出て、ジッと遠くを見つめていることが増えました。



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何を見ているのかなあとよーく観察すると、風に揺れるバラを見つめているのでした。



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猫もかわいいです。



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このミーが子犬にちょっかい出すんじゃないかと、最初は心配したものですが、まったくそんなことはありませんでした。興味はあるものの、距離をとって眺めているだけです。たまに近づいていって、軽く手を伸ばしてはまた遠ざかります。



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庭に出ては空を見上げ、バラを見つめている。よくわかんないけど、きっといろんなこと考えているんでしょうね。



 




 

庭木は、いつも庭にいる家族( 矢嶋邸 12)

土日の相談会、楽しかったー。
また新たな出会いがたくさんあって、それぞれの方にそれぞれの家と庭があって、そして人生があって。
そう、人生。

庭の話をしていると、その土台に人生があることに気付きます。

幼い日の庭の思い出を再現したい、子どもを庭で遊ばせたい、仕事で疲れ切っている旦那さんに庭に出てもらいたい、花と野菜を育てる暮らしを始めたい、犬とお孫さんと一緒に庭で過ごしたい、など。
どの人も、庭を使って、庭をきっかけにして、暮らしをよりよく組み立てようと思っているんですよね。

庭は植物園ではなくて、庭の主役は自分たちなんだと思えていることのすばらしさ。

ここがひとつ目の分岐点なんですね。「庭の主役は人」、それに気付いた人だけに、庭は語りかけてきます。

けっこうブログ読み込んでから来られる方が多くて、以前に比べると、出会い頭に意思疎通ができて、一緒に同じ方向にイマジネーションを広げていけるようになりました。ブログの思わぬ効用です。
自分ちの庭のことじゃなくて、前に書いたブログの記事に共感してくれる人や、「ノアちゃんと子犬がかわいいのでもっと写真を載せてください」とか、「いいですね、奥さんとラブラブで」とか、初対面なのに旧知の仲のように話しかけてくれる人もいて、不思議な楽しさを感じた2日間でした。
ご来店くださった皆さん、ありがとうございました。
それぞれの庭が、あなたの暮らしにいい感じに作用していくことを願っています。

そんな願いを込めて、来てくださったすべての人に話したことをもう一度繰り返します。

庭はあなたを映します。

庭が良くなれば、あなたも家族も良くなります。

庭は家族の幸せのためにある場所です。



毎日これを読んでくれているというかわいらしい奥様が、こんなうれしいことを言ってくださいました。
「いわふちさんのブログ読んでると、今日も楽しまなきゃなあって思えるんですよね」。
いやほんとうれしかったです。ぼくはその人をハグしたくなりました。・・・しなかったですけど。

昨年から(震災以降)いい出会いが続くなあ。こんな幸せな日が来るなんて、20年前のぼくは思ってもいませんでした。
20年前も、今も、やっていることは同じ。ただひたすら庭のことを考えているだけなんですけどね。
ばっかみたいに、あまりにしつこく考えつづけているので、神様がご褒美をくださったのかもしれませんね。ありがたいことです。


ではルーティン。今日は矢嶋さんちの樹木をご覧いただきます。



ライラック
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ドウダンツツジ
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ムクゲ ・ ツゲ
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 カボス
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アンズ
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キンモクセイ
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これらはもともと植わっていた木です。
どの木にも、ご家族の思い出がたくさん詰まっています。だからできるだけそれを残したままで設計しました。

家族と一緒に、家族の成長を見守りながら育ってきた木は、家族同然の存在。

そういう木がある庭って、できたてほやほやの庭では感じられない温もりがあります。庭に家族がいるわけですからね。元気に、四季折々に表情を変えながら、いつも庭で微笑んでいるような木。
我が家で言うとジューンベリーがそうです。まだ植えて2年ですが、毎朝毎晩その木と会話していますので、すっかりぼくの家族になっています。

今回のリフォームで、矢嶋さんちの庭に新たな家族が加わりました。



シマトネリコ
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レンガ塀の内側に植えました。1年中艶やかな緑を見せてくれます。



ジューンベリー
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こちらは塀の外側に植えました。室内に季節感を届け、テラスを彩りつつ、その外のガーデニングエリアを意識させる役を果たしています。



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撮影時、ちょうど花が咲いていました。



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現在はこの花の数の実が生って、赤く色づいていることでしょう。 

シマトネリコとジューンベリー、この2本ならきっとい楽しい存在として、矢嶋さんちの家族として迎え入れてもらえることでしょう。






さてと、新たな出会いによろこんでばかりはいられません。設計が溜まりに溜まっていますので、また熱中します。
前進あるのみ!充実の毎日です。





 
 

ぼくは宇宙で暮らしています( 矢嶋邸 11)

昨日は相談会1日目、ほぼ一日中、庭のことを考え話しつづけていました。たくさんの方が来てくださって、おかげさまで充実のいち日でした。

たくさんの方と話しながら、ひとつ思ったことがあります。

思いを伝えようとして言葉を尽くすより、楽しさを語った方がその思いは伝わる。

ぼくの仕事は庭の設計施工でありながら、それは世を忍ぶ仮の姿なのです。
しかしてその実態は、・・・(多羅尾伴内、古すぎですかね。「しかして」なんて使わないですよね)。
ぼくが思っているぼくの仕事は、庭づくりじゃないんです。ぼくが生み出す庭ですごす人に幸せな人生を送っていただきたい、そのお手伝いができる庭を生み出しつづけたいということなのです。

ぼくが伝えたいのは、「庭を楽しむ暮らしで、実り多き、幸多き人生を送っていただきたい」ということ。

でもそれはぼく側の思いであって、お客様の多くは、ぼくを庭の設計施工で食べている人、あるいは食べるために庭をつくっている人だと思っているわけですから、だからお客様と話すときに、そのギャップを解消するところから始める必要があります。
そのことが気になって、初対面の人に自分の立ち位置みたいなことを熱く語ってしまうと、時には先方が引いてしまうこともあります。もっと話し方が上手ならいいんですけど、もともと超無口な新潟のA型ですから、なかなかB型の関西人のようにはうまく話せないのです。
でも、そんな、立ち位置とか思いとかじゃなくて、「楽しい」ということを話すとき、言葉はスラスラ出てくるし、相手もどんどん笑顔になって会話がどこまでも弾みます。
これだ!って思うんですね。

理屈じゃない。人は楽しいところに集まる。

理屈は庭を組み立てる側のぼくが、さんざんこねくり回せばいいこと。お客様にはその理屈から生み出された楽しさを感じてもらえばいい、いち日しゃべりつづけて、そう感じたのでした。

日々勉強、日々鍛錬です。
放っといたら10日間でも黙っているような少年だったぼくが、この鍛錬を続けることでしゃべりの達人になれるかもしれません。
思いを伝えるために、庭のある暮らしのすばらしさをたくさんの人に実感していただくために、そういう必要に迫られた鍛錬というのは、けっこう実を結びますからね。


・・・ちょっと、気合い入っちゃってるでしょ。先日のテミヤンライブから、気持ちがピュアになっています。
それと、夜庭に出て読んでいる本が、海洋冒険家、白石康次郎さんの「精神筋力(生産性出版)なもんですから。
帯には「単独世界一周を三度実現した男が語る、創造的生き方」、そして「何もしなければ、何も起きない」とあります。
同じ人間、ひとりの人間が、ここまで熱く生きられるんだなあと。
北原照久さん曰く「康次郎くんはサムライだね。野武士みたいな強さがある」と。まったくその通りで、社会人としてじゃなくて、大海原とかジャングルの中でも、ちゃんと美しく命を燃焼させることができるような、原始人みたいな強さにあふれた人だと感じました。
その本から伝わってくる白石さんの強烈なエネルギーが、ぼくのピュアな火薬庫に火をつけちゃったんですねえ。ぼくの中で、心地いい爆発音が続いています。
「精神筋力」、すっごい本ですよ。今本屋さんに並んでいますので、ぜひ読んでみてください。


では今日も引き続き、矢嶋さんちの庭をご覧いただきます。
今日は照明器具です。

いつものマリーンライトを庭入り口のアーチに1灯、レンガ塀の上に2灯、パーゴラの柱に1灯、計4灯使いました。



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そしてこれもいつものLEDのフラットライトを地面とベンチに3灯設置。



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で、夜はこうなります。



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夜の庭の楽しさすばらしさを、相談会でも話しつづけています。日本中の庭が、夜も庭として存在するようになったらいいなあって、いつも夢想しているのです。ほんと、あまりにすばらしい世界なのに、あまりにそれを知らない人が多いことが残念で残念で。
あなたも毎晩庭に出て過ごしてみてください。やろうと思えば簡単なことですよ。照明器具と、蚊取り線香と、椅子があればいいんですから。 
 
白石康次郎さんが、360°水平線の海で観る満天の星空のすばらしさを話していました。
自分のヨット以外、空と海があるだけ。見上げると降るような星空で、凪いだ海面にそれが映っている。
凄い光景ですよね。自分の周囲のすべてが星。
白石さんはひとり「宇宙に生かされているんだなあ」という感動に包まれたと言います。
その話に、ぼくも感動しました。白石さんが感じたその感動の何分の一かでも感じる想像力がぼくにあってよかったなあと思いました。ぼくは計画停電の夜庭に出て、満月の光で芝生に自分と妻の影が落ちていた、あの夜のことを思い出していました。さらに、13歳の夏、越後駒ヶ岳の山頂で観た怖いほどの星空を思い出しました。

夜庭に居ると、規模は違いますけど、それと同じ種類の感慨に浸ることがあります、宇宙に生かされているんだなあという。

夜の庭にいると、自分が宇宙に浮かぶ星の上で暮らしていることに気付きます。

宇宙にいるんだなあって思うと、自然や、人や、子犬や、妻や、子どもたちや、庭の花や、ケースの中でそろそろ蛹室をつくり始めているカブトムシや、いろんなことが愛おしくなってくるんだなあ。







今朝のニュースで、このまま柏崎原発の再稼働をしないと、電気料金が15%上がるっていうのをやっていました。東電側からの牽制球みたいな報道でした。
ぼくの故郷新潟の、叔母が住む柏崎、夏の思い出がたっぷりとある荒浜海岸、そこの原発がなくなるなら、15%なんて安すぎますって。15%値上がりじゃなくて、100%でもいいです。
いいじゃないですかその方が。電気料金2倍って、・・・きっと今よりも、たくさんの人が幸せを感じながら暮らせる世の中になると思いますよ。
今朝の「小さな旅」、長野県の大鹿村のことをやっていました。あの村の人たちの消費電力って、ぼくらの半分以下です。でも、幸福感は、何倍もあるなあって思いました。

大鹿村じゃないんですが、「小さな旅」のテーマ曲をお聴きください。大好きなんですよこれ。







消費電力や電気料金と幸福感は、何の関係もない。

核廃棄物で奇跡の星を汚しながら暮らすより、お金で何とかなることならその方がいいんじゃないですかねえ。
そんなレベルの話じゃなくて、地球を汚さない方法で、CO2排出量を7割削減する暮らし方をイメージしないといけないところまで来ているのに。
ここにいたって、まだ既得権や自分の収入のことに立った思考しかできないとは、情けないのを通り越して、愚かに思えてしまいます。
じゃあ自分はどうなんだって言うでしょ。そこなんですよ、そこ。そう言われて思考停止してしまうのもまた愚かなことです。
考えましょ、どうしたいいのか。このままじゃいけないことだけはハッキリしたんですから。

夜の庭にいると、そんなことも考えるのです。

さっ、このピュアピュアな気持ちのままで、今日も相談会。楽しくしゃべりまくります。


んっ?!
ひらめきました。
そもそも発電は、人間が快適に、幸せに暮らすために行っていることですよね。で、消費電力と幸福感は何の関係もないって書きました。
ということは、本末転倒になっているということです。
みつけましたよ、クリーンエネルギー。
それはぼくらの生命力です。よりよく生きる、愛情を持って幸せを感じながら暮らすという、人間の根本的なところで行われる体内の発電、思考の発電です。

究極のクリーンエネルギーは、愛情を持って、幸せを感じながら、より良く生きようとする人間の命。

だって、ようするに幸せならいいんですからね。でしょ。
人が幸福に暮らすために、そんなに便利や快適である必要はないんですから。

ちょっと、このクリーンエネルギーのことを掘り下げてみましょうかね。環境問題を解決する、世紀の大発見になるかもしれません。

ウ〜ン、今日はどこまでもピュアピュア。









庭はB型の関西人( 矢嶋邸 10)

矢嶋さんちの続きです。

今日はリビングからの眺めをご覧いただきます。
今日書くことをあなたの庭に当てはめると、もしかしたら暮らしが大きく変わるかもしれません。もっと言えば、人生が変わるかもしれません。あなたとあなたのご家族の人生が、幸せの階段を、何段か上がることになるかもしれません。
っと、それはちょっと大げさかもしれませんけど、でも、けっこう劇的に、庭と暮らしがプラス方向へと向かう効果を持ったことですので、ほんとに、あなたの庭に当てはめてイメージしてみてください。



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それは、庭を設計するときのあるテクニックのことで、ぼくはしょっちゅうそれを使っています。



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そのテクニックとは、「庭を持ち上げる」。

庭を持ち上げると、暮らしが変わります。

上の写真のように、室内の椅子やソファーに腰掛けた状態で、庭の地面が視界に入るお宅って、ほとんどありません。すごく庭が広ければ遠くの地面は見えますけど、建物からの出幅が2〜3メートルという標準的な広さの庭だと、特に新築の家だと基礎が高いので、部屋で腰掛けたら庭の地面は見えないのです。

庭に出やすくすることの重要性を、これまで繰り返し書いてきました。そのためのひとつの方法として、庭の一部、「過ごす場所」を持ち上げて、部屋の床に近づけるという設計をしてきました。
それを繰り返すうちに、段差が小さくなることで出やすくなることに加えて、庭の地面が見えることで室内が快適になる、ということに気付きました。
家族が集う、暮らしの中心と言えるリビングで、ソファーに沈み込んでくつろいでいるときに、庭の地面が見えて芝生や草花を感じて、さらに、その見える地面へはいつでも行けるという感じ、そこも部屋になったような感覚を得られます。



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多くの庭は暮らしの外にある場所です。そういう庭は、住む人がそうなってしまっていることにも気付かないほど、何の楽しみも幸福感ももたらさないままで沈黙しています。庭は何年でも、黙りこくったままです。

暮らしの外に追いやると、庭は何年でも沈黙しつづけます。

見てあげましょうよ、庭のこと。庭を持ち上げていつも視界に入るようにしておけば、無口だった庭が語り出しますよ。
庭が機嫌を直して語り始めたら、もう止まりません。

庭は本来、B型の関西人みたいによくしゃべるものです。



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山手の洋館巡りをしたことがありました。どの建物も、まるで異次元空間に迷い込んだようにすてきでした。そして、どこも、そのすてきさが庭へと広がっていました。室内と庭がセットで、そのすてきさを生み出していました。
ふと気付いたことは、昔の建物なので基礎が低いんですよね。だからスッと庭に出られる。これだ!と思いました。

庭に出やすいことに加えて、部屋に居ながらにして庭を見ることができる、そこに歩いていくことに何の抵抗も感じない仕立てにすることで、あなたの家に山手の洋館のようなすてきさが生まれます。


このことは、庭が狭いほど効果が大きい。
だから、「うちは庭が狭くて何にもできない」と思っている人には特におすすめのことなのです。

庭を持ち上げて、部屋で座っていても庭の地面が見えるようにするということをイメージしてみてください。
それが実現すれば、暮らしが大きくプラス方向へと変化します。 

ちょっとしたことなんですけど、このことに気付かないままで暮らしている人が大半。

暮らしの外にある庭は、A型の越後人みたいに寡黙なままです。




さてさて、今日と明日、「レノンの庭」でお庭の相談会をやってます。



相談会チラシ表 2

相談会チラシ表 1

相談会チラシ裏 3

相談会チラシ裏 10



天気もいいし、早朝から何組かの人たちとお話しできて気分上々です。いいんだよなあ庭の話って、みんな、どうやってもっと楽しもうかっていう姿勢ですからね。大盛り上がりで、ニッコニッコしながら庭をイメージするこの感じ、しわせだなー。 

 




 

土日、「レノンの庭」相談会

港北方面のみなさまお待たせしました。明日明後日、「レノンに庭」でお庭の相談会を開催します。



相談会チラシ2012春表面四季の森
 


新築で、まだ庭が手つかずになっている方、庭はあるけど、何となく「もっと楽しめるんじゃないかなあ」と思っているあなた、ぜひご来場ください。



相談会チラシ表 1



会場は「レノンの庭」、中原街道のズーラシアとららぽーとの中間地点です。



相談会チラシ裏 1



ちょっと、こんなこと考えてみてください。

庭はあなたを映しています。あなたの庭があなたの姿なのです。

「でしょでしょ、わたしって楽しくて美しくて、感動的に暮らしてるのよねえ」と思った人はいいとして、「庭がわたしの姿だなんて、何言ってるのよ。わたしはこんなにつまらない姿じゃないわ」と、ムッとした人もまあいいとして、「えっ、これがわたしなの!?」とゾーッとした人 、いるんじゃないですかねえ。
もしもあなたがそうなら、土日の予定をやりくりして「レノンの庭」にお越し下さい。 



相談会チラシ裏 3



ぼくと一緒に、そのゾーッとする庭を、あなたの理想の庭、あなたの理想の姿をイメージしてみましょう。

イメージできたらできたも同然。

この庭何とかならないかなあ・・・、と何年も考えつづけて、レンガを並べてみたり、花を植えてみたり、でもすぐに興味は他へ移って、庭はパッとしないまま暮らしから置き去りにされる。すると庭は、放ったらかされた腹いせに、雑草を伸ばし、あなたにため息をつかせます。
「さすがにみっともないか」とその雑草を抜きながら考えることはふた通りに別れます。

1、ああいやだいやだ。ったく、忙しいのになんで雑草取りなんかしなきゃいけないのよ。庭なんてない方がいいのに。みなとみらいのマンションに引っ越したいなあ。誰かこの家、高く買ってくれないかなあ。

2、あれっ、こんなイメージじゃなかったはずよねえ。庭付きだから一戸建てが欲しかったのに、???庭ってもっと楽しい場所だと思っていたのに、???花が咲いて、芝生がきれいで、みんなんでバーベキューしたりワイワイ遊んだり、ひとりでのんびり本読んだり、それが庭だと思っていたんだけどなあ、???どこでまちがっちゃったのかなあ。

はい、2の人は土日の予定をやりくりして「レノンの庭」にお越し下さい。

イメージできなきゃできっこない。


もうひとつ、こんなことも考えてみてください。
ちょっと大きく出ますよ。いいですか、いきますよ。

あなたは、生まれ変わっても、もう一度今を選びますか?

おいおい、いったい何を言い出すんだと思われるかもしれません。でも、この問いに対する答えが庭の価値を決定づけるのです。
はい、あなたはどうしますか?

この問いに、涙があふれてきたあなたは、お願いですから土日の予定をやりくりして「レノンに庭」にお越し下さい。ぼくはあなたに会いたいです。
「もう一度今を選ぶかな?」は、テミヤンの曲です。生まれ変わっても、もう一度今を選ぶかな?・・・、ぼくは聴くたびに、いろんな思いが吹き出して、全身が感謝の気持ちでいっぱいになります。今が、ありがたくて、ありがたくて。
涙があふれてきたあなたと、もう一度今を選びたくなる庭をイメージしてみたいのです。
最高ですよね、そういう庭、そういう人生。
そんなあなたを、ぼくは全力で応援します。ぼくが考える庭って、ガーデンデザインってそういうもので、それがぼくの、もう一度選びたい今なのです。



2012春チラシ裏面



昨夜のライブの余韻が残っていて、気持ちがピュアピュアになっています。

生まれ変わったらとか人生とか、そんなに大げさなことじゃなくてもいいんですよ。芝生の手入れのしかたやバラの育て方とか、なにかいい目隠しはないかとか。
庭のことなら何でもどうぞ。きっと的確な、目からウロコのアドバイスができると思いますので。



相談会チラシ裏 4

相談会チラシ裏 5

相談会チラシ裏 6

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相談会チラシ裏 8

相談会チラシ裏 9



庭全体のイメージを組み立ててみたい方は、庭を様子がわかる写真か建築図面を持ちください。
ぼくがお話をうかがいながら、あなたと一緒に、あなたの理想の庭をイメージして絵にします。 



相談会チラシ裏 10


相談予約・お問い合せ/0458343069(グレースランド)


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では、明日明後日、「レノンの庭」でお会いしましょう。






 

20日経過

本日2度目です。
どうもオジサンの話で終わるのは、ちょっと・・・。

というわけで、はい、気分を思いっきり変えて、うちの子犬たちご覧いただきます。



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二十日が経過して、目が開きました。



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一気に犬らしい顔になって、ぼくは「かわいい」という言葉の意味を知った思いです。いやほんとに、かわいいです。



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目が見えるようになって、それがうれしくてたまらないと言ったふうで、部屋中を歩き回っています。



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声も大きくなって、お腹がすくと、一斉にミャーミャー言い出します。



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4匹全部毛の種類が違うのもラッキーでした。うまいこと産んでくれました。



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昨日から離乳食を開始。徐々にならしていって、一週間で断乳だそうです。



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うまくしたもので、歯が生え始めておっぱいが痛いようで、ノアさんは子どもと離れている時間が増えてきました。



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こんなふうに、しゃぶりついてくる子犬を振り払うように歩き出すこともあります。

でれでもやっぱり母親ですね。日に何度か、しっかりとおっぱいをあげています。 



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満腹になると、全員集合して寝ます。



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熟睡から目覚めると、また活発に部屋中を歩き回って、



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またお腹がすくまで、兄弟同士でじゃれ合って過ごします。



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4匹それぞれの性格もハッキリしてきて、力関係もできてきて、毎日観ていても興味がつきません。



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オマケ
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ミーも子犬に興味があるものの、近づくとノアさんに叱られるので、いつも遠巻きにしています。子犬がもう少し大きくなったら4匹相手にたっぷりと遊べるので、それまでもうしばらくの辛抱です。



 
 


 

夜の庭/オジサン救済

こないだ我が家の庭を載せたらとても好評だったので、いい気になって、今日は夜の様子を並べてみます。

まずは昼の庭。



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バラがすごいことになってます。いち年で一番庭が華やぐ季節です。

この庭が、夜にはこうなります。



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夜は、昼間の庭とはまた違う世界にいるようです。



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街の灯りを背景に夜風に揺れるバラ、ため息が出ますよ。



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夜風は言うこと無しの心地よさ。



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我が家で味わう極上のひと時、という感じです。



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毎晩庭に出て過ごすようになっていち年以上が経ちました。
その間に庭で飲んだ缶ビールは約60本、ワインは150杯、コーヒーは200杯。そして読んだ本は30冊。
庭に出て、基本はパソコンを開いて翌日のブログの原稿を書いたり、写真を加工し整理します。その後に本を読んで、そしてウトウトしてきたら部屋に入ります。それがだいたい10時半頃です。 



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そして11時に寝る。そう、この11時に寝るのが大事なんです。

1、11時に寝て6時に起きる。
2、起きたら光を浴びる。
3、 食事は腹八分目。
4、 有酸素運動と無酸素運動を交互に行う(よく動き回る暮らしをする)。
5、 赤ワインを飲む。
 
これを習慣化することで、メラトニン(心身修復ホルモン)とセロトニン(幸福ホルモン)というふたつのホルモンがいい具合に作用して、心身が整い、長寿遺伝子のスイッチがオンになる。
これは睡眠の世界的権威である根来秀行教授の提唱です。
ぼくは庭に居て、それに付け加えたいことができました。

6、庭に出て過ごす。

1〜5で、長寿になるわけです。虫を使った実験では長寿遺伝子のスイッチが入ると寿命は2倍にまで伸びるそうです。
人間に当てはめると、150歳〜200歳まで生きることができるというわけです。
で、6なんですね。
それは質、クオリティーを上げる生き方が大事ということ。
庭じゃなくてもいいんですけどね。何らかの方法で、積極的に質の向上をはからないと、長く生きたところで、それが幸福には結びつきませんから。

長生きする方法は発見されました。次は質を上げることを考えましょう。

ぼくは今52歳。だいたい社会人の真ん中くらいのポジションです。
最近とても強く思うことがあります。ぼくより上の人たち、いわゆるオジサンたちが、不機嫌なんですよ。もっと上のオジイサンになると、わりとニコニコしながら毎日を楽しんでいるんですけど、50代60代の男性が、とてもイライラしているように感じています。
この年代の男性がいらついているのって、昔からだったんでしょうかねえ。
そのイライラは、脇にいる奥さんや娘さんが引くくらいに激しくて、だから結果的には放っておかれます。家庭で孤立感を深めながら、それでも口のへのジがなおらないオジサンたち。笑顔率低すぎです。
一生懸命働いてきて、もうボロボロなんですかね。悲しいなあ、余裕なさ過ぎ。
そういう人に、庭がいいんだけどなあって思うんですけど、イライラしちゃってるもんで庭の話なんかを聞く耳持っていないんですよね。

口はへの字、眉間にしわ、いつもイライラしていて、なんに対しても理屈っぽくて否定的。これは疲れたオジサンの末期症状。

まあいっか、ぼくとしても放っとくしかありませんからね。
・・・でもなあ、奥さんや子どもたちががかわいそうなんだよなあ。
いくら長生きしたって、自分はイライラ不機嫌で、家族の幸せを築けないような暮らしだったら、本人も、家族も、誰も徳をしませんよね。

オジサン、とにかく気を落ち着けて、鏡を見てください。あなたは恐ろしい顔をしていますよ。
ちょっとだけ口角を上げて、はい、そこでストップ。そのままの顔で庭に出てみてください。お願いします。
とにかく毎日庭に出て、朝でも夜でもいいので庭に出て、椅子に腰掛けて、5分でいいので心静かにそこで過ごしてください。それを1ヶ月も続けたら、あなたの人相は劇的に良くなっているはずです。

庭は、疲れたオジサンを救済する場所でもあるのです。 


なんか今日は変な話になっちゃったなあ。
でも実際、不機嫌な顔をしたオジサンって多過ぎですよね。
オジサン、しっかりしてよ!ダメだって、そんな顔してたら。はい、スマーイル。



 

 

テミヤンライブ vol.70

テミヤンライブは今回でついに70回、すごいことです。
何かを始めるのはたやすくても、それを継続するには人知れず苦労をするもの。このブログもそうで、始めたときには友人に勧められるままに、パソコン音痴のぼくにサクサクとセッティングまでしてくれて、「そこまでやってくれるんなら始めてみるか」と、そんな感じでした。
最初はおもしろくて、仕事そっちのけで夢中になって、でもそれもまあ1ヶ月でしたね。
その後は日を追うごとにキツくなっていって。でもそこが「熱しやすく冷めづらい性格」なもんですから、キツくなったらなったで夢中になっていって、それが気がつけばもう6年以上、ほぼ毎日。今ではこれ抜きには暮らしが成立しないほどの楽しい日課になっています。
でもライブとなると、ブログを書くようにはいかないわけで、しかも毎回すばらしい内容を維持しているるのですから、出演者とスタッフの皆さんの苦労はすごいんだろうなあと思います。
ぼくがこのライブに行き出したのが、たしか2008年の暮れだったかな、計算すると40回くらい通っていることになります。
ほんとに毎回すごくいい。しかも着実に進化していて、特に北原さんのギターテクは、いつの頃からかベンチャーズや加山さんを越えちゃてます。まさに、継続は力なりです。
あといつも思うのは、ライブに行くと自分の気持ちがいい具合に整うということです。
波動が上がるというか、いい感じに自分のバランスが調整される心地よさを、毎回必ず実感できるのです。
月1回の、ありがたいありがたい時間です。



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 では、北原照久ミュージアム。
北原さんが出演しているラジオやテレビから、北原さんらしい言葉を拾い集めて並べています。



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ぼくは勉強好き。新幹線に乗るときは本を2冊持っていって、たいがい名古屋までで1冊読んじゃいますよ。
本読んだり人の話を聴いて、「いいなあ」と思ったら書いて、それを誰かに話すようにしています。
話した相手もよろこんでくれるし、話すことでそれが自分のものになる。



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素直でいるって大事ですよ。素直って「聞く耳を持つ」ということです。
自分の考えがすべてじゃないですからね。
聞く耳を持たない人、いつも反論ばかりしている人にはツキはやってきません。



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失敗しても落ち込まない。「失敗の記憶の蓄積が名人をつくる。」これは菊姫杜氏の言葉です。
失敗したら、ちゃんとそれを蓄積することが大切です。落ち込むばかりで蓄積しない人は、何度でも同じ失敗を繰り返します。
だから失敗してもくよくよしないで、その失敗を受け止めることが必要なんですよ。



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何事も準備が大事。「木を切るのには6時間が必要だ。そのうち4時間半は斧を研ぐことに費やせ。」これはリンカーンの言葉です。



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あなたの最大の財産はあなた自身です。
歩むは止まることが少ないと書く。日々精進ですよ。



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今日は「人は宝」という話をします。
ジンザイには4つあります。
人罪・・・成果が上がらず、全体に悪影響を及ぼす人。→言われたこともできない人。
人在・・・一応仕事はするが、いてもいなくても影響がない人。→言われないとできない人。
人材・・・実績はなくても、今後の貢献が期待できる人。→言われなくてもできる人。
人財・・・実績があり、今後に期待できる人。→人材を人財へと育てられる人。自ら考え動く人。

あなたは会社でどのジンザイになっていますか。人財を目指したいですね。
では、人財とはどういう人を言うのでしょう。人財の条件を並べてみます。
  • 目標意識の高い人
  • 日々の努力を惜しまない人
  • 仕事に積極的な人
  • すぐにやる人
  • 言われる前に気付いてやる人
  • 人間関係をうまくできる人
  • 壁を打ち破れる人
  • 勉強熱心な人
  • 感謝ができる人
  • 明るく元気に挨拶できる人
  • 夢を熱く語れる人



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ぼくはコレクションを買うときに「ありがとう」と言います。
お金を笑顔で支払うと、何倍にもなって返ってくるんですよ。
笑顔の錬金術です。


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「人は、発した言葉と必ず出会う」といいます。弱音を吐いている人はそのように、愚痴ばかり言っている人はそのように、夢を語っている人はそのようになるということです。
こうして北原さんの言葉を拾い集めて並べてみると、北原さんはその法則を利用して人生を組み立てているのが見てとれます。北原照久という人は、言葉を使って自分のレールを敷いていってるのです。
いい言葉、夢と希望にあふれ、人を癒し、励ます言葉を使って、自分自身をそのような人へと導いていく。北原さんは、自分の理想像が使う言葉を発しつづけているんですよね。
この方法はだれでも真似できますから、試してみてください。
ぼくも遅ればせながら、今日からこれを意識しながら暮らしてみようと思います。

人は、発した言葉と必ず出会う。エドガー・ケイシー


では明日の夜6時30分、横浜人形の家でお会いしましょう。






 

分け入っても分け入っても( 矢嶋邸 9)

感動の金環日食から一夜が空けて、今日はスカイツリーの開業だそうで、世の中に明るい活気が流れていますねえ。いい感じです。
いやほんと、昨日の日食はぼくにとって奇跡の数分間でした。平日の朝にあちこちの庭から歓声が上がっているって、ね、夢を見ているようでしたよ。ジーンときちゃったなあ。
朝起きたら庭に出てそれを見上げる。家族揃って庭で朝ご飯食べて、花咲く庭からいち日が始まる。そんなことがごく普通の光景になる日が、いつかやってくるって信じて、今日も歩を進めます。

分け入っても分け入っても青い山  種田山頭火

いつかポッコリと稜線に出る日がやってくると信じて。


それでは、矢嶋さんちの続きです。
テラスの居心地を演出する、囲炉裏とベンチをご覧いただきます。



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周囲にまわした塀と同じレンガでつくった囲炉裏です。
これがいつも大好評で、職人さんからは「またですか」と言われるほどワンパターンになっていますが、気にしない気にしない。いいものはいいんです。こういうのはワンパターンじゃなくて、スタイルと言うのです。

これもスタイル、シエスタベンチ。



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庭に出たらいつでもゆったりと座れて、寝っ転がることもできるこのベンチは、庭のソファーのような存在です。
リビングにソファーがないとくつろげませんよね。それと同じで、庭で足を放り出して寝っ転がれる事のくつろぎ感ったらもう。これまた必ずよろこんでいただける定番になっています。

そして、座り心地が良くて、出しっ放しでも大丈夫なチークの椅子。



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地面を持ち上げて、目隠しと見晴らしを調整して、パーゴラで空間を構成して、囲炉裏とベンチと椅子を設置して、で、庭はこうなりました。



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理屈っぽく理屈っぽく組み立てた場所から理屈が消えて、そこに「居心地のいい外の部屋」が出現しました。
再度ビフォーを見てみましょう。



ビフォー5



いいでしょう、この変化。 

奥様がお茶を入れてくださって、撮影をひと休みして庭でのティータイムとなりました。



DSC_1206



この感じこの感じ、部屋にいるのと同じ感覚で庭に居るこの感じがいいんです。庭を進化させるときにはここまで組み立てなきゃ。



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奥様から庭の感想をお訊きしながら、しばし優雅な時間を過ごしました。



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もんのすごくよろこんでくださって、奥様のそのうれしさ、楽しさ、高揚感が、庭全体にまで波及しているかのようでした。

模様替えを、庭がものすごくよろこんでいるって感じる事があります。庭がよろこんでくれたら、その変化は進化です。
庭が進化すると、すごいことが起こります。庭が進化すると、住む人も進化します。


いい時間でした。

もうひとつ、忘れてはいけない演出が残っています。「夜の庭」を楽しむための照明です。それはまた後日。





今朝の庭はいつものようにシーンとして、シトシトと雨が降っていました。どこの庭にも人の気配がありません。
昨日の奇跡の朝とのコントラストが大きすぎて、・・・。
まあいです。あの感動を大事に、カイロみたいに懐にしまって、今日も歩を進め山に分け入り続けます。





 
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