2012年11月

「幸せへの扉」46、庭の輝き

仕事とはいえ、なぜぼくがこんなにも庭に夢中になれるのか、それは宝探しをしているような感覚にあります。
日々新たな庭を生み出しながら、そのこと以上に、そこで出会う人たちが持っている「宝物」を発見できることの楽しさが、ぼくを虜にしています。



アイスバーグ
アイスバーグ
 


その宝物とは、庭のある暮らしを楽しむ人たちの、幸せを築くための知恵やお作法のようなもの。
それをトレジャーハンティングして、成果品を並べたのがこの「幸せへの扉」なのです。 

庭を楽しむ人たちの暮らしには、たくさんの宝物を発見することができます。



イングリッド バーグマン
 イングリッド バーグマン


その人たちの庭は輝いています。おしゃれに仕立てていなくても、雑草だらけであっても輝いています。
これが庭の不思議なところなんですよ。
「庭は人を映します」。だからその人が毎日イキイキと暮らしていたら、必ず庭は輝き出します。庭のデザインや手入れの善し悪しとは関係ありません。
もうひとつ、庭が持つ不思議な特性が「前向きな気持にだけ反応する」というものです。

充実した暮らしを送る人の庭は、必ず輝いています。



ピエール ドゥ ロンサール
ピエール ドゥ ロンサール
 


何か悩みや苦しみの中にあって、気持が萎え、心が折れているときに、庭は一切意識には入ってきませんよね。そうやって暮らしから放り出された庭は輝きを失います。
一見整然と整っていても温もりを感じられない庭、ゴミ置き場と化した庭、見るのも辛い殺風景な庭がそういう状況にある庭です。そこに、暮らしに対する前向きな姿勢はなくなってしまっています。
そういう悲しい庭を目にするたびに、ぼくはエールを送りたくなります。
誰にでも辛い時期はあります。そんなとき、庭がその人を引っぱりあげてくれることがあります。

庭を輝かせることで、輝きを無くしていた人が立ち上がる場面を、何度も目撃してきました。
そのとき、庭に感動が生まれます。




シャルダン ドゥ フランス
シャルダン ドゥ 、フランス
 


あなたを引っぱり上げて、輝きをもたらしてくれるものが庭じゃなくてもいいんですけどね。
「それほど庭に興味は湧かない」というあなた、「定年したら庭を楽しもうと思っているけど、今は忙しくてそれどころではない」というあなた、それでいいんですけど、でも今、庭が輝いているかどうかだけは確認してみてください。
いくらかでも庭が輝いていたらそれでいいんです。でももし、そこに光を発見できなかったとしたら・・・もしかしたら、知らず知らずのうちにあなた自身が輝きを失っているのかもしれませんよ。

庭に興味をお持ちじゃなくても、庭くらいは輝かせてください。
荒んだ暮らしからは、幸せはさっさと逃げ出してしまいます。




リトル アーティスト
リトル アーティスト
 


庭を美しく楽しい場所にしておくことくらいは、楽々とやってほしいんですけどねえ。実はそんなことはほんの序の口で、あなたは、あなたとご家族の暮らしを幸せへと導くために、庭どころではない、もっともっと大きな努力を積み重ねなくてはいけないのですから。

庭くらい輝かすことができないなら、それは
認識不足努力不足

これは、朝庭に出て、庭がくすんで見えたときに自分自身にぶつける言葉です。
力んでるでしょう、自覚しています。そうありたいと思っているのです。
それがぼくの仕事ですし、それ以前に、自分と家族の人生を幸せなものにしたいですからね。



ピンク サマースノー
ピンク サマースノー
 


庭はあなたを映し出す鏡です。あなたがはっきりと幸せな暮らしを目指しているのか、そのための努力を怠っていないか、チェックできます。
今現在の庭の輝きが、あなたの輝き具合なのです。

庭が輝いているとき、あなたも輝いている。

そのことを忘れないでくださいね。
庭を見つめて自分をチェクする、人生の身だしなみです。







昨夜のテミヤンの歌声が、沁みました。

同じ曲でも、そのときの歌い手の心の状態で、全く響き方が変わるということを感じました。もちろん聴き手の状態でも。

曲は単に楽曲なのではなくて、心の状態を表現するもの。

庭もまた同じ。

・・・今日のぼくの心のあり方は、幸せと感動を提供する庭を描けるだろうか・・・いやいや、ただただ一生懸命に描きます。

逝く人あり。残る者は、その命を精一杯に美しく燃焼させることのみ。

合掌










 

テミヤンライブ vol.76/北原照久ミュージアム

今年もテミヤンライブがあと2回。街はイルミネーションとクリスマスソングですっかり年末モードに突入していますね。
イヤア何だか胸がさわさわして落ち着かない。
仕事も家のこともこの時期のいそがしさは毎年のことなので、いいかげんに、馴れちゃえばいいんですけどね。なぜかそうできずに気持があせっちゃって、それに加えて情緒も活性化して、妙にウキウキしたり、急にせつない気持ちになったりです。

とにかく明日はテミヤンライブに行って、自分をいつものコンディションに調整します。
月に一度のピットインみたいで、ありがたいなあ。



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ライブのついでに、イルミネーション輝く元町界隈を歩いてみるのも楽しいですよ。


日本初の立体都市公園 横浜・アメリカ山公園でイルミ点灯式
 

 



では、北原照久ミュージアム。
北原さんがラジオやテレビで話した言葉を、拾い集めて並べています。



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今日のライブでは、テミヤンに浅川マキさんの「かもめ」をやってもらいます。暗くていい曲ですよお!
明るいだけがいいことじゃない。落込んだとき、たまには、思いっきり暗い曲を聴くのもいいもんですよ。
闇があるから光がある。闇を知るから光を感じることができるんですから。




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何か頼み事をするときにはいそがしい人に頼めって言うでしょ。
いそがしい人の方が時間の大切さを知っているから、約束を守ってくれるんですよ。




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今日の言葉

夢は、他人が聞いたらホラだと思われるくらい大きい方がいい。
それを持ち続けていれば必ず叶って、「ホラ見ろ」と言える日がやってくる。




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一生懸命だと知恵が出る
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳ばかり



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母は九十五でも、いつも口紅を塗っていました。
いつまでもおしゃれをする気持を持っているって、いいことだよね。




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「わが人生」より 

中学退学を言い渡された、人生どん底の日の母の言葉。
「すんだことはしょうがない。お前はこれからの人生の方が、これまでより何倍も長いんだよ。めげることはないよ」
そして笑顔で付け加えた。
「人生はやり直しはできないが、出直しならいつでもできる。それにお前はタバコを吸わないじゃないか。いいとこあるよ」
母の言葉はすーっと染みた。乾いた心に潤いがさし、突っ張っていた心が緩んでいった。
「お前は本当はやさしい子なんだよ。だってお前は花を踏めなかったじゃないか」
その遠い記憶が呼び覚まされたのと同時に、僕の心は温かいものに包まれていった。




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テーマ「楽しいクリスマスの過ごし方は?」

26年やっている無料のショートケーキ1000人分。
毎年来てくれる人もいるし、たまたま来て大よろこびしてくれる人もいるし、僕には最高に楽しいクリスマスです。
イブをひとりで過ごす人も入れば、仕事をしている人もたくさんいるでしょ。その人たちにこの曲をプレゼントします。辻井伸行くんの「ロックフェラーの天使の羽」、すごくやさしい気持ちになれる曲ですよ。




 



クリスマスといえばサンタクロース、セント・ニクラウスのお話し・・・・ 
必ず誰かが見ていてくれる、必ず誰かが応援していてくれるって、それがサンタクロースからのメッセージです。




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では明日、午後6時30分に、イルミネーション輝く横浜人形の家でお会いしましょう。









 

5種類の木を植えました( 大原邸 7 )

大原さんちに植えた樹木をご覧いただきます。




シマトネリコ
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丸く積んだレンガ塀の外側に植えました。庭からは塀越しに見えています。



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この木が、道路側からのレンガのやや唐突なボリューム感を和らげてくれるのと、庭側からは、塀の背景にこれがあることで、庭と外界をつないで馴染ませる役割を果たしてくれます。
それともうひとつ、この木が成長するほど、高い位置にある公園からの目隠しになります。

さらにさらに、シマトネリコの葉っぱは常緑樹の中でも際立って爽やかな艶のある色で、逆光で眺めると輝くように見えます。



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その演出効果も期待してこの位置、東南の角に植えました。

木に役割を与える。

こんなふうに考えながら樹種と配置を決めていくと、樹木の生長とともに、庭が豊かに進化していきます。




ジューンベリー
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ベンチの脇にジューンベリー、これはもうぼくの設計では定番になりました。
春に花が咲いて、実が付いて、柔らかい緑色の葉っぱが夏の涼しい景色を提供してくれます。秋は紅葉して、冬はしなやかな枝についた芽が春に向かって膨らんでいくワクワク感、文句なしに一番近くで感じていたい木です。



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これが花と実です。



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そしてお楽しみは、ジューンベリー酒。



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いいでしょう、いつも見える、手が届くところにこういう木があったら。家族が増えたみたいな感覚になりますよ。




ブルーエンジェル
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テラスへ上がる階段の脇、レンガ塀と木製パネルの境目にコニファーのブルーエンジェルを1本。
これがあることで、レンガ塀が風景にとけ込むのと、門構えみたいな効果もあって、テラスがスペシャルな場所に感じられるようになります。



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他の植物の緑色とは違うこの青白い葉が、庭のアクセントになっています。




ツリバナ
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この木、実がおもしろいんですよ。
花と実をご覧ください。



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紅葉も美しいし、ジューンベリーと同じく、愛着がわく木です。



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こういう、いわゆる雑木を植えることで、自然を感じながらの暮らしになります。
ひと昔前にはマツやウメなどの、主役級の庭木の添え物として扱われていたのに、今では雑木のナチュラル感の方が重宝されるようになってきました。

よりナチュラルに、より自然を感じながら暮らしたいという感覚が定着してきました。
それは、いよいよ庭が、暮らしに欠かすことのできない場所になってきたということです。 

ツリバナ、いいでしょう!あなたの庭にもぜひ。




レモン
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木製パネルの外側に、果樹では一番人気のレモンを植えました。
最初にご覧いただいたシマトネリコと同じく、背景としての緑という役割があります。



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撮影時、花が咲いていました(ちょっと遅い)。
3年ほどして幹の直径が4センチ以上にまで育つと、途端にたくさん実を付けるようになります。



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枝で完熟させたレモンの味は最高ですよ。スーパーに売ってるものとは違う果物って気がするほどです。
これもみなさんに味わっていただきたい。
レモンを植えるときにはできるだけ大きく育った木(1メートル50センチ以上)をお勧めします。木が成熟しないと実が付かないからです。
園芸店に売っている鉢植えの苗木に実が付いているのは、生産農家のテクニックの為せる技で、それを植えても翌年から同じように実が付くことはありません。
あまり小さいのを植えちゃうと、実を収穫するのが10年後とか、遥か先のことになっちゃいますから要注意です。


以上5本の木を植えました。どれもこれも魅力的な木ばかり。
これらの木が成長すればするほど、この庭は味わいと楽しさを増していきます。 
 
わが家のジューンベリーは、ぼくが座る定位置の目の前に植わっています。
今年は秋の台風の塩害で葉が傷んじゃって、紅葉がもうひとつでした。
まあそんな年もあります。そういうことも含めてとても愛着を感じています。
いいもんですよ、毎日木と向き合って、家族のように木に話しかけながら庭で過ごすって。

 

 

昨夜は、妻とロシアのバレー公演に行ってきました。帰り道、感動の余韻に浸りながら「次は歌舞伎に行ってみようか」と妻。
芸術の域まで高まった芸能は、何というか、命の洗濯というか、とにかくいいものですね。
今朝もまだその余韻が残っていて、無性に設計脳がはしゃいでいます。
今日は「レノンの庭」で、その脳みそを踊らせます。







 
 

未来を思い描く( Point 8)

新築の庭をプランするときや、今ある庭をどうリフォームしようかと考えるときに大切なことがあります。

庭ができあがったら、そこがスタート地点。

案外このことが抜け落ちちゃうんですよね。



今日はわが家の庭のいち日をご覧ください。 
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どんな庭をつくるかということに意識が集中してしまい、それができあがってからどう過ごすのか、どんな楽しみが待っているのかというところまでイマジネーションが広がらない。
そうやってできあがった庭がたどる運命は退化です。
せっかくカッコよく仕立てたのに、一年後にはすっかり色あせた雰囲気になってしまう庭の何と多いことか。

完成後に年々輝きを増していく庭を思い描けるかどうかで、その庭が進化するのか退化するのかが決まります。



ココちゃん
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ゲンさん
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レオくん
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「退化する庭」のために土地とお金を費やしたのに、早々に庭への興味をなくしてしまう人が大勢います。
その損失は、額面よりも人生上の豊かさの損失です。

庭を植物を含めた物質で構築された場所と捉えるか、人が時間を過ごすための場所として捉えるかで、人生の質にかかわる損得が発生します。

ぼくは実際に庭のある暮らしを楽しんでいる人たちを見て、庭ってすごい場所、ものすごい可能性と威力を持った場所になるうることを実感しています。



ミーちゃん
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哲学的な黄金律を書いておきます。これを知っているかどうか、このことを信じられるかどうかで、あなたの人生は大きく変わります。

人はイメージした通りに生きる。



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そして庭もまた、イメージしだい。



秋のバラの香りと犬臭さが混じっている庭です。
どちらも幸せな香り。 
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数年後が価値を失ってしまうなら、それはそうなるようにイメージしていたのではなくて、数年後をイメージしていなかったからです。

今後その庭でどんなドラマが展開されるのかを思い描く、シナリオライターになってください。



犬に育てられたミーは完全に犬化していて、いつもいい味出してます。
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家族にはライフサイクルがあって、いつまでも今のままではありません。
今は子育てに夢中な夫婦も、10年したら子どもの思春期に悩まされ、さらに10年後には子どもが独立して、夫婦2人の暮らしになるかもしれません。
やがて孫が遊びにくるのが待ち遠しい日がやって来るかもしれないし、同居して2世帯3世帯の賑やかな暮らしになるかもしれません。
その間に、病気や親の介護や仕事の浮き沈みとか様々な苦難もやってくるでしょうが、それも含めて、そこにいつも花咲く庭があるというイメージを持ってください。



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思いっきり幸せな未来を思い描いて、その思いを込めた庭があれば、庭がその幸せを見つめ護ってくれます。



こいつらが一番庭を楽しんでるかも。
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ほんとにほんとに、いい庭があれば人生は上々。



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ここからがぼくの、夜の庭タイム。
ブログの原稿を書いて、フェイスブックをチェックして、本を読んで、
至福の時です。 


庭は将来的に、必ずあなたが思い描いた通りになると信じてください。
思わなければ価値が薄れていきやがて存在感も失せてしまうのだということも。






今日は日中は設計に集中して、夜は妻とデートで、上野までクラシックバレーを観に行きます。久しぶりに、ちゃんとした恰好をしなければ。







「幸せへの扉」45、錬金術

さあ、今日の扉は得しますよお!何ってたってタイトルが「錬金術」ですからね。
この話は、いつもお客様と大盛り上がりするネタなのです。

かく言うぼくはあまりお金に執着がありません。極端に言えば道具(極端すぎるかなあ)、幸せになるために便利に使えばいいものって感じに捉えています。
そういう感覚の人けっこう多いと思いますよ、お金に振り回されることがない人。ぼくは好きですそういう人。「金のないやつぁ俺んとこへ来い!俺もないけど心配すんな」みたいな人って、とりあえず楽しいですからね。



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なぜぼくがお金への執着が少ないのかというと、お金に困ったことがないからです。
もちろんほとんど持ち合わせがない(一般的には苦しい)時期もありましたけど、でもそれは困った経験ではなくて、逆に楽しい想い出になっています。執着しないから、持っていなくても気持的には困らないのです。
お金に困らなければ執着はなくなります。

ではなぜぼくがお金に困らないのか、それが今日の扉の「錬金術」。これを身につけたら、きっと一生お金の苦労から解放されますよ。 



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中谷彰宏さんの著書に、その錬金術が書いてあります。

笑いながらお金を払うと、そのお金は何倍にもなって返ってきます。
ムッとして払うと、二度と返ってきません。


言い得て妙、これがぼくの錬金術を言い当てています。
「笑いながら支払いをすると何倍にもなって返ってくる」なんていう商取引上のサービスは存在しないわけですが、でも不思議なことに、多くの奥様方はこの話に「わかるなあそれ」ってうなずきます。

奥様方、女性が比較的このことを理解できるのに対して、ご主人方、男性はなかなか理解できないようです。なぜそうなのかは後ほど解析してみます。



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その前に、ぼくがこの錬金術を身につけた経緯を書いておきます。
ぼくの実家は、新潟の田舎町で生糸を生産する製糸工場と、家電やお茶やタバコなど、いろんな商品を扱う商店を営んでいました。
そういういわゆる商人の家で育ったことで身に付いたのがこの錬金術でした。

両親も祖父母も、商品、原材料の仕入れするときや日常の買い物をするときに、必ず笑顔。不機嫌な顔をしていたり、無理に値切るという場面をただの一度も見たことがありません。
ひとつには、人工が1万2千人という、町中の人の顔を知っているような小さな田舎町ということもあったのでしょう。お金を払う相手は全員、同時にお客様でもあるあけですから、自然と愛想も良くなります。
つまり持ちつ持たれつです。お互いに「ありがとうございます」という気持でのお金のやり取りがそこにはありました。



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それに加えて、実家のある魚沼は日本一の豪雪地帯であるということがあります。
厳しい自然にさらされて暮らす時、人は助け合います。近所のコミュニケーションが命にかかわるくらい重要なことです。だからお金でもめるとか、お金で不仲になるなどということは避けなければならないし、わが家だけではなく、極端にお金に執着する人は存在しない、できない土地柄なのです。

厳しい自然環境で暮らすと、お金よりも命に執着します。通帳の額面よりも、笑顔の量を増やしたがります。

越後の自然と、商売している実家のおかげで、ぼくはこの錬金術を会得しました。故郷に感謝です。



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ではさきほどの「女性はこのことを納得して、男性にはなかなかピンとこない」ということを書きます。

笑顔でお金を払うと何倍にもなって返ってくる。女性はこの法則で友人関係を成立させているからではないかと推測します。
小学生からおばあちゃんまで、女の人が3人集まれば姦しいというように、女性同士というのは笑顔で賑やかに集います。女子会です。

女性は、笑顔で接すると笑顔が返ってくるということを、小さい頃から繰り返し経験して育ちます。

だからこの錬金術に納得するのです。



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では男性は・・・男同士にはちょっと違う関係性があります。
男には、戦って勝利しなければならないという生物学的な宿命がありますから、基本ひとりで、群れたがらない。だからさほど笑顔を必要としないで大人になるのです。笑ったら負け、みたいなことが身についちゃうんですよね。

男性は、にらめっこしながら生活の糧を稼いでくる。おそらく太古の昔から、男の笑顔率は低かったはず。

そんな男性陣も、いろんな苦労を乗り越えるうちに、だんだんといい笑顔が身に付いてくるんですけどね。

男はしかめっ面で戦って、戦って戦って、長い戦いを経て笑い皺の好々爺になる。



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もうひとつ、奥様方というのは「幸せ」に対して敏感です。
仲間内で自分よりも幸せそうな人がいようものなら、その人をしっかりと観察し、その極意を学び取ろうとします。立ち居振舞い、お化粧のしかた、食べ物、趣味、話し方、考え方・・・。
その羨望の的となる人は、ぼくの知る限り、笑顔で支払いをするタイプの人です。

みんなに好かれ、うらやましがられ、尊敬される人は、笑顔でお金を払う人。

でしょ。



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笑顔で支払うということは、そこに感謝の気持があるということです。
人は感謝されることに、最高の幸せを感じるようにできています。脳内のそのシステムが、ヒトを人間にしているのです。
感謝された人は相手を大好きになり、その相手の人をよろこばせたいと思うようになります。それができたとき、自分がうれしくなります。だからその人以外にもよろこんでもらいたくなって、いつも笑顔で支払いをするようになります。
幸せな気持ちになる行動というのは、このようにして広がっていくのです。

笑顔は人のためならず。



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なぜこのことが「錬金術」になるのかというと、「商取引は等価交換ではない」ということが前提になります。
経済学的には等価交換なのかもしれませんけど、商人的には違います。10円の価値のものを10円で売り出したって売れないのです。それが10円以上になる価値を上乗せしないと売れない、つまり付加価値がないと経済は回っていかないということです。
付加価値がないものを無理矢理売るためにはどうするか、価値よりも値段を下げる。
ね、だんだん見えてくるでしょ、この錬金術の仕組み。



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世の中の人がどんな付加価値を求めているのかというと、とてもシンプルに言えば「幸福感」ですよね。
笑顔で支払う人は、その笑顔の分、余計に幸福感を支払っているのです。求められてもいないのに余計に支払いをする人を誰でも好きになります。好きな人を幸せにしてよろこんでもらいたくなりますから、その人は周囲からたくさんの付加価値(幸せ)をプレゼントされます。

お金は笑ってる人が大好きです。お金だけじゃなく、幸せは笑顔の人に集まってきます。

はい、これがこの錬金術の仕組みです。笑顔の人、感謝の人はお金に苦労しなくなる。笑顔と感謝を強化していけば、あなたは大富豪になれますよ。



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・・・ほら、いまあなた笑いましたね、口元がほころんでますよ。それそれ、それでいいんです。
「スマイルゼロ円」ってあったでしょ。それを受け取るだけではそのお店が儲かるだけ。あなたもスマイルを乗っけて買い物をしましょう。何たってゼロ円なんですから乗っけ放題です。

これであなたは笑顔で支払う人になりますよね。あなたの財布は、使っても使ってもお金が減らない、使えば使うほどそれ以上に増えてしまう、魔法の財布になりました。

さあこの錬金術を使って、大富豪への道を歩んでください。ガッハッハッハッ・・・・(笑)。






朝日が眩しい連休最終日。今日も「錬金術」を使って、たくさんの人にゼロ円山盛りの大サービスデー!




こちらもぜひ。「庭への夢が広がる」と大好評です。
↓ ↓ ↓ 

4項目のチェックポイント( 大原邸 6)

テラスの解説です。

テラスの高さは和室前のガーデニングエリアから階段で2ステップ上がって、リビングの床面近くまで持ち上げて、石張りで仕上げました。

もちろん基礎の通気口は確保してあります。



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こうすることで、庭への出やすさとともに、部屋と庭の一体感、テラスも他の部屋と同じ生活エリアであるという感じが出ます。



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立水栓は場の雰囲気に合うものに取り替え、石張りに埋め込む形で設置。スッキリとした納まりになりました。



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庭の一番奥からの眺めです。



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道路際に位置するとは思えないでしょ、この落ち着き感。

この場所を心地よく仕立てるために、最も大事なことが目隠しでした。道路側は和室前よりも強くレンガ塀で、



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公園側は高さが必要だったので木工フェンスで隠しました。



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レンガ塀を背中にして寝っ転がれるシエスタベンチを設置。



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これがご夫婦に大好評でした。
ベンチのゆったりとした広さと、存在感のあるレンガ塀に隠れている安心感。ぼくもさっそく腰掛けて、その居心地を味わいました。
木材とレンガの組み合わせって、何とも言えない柔らかい感覚を得られます。これ、おすすめです。



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レンガ塀の上に2灯と木工フェンスの柱に1灯、いつものマリーンライトを設置。
3つの灯りで、夜はこうなります。



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昼間もいいけど、夜もまたいい感じでしょう。



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レンガ塀の情緒のある質感と、しっかりとした目隠し効果が、夜はハッキリと感じられます。



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地面を持ち上げて部屋から行きやすくすること、目隠しをすること、居心地を良くすること、夜も過ごせるようにすること、この過ごす庭をつくるための基本とも言える4項目の組み立てで、ご夫婦曰く「信じられないようなすてきな場所」が完成しました。

はい、あなたの庭に当てはめてチェックしてみてください。

1、部屋から出やすいですか?
 
2、目隠しはできていますか?
 
3、心地よく過ごせますか?
 
4、夜も過ごせますか?


庭の楽しみはいろいろあります。
庭中が畑でもいいし、果樹園でもいいと思います。その庭があることで、暮らしが楽しく豊かになれば、その庭はいい庭です。
いろんな楽しみを複合的に組み合わせていくなら、その中に「過ごす」ということを入れてみてください。

過ごす庭で、友だちを呼んでのティータイムをイメージすると、そこにバラの花が欲しくなります。
バラを育ててつぼみが開き始めると、もっとたくさんの人に見せたくなります。
花咲き誇り、人が集い、笑顔が生まれる庭が誕生します。


「庭で過ごす」という要素を入れることで、他の楽しみが増幅されて、楽しさ溢れる庭へと進化していきますよ。

 

 
 

3連休の中日、ゆったりした気分でこれ、ご覧ください。「庭への夢が広がる」と大好評です。
↓ ↓ ↓ 



今日は旭区四季の森の「レノンの庭」にいます。遊びにきてくださいねえ〜〜〜♬




 

和室前のガーデニングエリア(大原邸 5)

庭はふたつに間取りしました。リビング前のレンガ塀に囲まれたテラスと、和室前のガーデニングエリアです。

今日は和室前を解説します。

リビング前はキッチリとレンガで目隠しをしているのに対して、和室前は縦横格子の木製パネルで目隠ししました。
理由は3つあります。
1、普段は使っていない部屋の前なので、レンガほど強い目隠しである必要がない 。
2、庭側が植物を育てて楽しむ場所なので、いくらかでも陽が入ることと、風通しを確保するため。
3、リビングと和室で、室内からの眺めを変えたかった。

ではご覧ください。
まずは道路側からです。



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風は通るといっても、けっこうな目隠し効果があります。もちろん部屋のカーテンは開け放っておけます。

庭側に入ると、外からの印象よりもはるかに開放感があります。



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この隠し具合、我ながら絶妙。
目隠しの設定については、設計しながらほぼ毎回考えることであり、その仕上がり具合がいつも気になります。
隠すべきはしっかり隠す。でもそれを必要最低限にとどめないと、庭は箱の中みたいになり、圧迫感が出たり閉鎖的な場所になってしまいます。
空や周囲を感じられることが屋外にある庭スペースの大きな意義ですから、遮蔽し過ぎはいけません。

目隠しの設定は、隠しながらも庭の開放感をなくさないバランスが必要。

庭によって広さや周囲に状況などが違いますから、やむを得ない場合もありますけどね。その場合は、やっぱり目隠しが優先で、箱の中感はあれこれと手法を駆使して和らげるようにしています。
優先すべきは「目隠し」、ということは変わりません。

どんな条件でも、まずはセオリー通りに組み立てる。
あれこれ考えあぐねても、優先順位は守る。
基本が崩れることで本質が崩れたら元も子もありません。




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ぼく、この点はすっごく頑固です。
世の中の多くの庭が、基本が崩れていることで使えない場所、楽しめない場所になってしまっているからです。

むやみに基本を外れないこと、基本を忘れないこと、それ以前に基本を持っていることが大事。これ、庭だけじゃなくて、どんな仕事でも、子育てや暮らし全般のことでも言えることですよね。

坂東玉三郎さんが言っています。

型破りな芝居は、型を知っているからこそできること。

基本です、基本。



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ガーデニングアリア、ということは植物を植えて、管理しながら育てる場所です。
やるべきことは通路の設定です。土を踏まずに手入れができる導線(歩き方)を考えて通路を仕立てます。
そのときに、できれば直線ではなく、曲がってうねって歩くようにすると庭らしくなります。



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真っすぐ歩くと通路、曲がって歩くと庭。

曲がって歩くと庭になるって面白いでしょ。
たまにはわざと歩きづらくすることで足元に視線を導いて、そこに面白い小物を置くとか、そういうこともやります。これは日本庭園で昔から使われている手法です。

歩きやすいだけだとつまらない、歩きづらい非合理性に気持が引っかかって心が動くという、こういう辺りに庭の本質があるんだなあ。

無駄があるから面白く、歩きづらさから情緒が生まれる。

放浪の詩人、種田山頭火です。

真っすぐな道でさびしい

心地いい非合理性を設計に織り込むことを忘れると、庭が庭ではなく、造形の場所になってしまいます。



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構成上、もうひとつ意識したのが庭にボリューム感を出すということ。上下の厚みを持たせて、横方向では奥行きを感じさせるようにする、ということです。
「野菜や草花を育てる場所」というと、どこに何を植えて、という具合に平面的にまとめがち。空中も庭だということを感じられるようにするために、エリアの中央に木を植えました。



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和室からの眺めをご覧ください。



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カーテン開けておけるし、景色としても厚みと奥行きがあって、洋風の坪庭に仕上がりました。



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草花が茂っていって、木が大きくなればなるほど、この庭は厚みと深みを増していきます。
今はあまり使っていない和室が、きっとお気に入りの部屋になりますよ。






 
 

庭とフェイスブック

昨日に引き続き、和泉さんちのチャリティーイベントの写真をご覧いただきながら、この庭からいつも感じる不思議な感覚を掘り下げてみたいと思います。



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この庭は間違いなく「いい庭」なわけです。
今回のように、これまで何度もこの庭に人が集い、その度に庭も人も輝いてきました。



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そうやってたくさんの人を引き寄せてはたのしい時間を生み出している庭の持ち主、和泉さんのパワーと魅力なわけです。



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その和泉さんに、そういう良質なエネルギーをもたらしているのがこの庭、という気がするのです。

人が庭を楽しみ、庭がその人の楽しみを増幅するという関係が、相乗効果で人と庭を輝かせている。



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これが「共鳴」ということなんですよねえ。
人と人とが共鳴するように、庭と人も共鳴を起こします。



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これですこれ、庭との共鳴。
いい庭って、造形的にどうであるか、どんな植物が育っているかというようなことではなくて、人と共鳴するかどうかなんです。



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では、そういういい庭、人と共鳴する庭ってどのくらい存在しているでしょうか。



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ぼくの感覚だと、フェイスブックを楽しんでいる人と同じくらいの割合かなあって。



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フェイスブックをやってる人は、パソコン持っている人のうちの1%に満たない(アメリカではそろそろ1%)そうです。100人に1人以下。
いい庭・・・庭付きの家の100軒に1軒以下。
うん、そんなものでしょう。



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パソコンは、今では暮らしに欠かせない存在になっています。若い人だとテレビを持っていなくてもパソコンは持っているという話も聞きます。つまり、そろそろテレビ以上の生活必需品になりつつあるわけです。



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10年前はどうだったでしょう。まだそんな感じはなかったですよね。
では20年前は、・・・パソコンを使いこなす人はごく一部の専門家かマニアだけでした。
その世界に詳しい知り合いから「これからはホームページ持ってないと商売にならなくなるよ」と言われ、あわてふためいてホームページビルダーを買ってきて、でも使い方がわからずに断念したのを思い出します。それが20年前です。 



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たった20年で、パソコンは持てって当たり前で、それ無しでは暮らしが成り立たなくなりました。
ぼくは、庭もそういう進化を遂げると思っています。そうなってほしいという願いも込めてですけど。 



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仮に今から数年後に「庭がない暮らしなんて、悲しすぎやしないか」ぐらいになったとします(そうなりつつはあります)。
そうなったときに、パソコンユーザー内のフェイスブック人工のように、「いい庭」を実現する人が1%かもしれないし、50%かもしれません。



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いずれにしても、庭が暮らしに深くかかわっていくという方向へと展開していくことは、まちがいまりません。



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世の中がデジタル化すればするほど、反対方向に位置するアナログな庭世界が重要にまってくるのです。



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前にもチラッと書きましたが、手塚治虫さんは、このことを描き忘れているんじゃないかなあって思います。もし豊かな自然の中にある未来都市を描いてくれてたら・・・。

科学技術が進歩するほどに、人の心が育たなければならない。
でないと、バランスが崩れます。 



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人ひとりのバランスが崩れるのなんてあっという間です。それが続けば社会のバランスが崩れます。



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だから庭なんです。

庭は不便で、手間がかかります。何せ屋外ですから。
でもだからこそ、庭が必要なんです。便利さ、快適さを手に入れたら、反対側のことを感じながら暮らさなきゃ。




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最新のパソコンを買ったら、次は庭を手に入れる。スマホを買ったら、庭に花を植える。デジタル←→アナログ、左右のバランスを意識しましょう。



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実はぼく、今庭に出てパソコン開いてこれを書いています。
いつもは夜なんですけど、今日はたまたま日中にそんな時間を持てました。陽を浴びて、風を感じて、鳥の声を聞きながらパソコンを叩く、この上ない心地いい感覚を楽しんでいます。
これを書き終えたら、芝生の肥料をまいて、花を手入れしてから午後の仕事に出かけようと思います。



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この整う感じを、庭をお持ちのすべての人に味わっていただきたいなあ。
もし庭をお持ちじゃない人には、庭のある暮らしをイメージして、そっちに向かって進んでほしいんだよなあ。
ほんと、庭があれば、庭を楽しめば、いろんなことが楽々とやれる良質なパワーをチャージできますよ。



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もしあなたが、毎日ばりばりと仕事をしているなら、何か目標や課題に向かって頑張っているなら、そして庭に出て過ごす習慣をお持ちじゃなかったら、ちょっとストップ。庭を意識してみてください。
前のめりに頑張る、抵抗に耐えながら突き進む時に使うエネルギーとは質が違う「心の燃料」を、庭で補給することができますよ。



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フェイスブックやってる人に取って、その世界は、毎日自分を引っぱり上げてくれるものになっています。基本的に「いいね!」しかない世界ですから、そこにはポジティブな人たち、前向きに今日を生きようとする人たちが集まっているからです。
そしてみなさん共通して「よりよく生きる」という姿勢を持っています。



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庭を楽しむ人たちも、全く同じマインドで庭に出ています。「より良く生きたい」ということを持たずして、庭は輝かないのです。

庭は人のポジティブにだけ反応する場所。



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いつも輝きながら、そこに集う人を輝かせる和泉さんちの庭をこれをお読みの人全員に、体感してもらいたいなあ。こればっかりは、言葉を尽くしても伝わらないですから。



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和泉さんとその一派は、また次のイベントを企てようとしている気配なので、そのときにでもぜひお越し下さい。
それまで待てない、という方は、ご連絡をいただければ、ぼくがお連れしますよ。

いい庭、バランス、自然と呼応して生まれる相乗効果、人と庭が輝くということ、これからますます大事になることなので、一度じっくりと考えイメージしてみてください。
もしかしたらこれがきっかけで、あなたの未来が輝き始めるかもしれませんよ。 


 
 

 

復興支援チャリティー展示即売会

先月、和泉さんちで開催した「復興支援チャリティー展示即売会」の集計金額が12万667円となりました
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。



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たくさんの気持が詰まったこの支援金を、被災地の子どもたちの学習環境を応援する団体に送ります。



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今日明日と、イベントの様子をご覧いただきます。



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ご近所の仲間が集まって、それぞれの得意分野の作品を持ち寄ってのチャリティー即売会でした。
ちなみに我がチームは、寄せ植えとナチュラル素材のオーナメントで参加させていただきました。


震災から1年7ヶ月が過ぎ、それぞれの人の中に、それぞれの思いが蓄積されていることと思います。
今何が必要なのか、自分は何ができるのか、何をしたらいいのか・・・
被災地からは、悲しみを癒しながら頑張って立ち上がっている人たちの知らせとともに、まだまだ助けが必要だったり、それどころか福島のように、出口が見つからないまま耐えている人たちが大勢いる現状です。
原発のことは・・・とにかくもうすぐ選挙がありますから、そこで、しっかりと自分の意志を示しておきましょう。

震災後に、日本中の人が「みんなつながっている」という気持を持ちました。東北の人たちに、ぼくらはずっと寄り添って行くと約束をしました。
その思いは誰もなくしていないはずなんですけど、でも「どうしたらいいんだろうか、こんなことじゃダメだ」ということも、時間とともに膨らみ続けていきます。

とにかく、とにかくです。とにかくその思いを抱きしめておきましょう。
冷めないように、消えないように、こぼれ落ちないように、しっかりと東北の人たちへの思いを持ち続けながら暮らしていたら、必ずその思いに叶う展開が待っているはずです。
庭と同じ、すべては思い通りになる、と信じています。

ひとつ、ハッキリと感じていることがあります。それは、震災があったことで、ぼくらの笑顔が増えたこと。
ぼくの仕事でいうと、庭を意識する人が増えました。庭を良くすることで、家族の時間を大切にしていきたいという人たちとの出会いが続きました。
笑顔率が上がる、それは強くなるってことなんですよね。人は強くなるために笑うし、笑うことで強くなる。

とにかく、とにかく笑顔。
笑顔があれば支えることができます。笑顔なら立っていられます。笑顔でいれば、必ず次が見えてくるんです。

今回のイベントでも、和泉さんちの庭には笑顔が溢れていました。
思いが集まるところに生まれる笑顔って、素晴らしい。 



・・・やっぱりこの曲。
 



とにかく、とにかくです。とにかく笑っていましょうね。
まだまだこれから始めなければならないことだらけ。今日を思いっきり笑って過ごすこと、そこから始まることがあります。
がんばれ東北!がんばれあなた!





今朝は「レノンの庭」に来ています。

いつもの儀式で、イマジン流しながら朝露に濡れた花を手入れしました。
いい感じです。
もうひとつの儀式、口角を上げて「ココロコロコロ」と3回唱える。

はい、ととのいました。
今日は間違いなく、設計がはかどります。

こんなふうにして、静かに気持の身支度をすると、庭のありがたさを感じます。
きれいですよお、朝の花。






 



「幸せへの扉」44、ボーッとしない

今日は「幸せへの扉」です。
44番目の扉は「ボーッとしない」です。ぼく自身がおっそろしくボーッとしているたちなので、この扉は自分への戒めでもあります。

では始めましょう。


新居に引っ越して、最初に整う場所ってどこでしょう。
引っ越しの経験を思い出してみてください。山積みの段ボールを開けて、がらんとした新居に配置してゆく。どこから先に暮らしの準備ができあがるでしょうか。

仕事柄そういう場面をよく目撃するんですけど、これ、たいがい台所なんです。次にダイニングと寝室。
人ってとりあえずご飯を作って食べて、寝る環境を整えるんですよね。
それから徐々に、洋服を収納して、足らない家具や家電や小物を買いそろえていきます。



今日は晩秋の山手散歩の写真です
いい季節です

山手19


 
家全体の中で、案外後回しにされる場所がリビングルーム。
若いご夫婦だと、引っ越しから半年経っても、まだ気に入ったソファーが調達できずにガランとしたままということにもよく遭遇します。
それはつまり、くつろぎは後回しってことです。
最初に食べること(キッチン、ダイニング)と寝ること(寝室)、次に衣服(クローゼット)、その次が便利さ(家具、家電)、その次に快適さや幸福感の組み立て(リビング)がなされてゆくという順番。

じゃあ庭は、・・・そのまた先に位置する場所です。



山手18



衣食住足りてなお、さらなる幸福へとベクトルが向いたときに、ようやく庭へと意識が広がります。

生活の場を組み立てるときに、いちばん後回しになるのが庭。
後回しになってもちゃんといい庭ができあがればいいんですけど、もしも暮らしの意識が幸せへと向いていなければ、あるいはその欲求が弱ければ、そこまでたどり着かずに庭は放ったらかされます。いつまでたっても楽しい場所にはならないままです。
そしていつしか厄介な場所、苦労の種となってしまいます。
たくさんありますよね、そういう庭。



山手17



庭に興味を持ってこれを読んでくれているあなたは、次のことを意外に思われるかもしれません。

これといって幸せを感じることもなく、幸せになりたいという思いも持たずに暮らしている人が、実はとても大勢存在しています。

ぼくにも長くそういう時期がありました。でもこの仕事をするうちに変わってきました。

庭は幸せということとリンクして初めて存在価値が生まれる場所です。だから年がら年中庭のことを考えているぼくは、年がら年中「幸せ」について考えているということでもあります。
庭を通して、
そういう観点で世の中を見渡すと、このことを強く感じます。
楽しくもなく、苦しくもなく、
漫然と今日を過ごしている人、けっこう多いです。



山手15



違うんだよなあって思うんですね。そんなんじゃなくて、もっとちゃんと意識を持って暮らしたほうがいいよって。
マジメかー!みたいに思われそうですけど、でもこれは大真面目にそう思っています。

おせっかいは重々承知で、それでも言いたい。

もしあなたが、今よりももっと幸せになりたいのなら、まず最初に、はっきりと、自分自身にそれを宣言してください。

毎日ボーッとしてたら、ダメダメ。



山手23



はい、ちょっと考えてみましょう。

昨日あなたは「幸せ」を実感しましたか?
今日あなたは「幸せになりたい」と思っていますか?


あなたは大丈夫ですよね。実感して、思って暮らしていますよね。



山手22



ここで断言しちゃいますね。

漫然と過ごしていては、幸せはやってきません。
まずしっかりと「もっと幸せになりたい」と思うこと。次にそれに向けた努力を怠らないことが必要です。

幸せになるには能力がいります。
学力、体力、仕事や家事をこなす能力と同じように、幸せになる能力が必要なのです。
そしてその能力は、鍛え続けないと、身体がなまっていくように幸せもしぼんでいきます。

幸せを実現することは日々鍛錬、筋トレと似ています。
毎日怠らないことで、はっきりとその効果が現れてきます。


幸せ筋ムッキムキな賢人たち、積極的により大きな幸せを目指して、日々努力を怠らないあの人たちに倣いましょう。



山手21



庭も同じ、ただボーッと眺めていたらダメ。何となく花植えててもダメです。
なにをそんなに力んでいるのかとお思いでしょうが、ぼく以外にあまりここに力を込める人がいないので、異色の(異端のかな?)ガーデンデザイナーの役回りとして力みます(笑)。

思いっきり楽しむことです。自分を鍛えるようにそこに楽しみを見出して追求していくんです。楽しんで楽しんで、するとその先には感動が待っています。

庭での感動・・・たくさんの人に味わってほしいんだよなあ。



山手9



(いつもながら「長いよ!」という声が聞こえてきますけど)この話、大事なので、もう少し続けます。

辛い痛みを経験してみないと、痛みのないことのありがたさを知ることができないということがありますよね。失ってみて始めて気づく幸せということもあります。
マイナスを経験しないとプラス域のことが認識しづらい。それが人間の悲しさなんですけど、でも、喪失や痛みを経験しなくても、何が大事なのか、何が幸せなのかを感じ取ることはできますよね。

今あることを愛おしんで、もしそれが無くなったら・・・と考えてみる。イマジネーションはそういうことにも重要な役割を果たします。

痛みを想像するイマジネーションの欠如は、大怪我につながります。

でもそれは同時に、臆病にもつながりますよね。そこが難しいところです。



山手6



庭を楽しむ賢人たちは、そのことに長けています。用心し過ぎて臆病になってしまうことなく、マイナス域に転落しない、長くマイナス域にとどまらないための知恵を身につけているのです。
その知恵が、「楽しい」と感じること。

マイナスに振れないために、プラス方向を強化する。

同じ映画を観ても、同じ食事をしても、それに感動する度合いは人それぞれ。でもそれ、大きい方がいいんですよ。

感動しやすい人ほど、大きな幸せを獲得している。

でしょ。世に言う成功者って、例外なく感動体質、感動屋さんですよね。



山手4



思いっきり楽しさを感じて、感動屋になってください。
感動することによって、ベクトルが幸せ方向から外れることがなくなり、喪失や痛みに遭ってもそれに耐え、はね除けるパワーが身に付きます。


ボーッとしてたら獲得できないのが幸せなのです。
今ある幸せも、ボーッとしてたら消えてしまいます。
失ってからやっとその存在に気づくんじゃあ、・・・悲しい。



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だから、いいですか、ボーッとしてないで、楽しいこと、そして感動を追い求めましょう。

おいしい〜!楽しい〜!きれい〜!気持いい〜!を強化して、感動体質になりましょう。

そして究極は、若大将みたいに「しあわせだな〜!」って鼻を掻く。

だって、そこでしょ、目指してるの。



山手25



元来ボーッとしていることで、ぼくはずいぶんと遠回りした気がしています。振り返れば楽しい遠回りではありましたが、・・・でも遠回りでした。
ぼくにはもう寄り道している時間はないので、今は「ボーッとしない!」を心がけています。

ボーッとしていたらいけない!






ときめきグセを身につけましょう( 大原邸 4)

写真をずらーっと並べますので、そこを歩いているイメージで、庭の全体像を感じてみてください。



まずは道路の公園側からスタート
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庭に入って行きます
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テラスに上がります
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奥まで行って振り返ります
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ベンチ側から
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テラスからのガーデニングエリア 
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 もう一度ビフォーを見てください。



大原邸 ビフォー3

大原邸 ビフォー6



ね、ウッソみたいでしょこの変貌。

何をどうすればこういう庭が出現するのか、テクニックは後日として、マインドの方を書いておこうと思います。

ぼくは「イメージできたらできたも同然」と繰り返し言っていますが、そう言われたって、なかなかイメージってできませんよね。でしょ。
ではどうしたらいいのかということを、お客様の気持の流れをたどって解き明かしてみます。



大原さんちの草花です。
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最初に漠然とした「幸せな暮らし」への欲求、夢があります。

それに向かって、頑張って家を手に入れるところまでで、夢へと向かうエネルギーを使い果たします。

気がつくと庭が取り残されたようになっていて、呆然とします。

しばらく呆然としていると、やがて「こんなはずじゃなかった」という不満がわき上がってきます。

ここまではみなさん共通。
ここに最初の分かれ道があります。
不満をそのままにしてしまう人と、それをリカバリーしようとする人に分かれるのです。

愚痴の種を抱えて暮らすことを良しとしない人に、いい庭実現へのゲートが開かれます。



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ジャジャーン!そこにぼくの登場!となるわけです。

ぼくは夢を語ります。それをカタチにすることを提案します。

はい、ここで次の分かれ道。
チュウチョなく思いっきりときめく人と、一生懸命にときめきかないように頑張る人とに分かれます。

ときめくことをためらう人には、残念ながら道は閉ざされてしまいます。



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ぼくの登場は置いといて(笑)、ある不満をときめき方向に進むことで解消し、一気に夢の世界にまで高めてイメージすることができるかできないかは、思考のクセみたいなことです。
庭じゃなくても、すべてにおいて、より楽しい方向へと広がりたがる自分の気持を必死で押さえるクセがついている人たち、そのクセがついてしまった原因は様々ですけど、でもそれ、ひとつもいい事ありませんから修正しちゃった方がいいです。

何がそんなに不安なんですか?
だまされたと思って、自分のときめきを消さないで、それを肯定して膨らませてみてください。

ときめきが、あなたを幸せへと導く羅針盤なのです。

あなたを否定的にしているのは、不安じゃなくて思考のクセ。その不安は、まぼろし〜!



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家を手に入れる前に漠然と思っていた「幸せな暮らし」が、夢へと向かう途中でいったん消えてしまって、さあどうするか。
その不満がきっかけになって、ふたたびときめきに火がつくときがやってきます。

不満、失望、愚痴はときめきの種火。

「イメージできたらできたも同然」は、その種火に気づいて、それを消さないで、上手に燃え上がらせることができる人限定の言葉なのです。



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自分で自分にブレーキをかけること、自制心は、マイナス方向へは重要ですけど、プラス方向へは邪魔なだけです。幸せ方向へと進むのに、そんなの一切必要ありません。
だれもあなたがときめくことを邪魔しはしないし、ときめいたからって損することではありませんからね。



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イメージと違ってしまった庭を、そのまま愚痴の種にしておくか、思いっきりときめいて夢の世界に仕立て上げるかは、あなたの思考のクセで決まります。

ときめきグセを身につけたら、暮らしの何もかもがときめきの対象になります。
それはイコール、ときめきの人生になるということです。




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Trick or treat! 子どもが迫る選択肢は、どちらにもときめきがあります。



だから、ね、プラス方向へはブレーキを取っ払って、思いっきりときめいて、庭くらい楽々とすてきな場所にしてしまいましょう!
庭なんぞは序の口、それ以外にも、あなたがそのクセを発揮すべきことは山ほどあるのですから。






「どんどん夢が叶う・メディカツ」が、お客様に大好評です。「庭のこともイメージ広がるし、夢を持って暮らすことを思い出させてもらいました」といううれしい声もいただきました。
1時間半近くの長〜い収録なので、お時間のあるときに、の〜んびりした気分でご覧ください。



感想もお聞かせくださいねー!







 
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