2013年03月

「庭っぽい」と「庭」とは違います

新築の場合、多くのお客様は、「庭スペースがあるから、とにかくそこを何とかしなくては・・・」ということで相談に来られます。
その時点では「とりあえずその庭スペースを、庭っぽく塗りつぶさないと家として整わない」と思っているわけです。
塗りつぶすに当たって、いくつかのご要望が並びます。

  • 雑草取りをしなくていいように土をなくしたい
  • 木は大きくなるから植えたくない
  • 蚊がいるし蜂が恐いので庭には出たくない
  • 花を育てるのは苦手なので花壇は小さくていい
  • できるだけ安くあげたい

ぼくとしては八方塞がりになります。



森邸 Plan
森邸 プラン



そのご要望をすべてクリアしつつ、カッコよく庭のカタチにすることは簡単にできます。
でもそれをしたところで、庭は庭として機能しません。
庭スペースを庭っぽく仕立てても、そこが庭として機能しなければ(ぼくの仕事としては)まったく意味がないのです。

「庭っぽく塗りつぶした場所」と「庭」とは違います。

八方塞がりになったぼくは、とても基本的なところに話を持っていきます。「はい、振り出しからもう一度」って感じで。
とっても基本的に、そもそも庭って・・・。



森邸 Before
森邸 ビフォー

森邸 After
森邸 アフター



ではそもそも、庭の機能、庭があることの意味って何でしょう。
昔ながらの「眺める庭」であっても、ぼくが提案し続けている「過ごす庭」であっても、そこが「自然を感じられる場所」でなければならないと思っています。

庭の最大の機能は「自然を感じる場所」ということ。


古澤邸 Plan
古澤邸 プラン




庭のある暮らし、庭を楽しむ暮らしをしている人は、いつも自然を感じながら暮らしている人です。

自然を感じ、自然に癒され調整される暮らしが庭のある暮らし。

自然に調整されながら暮らすということは、自然に従って生きるということです。



古澤邸 Before
古澤邸 ビフォー

古澤邸 After
古澤邸 アフター



「自然に従って生きる」ということをイメージしやすいように、その逆の「不自然な生き方」とはどういうものかを並べてみます。

〈 不自然な生き方 〉
  • 昼夜逆転や不規則な生活
  • 不健康な食生活
  • 何ごとにも否定的で批判的
  • いつも不機嫌
  • 弱気で悲観的
  • イライラすることが多い
  • 利己的
  • 仕事に喜びを感じない
  • 子どもが愛おしくない
  • 夫婦仲が悪い
  • 親を恨んでいる
  • 怠け者で依存している
  • 片付けられない
  • 自分が好きになれない
  • 極力他人とかかわりたくない



門馬邸 Plan
門馬邸 プラン



これらは不自然です。
一見すると自然・不自然と関係なさそうに思うこともあるかもしれませんが、ぼくは「不自然」と断言します。なぜならこれらはすべて、庭を楽しむ人の暮らしとは正反対のことばかりだからです。 
ためしに、ひっくり返してみますね。

〈 自然な生き方 〉
  • 早寝早起きの規則正しい生活
  • 健康的な食生活
  • 何ごとにも肯定的で批判をしない
  • いつも上機嫌
  • 自身に満ちていて楽観的
  • おだやか
  • 利他的
  • 仕事が生きがい
  • 子どもが愛おしい
  • いつもラブラブ
  • 親に感謝している
  • 働き者で自立している
  • 掃除好きで片付けが得意
  • 自分が大好き
  • 出会いが大好き


門馬邸 Before
門馬邸 ビフォー

門馬邸 After
門馬邸 アフター




まさに「庭を楽しんでいる人」の姿です。
日々庭に出て、庭を楽しみ、自然を感じながら暮らしていると、いつのまにかこうなります。そういうものなのです。

自然に歩調を合わせていくと、暮らしが上質に整っていきます。



高橋邸 Plan
高橋邸 プラン



自然を感じにわざわざ遠出しなくても、自宅にいながら日々自然に歩調を合わせることができる場所が庭。

庭をそんなふうに捉えれば、「庭スペースを庭っぽく塗りつぶす」のではなく「庭をワクワクと組み立てる」ことができるんじゃないかなあ。
新築の手つかずの庭を目の前にしてそんなイメージを持てた人だけに、庭は意味を持ち、暮らしに機能する、重要かつ魅力的な場所になります。



高橋邸 Before
高橋邸 ビフォー

高橋邸 After
高橋邸 アフター



ぼくは、新築時に庭を庭っぽく塗りつぶそうとしている人たちに繰り返しこう話しています。

あなたとご家族にとっての理想の庭をイメージしてください。
夢いっぱいに、ワクワクと、「こんな庭があったら最高!」と思えるまで、じっくりとイメージを膨らませてください。


庭だけじゃない。暮らしって、人生って、そういうもんでしょ。

じゃあいつやるか。今でしょ!(笑)




 

 

羅針盤( 伊藤邸 10 )

伊藤さんちを振り返ります。

ぼくは自分で自分のことを真面目だと思っています。生真面目ではなくいい加減なところもありますが、でもまあ真面目な方だと。



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奥様に出会ったときに、同じ波長を感じました。
真面目なんです。



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前向きさをなくすことなく、いろんなことに興味津々で。きっと苦労もされてきたのでしょう、とってもやさしい気持ちで日々を送っていらっしゃいます。



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ところが、庭は・・・。



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ぼくはすぐに、庭が置き去りになっちゃってることを感じました。
よくあることです。暮らし全般はいい具合なのに、庭だけがそれについていけていない状態。



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最初は庭が大好きだったに違いありません。それは無数にある植物と植木鉢でわかります。
そこには懸命に庭を何とかしようとした歴史がありました。
真面目なんです。真面目なんですけど、きっと方策が見つからないままだったんです。



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夫婦と同じなんですよね。
ラブラブのスタートだったはずが、5年、10年と経つうちに・・・。いい関係を取り戻そうとしてあれこれやってはみるものの・・・。
長く暮らすほどに思いが伝わらなくなり、傷は増え、求めればもとめるほどに遠ざかる。



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ノルウェーの思想家イプセンの言葉です。

結婚生活という航海、その羅針盤はまだ発見されていない。



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ぼくの出番です。
庭のことなら羅針盤を設置することはできます。
その羅針盤によって、奥様(ご家族)と庭とのいい関係を復活させること、それが今回の設計の主題でした。



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羅針盤の針が指し示した方向は「眺める庭から過ごす庭へ」でした。



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庭を過ごす場所「部屋」として捉え直すことで、この庭は伊藤さんご家族にとって、なくてはならない暮らしの場所になると、設計する前から確信していました。



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・・・そうなりました。



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いやあめでたい!うれしい結果でした。



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撮影中にベンチの下にナッツの殻を発見。ビール飲んだんだなあって、その光景が浮かびました。
その後、花もどんどん植え足されていきました。



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ぼくのように「真面目」なあなた、庭、大丈夫ですか?
真面目な人が羅針盤を失うと航路を見失うことになりがちですから、要注意ですよ。


庭の羅針盤なら、ぼくが設定も調整もしますから、いつでもご連絡ください。







庭はいいんですけど、夫婦の羅針盤となるとお手上げです。
まあ、それはまだ発見されていないんですからしょうがないですよね。
上手に航海を続けている、すてきなご夫婦の航跡をたどることで、何とか遭難しないようにがんばります。

ぼくがその航跡を見失わないようにしているのが、北原さんご夫婦です。
今日の午後、金沢区で北原さんの公演があります。



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北原さんの登場は3時頃だそうです。
当日受付で入れるようなので、お近くの方はぜひ行ってみてください。
ぼくも「北原照久ミュージアム」のネタを仕入れに行っていますので、見かけたら声をかけてくださいね〜。







 

花に感動しつつ・・・( 名言・格言コレクション )

どこもかしこも花いっぱいの春です。
犬の散歩をしていても、角を曲がるたびに視界に花が飛び込んできます。行けども行けども花だらけ。

今日の「名言・格言コレクション」は散歩途中に撮った花をご覧いただきながら、ぼくたちを、花咲く人生へと導いてくれる言葉を並べます。



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何かを光らせるためには、
光るまで磨くだけでよい。


斎藤茂吉



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木を切り倒すのに6時間与えられたら、
私は最初の4時間を
斧をとぐことに費やす。


エイブラハム・リンカーン



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成長したと思ったら、
言い訳をしないことです。


中谷彰宏



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まず自己満足できるかどうか。
思いっきり自己満足できない仕事は
人前には出せない。




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妻が夫に夢中な時は
万事がうまくいく。

イギリスのことわざ



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幸福になるためには、
人から愛されるのが
一番の近道です。


瀬戸内寂聴



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他の花になろうとせず、
自分の根っこに水をやり続ける。

武田双雲



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幸せを探しているときが、
いちばん幸せなとき。



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「今さら」より「今から」。

北原照久



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目の前にあるのは
ボーダーラインではなく、
スタートラインです。


喜多一郎



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まず目的地を明確にすること。
次に現在地を確認すること。
あとは現在地から
目的地に向かって歩くこと。


青木仁志



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ぼくがこれまで
どうしてきたかは
おしえられるけど
You can do
きみが
これからどうするかは
自分で考えなきゃ


ジョン・レノン



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方法は無限大、
あきらめてはいけない。
これが私の呪文です。


渡邉美樹

 

花咲く人生・・・花咲く日を夢見て、花咲かせる努力を怠らない。それを抜きにして花咲く人生はありません。
がんばらなきゃ!何があってもがんばり続けなきゃ!
たくさんの庭を見ていて、花に感動しつつ、心底思うことです。











 

テミヤンライブ vol.80/北原照久ミュージアム

今朝は冷たい雨、満開の桜が濡れて光っています。い~い感じです。
明日は天気回復で街中桜吹雪になることでしょう。
そして夜は、テミヤンライブです。



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思えばテミヤンをBGMにするようになってから、ぼくにはたくさん花が咲くようになりました。
ついつい前のめりになって心がガサガサしてしまう日常を送りながら、テミヤンの声に、歌詞に「優しさ」をもらえることのありがたさ。

クルマで来られる方はぜひ本牧通りを通過してみてください。
延々続く桜並木が、きっと息を飲むほど素敵ですよ。










では、北原照久ミュージアム。
落ち込みそうになると、いつも必ず救い上げてくれる北原さんの言葉を並べます。



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今の悩みや争い事など、宇宙を意識すれば些細なことに思えるものです。
空から自分を客観視して、クヨクヨしないで、上を向いて歩いていきましょう。




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連戦連勝のうまくいくだけの人生なんてありません。
時には勇気ある撤退でフォーメーションを立て直すことも必要。
引く勇気、そしてまた前に進む勇気を持ってください。




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人間の最大の喜びは、できないところからできるようになるところへのプロセスにあるんです。
まず思い描く。あとはやり続ける、見続けること。




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前向きに一歩踏み出す勇気と行動。
ホントにやった人が勝ちですよ。




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憧れる人がいることは幸せなこと。



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僕たちは何に感動したかを伝える義務がある。



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みんな不安を抱えているでしょ。
人生ってね、その不安の中に小さなよろこびを見つけていくことなんですよ。
「つらくても前を見ているのは 夢がそのかたちを変えてしまわないように」
不安の中で希望を見つけ、夢を見続けていきましょう。




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人を動かせるくらい夢を熱く語ってください。
冷めていたら、夢に力を貸してくれる人には出会えません。




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サービスは意外性があって、人に話したくなるものがいい。
これは商売だけじゃなくて、人との付き合いも同じです。




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ちょっとしたことにも感動し、感謝できる人は幸せ者ですよ。



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運は自らが運ぶものだ。
僕は自ら動き、自ら働きかけて、運をたぐり寄せてきたという実感があります。




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コレクションも人も、思いの念が強いから出会える。
偶然じゃない。




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博物館は、外人墓地と山手教会の通りから路地を入ったところで寂しいんだよね。でも「今に来るよ、お客さんは今に来るから絶対に大丈夫だよ」って信じていたんだ。



熱い人です。ニコニコしながら、どこまでも熱い人です。

では、明日の6時30分、横浜人形の家でお会いしましょう。











 

今週はアゲアゲで行きましょう!

昨日、桜満開の日曜日に何組かのご夫婦ご来店くださって、庭の話で盛り上がりました。



和泉邸
和泉邸



「狭〜い庭なんですけど、とにかく目隠しだけでもしたくて」 


滝沢邸
滝沢邸




リビングの前に出幅1メートル50センチの庭スペースがあって、その先は大型施設の駐車場。リビングのカーテンを開けられないのだそうです。
うれしくなりました。視線が気になってカーテンを明けられない状態の家はたくさんあります。と言うか、そういうお宅がほとんどです。
でも大概はその状況に馴れてしまうものです。引っ越して、一瞬?と思っても、「まあカーテンはそのために付いてるんだから」と納得してしまって、そのまま一年中レースのカーテンが閉まったままのリビングになってしまうんですよね。
でもそのご夫婦は、カーテンを明けて暮らしたいと思ってうちに相談に来られた。うれしいことです。 
ぼく目隠しの方法に加えて、出幅1メートる50センチの庭スペースの活用方法をいくつか話しました。「目からウロコ」と、とてもよろこんでいただけました。



レノンの庭
レノンの庭



「もうすぐ家が完成するんですけど、池がある庭がほしいんですが」



小枝邸
小枝邸



これまたうれしくなりました。庭に池、庭への夢が具体的に広がっています。
新築で家が完成する頃というのは、多くの場合疲れ果てているものです。
建築会社の選定、土地探し、契約に至るまでの手続き、設計打合せ、色決めや予算組みでクタクタになります。そこに追い討ちをかけるように引っ越しの段取り・・・。
気力体力を使い果たして、庭や外構のことなど考える余裕は残っていないという方が大半です。
でもそのご夫婦は元気いっぱいで、話していても庭への夢が果てしなく広がっていること感じました。
素晴らしいことです。



門馬邸
門馬邸



「子どものころから芝生の庭に憧れていたんですけど、誰に話しても芝生は大変だからやめた方がいいって言われるんですよねえ。芝生ってそんなに大変なんですか?」



谷口邸
谷口邸



ニヤッとしました。
ぼく自身が芝生が大好きなので、その魅力と、どうすれば手入れが楽になるのかを話しました。
さらに話は盛り上がって、「芝生の手入れは大変」が「芝生の手入れは楽しい」に変わっていって、ついには「芝生の庭は最高!」という結論になりました(笑)。
早く家に帰って、わが家の芝生に散水したくなりました。



木村邸
木村邸



出会う人出会う人と楽しくうれしい会話が展開する、そういう日ってあるんです。
ということはつまり、そうじゃない日もあるわけでして・・・。
これっていったいぜんたい、何の具合なんでしょうかねえ。

いい事が起こる日には、どこまでもいいことが続くことの不思議。
その逆もあり。



遠藤邸
遠藤邸




月の満ち欠けなのか、星の巡りなのか、はたまた神様が仕組んでいるのか。
・・・まあとにかく、昨日は楽しい日でした。

もしかしたら桜のおかげかも。「花咲く季節は人の心も花ひらく」ってことかもしれません。

今週はお花見気分で、思う存分気分アゲアゲで行きましょう!







 

春は心揺れる季節( 伊藤邸 8)

伊藤さんちの草花をご覧いただきながら、徒然なるままに。



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桜が一気に満開になりましたね。



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じつがぼくには、この時期にいつも心にわだかまる感情があります。
それは桜が咲くまでと咲いてからとでは、うれしさ、高揚感の質が変わるということです。



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待ちに待った桜が満開になるんですから、それはうれしいです。うれしいに決まっています。桜吹雪にも感動します。



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でもぼくの中では、咲いた花に感じるワクワクよりも、咲き出す直前までのワクワクの方が数倍強いんですよねえ。



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冬の寒さが少し和らぐ頃にウメが咲き、しばらくしてコブシが咲くと「あと一週間で桜だ」とウキウキワクワクしてきます。そしてユキヤナギの花をスタートの合図にして一斉に咲き出す桜。



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開花から満開までの数日間にワクワクが消えていきます。代わりに情感が強くなっていきます。
そのワクワクと情感の入れ替わりが、・・・ちょっと堪えるような・・・。



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春ってのは、気候と植物の変化につられてあまりにも急激に気持ちが動き出すので、多少心のバランスが揺れるのかもしれません。



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きっとあなたにも多少はあるんじゃないでしょうか。



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でも毎年繰り返すこの感じ、嫌いじゃないんですよ、心の揺れは創造性の源ですからね。
心が揺れるときには、じっとその揺れを感じてみるといいって思っています。



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毎年この時期に、設計の傾向やスタイルがいい具合に変化してきました。その春の変化がその後の定番になってゆくということを繰り返してきました。

心の揺れから情緒が生まれ、創造が生まれる。



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春の到来に胸膨らませる、期待通りにつぼみが膨らむことに感じる高揚感、そして花が咲いた途端にこんどは揺れ始める心。



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それだけ、桜の花は強烈だってことですかね。
桜を詠んだ句や名曲は数限りなくありますしね。



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わだかまる、
引っかかる、うがる、渦巻く、揺れる心。言ってしまえばネガティブなその状態を、日本人は情緒として捉えることができます。



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秋にも同じことが起こります。
枯れ葉に、ドングリに、虫の声に情緒を感じることができる幸せ。四季のない国の人にはきっと、なかなか感じられないことなんですよねえ。



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お花見が終わって、葉桜の下でまた始まる日常。
何ごともなかったかのように、淡々と、次はハナミズキが咲き、ツツジが咲き。
でもちゃんと、2013年の桜はあなたの中で記憶され熟成されます。



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その熟成は葉桜の時に、心揺れながら。

ネガティブファクターは、それをしっかりと感じることによって熟成されます。

コンポストの中身と同じで、目を背けつついいかげんに扱うと酸化し腐敗しますが、丁寧に完熟させれば上質の堆肥になります。



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気分が上がっている時には思いっきりウキウキとし、下がっている時には、丁寧に、感じる、見つめる、味わう。

あぁ、世はお花見の真っ最中なのに、すでに「祭りのあと」的にひとりセンチメンタルになっている、ぼくっていったい・・・。









 

思う存分突っ走れ!( 名言・格言コレクション )

今日の「名言・格言コレクション」は、大学生活を始める息子に、そして新社会人としてスタートを切るフレッシュマンたちに贈ります。



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世の人は 我を何とも言わば言え
我が成す事は 我のみぞ知る


坂本龍馬



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世に生を得るは
事を成すにあり


坂本龍馬



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本気になると世界が変わってくる
自分が変わってくる
変わってこなかったら
まだ本気になっていない証拠だ
本気な恋 本気な仕事
ああ 人間一度
こいつをつかまんことには


坂村真民



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夢、それが人間を
大きくするんじゃないかな。
だから、
どうせならデッカイ夢を持て。
小さな夢なんか追いかけるな。


加山雄三



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いいときは感謝
ツイてないときは有り難う
有難うは難が有ると書く
だから難があったら有り難う
いつも感謝と有難う

北原照久



カツラノキ2



こちらから元気に挨拶できたら、
成功の半分は手に入れたようなものだ。


北原照久



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為せば成る
為さねば成らぬなにごとも
成らぬは人の為さぬなりけり


上杉鷹山



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「小異を捨てて大同に就く」
ではなく
「小意を捨てずに大道を築け」




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伸びるときには
必ず抵抗がある。


本田宗一郎



ボケ2



「先生教えてください」と言える人は
学力がある人。
学力とは学んだ力ではなく、
学ぶ力。


内田樹



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今が面白くない人からは、
運も仕事も逃げてゆく。


藤巻幸夫



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事を遂げる者は愚者でなければならぬ。
才走ってはうまくいかない。


勝海舟



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これを知る者は
これを好む者に如かず
これを好む者は
これを楽しむものに如かず


孔子




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君、眩しいぜ!
その輝きのままで、まずは、思う存分突っ走れ! 







 

冬から春への劇的変化( 伊藤邸 7)

伊藤さんちに、新たに植え足した庭木です。

撮影時はまだ空気が冬で葉の色が冴えませんので、それぞれの樹種が春から夏へと輝きを増した時の写真を添えて並べます。



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シマトネリコ


 
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ジューンベリー
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季節が変わるとこんなに表情が変わる、生きてるんだなあ〜〜〜!って感じがするでしょ。

樹木は季節に従って劇的に変化します。
日々庭の相談をお受けしていて思うことは、人もまた季節によってずいぶんと表情が変わるってことです。
春は設計依頼のラッシュ。
嬉々とした顔で花咲く庭をイメージしている人たちと話していると、生きているんだな〜〜〜!って。

春になると、庭木も人も芽吹きます。

四季のある国に生まれて良かったなあって思います。
夏は暑いからいいし、秋は枯れるからいいし、冬は寒いからいいし、そして毎年こうして芽吹きの季節を迎えられることのうれしさ、ありがたさ。
庭って、庭木って、ありがたいです。







今朝庭に出ると、ジューンベリーの新芽が光っていました。



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冬の間も寒さを我慢して庭に居続け、何度も「まだかまだか」と心待ちにしていた花が、いよいよです。



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バラの新芽も一気に吹き出しました。



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春の草花へのバトンタッチを待つ冬の花は、ラストスパートで咲き誇っています。



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朝からしみじみと・・・庭って本当にいいもんですね〜〜〜。

春ですよ春、まぎれもなく春です。
新生活をスタートされる方も多いと思います。木や草花から春を全身で感じ取って、思いっきり、ドバーっと、盛大に芽吹きましょうね! 







 

春の北鎌倉/第4回兆(きざし)の会展

庭を楽しむ人たちの共通点のひとつに「表現欲旺盛」ということがあります。
陶芸、絵画、写真、トールペインティング、木彫・・・。

創作意欲や表現欲求は、心が健康に躍動していることの証し。

子どもはひとりの例外もなくそうですからね。 きっとそうなんだと思います。

ハツラツとした心の躍動が、表現を生み、庭を楽しむ原動力。




このブログではおなじみの「兆(きざし)の会」のみなさんが、北鎌倉で展示会を開催中です。


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片っ端から購入したくなる見事な作品群です。




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この会場がまた最高の場所。北鎌倉駅裏の古民家ミュージアム、円覚寺の隣りです。

昨年も同じ場所で、時期も今頃の開催でした。
会場周辺の花が素晴らしくて、ぼくは一時間ほど春の北鎌倉を散策してから展示会を拝見しました。

一年前のその時の写真を並べます。



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線路沿いの道を少し歩くだけで、これだけの花に出会えました。



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歩いているうちに、何とも言えない満ち足りた気分になったことを憶えています。



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行けども行けども花が咲いている、夢のような散歩。



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春の北鎌倉には、初めてなのにどこか懐かしいような、ちょっと胸が苦しくなるような、時空を超えて記憶と現実が混ざり合ったような、何とも不思議な空気が満ちています。
幼い日の、まだ幸せを幸せとも感じないほど幸せに包まれていた頃の記憶が溢れ出してきますよ。

あなたもぜひ。 

第4回兆の会展、4月7日までの開催です。
 






      

言葉は心を開く鍵( 名言・格言コレクション )

昨日に引き続き四季の森公園周辺の花をご覧いただきながら、今日は桜の下で味わっていただきたい言葉を並べます。



言葉は心を開く鍵。



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言の葉の温度を感じる。

吉元由美



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心をひらく
自分をひらく
瞬間をひらく
ひらくが手をつないで
未来をひらいていく


武田双雲



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「怒って」背負って
「泣いて」捨てて
「笑って」もらう


谷村新司



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散る桜
残る桜も散る桜


良寛



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ああままよ
生きても亀の百分の一


小林一茶



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 桜はすごい。
桜はたくさんの人を見上げさせる。
見上げると希望がわいてくる。



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高いところにいけなくても
上向きにはなれる。
誰でも、
どんな状況においても。

武田双雲



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いま、この瞬間が
人生を創っている。


吉元由美



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振り返れば、
よろこびと悲しみは虹のよう。


西原理恵子




最後に、花じゃないんですけど、四季の森の散歩コースでいつもシャッターを切ってしまうのがこれ。



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顔を上げれば、そこには必ず道があります。
今日もしっかりと、歩を進めましょうね。





 

 

押せば押し返してくる。( テミヤン的 )

昨日フェイスブックで、渚のフォークシンガーのテミヤンが松の植林の写真をアップしていました。
何気ないこの写真とコメントに、ぼくはニンマリとしました。



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10年ぐらいでりっぱな松林になるかな!(^o^)




これはきっと防風林の植林でしょう。だから海辺の街で暮らすテミヤンにとってはごくごく見慣れた風景に違いありません。
なぜテミヤンは、この見慣れた風景にシャッターを切ったのか。BGMのように潮騒が聞こえるこの街で、この苗木に心動かされてカメラを向けた人は、いったい何人いるだろうか。
この微細な感受性、心の動きが、テミヤン的なんだよなあ。



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きっとこの苗木を目にしたときに、10年先の松の小道をイメージしていたんじゃないかなあ。
その砂地の小道を駆け抜けると、目の前にいきなり広がる海。そして波音と磯の香り。
息を弾ませて駆けているのは、テミヤンの少年時代そのままの、テミヤンのお孫さん。
って、そんなに具体的なシーンじゃないにしても、松の苗木から、幸せな未来へのイマジネーションが広がっていたに違いありませんよね。それで思わずシャッターを切ったんじゃないいかなあって想像しました。



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この写真とコメントでニンマリしたぼくの思いは、もうひとつ別のことへと転がっていきました。東北のことです。

津波の被害を受けた海辺の集落の復興計画の中に、高さ10メートルの防潮堤というのがあります。
わかります。気持ちはわかりますけど・・・。
ぼくはちょっと、それは違うんじゃないかなあって。
イメージしてみてください、漁村の海沿いに延々と続く、見上げるようなのコンクリートの堤防。
その風景は・・・。



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海とは正反対の越後の山里で生まれ育ったぼくには、確信を持って知っている自然の掟があります。

自然は、押せば押し返してくる。

例えば雪解け水の水害を防ぐために、コンクリートブロックで川の護岸工事をします。
スムーズに水が流れるようになって川に勢いがつきます。
融雪の濁流が、必ずどこかで護岸を破壊します。
人はそこをまた護岸工事します。
さらに勢いを増した水が、また別の場所を破壊します。
水害はその規模を増していきます。

ぼくは故郷で、その護岸工事のエンジニアとして働いていました。
何をやっても凝り性なもんで、美しく最強のコンクリートに仕上げるために夢中で技術を学び、毎日自然と格闘しながら川を整備し、山を切り開いていました。
そうやって働きつつ、休日はその川で魚を釣り、山を歩きまわって自然に包まれて暮らしていました。
時々思いました。

「この護岸も林道も、いつか必ず自然に戻る。100年後か、1000年後か、跡形もなく自然に戻る」

人が暮らしのために自然の脅威を防御しようとしても、自然はそんなことなど気にもかけないで廻っているのです。



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故郷の川に、もうひとつ、物悲しく感じているいことがあります。
護岸が整備されるに連れて川には鮎の姿が少なくなっていきました。
故郷の清流、魚野川。かつては全国的に有名な鮎釣りのメッカだったのに、今では旅館や観光施設で、ごく普通に養殖物が使われています。
小学生の頃、通学途中に橋から見下ろす流れには、キラキラと無数の鮎が泳いでいました。でも今は・・・。


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人も自然の一部です。
コンクリートで自然を制圧しようとすると、自然は強烈に追い返してきて、人の心まで破壊しようとしてきます。




休日6



ぼくは予言者ではありませんが、これは予言できます。

10メートルの防潮堤を作ったら、いつか必ずそれ以上の津波がやってきます。

当然のことです。
自然は、押せば押し返してくる。無理に押せば、それ以上の力で押し返してきて、人間に警告を与えます。

コンクリートを使って押さないほうがいい・・・んじゃないかなあ。
松の防風林のように、優しく自然に歩調を合わせようとすることを忘れてはいけません。
人は何千年も、そうやって自然と寄り添って暮らしてきたのですから。



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防風林や里山などにある、自然との付き合い方のお作法。自然を敬いながら、自然に感謝しながらの営みを、ぼくらの代で見失わないようにしたいものです。
ぼくらの孫が、そのまた孫が、松の小道を駆け抜けて、パーッと広がる海に心躍らせることができるために。



休日7



だからぼくらは、松の苗木にシャッターを切るテミヤン的な感受性を、なくさずにいましょうね。













 
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