2017年09月

庭のつれづれ

庭がある暮らしをお楽しみください。
それ以上に有意義なことがある方は別として。

生まれ変わったら〇〇になりたいと言いますが、次がヒトである確率は限りなくゼロに近いのです。
だからやりたいことは今のうちに。急げよ急げ、生きてるうちに。 



陸上と水中の生命種の割合は7:3。
陸上生物の76%が昆虫。
残りの16.8%のほとんどが
膨大な種類の細菌や微生物なので、
統計的に哺乳類は
絶滅が危惧される希少生物の類。
来世は魚かザリガニか蝶々か、
はたまたゾウリムシかも。
もう一度猿に生まれる可能性はほとんどないので、
今世をせいぜい楽しんで、
悔いなきように過ごしましょう。

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それを妨げるものがあるとすれば、
たったひとつ、恐れという感情。
失敗したらどうしよう、
失ってしまったらどうしようと、
よくよく考えれば根拠のない不安の根拠を
無理矢理にでも持っていないと不安で不安でと、
つまりは不安に居つくことが習い性となっている。

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そこに居座ることにはいくつかの利点があります。
不安なままでいれば決断しなくて済む。
不安なままでいれば責任を取る必要がない。
不安なままでいれば努力せずに時が過ぎてゆく。
不安なままでいれば、
楽しくもないが苦しむ可能性はとても少なくなる。
言わば生存の知恵なわけです。

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ぼくはその選択肢を捨てます。
あっさりと。
決断して、責任を取って、努力して、苦しみます。
なぜならせっかく猿に生まれたこの幸運を、
健康と愛情に恵まれたこの境遇を、
わずかばかりの残り時間を使って
思う存分に楽しんでみたいので。

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だからできる限り恐れを排除しようと。
朝晩庭に出ていることが
それにとても役立つことを発見してから、
悔いることが少なくなりました。

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何かというと脅しをかけてくる者に、
鬼の形相で否定と批判を繰り返す狂気に、
振り回されるのはもうこりごり。

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そのために、
戦うわけでも逃げるわけでもなく、
夢を追うのです。

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時節柄、ひとつ付け加えます。
ミサイルを防御する最良の手立ては、
武装ではなく庭に花を植えること。
それ以外の有効な手段をご存知の方は別として。
いやマジで、防衛とはガードではなく
幸せの拡散であることを、
だから自らが揺るぎない幸せを実現していることが
絶対的に重要なのであることを、
こんな当たり前なことになぜあの人たちは
気づかないのだろうかと思うのですが。
かつてコスタリカは、
政情不安が続く中米地域にありながら武力を放棄し、
軍事予算を丸ごと教育と社会福祉に向けました。
軍隊も自衛隊も存在せず、
おまわりさんとご近所さんによって
治安が維持される社会となったその小国に、
周辺国はどこも攻め入ることをしませんでした。
1948年に起こった「コスタリカの奇跡」です。

健闘を祈ります。
幸運を祈ります。
あなたの家の庭に花が溢れますように。
笑顔が絶えない家庭でありますように。






今日は「港南台店」にいます。
 


 

庭のつれづれ

庭は香りのインスタレーション。

春はジンチョウゲ、夏はクチナシ、秋はキンモクセイ、冬はロウバイ。
他には、ジャスミン、バラ、ラベンダー、ゲッカビジン・・・・
土の香り、枯れ草の香り、蚊取り線香や朝のコーヒーの香りも庭の構成要素です。


フォトアルバムを辿ってみたら
昨年は9月28日に、
一昨年も28日に
キンモクセイを撮影していました。
横浜はあと10日で秋本番。 

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庭のことだま

充実の季節到来。

今年は日照不足だったとはいえ夏は気持ちが高ぶり波打つ季節。今は一転し、庭も公園も森を歩いても、穏やかで静かな空気が漂っています。
さてさて、そろそろ本格的に秋の暮らしを始めましょうか。ぼくのように内気で無口で一人上手な性質の者には、果てしなくお楽しみが待っている季節。
では、まずは夜長の庭で読みふける書物を探しに、ららぽーとの書店へGO!



木々の実が充ちてきました。

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充実とはよく言ったものです。

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四捨五入で還暦。
わが人生も初秋の候なり。


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実付きはいまひとつなれど、
まあまあ焦らずじっくりと。

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そのうち完熟いわふちとなることでしょう。





お客様から庭で採れたスダチをいただきまして、それではとスーパーに秋刀魚を買いに行ったら、なんと一尾400円なり。しかも細い。今年は不漁と聞いてはいたものの、さすがに・・・・買いましたけど(誘惑には乗るタイプなので)。
ワタを出さずに丁寧に遠火で。いつもは100円の冷凍物の開きを食べているので、4倍の贅沢でした。 





今日は「金沢文庫店」にいます。

 


 

庭のことだま

追い続けるのだ。

追われるよりも追う方が百倍楽しいのです。
そして追い越した時には、周到に悪だくみをして待ち伏せをするのだ。



蝶の撮影は待ち伏せが基本。
飛び回る様子を観察していると
次の行動が読めようになります。
オオスカシバやスズメバチと違って、
蝶の思考はとても素直。

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もしも願いが叶うなら、吐息を白い薔薇に変えて、
幼い日の親の離婚から始まった苦難を、
不条理を、
苦痛を、
不安を、
寂しさを、
受けとめ涙し発酵させ、
肥料に変換するという魔法により、
片っ端から幸運の薔薇を咲かせて
世界中の男を魅了する女神となった天才。
現在は父親の違う二人の子と幸せに暮らしながら 、
三人目の伴侶となりそうな男と、
民族的なセオリー通りに熱烈な恋に落ちているフランス人女性の
四人目の 伴侶となってみたいものだと。
この上なく心地よく、
この上なく途方も無い悪だくみが暴走している夜の庭。


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Bonsoir. そのためにはフランス語を学ばなければ。
なあに、女神と暮らすにはほんの数語で事足りる。
だいたいやね、言葉多くして恋消えるんやで。
と、突然の西言葉が口を突く苦悩の、
不条理よ、
苦痛よ、
不安よ、
寂しさよ。
若かりし頃に異国の天使と暮らした数ヶ月に、
互いにカタコトだった言語コミュニケーションがどれほど熱く、
たったひと言の意味がどれほど重く
宝石のように大切だったことか。
おやおや、ついこんなことを。
マツムシの夜風に酔った与太郎の、与太話と聞き流してくださいませ。
あれから幾星霜の夜を越え、
ぼくは言葉の威力と無力を知るに至りました。

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「想像してごらん」と
折々にぼくに告げてくれる聖レノン様、
希望という名のあなたを訪ねて、
次の北国行きが来たら飛び乗ってしまいたい。
などと思ったり思わなかったり、
いやいや本気でそう思う瞬間が
今夜は止まない遠雷の閃光のごとくに。


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妄想とは四次元世界に輝くピュアゴールドなり。
それが三次元に出現しないという証明はあなたにも、
人類の誰にでもできないということに対して、
かのアインシュタイン博士は
「可能である・・・可能性はある」と言いました。


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ぼくはその可能性が
可能性を超えて事実であるということを、
幾多の苦難を経て、庭をきっかけにしてまぎれもない幸せを、
思ってもいなかった、思うことが怖かったほどの幸せを
実現している賢者たちと接しながら、
つまりはそういうものなんだよなあと。
神の創りしシステムは頑然としつつ、なかなか粋であるぞと。

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奇跡はそれを思い願った者に優先される。
個人レベルであれ、社会レベルであれ、地球レベルであれ、
その優先によって未来が形作られてゆくという点に
疑念の余地はないと確信しています。
なぜなら、かつて手塚治虫が妄想した事柄の半分ほどを、
ぼくらはすでに手に入れているわけでして、
つまり、やはり、絶対的にして、
イメージできたらできたも同然なのであるからにして。

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C'est bon, parce queje le suis.
Bonne nuit , ma Sophie.



 




Graceland Style『集う』

集う。

人が集う時、庭は最も楽しく美しい場所になります。
来客が多いほど植物が元気になり、花数は増えてゆきます。
そこでの会話は素直で前向きに展開するので、きっと口々に夢を語りだすことでしょう。



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金沢文庫駅から海方向に徒歩10分の古刹、称名寺の曼珠沙華がようやく開き出しました。
台風通過直後が見頃です。


昨年撮影したのがこれ。

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庭のつれづれ

地球は回転しているため流動的であり、自然もまた変化し続けている。
しかもそれはぼくらがふだん思っているような緩やかな変化でななく、昼が夜になるような、悪が善になるような、苦痛が快感になるような、不幸が幸福になるような、いきなり別世界が出現するような、
ユリアンレトリィバーが超絶美人に思えるような、アッと驚く相転移に満ちているのだ。

心は重層的なパラダイムのミルフィーユ。変化し続ける自然の一瞬にレイヤーをチューニングする人は、いつも上機嫌で感動的な人生を送ります。つまりですね、どんな状況にあっても、何が起ころうとも、あるいは何も起こらなくても、いつでも自然を見つめれば癒され、生きがいや感動や幸福感が得られるということ。
その証拠に庭を楽しんでいる人は、とても幸せに長けていますよね。
自然の変化を高感度で受信するために、庭ですよ庭。いい庭がれば人生は上々。



一昨日の空。

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昨日見つけた曼珠沙華第一号。

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その散歩道で出会ったアゲハ蝶。

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日照不足のためか陸に上がったザリガニ。

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あれこれと悩めるぼくを見上げさせるべく、
ひと晩がかりで緻密なトルネードを描いてくれた蜘蛛。 

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とうとう最後となった健気なハスのつぼみ。

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そろそろどうぞと色づいた柿。

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ザクロも。

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自然はこれでもかこれでもかと、
生物を元気付けようと仕掛けてきます。
ありがたいことに
些細な外部刺激ですぐに不自然に陥ってしまう、
やや神経症気味なぼくら猿どもにも。

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自然に意識を向ければ
心はドラマティックなり。
自然を感じて暮らせば、人生は上々なり。
ダイナミックに、感動的に、
何よりも全生物の中で最上級に授けられた
愛情というスペシャルなレイヤーを、
ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナーが描き出したような
ローマンティックな色合いと筆使いで満たしながら、
ヒトという猿として二度と与えられることのないであろう、
宝石のような残り時間を送りたいのです。






おまけ



ゴッホとゼザンヌの模写に熱中していた14歳の夏、
内心ターナーの世界に惹かれていたのです。
でもそれは技術的にあまりに途方もないことで、
おまけにターナーのことを知っている者など
周囲には一人もいなかったわけで、
だからこの人のことは
ぼくだけの内緒にしておこうと思っていました。

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31歳の夏、
設計作業のBGM用に(当時は You Tube などなかったので)
「さよなら夏の日」を聴こうと購入したアルバムから
これが流れてきた瞬間、
「ほれみろ!山下達郎だってターナーが好きだったんだ」と、
いつも自信なさげに孤独の世界にいた自分が
まんざらでもなかったんだと思ったのでした。
何事にもマニアック(粘着質)になってしまう自分を
変で恥ずかしいことと感じていたぼくを、
「それでいいんじゃないかな」と解放してくれた思い出の曲です。
おかげで今は、
何事にも適度に(と思っているのですが)
マニアックであることを楽しんでいます。






今日は「港南台店」にいます。




 

美しい空

2017年9月12日、実りの秋に、新米両親により美空(みそら)と命名された。



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わが家の駐車場から


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ぼくが思っていた名は
「美花」「美波」「美帆」「美穂」だったが、
その上をゆくとは見事である。

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これから空を見上げるたびに、
美しくあれと、

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美空ちゃんには願いを、
そして自分は誓いを。

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何よりも、キラキラネームにならずに
ホッとしている朝の庭。
今鹿(なうしか)とか愛結晶(きらら)とか
永久恋愛(えくれあ)とか碧(あくあまりん)とか、
娘ならやりかねないので、心配していたのです。


アクアマリンちゃんってのも可愛いが。

たった一週間で、
桐谷美玲へと進化。


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すごいぞ美空アクアマリン。





今日は「金沢文庫店」にいます。



 


 

Graceland Style『庭を書斎にする』

庭を書斎にする。

朝の読書は意欲を高め、昼は視野を広げ、夜は人生を深めます。
光と風を浴びながらページをめくるのは極上の時間。



ガウラ。

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庭や公園や旅先のホテルのバルコニーなど、
自然光で読むことの心地よさを知ってから
極度の読書好きになりました。

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ガウラが揺れる河口湖畔で
バイブル「かもめのジョナサン」に浸った時には、
読み終えるまでの小一時間ほど、
肩甲骨から生えた完璧な翼で
富士山上空を滑空したものです。

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屋外での読書にはライブ感があり、
ことに小説の場合は主人公になりきって、
読書というより映画の中にいるような興奮が。

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男の子には、年にいち度これを読むことを義務付ければ、
あとは放ったらかしでいい。
すべての男子はジョナサン・リヴィングストンなのです。





 

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早朝、井戸に行ったら釣瓶に朝顔が巻きついていた。引きちぎって水を汲むのも忍びないと、そのままにして、隣家の水をもらいに行ったそうな。

選択の自由。



朝顔に、釣瓶取られてもらい水。
などとつぶやいていたら、


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では次に井戸にやってきた人はどうしたでしょう。きっとつる草などに感情移入することなく取り除いて、せっせと水汲みをしたんじゃないですかね。

選択と集中。



セセリチョウが飛び込んできました。

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部屋に迷い込んできた蝶を、時間をかけて窓から追い出したかと思えば、蚊を見つけると瞬時に叩き潰す。このように、人の思考がアンビバレンスに設計されている理由は「選択せよ」という神様の思し召し。好きか嫌いか、必要か不必要か、美しいと感じるか否かを判断し選んで進みなさいという命令なのです。

選択の必要性。



小ぶりで地味な姿なれど、
顔がとてもキュート。

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「もう嫌、こんな生活。あんな男とは別れたいの。でも、でも、嫌いになりたいけどなれない。だってあの人、酔っていない時にはすごく優しいから」という不決断は、井戸の前で朝顔を見つめながらしゃがみこんでいるだけの人。それでは朝げの準備もままならず。
目的は水を得ること。庭で言うなら、その庭を幸せに寄与する場所にすること。
「目隠しをしてカーテンを開けて暮らしたいけど、でも、でも、防犯上よくないって聞くし、お隣さんが気を悪くするかもしれないし、風通しが悪くなると困るし、主人は開放的な庭がいいって言ってるし、このカーテンはとても高かったからいつも閉めて眺めていたいし、そもそも庭にお金をかける余裕なんてないし・・・」って、いやはやもう、不決断の理由は果てしないものです。

選択と行動。



秋の野原のアイドル的存在。

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余計なお世話と知りつつも、本当にいいのかなあ〜そんなところにしゃがんでいてと、いつまでそうしているつもりなのかなあ〜〜と、人生は一度きりなんだけどなあ〜〜〜と、しかもそれほど長くはないんだけどなあ〜〜〜〜と思ってしまうのですが。

選択の報酬。



蜜を吸い始めると無我夢中になる、
一途な性格も魅力的です。

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しゃがんでいないで庭から始めてみませんか。まずはカーテンを開けて暮らすことから。
花を選んでそこに飛んで行かなければ、蜜は吸えないのですから。
息のあるうちに、ぼくに連絡してくださいね〜〜〜〜〜。





今日は「金沢文庫店」にいます。




 

不眠に悩む伯爵のための音楽。

音楽の父 J・S・バッハと天才 W・A・モーツァルト、二人の作曲の仕方はまったく違うものでした。モーツァルトは四六時中脳内で奏でられる音を譜面に記す作業が他のどんなことよりも楽しく(苦しみでもあったわけですが)、そうせずにいられない衝動にかられる、ある種狂気のような日々を送ったのに対し、バッハは貴族や教会からの作曲依頼の締め切りに追われながら、生真面目に職人的作業をこなし続け、その膨大な受注生産作品群の仕事っぷりが名曲揃いであると、世界から絶賛されたのです。



しゃがんで水面を見つめていると、
早朝の庭で目一杯高めた気合が水平に均されて、
コンビニで唐揚げとスーパードライを買って帰り
庭で昼寝がしたくなる。
ことに晴天の日曜日には。
それをグッとこらえて店へと向かう朝の散歩道。
前のめりになりがちな性格なので、
このくらいでちょうどいい具合なのです。


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代表作のひとつ「ゴルトベルク変奏曲」は、不眠症に悩むカイザーリンク伯爵から「眠れる音楽を」との依頼を受け、当時音楽指導をしていたコルトベルク少年に演奏させるために作曲したものでした。



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子守唄のようなアリアで始まり、それを理屈で解析した退屈といえば退屈な、しかし夢の世界へといざなうインスピレーションがちりばめられている30の変奏曲が続き、最後にダ・カーポでアリアに戻る(つまりループさせようというアイデア)という60分にも及ぶ構成。



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バッハは少年に「よいか、もしも弾き終えても伯爵が寝息を立てていなかったら、何食わぬ顔でそのまま最初から繰り返すのだぞ。何度でも何度でも。くれぐれもお前が先に寝てしまわぬように」と伝えたことでしょう。



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こういう論理的な構成や仕掛けが庭の設計と共通しているからか、あるいは行列をプレッシャーに感じて仕事に励む受注生産者へのシンパシーか、バッハを流すとすんなりと設計中の仮装庭空間に入ってゆくことができます。



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生真面目に注文をこなし続けるガーデンデザイナーには、とてもありがたいレガシー。



 

大好きな曲なので
有名どころを10人ほど聴き比べてみました。
結果、ピアノなら熊本マリさんが絶品。
チェンバロはキース・ジャレット。
リヒテルやグールドを荒く感じてしまったのは
録音が古いからかもしれません。



シンプルでピュアな旋律には弾く人がそのまま出るなあと、
とても興味深く、
庭もまたそうなんだよなあと思った次第。

ちなみに、
最も眠くなったのはロザリン・テューレックでした。
全般的にとてもゆっくりで、1時間34分をかけて弾いています。



寝付けない夜にお試しあれ。
あるいは昼寝のBGMに。





今日は「金沢文庫店」にいます。

 



 

男活(男性活用術)のすすめ。

ぼくは「この人!」と決めたら、その女性に地球上で最も幸せな人生をもたらすべく獅子奮迅の努力をします。
これは何も特別なことではなく、雌雄の別がある生物のオス全員が持ち合わせている感覚で、そもそも欲深いメスたちがそのために出現させたのがオスなわけですから、生物学的にとても当たり前な性質であり、それが失われた場合にはオスはオスとしての存在理由も失ってしまうのです。

遺伝子レベルで見れば、オスはメスの使いっ走りである。
福岡伸一

ただしオスのその思いが実を結び、メスがめでたく幸せへと至るためにはひとつだけ条件があります。その条件とは「メスが本気で幸せな人生を望んでいる場合に限る」ということ。
地球上の女性全員が口を揃えて「幸せになりたい」と言いますが、実際に具体的行動でそれを目指している人はほんのわずかなものです。本気じゃないからオスの扱いがとても雑だし、もっと言えば自分の扱いすら雑になっている女性も多いのではないかと。



彼岸花を求めて金沢文庫の称名寺へ向かったものの、
まだ影も形もなし。

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光と温度の不足により、
秋の花は大幅に出遅れている様子。

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目が合ったカメに
「あわてない、あわてない」
と諭され踵を返す。

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一週間後にもう一度。



いつも庭を花でいっぱいにして、庭で朝ごはんを食べさせてから仕事に送り出し、帰宅後は庭で一人の時間を楽しんでいるところに「今日もご苦労様でした」と、気の利いたつまみとよく冷えたビールを持って行ってください。これはほんの一例ですが、実行すればあなたは幸せをグッと引き寄せます。さらに加えて日に一度、「ありがとう、あなたのおかげ」と言えば盤石。そしてとどめに、数年に一度でいいので「私はあなたの才能を知っている」と、肝心要のツボにクサビを打っておけば、そのオスは懸命に働き命がけであなたの幸せのために尽くすことでしょう。

優れた男の背後には、もっと優れた女性の存在がある。
ピーター・バラカン 

ぼくはそういう女性をたくさん知っています。素敵な庭を実現する人に多いタイプだからです。

庭は人生の賜物。
美しい人の庭は美しく、そうでない場合はそれなりに。 

かつてあなたがありったけの魅力を振りまいて捕獲したそのオスに(戦略、あるいはお作法として)感謝して、ほめて、クサビを打ち込んでください。それとくれぐれも自分を大切に、雨にも負けず、風にも、秋の食欲にも地球の重力にも負けることなく、いつまでも咲き続ける花でいてください。

「ご褒美をあげる」という、こんなに単純で簡単で確実な幸せ術を、なぜ人間のメスは頑なに実行せずにいるのかが謎。他の生物のメスにとっては生存のための基本的な資質なんですが。





今日は「港南台店」にいます。




  
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