2020年02月

庭のことだま

宝の持ち忘れ

20年前「横浜の梅は元気だなあ」と思いました。それまで暮らしていた東京の新宿辺りで梅は暗い印象の木で、空気のせいでしょうか必ずカイガラムシがびっしりついていて、軍手をはめてこそぎ落としていたのに、横浜に来たら幹がテカテカ光って病害虫は見当たらない。環境がいいんだなあと感嘆したのでした。



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10年前「こんなに咲いているんだ」と、梅の木の多さに気づいた自分にびっくり仰天、毎年目にしていたはずなのに、仕事仕事で花どころではなかったんだなあと反省しきり。



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今はようやく散歩がてらの馴染みも増えて、行く先々で「また会えたね」などと話しかける、早春のワクワク感を掻き立ててくれる花になりました。



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環境によって、年齢によって、花の印象は変わるもの。



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お若い方々、今は興味がなく、見えているのに見えていない花の存在は宝の持ち忘れ。それに気付いて染み染みとする時がやってきますから、いろいろ大変でしょうけど、それまで家庭円満を保持してくださいね。「ああ、今年も咲いた」と顔がほころぶようになってからが本番、家族と味わい深い時間が送れるのですから。



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高齢のお客様と話していると花への感受性と愛情が強くて驚かされます。昨日も「今年は花数が少なくて心配なんだけど、老木だからでしょうかねえ」と相談を受けました。状況を聞くと土が酸性化しているようだったので、苦土石灰で中和してから堆肥を混ぜ込み耕しつつ、軽く根切りをしてみてくださいとアドバイス。庭木の花に思いを致す、こういう気持ちは歳が行くほど豊かになるんだなあと知らされます。



 

二月は逃げて走り去る

気がつけば立春から10日経ちまして気温はすっかり春、店のドアを開けっぱなしで過ごしています。冬らしい日が数日しかなかったからか、もっと冬を、もっと冬をと念じているうちに、どうも自分だけ季節に置いていかれているような。
山の神はそんなことはなく、鼻をぐずぐずやりながら「花粉が・・・」と、春の到来を告げています。



庭のバラはさすがに蕾がつかなくなりました。
昨年に続き存分に咲いてくれたことへの感謝とともに、
 強めに剪定を済ませて肥料をたっぷりと。

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ひと月後には、一斉に新芽が噴き出すことでしょう。 



一月往ぬる 二月逃げる 三月去る

行かなくちゃ、君に逢いに行かなくちゃ、君の町へ行かなくちゃ、ウメを撮りに、などと思っているうちにカワヅザクラは咲くし、今朝はモモの開花となりにけり。ちょいとアクセル踏み込んで、季節に追いついておこうと思います。いや待てよ、相対性理論にかんがみればあえてスローダウンして、いち日いち日をじっくり味わった方がいいのかも。




 

造園 word あれこれ『ウォータースペース』

ウォータースペース
鉢植えに水をあげる時、縁ギリギリまで土が入っているとこぼれてしまい中まで染み込まない。必要な水を溜められるように、植え込みの際に土を縁から数センチ下げておくことをウォータースペースと言う。


冬は水やりを怠りがちですが、
空気が乾燥しているので三日に一度はたっぷりと。
ビオラはここからが本番ですから
花がら摘みも怠りなきように。

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古今東西、大多数のご主人は家庭の花である奥様に水をあげようと努力します。奥様、土を下げてウォータースペースの確保を。



 

 

月を読む

イザナギとイザナミは地上世界に八百万のま神を生み出しました。その中でも三貴子と呼ばれるのがアマテラス、スサノオ、ツクヨミの三姉弟。アマテラスは自然を、スサノオを精神を司っています。ではツクヨミ(月夜見尊、月読命)は。



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その後の物語にほとんど登場してこないこの神は、太陽神であるアマテラスと対の存在にして、苦悩を抱えて月を見上げる民の心を癒し、正しき指針と希望を与える、ローマ神話に登場する月の女神ルナと同じ役割を持つ神なのであります。ルナもまた、煌びやかなる他の神々と違って独自の物語を持たないままに、ただただ静かに空に浮かんで人々から見上げられている存在で、つまりはアマテラスが支配している漠とした自然やスサノオの目に見えない精神世界と違い、現実に目にすることができ、最もぼくらの日常に寄り添っていてくれる神なのかもしれません。



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ある日の帰り道、運転中に携帯が鳴りました。数年前に庭をやらせていただき、それ以来親しくお付き合いが続いている、ちょっとスピリチュアルな世界にお住まいの奥様からでした。 

いわふちさん、空を見て!すごく大きくて赤い月。すぐに普通のお月様になっちゃうから急いでね。ブチッ、ツー、ツー、ツー。 



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円海山の高台へ向けてハンドルを切り、車を停めて月を見上げる。確かに、やたらにデカくて赤い月がぽっかりと浮かんでいました。そこは近くに縄文の遺跡が出たあたりで、かつて「この場所から空を見上げて悩み事の回答を求めた人は何千人も、もしかしたら何万人もいたんだろうなあ」などと呟いた場所。縄文、弥生、中世、戦国、江戸、明治、大正、昭和、平成と月の存在に変化なし。それは良しとして、困ったことに、人の悩みも変化なし、なんでかなあと思うわけです。なぜ少しずつでも賢く進化できないのでしょう。現代のハムレットも若きウェルテルも悩み続けているし、八百屋お七は次々現れるし、王様は裸のままだし、女は鬼子母神だし、男はへなちょこだし、紛争は終わらないし、夫婦はもめ続け、子供は虐げられ、いやはや少しは神話や歴史に学んで、賢い思考と健康的な精神を獲得できないものかと。



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でもですねえ、「脳の不具合は過去に学べない」というこのことこそが、神が仕組んだシステムの1丁目1番地というやつでして、それを加藤諦三は「人は幸せになるようにはつくられていない、生きるようにつくられているのだ」と仰っていますが、言い得て妙ですよね。つまり幸せとは漫然として獲得できるものではなく、神様は、繰り返しやってくる不幸をバネに、これでもかこれでもかと幸福を目指そうとする態度と引き換えに種の繁栄を約束してくれている、ということなのです。ですから地上に遍く蔓延った自称ホモ・サピエンス(賢いヒト)こと悩める猿の皆様、生老病死を始めとする各種苦悩は人類存続の原動力なので、せいぜい月を見上げながらハムレットのように、若きウェルテルのように、ロメオとジュリエットのように悩み続けようじゃありませんか。


 


帰宅し庭に出て、満月を少し過ぎた月を見上げつつ、「ツクヨミよ今夜もありがとう」と二礼二拍手一礼。
昨夜は折しも昭和親父のお手本、野村克也氏の訃報あり。

妻のもと 永遠にぼやけよ月見草

ジュリエット・サッチーを見送ってから、ずいぶんとがんばりましたよね。
月見草が放った打球は遥か場外まで飛び、飛んで飛んで飛んで回って回って回って、とうとうお月様になりましたとさ。めでたしめでたし、とは言い難きことなれど、素晴らしき人生に献杯。




 

庭のことだま

A rolling stone gathers no moss.

転石苔むさずという言葉を、アメリカ人は「転がり続ければ苔は生えない」という鼓舞する意味で使い、イギリス人は「転がってばかりいる石には苔すら生えない」というたしなで使います。
さて、あなたはどっち。



枯れ残ったまま冬を超え芽吹きを待つ紫陽花に、
アマテラスの光射す。 

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日本人は苔生す庭石に積み重なった時間を思い、虫の音や枯れ葉に情緒を感じる遺伝子を持っていて、それは民族学的に稀なことだそうです。



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イギリス的解釈で苔の信念岩をも通すとばかりに一意専心、一事貫行を旨としつつ、日々のマインドは幾つになっても転がる石でまいりましょう。 





CNN から「キース・リチャーズが禁煙に踏み切った」という
ニュースが飛び込みました。
え、あの人が今さら?という気もしましたが、
スーパー爺さんは真剣に転がっているんですよね。



 

庭のことだま

しばし目を閉じて。

庭がストレスになっているあなた、しばし目を閉じて呼吸を整えてからそこに出て、まずははびこっている雑草を引っこ抜いてください。完璧にする必要はないし、ほんの少しの時間でいいのです。
嫌いだった庭が、敵だと思っていたその場所が、本当はあなたを応援する最大の味方だったんだと気づくことでしょう。
庭を味方につけたら百人力。



いつも気持ちをリードしてくれる庭に感謝を込めて手入れをし、
新鮮なお恵みをありがたく収穫したら、
整いました。

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庭とかけてチーズ鱈と解く。

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その心は、どちらもさく(咲く・裂く)のが楽しみです。

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と、ねずっちばりに整えたら小腹が空いたので、
プランターから数本切り取った青ネギを刻んでから、
食品庫の奥の方に大事に取っておいた
好物のカップスターを取り出しました。
するとそこに、オォ、天使からのメッセージが。

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なんとチャームな。
白石麻衣様、おっさんはあなたのお顔も存じ上げませんけど、
フワッと幸せな気持ちになるお言葉、ありがとうございます。




気持ちと呼応するという点で音楽は庭に似ています。
今日を朗らかに過ごしたいあなた、しばし目を閉じて、
ガーランドの右手を追ってみてください。
庭を飛び回るティンカーベルみたいなニュアンスに、
きっと気持ちがフワッとしますよ。








 

造園 word あれこれ『株立ち』

株立ち(かぶだち)
根元から幹が数本出ている、竹箒をひっくり返したような樹形の木。
一本立ちよりも野趣があり、近年人気となった雑木の庭に重宝され、多く植えられるようになった。



シマトネリコ

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ヤマモミジ

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エゴノキ

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ジューンベリー

ジューンベリー



株立ちの木の魅力はも山野に生えているような自然樹形にあります。剪定はそれを保持するように、枝先をチョンチョン切るのではなく、ひと枝を抜くように生え際から切ってください。お勧めは落葉樹ならシャラ、アオダモ、カツラ、モミジ、エゴノキ、常緑樹はシマトネリコ、ソヨゴ、常緑ヤマボウシなど。
『雑木の庭』というと、とかく緑濃い雑木林をイメージしがちですか、モダンに仕立てたアウトドアリビングにワイルドな株立ちを取り入れることで、自然を浴びながら時を過ごす、そんな庭が実現します。


 

庭のつれづれ

癒しは自然さの補充なり。

庭に出ると、ああ、癒される。・・・ということは、疲れているのかなあ。みんな疲れてますよね、慢性的に。この慢性疲労の正体ってなんだと思います?それは身体ではなくて脳の疲れ。
問題はですね、っていうか世に存在する問題のすべてはですねえ、脳が不自然な現実とのつじつま合わせに疲れることで発生するわけです。



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有脳な生物が有能でいるためには、you know?脳に No を突きつけられない自然な状態のキープが必要。つじつま合わせではなくて、脳自体を自然に近づけてゆくこと。無心に雑草を抜いて気分転換するもよし、密教の阿字観修行のごとく花を見つめて瞑想するもよし、日向でビールをぐびっとやって脱力するもよし、庭の一番の役割はそこにあるのですから。



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自然を浴びる生活空間、それが庭。



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自然な食事、自然な睡眠、自然な関係、自然な環境、自然な人の自然な言葉、癒しとは自然によってもたらされます。



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せっかくの暖冬ですから、脳からのバグった信号を遮断する癒しの庭時間を。




造園 word あれこれ『イングリッシュガーデン』

イングリッシュガーデン
イタリアやフランスの幾何学的に自然を制圧した作庭様式にし、自然と親しみ自然の美しさを再現しようというイギリス式の庭園(風景式庭園)。
それまでの「庭は権威の象徴」という考えから「庶民が心豊かに暮らすための庭」へと意識が変わったエポックであり、日本でもターシャ・テューダーの人気と共にブームとなった。



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イングリッシュガーデンは「侘び寂び」と同じく、わかったようなわからないような解釈のままで、何となく使われてきた言葉です。以下の定義でスッキリしますので、イメージして、庶民のための庭を実現してください。

◆ 左右対称などの不自然な図形を使わずに、自然風景の再現を旨とする。

◆ 植物を多用し、その世話をしながら暮らすことに豊かさを見出す。

◆ レンガ、石、材木など、できるだけナチュラルな素材で構成する。

◆ 眺める庭ではなく浴びる庭。

◆ 草花はふんだんにあるが、あくまでもあなたが庭の主役。

◆ バラとハーブは必須。





 

庭のつれづれ

おいしい水を飲みましょう。

旅行などで家を留守にする時に鉢植えに受け皿を敷いて、そこに水を溜めておきますよね。ご存知の通り草花には水分が不可欠で、枯らしてしまう原因のほとんどは水分不足によるものです。しかし普段からそうやって水やりの手間を省こうとするとうまく育たず、ついには根腐れで枯れてしまいます。これは根の先が常に水に浸っているから腐るんだと思いがちですが、さにあらず。イチゴ狩りに行くと、その多くは土を使わない水耕栽培で、根っこは水中を泳ぐように元気に成長しています。つまりですね、受け皿に溜まりっぱなしで循環しない水が腐り、それを取り込むから根や茎や葉が腐る、というわけ。ちなみにですが、根っこの不健康さは葉っぱに出ます。葉先が茶色くなっているのは根詰まり(植木鉢が狭すぎる)、突然葉っぱがはらはらと落ちたら根食い虫の可能性があります。



極端な暖冬に戸惑い、休眠期はうとうととして
熟睡できなかったであろう植物たち。
さて、芽吹きの勢いはどうなるでしょう。

ミモザ
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モクレン
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ミツマタ
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アジサイ
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冬の間に育てた根から
芽吹きに必要な清々しい水を吸い上げて、
見事な春を。
 

人の身体も植物と同じく、体内の血液やリンパ液の中の水分を循環させつつ入れ替える必要がある。だから喉が乾いて水をほいしがる。その際に取り込むべきは生き生きとした性質の水が望ましいわけで、ぼくの場合、庭で飲むビールが最良のように感じています。もちろん医学的根拠はなく、探してみたけど誰もそんなことは言っていません。でもイメージしてください、腸内環境を整え美肌効果及び疲労回復効果が顕著で、ミトコンドリアもパワーアップするというビール酵母菌が泳ぎ回る水だったら、カンブリア紀の海水みたいなもので、奇跡的の生命力に満ちている気がしませんか。
などと入念な言い訳をしながら、やめられないんですよねえ、って言うか、やめちゃいけない気がするんですよねえ、あのプハーッ。本日は休暇につき、久しぶりにキリッと冷えた空気につき、庭仕事を始める前に一杯だけ。


出囃子はレッド・ガーランド・トリオによる
アフロ・キューバン・ジャズの名曲マンテカで。
ディジーとか他の人が演ると緊迫感が出る曲なのに、
1分30秒から始まる右手の、まあ程よく力の抜けた、
しかし湧く湧くする春の芽吹きのような、
気の向くままに軽くジョギングするような展開の心地いいこと。
何を演奏しても、誰と組んでもガーランドだとすぐにわかる、
彼ほど性格が音に出る人も珍しいのです。



ぼくが設計した庭もひと目でわかるとよく言われます。
自分としてはそれを目指したことはなく、
逆にワンパターンを避けようと思っていた時期もありました。
しかしいつの間にかどの設計にも、ガーランドの如く
右手のシングル・トーンが走り出すようになりまして、
きっとこれがスタイルということなのでしょう。



さてと、では、おいしい水をプハーッとやって、ゴージャスないち日の始まり始まり〜。



 

東風吹かば

時は平安時代、学者であり詩人であり、人望厚き政治家で右大臣にまでなった菅原道真は、出世を妬む者たちによってあらぬ陰謀の嫌疑をかけられ、子供4人を流刑に処された上で、京都から遥か遠く太宰府への左遷を命じられました。失意の旅立ちの朝、住みなれた庭との別れを惜しんで詠んだのがこの歌。

東風吹かば にほひおこせよ梅の花 主人なしとて春は忘れそ

春風に気づいたらまた咲いておくれ。私がいなくても、毎年春の到来を告げるのだぞ。
さて、主人を失ったこの梅の木、いつも愛でては歌にしてくれた道真への思いが募り、会いたい、会いたい、会いたい、愛おしいあなた様なしで咲くことなどできるものですかと、ついにロケット噴射で空を飛び、遥か太宰府の庭に降り立ち根付いたそうな。

裏庭を抜けて お石の茶屋へ寄って
君がひとつ僕が半分梅ヶ枝餅を喰べた
来年も二人で来れるといいのにねと
僕の声に君は答えられなかった
時間という樹の想い出という落ち葉を
拾い集めるのに夢中だったよね君
あなたがもしも遠くへ行ってしまったら
私も一夜で飛んでゆくと云った
忘れたのかい 飛梅

誠に無粋ながら、実際には気の利いた家臣が道真に内緒で移植をしたというのが真相でしょうね。引っ越しの際に庭木を連れて行きたい気持ちは誰でも抱くもの、情緒を重んじた平安の世ならなおのことですから。
実はこの飛梅伝説には詳細がありまして、道真は梅だけでなく桜と松も可愛がっていました。だから家臣は3本を移植しようとした。曰く、桜は別れの辛さに耐えられず、すぐにハラハラと葉を落として枯れてしまい、梅と共に太宰府へ向かって飛翔した松は、途中で力尽き落下してしまったとされていて、つまり「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿(梅は小枝が暴れるため剪定しながら育てるが、桜は切り口が腐りやすいので切ってはいけない)」と言われる通りで、掘り取りの根切りをした段階で桜は枯れ、根が粗くて移植に向かない松は運搬途中で枯れてしまった。主人には秘密の行動なれどその失態をごまかすために、ロケット噴射の顛末は、家臣が知恵を絞って仕立て上げた物語だったのでしょう。そんなことなどお見通しの道真公、さすが賢人、その奇跡を大いに喜び飛梅のことを世に広め、今も庭にまつわる感動的な逸話として語り継がれているのです。



NHK から仕入れた情報。
お客様である昆虫が少ないこの時期なので、
梅は繁盛店を装うために見せかけの花をたくさん咲かせているとのこと。
これが見せかけ、メシベが見当たりません。

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こちらが本物の花、メシベがあります。

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白梅や ゆきかと見れば薫る枝
正岡子規 


梅が香に のつと日の出る山路かな
松尾芭蕉


いこへば梅の香のある
種田山頭火


薔薇の花が原種の野薔薇に近いものほど香りが強いのと同じで、梅も野梅系(オシベが刷毛みたいにたくさん出ているもの)が香り、鑑賞用に改良が重ねられるほどに(500種以上存在)微香性となって、散歩で見かける梅の花は香りが確認できないものも多くあります。



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ところで、梅の花の香りってご存知でしょうか。梅の実の爽やかな香りをイメージする人が多いと思いますが、実際にはちょっと違い、月下美人とジャスミンの精油をブレンドしたみたいな妖艶な印象で、どこか薔薇に似ています。一度足を止めてお試しあれ。しばし平安の雅にワープできますよ。
あるいは、遠く離れた人の香りを思い出すかも。

或の日と同じ様に今鳩が舞う
東風吹けば 東風吹かば君は
どこかで想いおこしてくれるだろうか
太宰府は春 いずれにしても春





 
 
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