2021年04月

Holidays

気がつけばあと2週間でゴールデンウィークですね。今年も自宅で、と、すでにステイホームの方針を決めている方が8割だそうです。



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当店といたしましてはステイショップ。今年も大々的な相談会は自粛しつつ、連休中はずうっと店で園芸と庭づくりのアドバイスなどをする予定ですので、買い物ついでに、あるいは連休中に庭を整備しようと張り切っている方々は気軽に声をかけてください。こんな時だからこそ、庭へと意識が向くって素晴らしいことです。微力ながら、そんな思いの後押しやお手伝いをできることが楽しみで楽しみで。



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もうひとつの楽しみが、これまで施工させていただいたお客様が立ち寄ってくださること。その後の庭とご家族の様子を報告してくれて、横浜中に親戚ができたような気分で過ごすことが恒例となっているのです。あ、お土産とかはいりませんよ、ほんとに。



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庭が完成してから遠出しなくなりました。



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と、これは10年、20年前から何度も聞いたお客様の声。庭が整っていれば、連休も渋滞に向かって出かけるのではなく、親戚や友人を招いて庭でバーベキューというのが定番になるのです。そのために花を植え替え、芝生を補修し、ペンキ塗りをする。こいれって考えたらドイツとか、ヨーロッパの暮らしっぽくていい感じいい感じ。日本と面積、人口とも同じくらいで、勤勉な気質も似ていると言われるドイツでは、園芸や庭関連の市場が日本の2倍だそうでして、つまりそっち側に幸福の伸び代があるってことです。



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えっ、外国の真似なんてしたかねえよって!?そんなこと言うのはどこのドイツだ!さんざんアメリカの真似をしてきたくせに。そうそう、アメリカといえば、トランプがいなくなって少し印象がスッキリしましたよね。アメリカ人にとっての庭ってのは、ざっくりと、芝生とバーベキュー。ドイツは家族が集う場所、アフリカ人はいい風を浴びる場所、フランスでは日光浴をする場所、スペインは昼寝、中東では祈り、バリの海側では読書で山側では料理、イタリアは恋をする場所、イギリスは植物と会話をする場所、さて、日本は・・・。



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日本以外の国では庭に人がいます。友人を招待する時はリビングではなく庭に招くし、食事や運動や手入れも込みで、庭が重要な生活空間になっています。どうでしょう、お好きな国の真似っこをしてみては。具体的にどうしたらいいのかはお教えしますので、現状の写真と図面を持ってご来店ください。


フランス人の真似をしたい場合は、
これを聴いてイメージトレーニングから。



ちなみに、ユーミンはアマチュア時代にこの曲にインスパイアされ、
後の「ひこうき雲」につながったそうな。

G(重力)感覚ということで言えば、荒井由実時代の曲には浮遊感があるらしいです。原体験などという大層なことではないのですが、ミッシェル・ポルナレフの「ホリデイ」という曲がありますよね。あれは空から教会や畑を見ているという内容の歌なんですが、あの曲に衝撃を受けて、俯瞰を手に入れたというところはあります。そういうアングルの歌は日本の曲にはなかったから。(松岡正剛との対談より)



 
 

Overjoyed

ソメイヨシノは葉桜となり、八重の桜にバトンを繋ぐ。



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八重は葉っぱを追うかたちで開花するためか、あるいは花見の季節の終焉に、人々に祭りの後のような微かな感傷があるためか、 その華やかな姿を見上げる人はまばらです。



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お客様に「八重が散る頃に軽く寂しいような気持ちになるんですけど、これってちょっとヘナチョコ過ぎますかね」と話したら、5秒ほど無言で微笑んでから「誰だってそうですよ」と。



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そうか、そうだったのか。よかったよかった、自分だけじゃなくて。



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他にはハナミズキやウツギなど、やはり物静かな印象の花だけが風景に残っています。
これでいいのだ。春劇場の興奮を一旦クールダウンして、ひと息ついたら、ゴールデンウィークに向かってレッツラゴー!季節の聖火ランナーはモッコウバラにトーチを繋ぎ、次に控えしはナニワイバラかピエールか。


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奇なるかな、奇なるかな、一切衆生ことごとく皆な如来の智慧徳相を具有す。季節に咲く花には喜怒哀楽満遍なく、それにただ並走すれば夏が来る。



 



よろしいんじゃないですかね、今朝のこのモヤっとした春雨も。庭の花たちは大喜びだし。さてと、コーヒーを丁寧にドリップして、雨音を聞きながら設計だ。




 
 

庭のつれづれ

仰天!天晴!ブッダはワープするの巻。

年頭から雑草取りで残しておいたホトケノザが大繁殖しました。もちろん狙い通りに咲いてくれたので大満足です。それとこいつは、おっと、こいつじゃなくて仏様は、決して芝生には入ってこない。芝生以外の土に満遍なくはびこり、おかげで他の雑草は押さえ込まれている。さらにありがたいことにはとても抜き安くて、軽く引っ張るだけで根っこまできれいについてくるのです。



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さすがにそろそろ処分かな、南無大師遍照金剛と唱えて、感謝を込めて作業を開始しようと思った刹那、スタンドのシクラメンの鉢に咲いているではありませんか。



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仏様、どうやってここまで登ってこられたのですか。そうですか、まだまだ咲く気満々なわけですね。ということでこのまましばらくホトケノザがはびこる庭のままで。せいぜいあと半月で、潔く花を終えて一斉に枯れるのだし。



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地上50センチにある鉢にワープするとは、弘法大師空海の如き神通力なり。



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ホトケノザ(仏の座)と名付けておきながら、これを雑草に分類するのは申し訳ないような、惜しいような。冬から春にかけてのグランドカバーとして売り出したらいいのになあと思った次第です。ほんと、冬〜春の雑草押さえに理想的なり仏様。ちなみにこれは春の七草のホトケノザとは違う植物でして、食べられません。でも蜜はサルビアと同じ味で美味しいですよ。


こなふうに草と対話するような時間が癒しとなる。
時はいつか過ぎてしまう。
お金をすべて注ぎ込んでも、
あと1分を買い足すことができない。
力むことは、下手すると、下手するよ。
旅の道すがらに咲く草と道草を食う時間も必要なのです。




 目を閉じる

 ほんの一瞬だけ でもその一瞬は過ぎ去ってしまう

 わたしのすべての夢は

 目の前で好奇心の前を通り過ぎてしまう

 風の中の埃

 すべて風の中の埃だ


 いつもの古い歌

 無限に広がる海のほんのひとしずくの水にすぎない

 わたしたちがしていることはすべて

 見たくないと拒んでも こなごなに大地に崩れ去る

 風の中の埃

 わたしたちは皆風の中の埃なのだ あぁ

 

 さぁ がんばるのはやめだ

 大地と空以外には 永遠に残るものなどないのだから

 時はいつか過ぎ去ってしまう

 お金をすべてつぎ込んでも 時間をもう一分買い足すことはできない

 風の中の埃

 わたしたちは皆風の中の

 風の中の埃 

 すべては風の中の埃だ

 風の中の


カンサスの『すべては風の中に』。諦観ではなく、波打ちたがる自分を平らに整える希望の歌として、時々無性に聴きたくなります。
そして整ったところで、セットでこれが聴きたくなる。脳の癖みたいなこの一連で、設計は穏やかに加速を始めます。

 



予報よりも早めに雨雲がやって来たので現場は休み。さ、虹の向こうにある仮想庭へ。


 
 

ポール・セローの言葉

トルコでは常に1952年だったし、マレーシアは1935年だった。アフガニスタンは1910年で、ボリビアは1949年だった。ソビエトは20年前で、ノルウェーは10年前で、フランスは5年前だ。オーストラリアはいつも去年で、日本は来週だ。



日がな庭で過ごした休日。
草取り、剪定、花殻摘み、ビール、昼寝、読書。
記憶中枢に春の花が咲いたのです。
その花を次の仮想庭に移植して、
設計設計また設計。

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アメリカの小説家で紀行作家、ポール・セローの言葉です。数年ぶりにラジオに復活したロバート・ハリスが、番組内でさらっと紹介していました。解説や感想抜きで、コーナーの終わりにただ読み上げられた一文に目から鱗が落ちた思いで、慌ててメモメモ。



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ぼくら世代は前を行く団塊世代が華々しく記していった価値観に従って、反体制、ぶち壊せ、未来を創造せよ、夢を追えというような青年左翼な思想というか、呪縛というかにがんじがらめだったのではないかと、ふとそんなことを思ったのです。未来だ、未来だ、未来にこそ価値があるのであって、昨日を振り返るなんぞはヘタレの所業なり。過去にしがみついて何になる。青年よ荒野を目指すのだ、と。



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違ってたのかもしれませんね。ヨーロッパでは古い家具や食器を自慢する。庭もそうで、曽おじいさんの時代から手入れを繰り返して、そこには恋愛や決闘や、笑いあり涙なりの歴史が染み込んでいる。住人が代わっても引き継がれる物語があり、何人かの悪魔や天使や精霊が棲みついていて当たり前、という、分厚く過去が積み重なった場所が庭なのです。



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過去がまだ浅いアメリカ国に支配された弊害か、焼け野原からの復興に懸命になるあまりだったのか。いやはや、だから皆さん庭スペースを扱いかねているのかも。今日、淡々と庭の手入れをすることが明日には過去となり、昨日の作業の充実感が残る風景にまたもや今日の花が咲く、その繰り返しが日常の庭。だから今日も雑草を抜き、バラを誘引し、乾いた鉢に水を満たす。次は何を植えるかを、その時だけは未来を思い描きつつ今日の思案をする。その一連が明日には生き生きとした暮らしの背景となり、幸福を紡ぐ舞台となる。



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遥か時を遡って縄文から江戸時代後期辺りまで、まだ庶民の暮らしに庭(家庭の庭)という概念が存在していなかった頃には、皮肉なことに豊かな庭が存在していました。そこでは家族が集って焚火をし、かまどがあり、野菜を育て、家畜を飼い、先祖に手向ける花を育てていたのですから。そう思えばですよ、過去を敵に回すより、過去と共に、過去の上に今日を積んでゆく方が本当は日本人らしい暮らし方なのだと思います。



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田中邦衛さん、老衰。見事ですよね、今時老衰だなんて。磯子台にあるご自宅を「青大将はここにお住まいなんだなあ」と何度か覗き見したものです。芸能人の家らしく高い塀で囲まれていて全貌は見えなかったものの、いつもきれいに掃き清められていた花咲く玄関先と、塀越しに、手入れが行き届いて生き生きとしている木々が印象的でした。今うちの店が入っているロイヤルホームセンターがビッグサムだった頃、何度か園芸売り場でお見かけしました。そのお姿は青大将でも黒板五郎でもなく、背筋がスッと伸びた、穏やかな表情で売り場の花を愛でる、横浜在住のジェントルなおじさんでした。


トルコでは常に1952年だったし マレーシアは1935年だった

アフガニスタンは1910年で ボリビアは1949年だった

ソビエトは20年前で ノルウェーは10年前で フランスは5年前だ

オーストラリアはいつも去年で 日本は来週だ

理想の庭は 昨日が積み重なった今日の庭

アンダルシアの虹 ウブドの夕暮れ 越後駒ヶ岳の夜明け

たくさん失敗をして山ほどの後悔もあるが 過去自慢なら負けないよ


青年よ、荒野を目指すのは素晴らしいことだが、どうか過去を大切に。つまりはきちっと、今日を大切に。でないと荒野にうろついている毒蛇やサーベルタイガーにやられちゃうぜ。くれぐれも、くれぐれも、今日の庭、今日の家庭を大切に。人生そうそう甘くはない。何度か不本意にも旅立たなければならない時が来るが、今日が、今隣りにいる人と育む愛情だけが路銀の六文銭となるのだから。


 


 

My Girl

孫姉妹の妹、結陽が2歳になりました。



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ついこないだつかまり立ちをして二足歩行にチャレンジしていたのに、この頃ではアラレちゃんのように走り回って、片言ながら日本語も話せるようになるんですから驚きです。



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知恵がついてくるにつれてキャラが立ってきて、表情も豊かになってきたし、他に適当な言葉が存在しないので言いますけど、すっごく可愛いんですよ。出会った頃の女房以上かも。



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孫を見ているといろんなことを考えます。当人たちのこと、日々頑張って健やかに育ててくれている娘夫婦のこと、自分が子育てをしていた頃のこと、さらには自分が育てられていた、物心つくかつかないかの頃の記憶とか。



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ふと思いました、これって焚き火の炎を見つめていつる時と似ているなあと。バーベキューの炭火でも、キャンドルでも、目の前に炎が揺れていると気持ちがピュアになって、とても素直に愛情のことに思いが巡る。水もそうですよね、水面の波紋や煌めきや、魚釣りの場合だったら見えない水中の様子を想像したりしながら、やはり人は愛情の世界にいるのだと感じます。不思議なものです。



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愛情は自分の中に、愛する対象は手の届く範囲に溢れている。孫たちのように汚れのない健やかなハートであればそれを感じることも、伝えることも、呼吸と同じにできてしまうわけで、つまりは炎も水も純粋に存在し揺らめいているから、ぼくらを子どもの頃に引き戻してくれる効果があるのでしょう。



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ありがたい、本当にありがたい天使たち。



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おじいさん役としては、姫たちとその両親に感謝を込めて、素敵な花咲爺さんでいなければと思う次第。今日は久しぶりの休日につき、まずは芝生の手入れから。



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枯れ木に花を咲かせましょう。自分が枯れたらそれはできなくなってしまうので、元気はつらつ・フェイトイッパツで、エネルギッシュに、朗らかに、かっこいいお爺さんを目指しますよ、姫たちよ。



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あ、前言撤回。美空くん、結陽ちゃん、君たちのお婆ちゃんは若い頃、君たち以上に美しかったのだ。あ、あ、「若い頃」も撤回。おっといけねえ、「だった」も。





My Girl / The Temptations (テンプテーションズ

I've got sunshine on a cloudy day
どんより雲に陰る日も 僕の心は晴れ模様
When it's cold outside, I've got the month of May
外は凍える寒さでも ここは五月の陽気
I guess you'd say
君は問うだろう
What can make me feel this way?
「そんな気分になるのはどうして?」

My girl, my girl, my girl
マイ・ガール 
Talkin' 'bout my girl
僕の大切な女の子のことさ
My girl
マイ・ガール

I've got so much honey, the bees envy me
ミツバチも羨むほど 甘いハニーをいっぱいあげたい
I've got a sweeter song than the birds in the trees
木々でさえずる小鳥より すてきな歌が歌えるよ
Well, I guess you'd say
君は僕に尋ねる
What can make me feel this way?
「そんな気分になるのはどうして?」

My girl, my girl, my girl
マイ・ガール 
Talkin' 'bout my girl
僕の大切な女の子のことさ
My girl
マイ・ガール

I don't need no money, fortune or fame
お金なんかいらない 富も名声も捨てよう
I got all the riches baby, one man can claim
僕はもう十分満たされてる 人ひとりが手にする豊かさは全て
Well, I guess you'd say
君は問いかける
What can make me feel this way?
何が僕をそんな気持ちにさせるのかって

My girl, my girl, my girl
マイ・ガール 
Talkin' 'bout my girl
僕の大切な女の子のことさ
My girl
マイ・ガール

I've got sunshine on a cloudy day
曇りのお天気でも 僕には太陽がある
With my girl
君と一緒なら
I've even got the month of may
うららかな春の陽気さ
With my girl
君といれば

Talkin' 'bout, talkin' 'bout
僕の大切な女の子のことだよ
Talkin' 'bout my girl, my girl
マイ・ガール
That's all I can talk about
君について言えるのはこれがすべてさ
Is my girl
マイ・ガール

 


 

ジューンベリー咲く

あれよあれよろ春は行く。書斎の目の前に居続けるこのジューンベリーと、これまでどれだけ挨拶を交わしただろうか。毎日見ているのに、ボケボケしている俺を傍目に、つぼみが弾けてから満開までアクセル全開で追い抜いてい行った。



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雄大な動きでゆったりと行く季節に対し、相対的に置いてけぼりを食らうと感じる情けなさよ。チコちゃんに叱られる。



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春のガーデンシーズンが始まって焦っているのか、この頃はハイドロプレー二ングで空回りもしばしばなり。地に足付けて、一歩ずつ踏みしめて進めよと、ふむふむ、そう言っているのかジューンベリーよ。



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大丈夫大丈夫、ようやく設計が追いついてきて、長かったトンネルの先に明かりが見えてきた。だからたくさん咲いて実をつけてくれ。それまでには追いついて、氷砂糖と焼酎で漬けるから。3ヶ月後には乾杯だ。



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薔薇も始まったし、ライムのつぼみも膨らんできた。兎にも角にも地に足付けて、春の大地を踏みしめて、設計設計また設計だ。



今日の BGM はこれ。
重厚な音を、浮き足立つことなく軽やかに奏でるソニー・ロリンズで。
名盤ですよ、これ。







 

グレースランド通信 春爛漫号

『腸内ガーデニングのすすめ』


 腸内環境のことを『腸内フローラ』と言ったりしますよね。フローラ( Flora → 植物群生、お花畑  )、人の腸には1000種類1000兆個以上の細菌が生息しており、それを顕微鏡で覗くと各細菌がひとかたまりになって増殖しながら調和している、それがまるで色とりどりの花が咲く花壇のようだ、ということからそう呼ばれるようになったそうです。

 ガーデニング好きの庭屋としては俄然興味が湧きまして、その手の本を読み漁り、テレビ・ラジオからも意識して腸に関する情報を拾い集めて、わがお腹の中にある花園の管理を楽しんでいます。

 興味深いことに、これが実際のガーデニングと似た論理で成り立っている。例えば「草花(菌)の種類が多いほど全体のバランスが良好になる」とか、「肥料(食物繊維)不足に注意」とか、「常に植え続けないと花数が減って雑草(悪玉菌)が蔓延る」など。つまり日々庭の様子を気にかけて暮らすのと同じことなのです。

 良質な肥料としては野菜と雑穀と海藻類。そして植える花苗は納豆、ヨーグルト、鰹節、漬物などの発酵食品を。これらを毎日、ランダムに食べることで腸内は百花繚乱、絶好腸な暮らしとなる。避けたいものは化成肥料(保存料、甘味料、着色料、香料など)で、食品添加物の多くはせっかく腸壁に根付いた花を枯らしてしまうそうです。

 ところでなぜ腸の調子が大事かと申せば、それは小腸でホルモンが産生されるから。幸せホルオンとして有名なセロトニンやオキシトシン、やる気を出させるノルアドレナリン、感動を呼ぶドーパミン、心身を修復するメラトニンなど、今日を生き生きと送るのに欠かせない各種ホルモンを作り出す工場なんですね。故に腸の不調は思考の不調に直結しますので要注意。では大腸は何のためにあるのかというと、良好な排泄のため。犬を飼っている人はご存知の通り、大便は体内からの大きな便り、愛犬のウンチの状態で健康を確認します。コロコロフワフワしたいいウンチが出ると小躍りするほどうれしいいうのが愛犬家の習性です。もちろん人間も同じこと、下痢と便秘は腸内花壇が荒れている証拠ですから食生活の改善を。

 ヒトの起源をどこまでも辿って行けば、もともとは口と腸と肛門、つまり腸だったわけで、そこに目鼻がついて、手足が生えて、おまけに厄介な脳などという臓器まで発達させてしまったからややこしいことになっているわけで、第二の脳と言われる腸を健康に保ちながら、頭に乗っかっている方の脳を暴走させないように、せっせと腸内ガーデニングに励みましょう。




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『その庭もっと活かせます!』
 

春のガーデニングシーズン到来。花は植えているもののどうも楽しさが足りないと思いつつ、どう変化させればいいのかわからないというご相談が増えていますので、庭を活かすコツをいくつかご紹介いたします。


区分け

植える場所と過ごす場所と歩く場所をはっきり区分けしてください。


段差の解消

階段やウッドデッキの設置で、リビングからキッチンへ行くような気軽さで庭へ出られるようになります。


目隠し

レースのカーテンを開けて暮らせるように、パジャマ姿で庭に出てくつろげるように。


夜を楽しむ

夜は庭のゴールデンタイム。星空と心地いい夜風を楽しみましょう。




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ぼくはかれこれ10年、毎晩庭の書斎で過ごしています。そこで夜風を感じながら綴ったブログ『横浜ガーデンデザイン!幸せな庭のレシピ』の中にあるカテゴリアーカイブ『家族の庭のつくり方』に、庭のある暮らしを楽しむためのポイントが並べてありますので、見慣れた庭のリニューアルを考えている方はご一読を。

ぼくが庭で考えたこと、感じたこと、庭にまつわる感動的な出来事などはホームページのトップページにある『 COLUMN 』をクリックしてください。たまたまうちのホームページにたどり着いて、コラムを読んだ方が来店されて、「庭っていいもんんですね」と感想を伝えてくださいました。その方は庭をお持ちじゃなく、でもコラムの中に出てくる「部屋を庭にすればいい」という一文に、パーっとカーテンが開いたような気持ちになったとのこと。そう、庭はどこにでも成立させられる。なぜなら感じることが庭の本質だから。季節を感じ、自然を感じ、自分を感じる、そういうことに長けている人にとっては、リビングでも、キッチンでも、小さな物干し場でも、近所の公園でも、通勤路でも素晴らしき庭空間になるのです。カーテンを開いて、静かな木漏れ日のやさしさに包まれたなら・・・



見慣れた日常の風景や、風や香りや、
目に見えない何かや、
言葉にならない思いや。
今日どれだけ感じ取ったかが今日の量。





 
椅子に腰かけて

朝の時間を過ごしてる

このダイナー(食堂)は

街の通りの角にある


隅っこの

カウンター席に腰掛けて

お店の男の人が

コーヒーを

注いでくれるのを待ってるの


なのにその人は

カップの途中まで

注いだところで止めちゃった

文句を言おうと

思ってると


その人は

窓の外へ目をやって

そこにいる

誰かがお店に入ってくるのを

そのままそこで見ているの


「いつもありがとうございます」

カウンターの後ろから

男の人がそう言って

声をかけるのが聞こえてくる


入って来たのは女の人で

その人は

傘についた雨の滴を

振って床に落としてる


視線を逸らせて

よそを向く

その人たちが挨拶の

キスを交わしている時は


見てないってフリするの

そんな2人のことなんか

だから気付いてないって感じで

その代わりにコーヒーに

こうしてミルクを入れてるの


手元にあった新聞を

開いて読み始めると

ある俳優の

記事がそこに載っている


その人は

お酒を飲んでいる時に

死んじゃったらしいけど

知らない名前だったから


そこはさっさと飛ばしたまま

星占いのページに行って

それからマンガを探したの


そしたらなんとなく

誰かがこっちを見ているような

そんな気がしたもんだから

新聞から顔を上げてみたら


そこに女の人がいて

お店の外から

中の様子を覗いてた

アタシのことを見ているの?って

そんな風にも思ったけど


別にその人は

こっちを見てたわけじゃない

だってその視線の先には

窓に映ってる

自分の姿があったから


頑張って

気付いてないフリしたよ

だってその人が

自分がはいてるスカートを

グイッと引っ張り上げてたから


その人は

ストッキングも直してたけど

そうするうちに

髪の毛が濡れてきた


朝から降ってるこの雨は

これからも

お昼になるまで続きそう

耳を澄ますと


鐘の音が

大聖堂から聞こえてくる

そしたら思い出しちゃった

あの人の声だとか


真夜中のピクニックとか

ずっと昔の思い出を

あの頃は

まだ雨は降ってなかった


コーヒーを飲み干そう

そろそろ電車が来る頃だから 






 

スカイフック

桜の威力は人々を見上げさせるということにある。見上げると背筋が伸びて、口と喉が開いて空気が取り込まれ、瞳が開いて光を感じ、つられて気分が晴れ晴れしてくるのです。



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そう言えば、子供の頃はよく親から猫背を注意されていました。なんか、内気だったんですよね。いつもうつむきかげんにとぼとぼと歩く少年でした。それが高校生になり登山に夢中になって矯正されました。リュックを背負っていると猫背ではいられなくて、おまけに目指すは頂上ですから意識は上に向いている。



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面白いことに下り坂でも背筋は伸びたままです。シャンとして重力と真っ直ぐな姿勢をキープすればひょいひょい駆け下りることができ、うつむくと歩みが慎重になるあまり膝が疲れてしまって、つまづいてしまいがち。



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今もカメラ担いで野山を歩くのは、アップダウンがあって舗装されていない道をひょいひょい歩くことが楽しいからかもしれません。



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日に何度か意識して、スカイフック(脳天に取り付けたフックで吊り下げられている姿勢)でスッと立つ。前のめりでもなく、ふんぞりかえるのでもなく、地球と垂直に立つ心地よさ。それを確認したら、設計設計また設計。焦るでもなく、もちろん手を抜くこともなく、お客様から「いわふちさんはのんびりしていますね」と言われながら。いやいやのんびりしているわけじゃなくてですね、ベストな姿勢をキープしているのです。そうじゃなきゃベストな庭は描けませんから。




 
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