2021年06月

庭のつれづれ

イムジン河 水清く とうとうと流る

蓮池薫さんは、拉致されていた24年間を振り返って、ふたつの心安らぐ時間があったと語っています。ひとつは現地では高価だったギターを手に入れて、拉致前に(当時はフォームソングブームで誰でもギターが弾けたのです)新潟の実家で歌っていたイムジン河をつま弾いている時で、もうひとつは釣りをしている時。鳥の声とせせらぎの音に包まれて水中に意識を集中していると、不条理な現実から意識が越後の山谷へとワープして、他の何者でもない自分自身になれたそうです。



水辺の風景 その3

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不条理 vs 自分自身、どちらも現実。しかし後々振り返った時に「楽しかったなあ」と思えるのは自分が少年のように自分であった時間の方。人生を上々に仕上げるために、今ある不条理に潰されてしまわないために、自分を置き去りにしたり見失ったりせぬように、少年少女の自分を大切にしましょうね。



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昨日伺ったお宅の少年が、庭の花壇での野菜作りにハマっているとのことで、見ると数個のナスがぶら下がり、他にも何種類かの野菜苗と種から発芽させた双葉がありました。いいぞいいぞ、少年よ。少年は少年の時を行け。行け行け飛雄馬、どんと行け。やがて青年に成長したら荒野を目指すのだ。おじさんが、少し内気で、蟻や蛇と会話ができる君の根っこを、将来何が起ころうともどこ吹く風で土を耕しているような、広くて太く成長させておくための庭を設計するからね。


蓮池さんはぼくより三つ上。
拉致されたのが1978年で蓮池薫21歳、ぼくは18歳。
 考えたらその頃、よく拉致現場である柏崎の海岸で
ひとりでウィンド・サーフィンやってたんですよね。
もし自分だったらって思うと・・・。
まあ、北も国策ですから人選には慎重だったようなので、
吹雪の中で長髪に氷柱をぶら下げてセイルを張っている男は、
危険人物として早々に除外されたのでしょう。




さあてと、では今日もザリガニ釣り興じる少年のように、設計設計また設計。




 

水辺にて

10年以上前に施工したお客様からの庭の仕立て直し、Re-ガーデンの注文が立て続きまして、今日は2箇所を巡ってきました。ふたつの庭とも木がいい感じに成長し、草花の何度かの植え替えやらペンキ塗りやらで、全体的に味わいを増していて、そこに積み重なっている幸福な時間が感じられて嬉しい限り。そして何よりご家族が元気でにこやかな歳の重ね方をされており、その庭がいかに楽しかったかを語ってくださるという、お互いを知るはずもないご両家が申し合わせて、ぼくをいい気分にしてくれているのかと思うほどの訪問となりまして、梅雨のじめじめが吹き飛んで、一気に気持ちがドピーカンの晴天になりました。ああ、ありがたやありがたや。この気持ちを糧に、さてと、やるべきことは同じこと。ひとつひとつをていねいに、思いを込めて仕上げてまいります。


訪問帰りにちょっと寄り道、いつもの水辺の遊歩道。
降り出す寸前の曇天ながら、かえって光が柔らかく、とってもやさしい感じでした。

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こんな時に必ず思い起こすは昭和の伝説物語。
水辺にて、じゃなかった篠山紀信のファインダー内にて、
山口百恵の頬につたう一筋の涙あり。

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わけを問われた百恵ちゃんの芸能史に残る名台詞がこれです。
あ、ごめんなさい。あんまり素敵な曇り空なもので、つい泣けちゃって。
よっ、山口屋!
すご。その感受性の清らかさたるや、まさしく山口百恵は菩薩である。

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菩薩とは如来(トップ)を目指す仏教界(大手企業)の幹部(重役)でありまして、
その下には出世を望んで修行を続ける明王と天がいて、あの世も大変な社会ですなあ。

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ともあれ、それは株式会社仏教商事のヒエラルキーでありますから、
家に仏壇すら持たない我らパンピーは、
ローマ神話の神々でも、古事記に出てくる八百万の神でもいいから信心信心また信心。

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鰯の頭も秋刀魚の骨も信心から。
願う、祈るはそれつまり、幸福へと歩を進める誓いに他ならず。

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願いましょうよ、幸せを。
祈りましょうよ、笑顔があふれる明日の家庭を。

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で、ですね、家と庭で家庭ですから、庭を整え花植えて、
曇り空に涙するほどの感受性を備えて暮らしましょう。
と、ああ、やっとクリシェに辿り着きましたとさ。
めでたしめでたし。



曇天に一瞬射す光、かあ・・・。
バスを降りてからの空模様はどうだったんだろうか、
祝福の光は・・・などと。
映画は変わらないけど、自分の方が変化するからでしょうか、
この物語は飽きが来ない。
飽き飽きした時が、自分の物語のエンドロールなのかもしれないなあ、
とか、いつもいろいろ考えさせられるという、
穏やかな梅雨空の週末にお似合いの作品です。



さ、仕事しよ。




 

雑草族

忙しい忙しいって言いながら、この頃ロスが多いんですよねえ。毎日生真面目に、優先順位に従って、同時に気分にも従って、できるだけ庭設計に適した良好な心身をキープしながら活動を続けているのですが、が、ですが、どうもつまらないミスで努力が水の泡になってしまう。例えばいち日がかりの設計が、店を片付けてパソコンの電源を落とす段で保存し忘れたりとか。いやはや。



雑草駆除は必須なれど、庭以外では愛おしい被写体。
見つめるほどに擬人化が進み、同族意識に癒される。


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水の泡、水泡に帰する、バブルです。50歳以上の人にとって、バブルとは崩壊の枕詞でありまして、何でコロナ封じ込めのバリア戦法をバブルなんぞと呼ぶんでしょうかねえ。バブルは間違いなく弾けるし、それをご存知の方々が敢えて使っているわけで、ん、待てよ、これがその方々の微かな誠意に基づく抵抗的警鐘なのかも。バブルで封じ込めます、が、そんなの当てにならないから期待してたら痛い目に遭いまっせ。政府の方針などに振り回されることなく、しっかりと自分の身を守ってくださいね、みたいな。



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なんか、不謹慎ですけど楽しくなってきました(時代の目撃者となるわけですから、という意味で)。いろんなことが、どうなって行くんですかねえ。ここで大事なことは、どのリーダーが何を言うかをシカトせずにしかと目つめて記憶しておくこと。その昔、権力者によるパンとサーカス(愚民化政策)で、やがて滅んでしまったローマ帝国と同じ道を辿るのか。まさかね。でもねえこれだけまさかが立て続くと何がどうなっても不思議じゃないわけです。ではこの異常事態において私たちはどうしたらいいのか、それはですね、ガーデニングに励むこと。



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そうやって何でもかんでも庭と結びつけるなよ、などと言うなかれ。「ブルータスお前もか」の件でもそうであったように、リーダーの弁舌に扇動された民衆は支持をカエサル、ブルータス、アントニーと二転三転させながら熱狂を続けていましたが、それを「男どもはアホや。そんなことより畑を耕して、市場に行って、子供に夕飯作らなきゃ」と洗濯しながら井戸端会議をしていたご婦人たちの正しき逞しさたるや。日本の戦国時代でもそうで、人殺しが今で言うお役所や企業の仕事だった武士たちのチャンチャンバラバラで、無惨に血に染まり踏み荒らされた田畑を「まったくひでえことをしやがる」とぶつくさ言いながらも、逆らうこともできないし、せっせと復旧作業をしては作物を育て続けた農民たちがマイノリティーだったわけです。



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民衆とは偉大なり。国が滅びようとも民は、家族は絆を強めて生き残る。リーダーのおじいちゃんたちのことは、最低限、戦争だけは起こさないように監視しておいて(しょうがないですよね。そのうちに失言で自滅して、あるいはめでたく天寿を全うしたら、颯爽とマントをひるがえしたアントニーが登場することでしょう)、家庭円満を旨として今日を過ごしてまいりましょう。家と庭で家庭ですから、ね、ほおら、だから言ってんですよ。混迷においてはガーデニングに励むが肝要なり。



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あ、それとですね、皆さんこの時期に雑草が雑草がって騒ぎますけど、そんなの暮らしのお作法でチョチョイのチョイで引っこ抜いたら気分爽快になります。もしも度を越して繁殖しているとしたら、オリンピックと同じで何か設定が間違っているということ。ぜひご来店ください。案外単純な事柄を整えれば雑草は愛おしい存在になります。なぜならぼくもあなたも、遥か遡ってローマ時代より、民衆とは雑草族なんですから。え、私は園芸品種ですって。ナヌ!薔薇ですかあ。どうりで、君は薔薇より美しい。すると雑草は大っ嫌いな暴走族、じゃなかった防草族ですな。おっと、こりゃまた失礼いたしましたっと。では失敬仕る。庭に出て、雨が来ぬうちに草取り草取りチョチョイのチョイ。



BGM は雑草族ピアニスト、キース・ジャレットで。
何度も踏んづけられて、時にはノイローゼで自滅したかに見えて、
気づくとまたイキイキと生えている。
薬用にもなるし、まるでドクダミですな。





 




 

花のパンデミック

穏やかにして梅雨らしい湿気の日曜日が終わり、やはりそうなんですよ、庭に意識が行って、庭から次の暮らしを整えようとする人が増えている。



アジサイはご存知梅雨の花。
その傍らに突き出した、アガパンサスは初夏の花。
港南区、栄区、磯子区で、ここ数年で驚くほど増えました。
この薄紫のパンデミックはいい感じ、いい感じ。


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そういう前向きな相談が立て続くものだから、こちらとしては常にその庭条件の中での希望と可能性を語るポジションに立つわけで、希望を語れば語るほど自分自身が自信満々の希望の人になってゆくわけで、すると相変わらず仕事が遅れっぱなしで、油断をすれば即座につげ義春描くところの無能の人と自己卑下する弱気な自分が消えてゆく。無能の人ってユーノー?無能の人は一周まわって有能の、極めれば万能の人なり。



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この春ついに踏み切った糠漬けによる腸内ガーデニングで体調を整えながら、庭に出ては Re-ラックス、Re-チャージ、Re-バランスを心掛けつつ毎日コツコツとベストを尽くしております故に、こうして自己を Re- して、利して、理にかなった Re- ガーデンを発想する。いいぞいいぞ、簡潔にして完結しているこの営み。意図なき営みは迷い道クネクネなれど、愛しさ胸に糸を紡げば縦の糸はわたし、横の糸はあなた、そのタペストリーを強固に美しく仕上げる斜めの糸がデザイン力。



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自分で言うのもなんですが、誰も言ってくれないから言いますが、コロナが始まってからのデザインの冴ってすごいんですよ。比類無きです。誰と比して?もともと独自性が強い庭観で設計していますから比べる相手も見当たらず、コロナ以前の自分と比してとなります。コロナ以前・・・あなたは以前と以降、あるいは渦中にあって、それ以前と何が変わりましたでしょうか。きっと大きく変わったはずなんです。そうじゃないと今日こうして、この庭ブログにたどり着く余裕などないでしょうから。まだまだ庭どころじゃないたくさんの人たちにお教えください、グレースランドへ行ってごらんなさいって。少なくとも思考のベクトルは希望の光が射す方へ向きますので。いやほんとに、最初に思考ありき、次に設計で試行しワクワクが熟成したら施工に至り至福の庭の出来上がり。時間さえいただければ必ずあなたを安らぎと感動の庭世界へナビゲートいたします。



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庭づくりにおいて思考とは至高の力なり。希望を持てば希望の光に満ち満ちた庭がいとも簡単に出現します。では庭における希望とは何か。そこなんですよそこ、多くの人が庭で希望を感じた経験がないようでして、経験がないということは悲観的に、懐疑的に、落とし穴があるかもしれないし、毒蛇に噛まれるかもしれないし、蚊に刺されたらデング熱になるかもしれないし、日に当たると皮膚癌になるかもしれないしと驚くほどのマイナス思考になりがちなんですよね。そんなの何の役にも立たないので、経験がないなら想像してみましょうよ、幸せな庭がある暮らしを。イマジネーションをかき立てるネタは健全なる家族意識がスタンダードだった昭和時代の映画とか、南米マジックリアリズム文学のお勧めガルシア・マルケスとか、夏の陽射しにクラクラしながら精神病院の庭で見上げた糸杉を描いたゴッホとか、はたまたあなた史上もっとも幸せだった、幸せが空気や水みたく溢れていて、幸せという精神状態を定義する必要がなく、気づくこともなく泣いたり笑ったりしていた幼き日々の記憶の引き出しを開けてみるとか数限りなし。その想像が創造の源泉ですから、ぼくと一緒に海馬と前頭葉を刺激しながらニューロンの糸を紡ぎ、側頭葉で見事なタペストリーに仕上げるが如く、龍が如く、翔ぶが如く、あなたの理想の庭を思い描いてみませんか。



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戯れにでも、ただの一度もそんな試みをせぬままに、「庭なんて何であるんんだろう、雑草取りとか面倒臭いだけなのに」とブースカブースカ快獣ブースカ、カネゴン、ナメゴン、ガラモン、ピグモン、ケムール人な人生を送ることのなきように、心より、心よりの進言でござ候。クリシェ、イメージできたらできたも同然なり。




アガパに似合う曲は何かいな、とチクチクしてたらすぐにこれ。
今日はしっとりと、やさしく、穏やかにして幸せな、
ノーラが歌う子守唄でスタートします。 





サマータイム
何の心配もないあなたの人生
魚が元気に泳いでいるし
綿はぐんぐんと成長している

あなたのお父さんは裕福で
お母さんは美しい
だから赤ちゃん そんなに泣かないでね 

ある日の朝
あなたは立ち上がって歌い出す
そして自分の力に気づいたら
空高くまで飛んでゆくことでしょう

その朝が来るまで
あなたを絶対に傷つけさせない
お父さんとお母さんがいる限り絶対にね


 
 

グッと来るお年頃

小雨降る土曜の朝8時45分、車で藤沢へと向かっていました。設計の上がりを楽しみにしてくれていた熟年ご夫婦に、いつも通りに自信満々まで技術と思いを詰め込んだプラン図を助手席に、自慢の女房を乗せて湘南までシラスを食いに出掛けるような気分で。あ、つまり、いい気分で。
道すがらの茂みに傘をさしたふたつの人影が。ふとひっかかる感じがしてスピードを緩める。こういうことはよくあるのです。逆光の花に意識が行って、今撮っておかなきゃと停車してカメラを向けるとか。その時は花ではないので、後続車がいないことを確認してから、二人に気づかれて怪しまれない程度にスピードを落とし、何をしているのか確認してみたのです。ひとりは短パン半袖、この夏ステイホームに合わせてユニクロがラインナップした、軽くてゆるゆるの部屋着のお父さん。もうひとりは普通に子供らしい服装の女の子で、多分小学2年生くらい。
何をしていたと思います?


初夏の『注文の多いレストラン』は苺の食べ放題。

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茂みから道路にかぶさって生えている木苺を摘んではコンビニのビニール袋に入れていたのです。なんか、グッときて。 結構な量だったので、きっとこれを休日の朝の目的とした散歩だったのでしょう。グッときませんか?ぼくは、ちょっとねえ、軽く胸が苦しくなるくらい幸せな光景に見えて、帰ったらブログに書いとかなきゃ、と思った次第。



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雨降りの土曜の朝にお父さんと木苺摘みに行く少女、そんなふうに少女を誘い出せたお父さん、多分「ええ行くのお!降ってるから気をつけてね」と送り出し、満ち足りた気分でブランチの支度をしているであろうお母さん。



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あの量だと、ジャムかな。煮てから裏ごしして、慎重に甘味を足して、隠し味に塩とレモンを加えて。



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ごく普通に、ごくごく普通な幸せを積み重ねながら熟成してゆく家族。そんなことをつらつらしつつ、藤沢に到着してプレゼンテーション。「目が覚める思いですよ」と好評だったプラン図を挟んで、いい具合に仕上がった木苺ジャムのようなご夫婦と、しばし庭のこと、料理のこと、趣味のこと、暮らしのあれやこれやに話が弾み、ああ、なんて普通なんだろうって、またもやグッと来たのでありました。



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普通に、ごく普通に今日を積み重ねることにグッと来る、これは老化か、はたまた赤瀬川原平曰くの老人力でありましょうか。明日は父の日だということで、新婚の息子夫婦から何かを送ってくれたとLINEあり。娘は三家族でのリモート飲み会を算段してくれているらしい。混迷が続く世の中と比して、普通と言うには出来過ぎな子供たち、ありがとね。まあそれだけ「日本の庭文化を真っ当にするのだ!納豆みたく粘っこく、情熱沸騰させながら、圧倒的な庭革命を全うするのだ!」などと要らぬ韻を踏みつつ調子良く、ハッパフミフミで普通を逸脱しまくってきた我が夫婦が、君たちに要らぬ苦労をかけたってことか。メンゴメンゴと詫びながら、ただただ感謝の父の日イブ。


ぼくが彼らよりも若い頃、こんな曲を聴いてたなあ。
なんて女々しい歌なんだ、とか思いながらも繰り返し、繰り返し。
なんか、今頃になって、あ、またグッと来た。

 
 


さ、午後も仕事仕事。ごく普通に幸せな庭を思い描きます。



 

庭の威力

ウィズコロナへと向かう道すがら、庭に意識が向いた人には2種類が存在します。半分は幸せな人がその幸せを強化しようとする人で、もう半分がコロナ以前から抱えていた問題が深刻化してヘロヘロになり、何とか倒れずに踏ん張ろうとしている人です。どちらの方にも庭は威力を発揮しますし、それをコーディネートするのが仕事ですから、様々なケースに対して次から次へとアドバイスやアイデアの提供や、実際に庭を仕立て直すことをやり続けた一年でした。いやはやよく働いた。とにかく仕事量が膨大で、しかしひとつひとつのクオリティーは落とせないので、結果、対応は遅れに遅れてしまいまして、中にはお怒りになったり呆れられたりと、残念な出来事も多々ありまして、それがこちらサイドの最大のストレス。それを散歩や庭時間で癒しては気を取り直し、朝にはファイト満々の自分を出現させるという繰り返しで、つまり庭屋の自分自身が庭の威力によって庭の仕事を続けられたというお粗末。これでは病気で薬を飲み続けながら診療を続ける医者みたいだなあと思ったりもしましたが、そのおかげで、改めて庭の効用と、自然と歩調を合わせることの大事さを実感できました。幸せを増幅させるべく丹精してきた庭によって、思いがけず追い込まれたヘロヘロを支えられたわけで、いやあ本当に庭があってよかったです。この間に、以前庭をやらせていただいたたくさんの人たちが、わざわざお礼を言いに来店してくださったことを思い出しまして、それはつまり、皆様が同じような庭に支えられる時間を過ごしたんだなあと、その頑張りの日々で、庭の威力を感じたんだなあと思った次第。そろそろワクチンの目処も立って、世の中が平静を取り戻しつつあるようで、幸せな人がその幸せを強化すべくの相談が増えてきました。これが本来の庭の役目ですし、ぼくとしても気が楽と言いますか、楽しさ100%でやれる仕事ですからありがたし。わけわからないオリンピックの件もあとひと月半も経てば終わるわけで、そうすればまたひとつ、人々からストレスが消えます。ストレス、そう、ストレスが大敵。庭の風にストレスを飛ばして、あと少しの辛抱です。え、庭がストレス?ふふふ、それはやはり世の中が落ち着いてきた証拠なり。混乱している最中には、庭は息を潜めて存在を消しているのでストレスにすらならない。スマホで現状を撮って、早急にご来店ください。秋風が吹く頃ですかねえ、次の大波が押し寄せてくる前に、今ある幸せを強固なものにしておきましょう。


ようやく梅雨入りし、空気がしっとりでいい感じいい感じ。

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陽射しを見計らって近所を一巡りし、アジサイをパシャパシャっと。

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入りが遅いと長引くとか、豪雨があるとか、
あいも変わらず脅しの予報が立て続く。

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立て続きに楯突くわけではないけれど、
ぼくの予報では穏やかな、概ね空梅雨となりますよ。

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何でもかんでもカンカンカンと警鐘を鳴らす報道にはうんざりなのです。

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ただそうなると、灼熱のオリンピックとなる・・・
まあいっか、もともとそこに警鐘を鳴らしていたわけで、
対策はバッチシでしょうから。

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そんなことより夏は夏らしく、麦わら帽子で汗を流す孫たちの笑顔を楽しみに。


 





カメラにアフォードされてダンス・ダンス・ダンス

初夏の風が心地いい日々、庭人の挨拶としては「暑くなりましたねえ」ではありますが、まださほどではなく皆様涼しい顔でマスクを着用し、花に水やりをしつつ話題はワクチンとオリンピックのこと。互いに心健やかに生き延びたことを暗黙に祝福し合うような。大袈裟では無く、今日現在、庭に意識が行っている者たちに賢者の誉あり。この調子この調子、心穏やかに季節と歩調を合わせて進みましょう。



歩く歩く歩く。
写す写す写す。

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季節と歩調を合わせるには季節を浴びながら歩くこと。歩いてます?ぼくの場合、カメラという杖のおかげで定期的に里山や公園や近所を歩き回るのが習慣化しているのです。つまりカメラにアフォーダンス・ダンス・ダンス。ファインダーを覗いてピントを合わせている時に脳の前の方、眉毛の上あたりからワクワク感が全身に広がってゆく。かれこれ50年、この趣味によってどれだけいい気分になれたことか。



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写真でも、音楽でも、園芸もまた、瞬時にして夢中の宇宙へ行ける何かを持っているということは重要だなあと、さらに言えば、その快感のために飯を食ったり洗濯したりしているのかもしれません。細野晴臣曰く「ぼくの場合、ずっと夏休みみたいに暮らして、いつも宿題に追われているんですよ(笑)」 。なかなかいいですよね、その感じ。

さあてと、宿題宿題。今日も夢中で設計作業。
BGM はダンサブルなこの曲を、チャーリー・パーカーで。
気分はフリオ・イグレシアスで。
あの濃厚な声だと宿題をする気が失せてしまう気がして。




ビギンのリズムが始まると

あの優しい楽の調べがよみがえる

光鮮やかな熱帯の夜がよみがえる

色あせることのない思い出がよみがえる


君と僕は再びあの星空の下にいる

そして浜辺ではオーケストラの響き

ビギンのリズムが始まると

ヤシの木さえ枝を揺らすように思えるのだ


どうあがいても過去を蘇らせることは出来ぬにしても

あの調べが僕の心を捕えるときだけは

再び永遠(とわ)の愛を誓い

二度と別れはしないと誓うのだ


何と神々しい瞬間、何と静寂に溢れた恍惚

雲が現れ、僕らが味わった喜びを

吹き散らすまでは…

そして今、人々が

無駄にしたチャンスを呪うのを聞くと

その意味が痛いほど分かるのだ

だから、ビギンを演奏させてはだめなんだ

昔は炎と燃えた恋を熾火(おきび)のままにしておこう

昔の恋はその欲望をただの思い出として眠らせておこう

ビギンのリズムが始まるときは


そうとも、ビギンのリズムを始めるがいい、演奏するがいい

昔あった星々が再び君の頭上に現れるまで

君が僕に再びこうつぶやくまで、「あなた、愛してるわ」と

すると突然分かるのだ、僕らが素晴らしい天国にいることが

ビギンのリズムが始まると

ビギンのリズムが…始まると





 

庭のことだま

夏の風 朝散族は話好き

日の出が早くなり、早朝散歩の距離伸びる。
今朝は早起きガーデナーと立ち話をし、公園でのラジオ体操帰りのグループと立ち話をし、顔馴染みのフレンチブルに声をかけたら寄って来たのでしゃがみ話をした。
夏の風、朝散族は話好き。



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ポールの変異株が沖縄に飛んで咲いていました。



玉城デニー&うちなんちゅーの皆様、
もうすぐ梅雨明けですね。
がんばりましょう。
そちら出身の川平兄弟ばりに、
絶対に負けられない試合がある!
と念を送ります。



 
 

庭のつれづれ

復興を果たした人々に拍手です。

昨日の日曜は昼から陽が射したせいか、午後の園芸売り場は大混雑で、庭のあれこれを相談しにご来店くださる方も途切れることなく、まるで(2年自粛している)ゴールデンウィークの相談会みたいな時間を過ごしました。



穏やかに、庭を楽しむ犬猫に感謝して、
この平安は俺が守るからと言ってみる。
ちゃんと伝えとかないとね。
ささやかなるが大いなる日々。

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何となく、ですけど、皆さん心の復興ができたようですね。曖昧な掛け声っぽかった『ウィズコロナ』の世界に到達してみたら、ごく普通に庭に花が咲いていて、幸福な暮らしには庭で過ごす時間が必要なんだと気がついた人たちに拍手です。



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異常事態の中に普通の世界を築き上げること、それが進化。普通に健全な心で、普通に笑って、普通に感動することができる境地まで、どうか全員がたどり着けますように。



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先に到着した人たちがいるのだから、それを追って歩を進めればいいわけです。行き先さえ確認できたらこっちのもので、もう道に迷うことも、踏み外すこともない。大切な人の手をとって、引きずってでも、おぶってでも、花咲く庭へと向かいましょう。



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庭ですよ、庭。せっかくあるベランダや庭スペースを持て余すことは、せっかくある命を持て余すのと同じこと。


正論を並べて死を選ぶソクラテスよりも、
批判を旨として、ついに自己批判で家庭を壊す蓮舫よりも、 
間尺に合わなくても、
説明がつかなくても、
世の中とズレが生じても、
花咲く今日を、ごく普通に生きる人が素晴らしいのです。

 



高速道路沿いの家を借りようと思う。そこで毎朝弁当を詰めて仕事に出かけ、夕暮れ時には帰り着き、ささやかな庭でささやかな時を過ごしてから身体を横たえる。朝日が差し込んできたら起きて、また同じことを重ねる。
アーメン。もう一度、アーメン。

何が変わってしまったのか。愛がもたらす何かを心待ちにしていたのは、愚にもつかない夢だったのだろうか。それでも彼女は日が暮れるたびに、またもや幻想とも妄想ともつかない、ひどいアル中患者のような絵を描こうとする。
アーメン。もう一度、アーメン。

愛ある暮らしへの憧れとカネにあくせくるす現実、その狭間。唸るサイレン、響く教会の鐘、鉄くず屋ががフェンダーを叩き潰す音がこだまする世界で、信号待ちのわずかな間に退役軍人が見る、かつてさまよった戦場の甘美な悪夢。小銭を握りしめてアイスクリーム売りが来るのを虚ろ顔でじっと待つ子どもたち。そんな街をしたり顔で歩くぼくのポケットには、もうアイスを買う小銭も、夢も希望も、愛のかけらも入っていないことは明らかだ。
恋人たちの笑い声が夜を駆け抜けてゆく。ゾンビの巣窟か、ステージ駆け上がり調子に乗って裸で踊り出す、醜悪なオヤジどもが入れられた精神科病棟のような、あるいは空爆されたシリアの虚しい風景みたいな街から、そんなの知ったこっちゃねえと勢いよく、二人の夢を満載にした船は彼方へと出帆してゆく。

きっと、必ず、素敵な彼女を見つけよう。笑うことの意味を教えてくれるその人と、互いに欠けた色を補いながら一緒に夢の塗り絵をするんだ。夢中になって何が何色かわからなくなったらサングラスをかけて愛し合う。やがて二人に朝日が差し込んで来て、祈りを捧げる。繰り返し、繰り返し。

再び幸せな愚か者になろうと思う。相変わらずカネにあくせくしながらも、溢れる広告が躍起なって「幸せはいかがでしょう」と、「今ならお買い得」と弱った魂に狙いを定めて来るこの街で、極楽とんぼとなって。

神様、主よそこにおわすなら、あの日、夢と希望を満載にして旅立ち、やがて難破しうらぶれた港町に流れ着いた者に祝福を。大真面目にフリから始めようと試みる者にお導きの光を。さまよい膝を折り地べたに突っ伏した末に、もう一度だけ、全力でその気になることで立ち上がろうとしている者に。 



 

庭のつれづれ

Re-

今朝も平穏である。仕事は相変わらず遅れっぱなしなれど、目の前の設計に意欲が湧き上がっている。庭のバラは一段落し、主役は収穫を待つジューンベリーの赤い実。その下に、長命に踏ん張っている白いビオラが咲いている。



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大阪なおみも深田恭子も、ひと休みひと休み。バランス崩すまで頑張るその性質が人々を感動させてきたのだ。今は Re- Balance の時。そのために Re-Lux して、Re-Charge して、庭にいる気分で。



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次に倒れるのは・・・菅さんかも。あの表情が前々から気になっていました。首相、真面目に頑張りすぎですよ。あなたはとうに能力の限界を超えている。四方八方から非難の矢を浴びているけれど、誰ひとりあなたを悪人だとは思っていない。逆に、あなた流の誠実さで悪代官顔のチミモウリョウをコントロールしつつ、ここまでよくやりましたよ。ひと休みひと休み。前の親分だって火達磨の最中に、河口湖でコルフしてたじゃないですか。 Re-Lux して、Re-Charge して、 Re- Balance の時です。まあ、政治家というカタギからは遠い特殊な職業ですし、好きでやってることですし、大きなお世話でしょうけど。しかしですね、首相、なんだかんだいって国のリーダーが病んでしまったら、危険すぎますから。え、オリンピック?平気です、あなたがいてもいなくても展開は何も変わらない。それとですね、よかったですよ、たかだかオリンピックで。戦争じゃなくて。本当に。






さ、仕事仕事。今日も愛と平和の庭を思い描きます。






 
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