人は花を擬人化します。花に語りかけ、花の声を聞き、「この花は私です」とまで歌う。ではロマンティークから離れて落ち着いて考え、花には心があるでしょうか。ぼくらのように脳を持たない生物ですから心などあるはずがない、と断じるのは早計に過ぎます。そもそも心は単純に脳にあるのではなく全身に存在するというのが正解で、有脳生物はたまたまその全身の心を集約して蓄えたり変化させたりする部署、脳みそを持っているだけのこと。植物には確かに心がある。だから違う種と共生し、虫を呼び、危機や幸福を感じ取っては適応しながら成長を変化させている。観察するほどに、それらをただの「反応である」とは言い切れない何かが存在していて、その何かを「心」と解釈すれば解決するのです。そういう意味では心だけでなく、目も耳も口も鼻もある。そうじゃないとあの営みを説明することはできません。
花には心がある。その心は脳を有する生物よりも純粋な、エッセインシャル・オイルのように芳しく美しく、人類よりも遥かに長い歴史を持つ彼らの心は、その間に熟成された知性と直感に満ちている。もっと言えば、幸運にも脳という厄介な臓器を持たずにせ進化してきたおかげで、純粋に、知性と直感で生きているのです。
いやあ笑った笑った。昨日ご来店の関西風おばちゃん、もとい、おねえさまが言いました。
普通の知性があればもうテレビなんて観ないわよ。あんな当てにもならないおっちゃんたちの言うことに振り回されるなんて、ああアホらし。ガハハハハ。
出た!ケンミンSHOW極おばちゃん。もとい、おねえさま。何がおかしいって「普通の知性」にハマってしまって、困ってしまってわんわんわわん。笑った笑った。失礼ながら知性とはやや距離を感じる風貌のおばちゃんから、あ失礼、おねえさまからそれが出るとは見事でございます。
知性ですよ知性。前々からどっかに売っていないかなあと、高島屋に行けば売っているかと思って散策したものですけど、港南台高島屋は撤退となり、次に入ったのは売り場面積日本一を誇る無印良品。行きました?すっごく楽しいですよね。あれはあれで今時の知性が溢れている気がして、用もないのに散歩気分でお買い物。
知性知性、何処にありや。何年前だったか、これもお客様から出た言葉。
ハハハ、夫婦喧嘩するなんてね、知性が足らないからですよ。
衝撃だったなあ。確かにそうなんですよね、ね、ね、かおりさん。え、おれ?おれに足らないとおっしゃいあすか。ほらほら、その切り返しでぼくのわずかばかりの知性が木っ端微塵になってしまってにゃんにゃんにゃにゃん。知性かあ・・・。知性、知性、知性、異性、父性、不正、臭え、うっせえ、うっせえ、うっせえわ、あなたが思うより健康です。って、考えているうちにゲシュタルト崩壊してしまうのでありました。知性っていったい・・・
関西風おねえさまが帰られて、しばしとっても気分が良かった。笑うってのはいいことですね。それにも増して、笑わせる能力って素晴らしいことです。もうひとつ、大笑いしながらのやり取りの中で印象的だったお言葉を。
直感が大事よ。人相や声から瞬時に好き嫌いを決めるの。一眼見てあなたに相談しようと決めたのも直感。
おお、こんなこと言われていい気にならない男はひとりもいない。そうか、こうして相手を気持ちよくさせといて自分が得をする、これが関西風の凄技か。ぼくの凄技はそういう手にまんまと乗ること。いい気になればひょいひょいと木にも登るし、明らかにその方がいい設計なり仕事につながります。故に柔道の乱取り稽古の如くにすんなりと投げ飛ばされてはすっくと立って、「さあ来い」とまた投げられに向かってゆくのであります。よっしゃあ、もういっちょ!
こうして出逢いによる心の光合成でエナジーチャージして、直感を大切にしながら知性を探す長い旅。そうそう、浦安にある夢の国で、シンドバッドが素敵なことを言っていたなあ。
人生は冒険だ。地図はないけれど宝物を探そう。道に迷ったら心のコンパスを信じて進むのだ。
知性と直感。
花のように花のように、ただそこに咲くだけで美しくあれ。人は今人は今、大地を強く踏みしめて、それぞれの花心に宿す。
花には心がある。その心は脳を有する生物よりも純粋な、エッセインシャル・オイルのように芳しく美しく、人類よりも遥かに長い歴史を持つ彼らの心は、その間に熟成された知性と直感に満ちている。もっと言えば、幸運にも脳という厄介な臓器を持たずにせ進化してきたおかげで、純粋に、知性と直感で生きているのです。
いやあ笑った笑った。昨日ご来店の関西風おばちゃん、もとい、おねえさまが言いました。
普通の知性があればもうテレビなんて観ないわよ。あんな当てにもならないおっちゃんたちの言うことに振り回されるなんて、ああアホらし。ガハハハハ。
出た!ケンミンSHOW極おばちゃん。もとい、おねえさま。何がおかしいって「普通の知性」にハマってしまって、困ってしまってわんわんわわん。笑った笑った。失礼ながら知性とはやや距離を感じる風貌のおばちゃんから、あ失礼、おねえさまからそれが出るとは見事でございます。
知性ですよ知性。前々からどっかに売っていないかなあと、高島屋に行けば売っているかと思って散策したものですけど、港南台高島屋は撤退となり、次に入ったのは売り場面積日本一を誇る無印良品。行きました?すっごく楽しいですよね。あれはあれで今時の知性が溢れている気がして、用もないのに散歩気分でお買い物。
知性知性、何処にありや。何年前だったか、これもお客様から出た言葉。
ハハハ、夫婦喧嘩するなんてね、知性が足らないからですよ。
衝撃だったなあ。確かにそうなんですよね、ね、ね、かおりさん。え、おれ?おれに足らないとおっしゃいあすか。ほらほら、その切り返しでぼくのわずかばかりの知性が木っ端微塵になってしまってにゃんにゃんにゃにゃん。知性かあ・・・。知性、知性、知性、異性、父性、不正、臭え、うっせえ、うっせえ、うっせえわ、あなたが思うより健康です。って、考えているうちにゲシュタルト崩壊してしまうのでありました。知性っていったい・・・
関西風おねえさまが帰られて、しばしとっても気分が良かった。笑うってのはいいことですね。それにも増して、笑わせる能力って素晴らしいことです。もうひとつ、大笑いしながらのやり取りの中で印象的だったお言葉を。
直感が大事よ。人相や声から瞬時に好き嫌いを決めるの。一眼見てあなたに相談しようと決めたのも直感。
おお、こんなこと言われていい気にならない男はひとりもいない。そうか、こうして相手を気持ちよくさせといて自分が得をする、これが関西風の凄技か。ぼくの凄技はそういう手にまんまと乗ること。いい気になればひょいひょいと木にも登るし、明らかにその方がいい設計なり仕事につながります。故に柔道の乱取り稽古の如くにすんなりと投げ飛ばされてはすっくと立って、「さあ来い」とまた投げられに向かってゆくのであります。よっしゃあ、もういっちょ!
こうして出逢いによる心の光合成でエナジーチャージして、直感を大切にしながら知性を探す長い旅。そうそう、浦安にある夢の国で、シンドバッドが素敵なことを言っていたなあ。
人生は冒険だ。地図はないけれど宝物を探そう。道に迷ったら心のコンパスを信じて進むのだ。
知性と直感。
花のように花のように、ただそこに咲くだけで美しくあれ。人は今人は今、大地を強く踏みしめて、それぞれの花心に宿す。