現在砂利の駐車場に、インターロッキング等で小島とヤシの木を描いて、船に見立てた花壇と、カナリーヤシとフェニックスを植栽したいというご要望。
 この斬新なイマジネーションをお持ちのお客さまは、様々な事業を経営する会社の社長さんで、お会いしたら、実に興味深い方でした。紳士的で発想豊か、生活全般、何事にも興味津々でエネルギッシュで。設計の打合せもそこそこに、中田横浜市長の話や40年前の港南台の風景など、出していただいたチョコレートをかじりながら楽しい時間を過ごさせていただきました。設計的には、お客さまがお持ちのイマジネーションをどういう形にするか、耐久性をどう確保するかが課題なんですが、それはさておき、社長のお話で興味深かった2点をご紹介します。
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 まずは、数字にこだわっているということ。これが昔からの何かしらのいわれだけではなさそうで、長い事業家経験で身に付いたことのようです。
  『良い数字/1、3、5、6、7、8、11、13』
  『悪い数字/2、4、9、10、12、14』
 こういうことを気にするタイプと、まったく気にしないタイプに別れると思いますが、私はめちゃくちゃ気になるタイプなので書き留めてきました。例えば植栽の本数などをこの数字に従って設計しようと思っています。
 もう一点は社長の出身地である富山の人たちの家の建て方。積雪地であることと、加賀百万石の伝統から、頑丈でゴージャスな家を建てるのですが、なぜか欄間を入れずに未完成のまま住むのだそうです。「まだ欄間が入っていないからもっと働かなくては」という意識を持つために、わざとそうするとのこと。実に商人らしい発想です。願望を全て実現したら後は落ちるだけ、一生上昇努力することを旨とする富山商人の生活信条がうかがえる話でした。

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