飼い犬があちこち穴を掘って庭が荒廃してしまうケースにはほぼ毎月遭遇します。犬種によっては穴掘りが仕事や生きがいということらしくて、地下基地のように深い穴を完成させてそこにスッポリとおさまってご満悦なワンちゃんや、奥様が洗濯物を干していると「おいらも働いているぞ」と言いたげに必ずとなりで穴を掘りはじめるという子もいました。今まで見事な穴を披露してくれた犬種は、コーギー、ビーグル、ゴールデン、小柴、といったところです。そして今回の古賀さんちの紀州犬も穴掘りが大好きなワンちゃんです。
 この、犬の穴掘り問題の対応策としてはゾーニングを明確にすることでほとんど解決してきました。たいがい庭中が穴だらけの荒れ果てた感じになっていますので、過ごす場所や通路をレンガや石材でハッキリさせること、当然そこは掘れなくなりますが、不思議なことに庭を屋外の部屋のように仕立て直すと激しい穴掘りはしなくなるのです。でも本能的な行為なので、一部掘ってもいい場所を確保しておくことも必要ですが。それとワンちゃんにとっても魅力的な庭にするために、放し飼いにできるように囲ったり、木陰やこもれる場所、リュウノヒゲマットやウッドチップで快適に昼寝ができる場所、トイレやシャワースペースなどを合わせてプランします。多くのワンチャンにその意図は伝るのです。けっこうこちらの思い通りのところで昼寝やトイレや穴掘りをしてくれます。円形につくった通路をクルクルとトラック競技のように走ってくれたこともありました。

 で、古賀邸ですが、ワンちゃん対策プラス、ご家族が庭で過ごせるようにということでご依頼いただき、出来上がったのがこれです。


Plan A
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 打合せを進めるうちに、クルマを置きたいということになり、最初のプランの要素を残しつつアプローチを駐車スペースにしたのが次のPlan Bです。

Plan B
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 これをもとに現場での微調整を重ねて完成した古賀邸、明日はそのビフォー・アフターです。



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 犬ブログ村のペットネタもおもしろいですよ。