連日の真夏日で港南台特有のイイ風は未だ吹かず、大人はみんなヘロヘロにばてていますが子どもたちはすっかり夏モードです。連休ということで来店される方も家族連れが多く、中でも小学生の男の子たちとはムシ話が弾みます。今日もこのブログでご紹介した亀田さんご一家がいらっしゃって「カブトが羽化したんだよ」とうれしそうでした。そこで今日はそんな子どもたちに私のムシ自慢です。
 先日東京のむし社で買ってきたマンディブラリスフタマタクワガタをお見せします。このマンディブラリス、以前から欲しかったのです。姿がイイ。一般的にムシマニアはオオクワやヒラタの大型化に血道を上げるものですが、私はフタマタ、ノコギリ、ツヤ、ホソアカ系にときめくのです。ご覧下さいこの大顎のフォルム、美しい!のです。それから、購入してビックリ、評判通りに凶暴です。目の前の動くものには躊躇せず攻撃を始めます。スマトラヒラタも攻撃的ですが、スマトラがスタン・ハンセンだとするとマンディブラリスはダイナマイト・キッドです。(この例え、古い話なので、子どもたちはお父さんに聞いてね)そのあまりの激しさにペアリングが心配だったのですが、なんとか無事にいきました。興奮状態でお見合いさせるといきなりメスの首をちょん切ることもあるのです。でも大丈夫でした。こんなに攻撃的な性格なのに、メスには触覚を振動させながら(これをアモーレ状態と呼んでいます)そーっと近付いて、ゆっくり時間をかけながらコミュニケーションを図っていました。ほんとにうまくできているものだと感心します。それで、交尾が終わるとこれまたおもしろい。おたがいに、まるで相手がそこに存在しないかのように完全無視です。争うこともすり寄ることもしない。まるで人間夫婦の10年間が1週間に凝縮されたようなムシの行動なのです。そして後尾前後の様子はムシの種類によってすごく違って、これがまた興味深い。DV家庭(ニジイロク)、仮面夫婦(ギラファノコギリ)、成田離婚(パラワンヒラタ)一生ラブラブ(インターメディアオニツヤ)などと様々なのです。
 子どもたちに自慢しようと思って書き始めたのに、ついつい大人向けの話になってしまいました。こどもたち、わかんないところはお母さんに聞いてね。


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マンディブラリスフタマタクワガタ

スマトラ島 ジャンビ産
♂70ミリペア 野外品


 うまく育てると100ミリを超えるというフタマタでは最大の種類だそうです。大型を目指してブリード開始、一年後が楽しみです。




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 ダンス 暑さに負けないで、大汗かいてがんばりましょう。