玄関ポーチから奥の庭に至る、一般的には通路で終わってしまいそうな場所を、奥様の発想で“ 奥様のエリア ”ガーデニングゾーンとして設計しました。知り合いの石材業者から格安の灰御影のピンコロを入手できたので、予算内で比較的思いきった量を使うことが出来、イメージ通りの延べ団とオブジェ台が完成しました。

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 灰色、御影石という落ちついた素材なので、意識して奥の庭への期待感や空間としての楽しさを出したいと考えて“ 曲線のスライド ”という手法を使った設計です。そしてフォーカルポイントとして、アンティークのまくら木を使用。施工も水琴窟の感動の余韻で気力充実!イメージ通りの曲線を描くことが出来、またまた満足感に味わいました。
 実はこの気力充実という点が庭づくりには不可欠でして、気力や意欲が先行しないと庭に力が出ないのです。そういう意味でこちらの白石邸は忘れられない庭になりそうです。いやあ、ほんとに楽しかった。
 明日は白石邸の最後、テーマである『都会の田舎暮し』の中核、家庭菜園です。



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