庭の中に居場所、過ごす場所を設定する場合、平面的には3メートル×3メートルを確保すればOK、ゆったりしたイス・テーブルを置いても十分な広さです。でもそれだけでは“過ごす場所”として成立しづらいのです。足りないのは空間の厚み。平面のスペースに立体的な構成物を入れることでその場所が空間として認識されます。木陰に入る、壁にもたれる、アーチがあるとくぐりたくなる。人は立体構成された空間の中に入ることを好みます。
 今回はコーナーパーゴラ(オスモ)とサイドパネルでその感じを出しました。

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 春になったらゴーヤとテッセンを植えて、夏にはパーゴラからゴーヤの木漏れ日が、サイドパネルには薄紫のテッセンが咲いている、そんなイメージで設計しました。



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