デッキを挟んでバーベキューテラスと反対側はガーデニングスペースです。木製アーチ(タカショー/eウッド ダブルパーゴラ)をくぐってレンガ通路を行くと(写真には写っていませんが)突き当たりに木製物置きがあって、そこにガーデニング用品が入っています。
 周囲のフェンスにはつる性植物を絡め易いように木製パネルを設置しました。実用的にはそういう理由で、デザイン的には敷地の外周に木製品があることで、手前のウッドデッキや木製アーチと相まってひとつの世界観を構成する効果があります。

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 季節の花、野菜、ハーブを育ててそれを生活に取り入れる日常。植物の成長するペースが“おじいさんの時計”のチクタク鳴り続ける音のように、暮らしにゆったりとしたリズムを与えてくれます。急ぐことやイライラすることがあっても、植物が、いつの間にかまたゆったりペースに戻してくれるのです。この起伏の激しい自分のリズムを無視するように淡々とおだやかに刻まれる、煩悩に支配されない自然のリズムがありがたい。

 例えば夫婦喧嘩をして「これだけは絶対譲れない!ちゃんと謝るまで口はきかないぞ!!」とそうとうエキサイトしていても、過去の実績から言うと、この妻への怒りはせいぜい3日。どうやって仲直りしたのかも思い出せないくらい自然にもとの関係にもどっています。
 たぶんそれは、身のまわりにある草花や昆虫や円海山の自然が波長を整えてくれるからだと思っています。以前の東京生活ではこれが無かった。小さな行き違いがストレスを生んで、そのストレスは癒されること無くさらに大きなストレスを生む。思い出してもゾッとするようなきつい気持で、無駄な力を使いまくって暮らしていた気がします。生活の中や周りに自然の“ゆったりペースメーカー”がなかったのです。いやほんとにきつかった。
 妻がよく言いいます。「東京にはもう戻りたくないねえ。もう東京では暮らせないと思う」、たぶん同じことを感じているのでしょう。あの頃に比べると精神的にものすごく楽で、毎日愉快な横浜暮らし。“自然は幸福な生活の分母である”ということを実感しています。
 ガーデニングのある暮らしは趣味ということ以上に、生活のペースメーカーを手に入れるという意味があるのです。もし今の生活に強いストレスや“負のスパイラル”を感じているとしたら(植物に癒されるという言いかたは暗く消極的な感じがして好きではないのですが)ガーデニングで分母を大きくしてみてはいかがでしょうか。


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