けっこう交通量のある道路ぞいでありながら、宅地が高いのと樹木が茂っていることで、別荘地のような風情で過ごせる庭です。特に庭らしい仕立てをしなくても、ご家族でこれまで十分に楽しんでこられたという様子が感じられて、大きな木があることの魅力と適切な目隠しの重要性を改めて感じました。
 そんな庭スペースをリフォームしようということになった理由は飼っているワンちゃんです。もうかなりの老犬で・・・。余生をいい環境で過ごさせてあげたいということでした。

 ワンちゃんのためにはゴロゴロできるリュウノヒゲマットのスペースを。その中央に鎖をつなぐためにまくら木を立てます。他の場所は円形花壇を2箇所、後は通路と植栽スペースを明確に分けて、草花に囲まれてワンちゃんと過ごす、そんなプランです。

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 着工までに何度か打合せを行って変更をしていった結果、大きな姫娑羅を伐採したり、レンガのスペースを広くしたりでこのプランとは違う感じに仕上がりました。もっと“過ごす”感じが強まって、リュウノヒゲマットは砂場になりました。そうやってお客さまのご要望を入れて行くと必ずいい感じになっていきます。お客さまには実際にその場所で過ごしていたことで感じている感覚があるからでしょう。
 さあ、このプランからどのように変化したかは明日、ビフォー・アフターでご覧下さい。



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