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ー 以下『自然浴ブック』より抜粋 ー


緑の情緒安定作用

脳をリラックスさせ、心に安らぎをくれる木々の緑。人類には、森で暮らした記憶がある。

 ふと木陰に佇むと、なぜかホッとするもの。木々の緑があふれる場所で静かに立ち止まってみると、緊張や興奮がふと静まることをおそらく誰でも、一度や二度は体で感じたことがあるのではないでしょうか。
 体と心が直感的に感じるその感覚は、科学的にみても正しいことでした。医学博士で森の香りの博士でもある宮崎良文氏が調べた〈森林浴とストレスホルモンの関係〉の実験結果からは、森林浴をした人と人工的な部屋に置かれた人とでは、代表的なストレスホルモンであるコルチゾールの濃度に大きく差がつき、森林浴をした人の方がコルチゾールが明らかに少ないことが証明されています。
 また、木々のそばにいると、木の香り成分である「αーピネン」という成分が直接脳の生命中枢の神経に働きかけ、血圧を安定させたり、脳の興奮を鎮める働きがあるこいともわかっています。
 我々現代人の脳はとかく緊張を強いられ、緩む大切さを忘れがちです。なかなか脳の緊張がほぐれないのでうまく眠りにつけず、不眠になる人も少なくありません。そんな脳の緊張や興奮を冷してくれる木々の緑。ストレスで精神疲労が溜まっている人ほど、野外に身を置き、緑の癒し作用を必要としているということです。
 一時期忘れ去られそうになりましたが、空調のいい気密性の高い住環境にもっぱら価値が置かれてきた時代が去り、今再び、緑との共生の大切さがいわれるようになりました。人は、緑がないと本能的に落ちつかない生き物なのです。なぜなら、我々人類の記憶の海の底には、森と共生していた時代の記憶のかけらが沈んでいるから。文明が発達し、少しずつ快適を求めて進化させてきた住まいのカタチも、長い歴史の中でみれば、このあいだまで草木の幹や枝葉を利用し、戸を開ければ緑が目の前にある環境で暮らしていたのです。遺伝子の中に組み込まれたその本能的記憶に共鳴する暮らし。いいかえれば、家のなかに自然と親しむ場所のある暮らし、緑と溶け合う時間のある暮らし。それが心に安らぎを育ててくれる暮らしぶりといえるでしょう。

ー 以上 ー



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