場所は中区の高台。
 たそがれとともにみなと横浜の異国情緒がまばゆいオーラとなって、やがてそれが山下公園から中華街、そして元町辺りまで充満し、そしてマリンタワーから発射される“ハマ光線”で着火、ボムッ!ブルースと口笛と女の涙と満願全席と江戸清のブタまんが混じり合った、美味と哀愁に満ちたその光の風圧は麦田のタイムトンネルから本牧に向って吹き出して、一気に坂道を下ってマカドまで達します。「なんのこっちゃ!」・・・ええ、つまりそういう混沌気持いいハマの空気感ただよう住宅地のお庭をつくらせて頂いた、それが言いたかったのでした。同じ横浜でも我が港南台は鎌倉湘南文化圏でして、胸を張ってハマっ子を名乗れない(かといって湘南人ですとも言えない)ので、「中区に住みたい」、中区に住んで「昔の本牧はよかったゼ」とやや伏し目がちにエースのジョー笑いをしたい、これが港南区に住むおじさん全員の、共通の思い、あこがれなのです。

 そんなあこがれの場所、堂々とハマっ子を名乗れる横浜の中の横浜、この場合正式には(軽く唸る感じで)「ィヨコハマ」グレースランド的には「LOCO-HAMA」につくらせていただいたの庭のテーマは『縁側&家庭菜園&バーベキュー』で、「もしここが我が家だったら」と夢いっぱいでプランニング。という具合で提案したプランをそのままに採用して頂いて・・・ウッうれしかった~。
 いつものプラン図やビフォー・アフターは後日改めて、というのはそのお客さまからバーベキューにご招待頂きまして、それがものすごく楽しい時間で、まずはその模様をご紹介しようと、はい。今日から数日間、新カテゴリ『ロコハマ・バーベキュー』としてお送りいたします。

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 バーベキューと言えば最初の課題は火おこし。キャンプに行ってもまずここで軽くつまづくものです。石川さん(お客さま)も最初は試行錯誤して、でも画期的な方法にたどり着いて、それをやって見せてくれました。これです。

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 チャコール・スターター(チムニー・スターターとも言うようです)。筒状になっていて底が網というシンプルな構造で、これに着火材(種火)を入れて上に炭をのせておくと、煙突の上昇気流によって簡単に炭がおきるという仕掛けです。実際あっという間にパチパチと燃えてきて「すばらしー!」と歓声を上げてしまいました。これがあれば新聞紙を用意したり、昔ながらの火おこしを使って台所をすすだらけにしなくてすみます。この優れものを知ったことで、今後バーベキュー炉を提案する際、ひとつ気が楽になりました。

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 さっ、これで準備完了。明日は美味と笑顔のバーベキューターイム!の様子です。


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