雑木林のような感じで という最初からのご希望には理由がありました。ご主人の趣味がバードウォッチングで、リビングからも野鳥を観て楽しみたいということなのです。


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Before 3
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After 3
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Before 4
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After 4
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 松下邸は雑木林のような感じを出したいということだったわけですが、雑木林でなくても庭木としていわゆる雑木を使うことが主流になっています。
 造園業界では 雑木の庭 という言い方があって、それは今から20年~30年前あたりから、それまでの仕立物の庭木、マツやツゲやモッコクといったものから、自然樹形のシャラ、ヤマボウシ、カツラノキなどに人気が移っていって、庭の仕立て方も和風一辺倒から脱却していったということがありました。庭の概念としても、眺める庭、ステータスとしての庭から、生活の場、家族が過ごすスペースというふうに変化しました。その雑木を使った今風の庭のことを雑木の庭と言うのです。最近ではそれがごく普通になったので特にそういう呼び方も聞かなくなりましたが、今回「雑木林のような感じ」というご要望で、古い言葉、雑木の庭を思い出したのでした。
 そんなわけでこの古い言葉、雑木の庭について明日も引続き。

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