吉田さんちの草花をご覧いただきながら、今回思ったことを少し。


それは、ご主人の趣味(私も)であるウインドサーフィンのことです。
ウインドはとにかく楽しくて、「これ以上楽しいことって世の中にないかもしれないなあ」と過去何度か思いました。セイルアップしてプレーニング(ハイドロプレーニング現象って自動車教習所で習いますよね。要するにボードが水面をスリップしてスイスイ進める状態です)できるようになるまでの『根性物語』的な苦労や、風が吹かないと何もできないもどかしさもあって、体験スクールだけでやめてしまう人も多いのですが、その段階を超えた時にはもうウインドのとりこ。仕事中でもイイ風が吹くとワクワクするようになります。そしてNHKの天気予報で週末の気圧配置をチェックすることが習慣になって、クルマを運転していても街路樹の揺れ方や雲の流れが気になり、常に風の向きと強さを察知しては頭の中でフォームのイメージトレーニングをする、そういう日常になるのです。


ウインドに夢中になると必ずぶち当たるのが、風待ち。私は風待ちも楽しい派なのでいいんですけど、多くのウインドサーファーはそうではありません。で、週末だけ海にいってもなかなかいい風に当たらなくて欲求がつのって、平日に会社を休んで乗りにいったり昼間に吹けばいつでも行けるように夜の仕事に転職したりという話はしょっちゅう。なるほど、と唸ったのはビルのガラス拭きでした。ゴンドラに乗って高層ビルで揺られているあれです。ちゃんと昼間の仕事でかなり給料はいいし、風が吹くと仕事は休みになるのです。ウインドしたい時に仕事が休みですからウインドサーファーには理想的な職業というわけです。


そんな感じで風という自然の魔力のような魅力に翻弄されるウインドですから、どうしても社会生活からドロップアウトしてしまう人が多くて。気持はわかるんですけどねえ。
でもその点こちらのご主人は違っていて、食品関係の会社にお勤めの優秀な仕事人です。そして良き父であり夫であり、たのもしい一家の大黒柱です。そういう『立派な社会人』がウインドを楽しんでいるということがうれしくて、同時にほっとしたのです。神様から「ウインドやってても大丈夫なんだ」という免罪符を頂戴したようで。


私は実のところ、最近ほとんどウインドしに行っていません。その気になって気合一発入れて材木座海岸に向かえば、半日で十分楽しんでこられるんですけで、日々忙しいばかりでついつい足が遠ざかっています。行こうと思えばいつでも、例えば今日でも行けるのに、設計がたまっていてお客さまを待たせた状態で、自分が日常から脱出することは後ろめたいのです。ウインドに行けば確実に楽しい時間を満喫できるということがわかっているだけに、なおさらなのです。ワーカホリックですね。

ほんとはわかっているんです。週一でウインドするくらいの方がコンディションが整って仕事もはかどるということ。
忙しいのは一年中ですから、思いきって(まずはドライスーツを注文して)ウインド生活を再開させましょうか。


それは、ご主人の趣味(私も)であるウインドサーフィンのことです。
ウインドはとにかく楽しくて、「これ以上楽しいことって世の中にないかもしれないなあ」と過去何度か思いました。セイルアップしてプレーニング(ハイドロプレーニング現象って自動車教習所で習いますよね。要するにボードが水面をスリップしてスイスイ進める状態です)できるようになるまでの『根性物語』的な苦労や、風が吹かないと何もできないもどかしさもあって、体験スクールだけでやめてしまう人も多いのですが、その段階を超えた時にはもうウインドのとりこ。仕事中でもイイ風が吹くとワクワクするようになります。そしてNHKの天気予報で週末の気圧配置をチェックすることが習慣になって、クルマを運転していても街路樹の揺れ方や雲の流れが気になり、常に風の向きと強さを察知しては頭の中でフォームのイメージトレーニングをする、そういう日常になるのです。


ウインドに夢中になると必ずぶち当たるのが、風待ち。私は風待ちも楽しい派なのでいいんですけど、多くのウインドサーファーはそうではありません。で、週末だけ海にいってもなかなかいい風に当たらなくて欲求がつのって、平日に会社を休んで乗りにいったり昼間に吹けばいつでも行けるように夜の仕事に転職したりという話はしょっちゅう。なるほど、と唸ったのはビルのガラス拭きでした。ゴンドラに乗って高層ビルで揺られているあれです。ちゃんと昼間の仕事でかなり給料はいいし、風が吹くと仕事は休みになるのです。ウインドしたい時に仕事が休みですからウインドサーファーには理想的な職業というわけです。


そんな感じで風という自然の魔力のような魅力に翻弄されるウインドですから、どうしても社会生活からドロップアウトしてしまう人が多くて。気持はわかるんですけどねえ。
でもその点こちらのご主人は違っていて、食品関係の会社にお勤めの優秀な仕事人です。そして良き父であり夫であり、たのもしい一家の大黒柱です。そういう『立派な社会人』がウインドを楽しんでいるということがうれしくて、同時にほっとしたのです。神様から「ウインドやってても大丈夫なんだ」という免罪符を頂戴したようで。


私は実のところ、最近ほとんどウインドしに行っていません。その気になって気合一発入れて材木座海岸に向かえば、半日で十分楽しんでこられるんですけで、日々忙しいばかりでついつい足が遠ざかっています。行こうと思えばいつでも、例えば今日でも行けるのに、設計がたまっていてお客さまを待たせた状態で、自分が日常から脱出することは後ろめたいのです。ウインドに行けば確実に楽しい時間を満喫できるということがわかっているだけに、なおさらなのです。ワーカホリックですね。

ほんとはわかっているんです。週一でウインドするくらいの方がコンディションが整って仕事もはかどるということ。
忙しいのは一年中ですから、思いきって(まずはドライスーツを注文して)ウインド生活を再開させましょうか。