庭を設計する時に必ず考えるべきことに『目隠し』があります。今回は道路側だったのでなおさらで、どの程度に目隠しするかが大きな課題でした。
ビフォーはこうです。

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「あまり強く目隠しすると防犯上良くない」という声をよく聞きます。確かにそうです。が、だからといって周囲から丸見えではウッドデッキもテラスも、ガーデニングだって楽しめません。

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必要なところにだけ『適度に』。適度というのは、庭からも道路からも、気配はわかるけど何をしているかは気にならない程度。それと、部屋のカーテンは開けっ放しで暮らせるように。そんな感じで設計してあります。

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庭からはこんな具合です。

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バーベキューテラスはパーゴラに御簾を掛けて(ご主人のアイデアです)目隠しの強さと風通しを調整。ナイスですね~。

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目隠しを、どの位置に、どういう方法で、どのくらいの強さで施すのか。このことが庭と室内を快適な場所にするための重要なポイントなのです。