ひろーいウッドデッキ。そこを居心地のいい場所にしないと、ひろーい無駄な場所になってしまいます。居心地を良くするポイントは3つ。1、周囲の視線が気にならないこと。2、いつ行っても座れること。3、立体的な(部屋っぽい)空間構成がなされていること。
特に見落としがちなのが3で、適切な目隠しや座り心地のいいイス・テーブルを置いても、場が平たんなステージでは落ち着けないもの。目線より高い壁や頭上にかぶるパーゴラ、木陰を落とす樹木などがあることで居心地の良さは格段に高まるのです。

今回の場合は隣地側の木工フェンスがその役を果たしています。そしてそこにベンチとマリンライトと木製物置で風景をつくり、部屋っぽい演出をしました。

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こういう場合にうってつけの、タカショー『e-ウッドストッカー2型』。

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デッキの一部に背より高い木製の壁とフォーカルポイントがあることで、ひろーいデッキ全体に空間的な厚みと居心地の良さが生まれました。


ビッグサムの営業も今日と明日。今夜から降り始める雪で、明日は一面の雪化粧となりそうです。何か象徴的というか、いろんな思いがこみ上げてきます。
今朝店にくると、ダルメシアを散歩させていた近所の奥様が「残念よねえ。港南台の象徴みたいな店だったのにねえ」・・・
たくさんの『残念』を残して消えていくビッグサム。3月にオープン予定のロイヤルホームセンターでも引き続き営業をする私たちとしては、今お客さまに残していく『残念』を消し去ってなお余りある、新たな『楽しさ』を生み出さなくてはと、ガラーンとした店内を眺めながら静かに決意しています。