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庭の構成計画ができあがると、次に考えるべきことは素材。何を使って仕立てていくかということです。
庭づくりで使用する素材は大きくふたつに分かれます。劣化するものと風合いを増すもの。劣化する素材はコンクリート製品(化粧ブロック、インターロッキングなど)、アルミ製品(門扉、フェンス、カーポート)、樹脂製品(人工木材、プラスチック製品)。これらは設置した時がベストで、あとは劣化していきます。時間が経って「このブロック、いい味が出てきたねえ」とはならないものです。
それに対して風合いを増していく素材はレンガ、天然石、木材、鉄。日に焼け、雨に洗われ、ひびが入ったり、反ったり、さびたり、苔が生えたりしますが、それは劣化ではなく風合いが増したというふうに解釈できるもの。時間がたつほど価値が増す素材なのです。

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私は庭はできるだけ風合い素材で構成したいと考えていて、ですから人工木材でウッドデッキをとお考えのお客様にも、一応天然の材木での施工をお勧めします。手入れは必要ですけど、それもまた庭の楽しみ。2年に一度で作業もかんたんですから。
素材の選択にこだわって風合い素材で仕立てた庭は、時間が経つほどに味わいを深めていくのです。

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素材選びでもう一点注意したいことは、極力シンプルにまとめること。デザインが走り過ぎていろんな種類のレンガやブロックを使うと、たいがい荒れた感じに見えてしまうものです。ヤキスギレンガを使うなら、通路も花壇も塀も全部それで仕上げる、これが基本だと考えています。素材の種類を増やすときはそれなりの理由や狙いが必要で、行き当たりばったりに素材を選ぶと建材屋さんのサンプルガーデンみたいになってしまう。実際そういう庭や外構が多いことをいつも残念に思っているのです。

構造物についての解説は一応これでおしまいにして、明日は樹木の選び方です。