庭のある暮らしの理想型、土をつくって野菜を育てて、いつも花が咲いていて笑顔が絶えない日々、今回の小沢さんちはまさにそういうイメージです。このガーデンリフォームをきっかけに、一気にそういう暮らしを実現させるパワー(奥様からあふれています)と深み(ご主人からにじみでています)をお持ちなので、半年後、1年後の充実ぶりが目にうかびます。

7f0bc148.jpg

fbdcd3f7.jpg

df77405a.jpg

52fb85f5.jpg


奥様のパワーとご主人の深み、これが優れた熟年夫婦の条件だということを、連日のお客さまとの打ち合わせで感じることがしばしばでして、我が夫婦もそこを目指したいというのが妻カオリとの共通の思い。まだまだ道のり遥かで、時には霧立ちこめて五里霧中でただただ足下を見つめるばかりということもありますが、目指す方向、たどり着きたい世界のイメージがハッキリしていれば、妻共々少しづつでもそっちに近付けるのではないかと。何か大げさな話ですけど、連日のひどい事件を見ていて思うのです、腹据えて歩いていないととんでもないことに巻き込まれるって。意識して家族を大事に、日々の暮らしを充実させながら歩いていきましょう。

さっ、今日も張り切って設計作業です。お客さまの笑顔とお客さまがイメージされている庭空間と、ご要望を実現させるためのアイデアや素材や寸法が未整理のまま頭の中で渦巻いている、これが朝の、ある意味理想的な状態なのです。その混沌としつつもまぶしく光っているかけらを整理して並べていく設計作業、徐々に組み上がっていく、今までこの世に存在しなかった『家族の場所』。エキサイティングな、設計者に与えられた悦楽の時間、と言いつつ、ここんところ仕事がたまりにたまっていまして、2~3ヶ月待ち状態で、こうしてブログやっててもお待ち頂いているお客さまに申し訳ない気持が強くなっています。ご紹介したい庭はたくさんあって、しかも次々増えてくるので切りがないんですけど、ここで気持をグッとおさえて、ブログを休憩しようと思います。といっても数日間ですけど。たまっている急ぎの仕事をこなしたらまた再開しますので。明日で小沢さんちがひと区切りなので、あさってからちょこっとお休みさせていただきます。