少し高い隣地は貸し駐車場で、ある程度きちっとした目隠しをほどこさなければリビングのカーテンも開けておけません。今まであった板張りのフェンスはほんの少しですけど低かったのと、板の隙間がこれかたほんの少しですが広くて、目隠しとして微妙に物足りない感じで、しかもかなりへたっていたので作り直すことに。
Before 4
After 4
タカショーの目の細かい方の縦横格子パネルを使いました。
高い位置への設置なので圧迫感がでないように、1100×1800を横使いで下を空けて設置。これで風通しもよく、目隠し効果も十分です。
Before 5
After 5
目隠しは多くの庭で考えるべきポイントで、庭と室内を快適にするために最初に、前提条件としてクリアーしておきたいことです。あと目隠しだけきちっとすれば何倍も楽しく快適になる、住宅地を歩いているとそういう庭が限りなくあります。
前提条件としての目隠し、前提条件・・・、スイッチが入ってしまいました。そうです前提条件。
前提条件が整っていない、あるいはそれが間違っているってこと世の中に多いですよね。政治や社会問題を云々するのもなんですから、我が分野ガーデンデザインで話しましょう。
一見美しくデザインされているようでいて、実際暮らしてみると全く楽しくない庭というのがあります。これはデザイナーのデザイン遊びの庭で、そこで暮らす人が楽しむという前提をまったく考えないままつくってしまった庭です。その家がどういう家族構成で、どういう趣味で、何に楽しさや充実感を感じるのか、そういうことを抜きにした庭づくりなのです。コストをかけてできあがった美しいけど楽しくない庭を何年も我慢して、結局一から仕立て直すことに、毎月そういう経緯でのガーデンリフォームをやっています。最初にかかったお金もそうですけど、その楽しくなかった時間がもったいない。その間に子どもは成長するし、お友達も遊びに来たのに庭へ出ることも無かった、それがもったいないのです。ここんところ立て続けに3軒、そういう庭のリフォームプランをやりました。その設計中に何度もつぶやきます「前提が間違っているんだよ」、会ったこともないリフォーム前の美しくて楽しくない庭を設計した人に向かってです。「こういう楽しくない庭つくってしまったらお客さんがかわいそうだよ」。
庭屋だけでなく、建築業界、外食産業、病院、法曹界、どの業界にも前提が間違っている人っていますから、気を付けましょうね。それを見極めながら選択していく能力って大事ですよ。庭のことならまだいいんですけど、家族の命や運命に大きく関わることだってあります。いい感じの人であっても、何かに長けていても、前提が間違っている人には近付かないことです。えっ、それをどうやって見極めるかって、・・・直感です。いやほんとに、直感なんですよ。スーパーで魚の切り身を見て、この切り身は前提が間違っていないかということを瞬時にして見極める力、奥様方って持ってますよね。そのパックに貼ってある表示を見るまでもなく、正しい前提に立ってその陳列ケースに至っている切り身を買い物カゴに入れます。
これはスーパーの生鮮売り場で働いているというお客さま(ご主人)からお聞きしたことで、その能力は年齢が行くほど、また家庭円満なほど研ぎすまされるのだそうです。この『家庭円満なほど』というのが興味深いことでして、家族を思う気持の強さがそうさせるのか、あるいはそういう直感力を持った奥様がいる家庭が円満になるのか、ニワトリ・卵ですけど、まあ両方なんでしょうねえ。つまり奥様の直感力は家庭円満に必要な能力ということです。それにくらべて男性客の切り身に対する直感力はゼロで、パックの仕方や商品の並べ方など、いろんな販売テクニックにあっさり乗ってくれるそうです。左右の脳をバランス良く働かせることが出来ることから来るとも言われている主婦の直感、左右どちらかに思考を集中しないと何もできないという我々男にとっては頼もしくもあり、時には恐ろしいことでもあります、はい。家庭内で少々えらそうに祭り上げられていても、奥さんから見たら我々の身分などは陳列ケースに並んだ切り身程度なんです。こりゃあ生物学的にそういうことになっているんですからしょうがないこと。何かの買い物や大きな判断をする時には奥様の直感にゆだねる方が正解だと思います。
Before 4

After 4

タカショーの目の細かい方の縦横格子パネルを使いました。
高い位置への設置なので圧迫感がでないように、1100×1800を横使いで下を空けて設置。これで風通しもよく、目隠し効果も十分です。
Before 5

After 5

目隠しは多くの庭で考えるべきポイントで、庭と室内を快適にするために最初に、前提条件としてクリアーしておきたいことです。あと目隠しだけきちっとすれば何倍も楽しく快適になる、住宅地を歩いているとそういう庭が限りなくあります。
前提条件としての目隠し、前提条件・・・、スイッチが入ってしまいました。そうです前提条件。
前提条件が整っていない、あるいはそれが間違っているってこと世の中に多いですよね。政治や社会問題を云々するのもなんですから、我が分野ガーデンデザインで話しましょう。
一見美しくデザインされているようでいて、実際暮らしてみると全く楽しくない庭というのがあります。これはデザイナーのデザイン遊びの庭で、そこで暮らす人が楽しむという前提をまったく考えないままつくってしまった庭です。その家がどういう家族構成で、どういう趣味で、何に楽しさや充実感を感じるのか、そういうことを抜きにした庭づくりなのです。コストをかけてできあがった美しいけど楽しくない庭を何年も我慢して、結局一から仕立て直すことに、毎月そういう経緯でのガーデンリフォームをやっています。最初にかかったお金もそうですけど、その楽しくなかった時間がもったいない。その間に子どもは成長するし、お友達も遊びに来たのに庭へ出ることも無かった、それがもったいないのです。ここんところ立て続けに3軒、そういう庭のリフォームプランをやりました。その設計中に何度もつぶやきます「前提が間違っているんだよ」、会ったこともないリフォーム前の美しくて楽しくない庭を設計した人に向かってです。「こういう楽しくない庭つくってしまったらお客さんがかわいそうだよ」。
庭屋だけでなく、建築業界、外食産業、病院、法曹界、どの業界にも前提が間違っている人っていますから、気を付けましょうね。それを見極めながら選択していく能力って大事ですよ。庭のことならまだいいんですけど、家族の命や運命に大きく関わることだってあります。いい感じの人であっても、何かに長けていても、前提が間違っている人には近付かないことです。えっ、それをどうやって見極めるかって、・・・直感です。いやほんとに、直感なんですよ。スーパーで魚の切り身を見て、この切り身は前提が間違っていないかということを瞬時にして見極める力、奥様方って持ってますよね。そのパックに貼ってある表示を見るまでもなく、正しい前提に立ってその陳列ケースに至っている切り身を買い物カゴに入れます。
これはスーパーの生鮮売り場で働いているというお客さま(ご主人)からお聞きしたことで、その能力は年齢が行くほど、また家庭円満なほど研ぎすまされるのだそうです。この『家庭円満なほど』というのが興味深いことでして、家族を思う気持の強さがそうさせるのか、あるいはそういう直感力を持った奥様がいる家庭が円満になるのか、ニワトリ・卵ですけど、まあ両方なんでしょうねえ。つまり奥様の直感力は家庭円満に必要な能力ということです。それにくらべて男性客の切り身に対する直感力はゼロで、パックの仕方や商品の並べ方など、いろんな販売テクニックにあっさり乗ってくれるそうです。左右の脳をバランス良く働かせることが出来ることから来るとも言われている主婦の直感、左右どちらかに思考を集中しないと何もできないという我々男にとっては頼もしくもあり、時には恐ろしいことでもあります、はい。家庭内で少々えらそうに祭り上げられていても、奥さんから見たら我々の身分などは陳列ケースに並んだ切り身程度なんです。こりゃあ生物学的にそういうことになっているんですからしょうがないこと。何かの買い物や大きな判断をする時には奥様の直感にゆだねる方が正解だと思います。