忙しさに負けてブログのアップをさぼりがちなこと、反省しています。フェンシングでメダルを取ったあの子・・・ウ~ン名前が出てこない・・・まあいいか、彼は14年間一日も休まずに練習していたそうです。継続は力なり、単純なことを休まずに馬鹿みたいに繰り返すタイプが成功するんですよね、というかそれが基本でありそれができることが才能なのかもしれません。私はというと、365日庭のこと考えているかというとそうでもない。大晦日と元旦は完全オフで、他に家族旅行や疲労困憊のダウンで数日、まあ10日間ぐらいは頭から仕事が消えます。ですから355日。残りの10日間を仕事で埋めれば、そしてそれを14年間続けたら業界のメダリストになれるかな?まあその前に倒れますね。凡人は凡人らしく、いいかげんさをなくさずに、日々設計のためのベストコンディションの維持を心がけたいと思います。

では蔵前さんちを再開します。今日はリビングからの眺め。外に部屋ができた感じになりました。

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これがリフォーム前の風景。背後の傾斜地のコンクリートと雑草、眺めていても楽しくもないし、庭に出るどころかカーテンを閉めて過ごすことが多かったそうです。それが改善されたことをとても喜んでくださっています。
庭でどう過ごしどう楽しむかということと同時に、リビングから見える風景によって室内の生活が変わるということも重要なポイントです。カーテンとサッシを開けて暮らすこと。室内と同じ感覚で外にも行けること。イメージできたらできたも同然、庭が生活の場所になることをイメージできるかどうかなのです。

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庭が生活エリアになると、ガーデニングにも熱が入るものです。それまで鉢植えでコンパクトに楽しんでいた草花を地に降ろしました。あまり意識されない方が多いのですが、鉢植えは植物にとって過酷な環境なのです。ですからこうして庭に植えると驚くほど成長し、開花期間も格段にのびます。水やりもたまにでいいし楽して何倍も楽しめる。庭が生活エリアになるってのはこれと同じことで、家族みんなが楽して何倍も楽しい暮らしになるのです。鉢植えの暮らしから地植えの暮らしへ、これもイメージしてみましょう。

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今日は朝から雨で、何か台風も近づいているとのこと。昨日までの連休はお客様との打ち合わせが続いてほとんど外に出っぱなしでしたので、今日はじっくりと設計に没頭します。