ビフォー・アフターがちょっと湿っぽい話になってしまったので、今日2回目のアップです。技術的なことを。

庭の全景をご覧いただきながらゾーニングについて解説します。

大きく分けると『バーベキューテラス』と『縁側』のふたつのゾーンになっていて、それぞれを細分化するとバーベキューテラスには『囲炉裏』『シエスタベンチ』『砂場』『畑』『花壇』、

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縁側には『濡れ縁』と『植栽スペース』、となっています。

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更地の状態からどうやって『庭』にするのか。ともすると何の木をどこに植えるか、ということから組み立てが始まったりしがちです。庭には木、わかるんですけど、ちょっと思考を変えて『そこで何をしたら楽しいのか』というシーンから入ることをおすすめします。家族が主役の映画のシーンを想って、それができたらあとは簡単、そのシーンを成立させるのに必要な場をつくっていけばいいのです。その場をつくることの第一段階がゾーニングで、例えば囲炉裏を囲んで椅子とベンチを配置するには直径3メートルの円が必要とか、そういった具合です。カテゴリ『ガーデンデザイン講座』と『ファミリーガーデン講座』をお読みいただくとそのへんのところがスラスラと考えられるようになるでしょう。これから庭をどうにか、とお考えの方はぜひご参照ください。

明日はバーベキューしているときの様子を。