では各部の解説を。バーベキュー炉とシエスタベンチです。

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庭の広さに余裕がある場合は円形の囲炉裏でみんなで輪になって火を囲むようにしますが、今回はそうするには無理があるので、片面を壁に付けたかたち。火を囲める人数は少なくなりますけど、壁が近い分、落ち着き感が出ます。
細長い火床の半分に天板が置いてあって、食材の皿置き場に。天板を外すともう一ヶ所火を使えるので、焼き物と同時に薫製や煮物を楽しむこともできます。

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すっかりおなじみになったアイアンのカゴ、ものすごく重宝するこのカゴが、何と廃番だそうでして、うちにもストックがなくてこれが最後の1個。代用品を探しているところです。

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囲炉裏の脇にはシエスタベンチ。いつでも寝っ転がれるこのベンチがテラスの楽しさを倍増してくれます。外国ならハンモックなんでしょうけど、ハンモックってどうも寝心地よくなくて・・・、日本人には畳や板の間の方が気持よく昼寝できる気がします。

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このシエスタベンチ、たったこれだけの広さなのに、座ったり寝転がったりできることで広々したウッドデッキをつくらなくても、ウッドデッキ的な感じを十分に楽しめます。


 
 
今日は文化の日。毎年この日に思い出すことは高校のときの文化祭です。私は前日は徹夜で学校入口のアーチをつくっていました。数人の仲間と一緒に、真夜中に投光器の明かりに息が白くなって、「青春だなあ」って感じで。突然雪が降り出しました(初雪)。みぞれから雪に変わるのではなくて、いきなり舞台装置みたいに大量の雪が降ってきて、みるみるあたりは新雪が積もっていきます。作業していた全員がちょっとした興奮状態で、全員の頭の中には俺たちの旅のエンディングテーマ『ただおまえがいい』が流れていたことでしょう。まさに「青春だなあ」でした。
11月3日、そろそろ魚沼の里に初雪が降るのです。