うちのお客様の共通点があります。それは幸せになることに積極的だということ。誰でも幸せになりたいはずなのに、実際そのことに積極的な生き方をしているかというとそうではなくて、漫然とそう思っているだけ。漫然とでもそう思っていればいい方で、「よそはみんな幸せそうなのに、なんでうちはこうなんだろう、まったく」と愚痴っているばかりで幸せを組み立てる努力や幸せな我が家をイメージすることすらないまま、世の中にはそういう人たちも大勢います。我が家、我が夫婦の過去を振り返っても、そういう負のスパイラルに陥っていた時期がありまして、それをお客樣方の幸せに対する積極的な思考によって引き上げられた、そういうことが何度もありました。妻とよく話すこと、この仕事していて一番ありがたいのはお客様が自分たちよりも優れているということ。何が優れているかというと、幸せになる能力。若いご夫婦でも年配の方でも、総じてうちのお客様はその能力が高いのです。考えたらそういう人じゃなければ庭をどうこうしようというような気持は出てこないんだろうなあと思います。生活に追われて気持も追いつめられていたら、庭どころか花にさえ意識が行かないでしょうから。

高野さんご夫婦の幸せに対する積極性、それを組み立てる力もすばらしいものがあります。例えば玄関アプローチに置いてあったこのディズニーの小人。何年か前に買われたものなのでしょう、すっかり日に焼けています。でも小人の笑顔、表情はまったく色あせていません。これがディズニーのすばらしいところで、そのすばらしさ、クオリティーの高さを無意識にかもしれませんけど察知して選択する、こういうところから幸せになる能力の高さを感じるのです。すっごく小さいことですけど、これホント。幸せ達人の庭やリビングには「ウ~ン、さすが」という小物や絵や食器や植物が必ずあるものなのです。

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室内から見た庭です。このテラスがどのように高野さんちらしく彩られていくのか、1年後、5年後、10年後、20年後、のぞきにいきたいです。

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今日で高野さんちのご紹介は終わりです。「高野さん、ありがとうございました。バーベキューパーティーの時はぜひ声かけてくださいね。コストコのおいしいリブロース持参でうかがいます」