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After 5
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Before 6
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After 6
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Before 7
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After 7
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一昨日のヤキスギレンガのはなし、補足します。
今年の春『日本レンガ』という会社が廃業しました。元は渋沢栄一翁が日本を列強に負けない国家にするためには西洋建築を取り入れなくてはならないと考え、そのための建築資材を供給する会社として立ち上げたと聞いています。東京駅も赤煉瓦倉庫も、その日本レンガの資材を使っているそうです。そう考えるとこのレンガ、とてもロマンを感じます。
そういう歴史は別にしても、実際性能のいいレンガでして、まず強く焼いてあるので固い。これで囲炉裏をつくってガンガン火を焚いてもはじけることがありません。それからきめが細かくて気泡が少ないのでカビや苔が生えづらくて、時間経過でいい感じに古びて風合いを増します。
囲炉裏の素材としては耐火煉瓦の方がいいのではというお客様の声もありますが、耐火煉瓦というのは熱遮断を重視したレンガでして、気泡が普通のレンガよりも多い。レンガの中に空気が多く入っていることで外側に熱を伝えない、そういうふうに作られています。ですから大概強度は低くて、ボイラーに使う本格的な耐火煉瓦などは雨に当たって水を含むと簡単に割れてしまいます。まあ土で作ったスポンジのようなものです。
囲炉裏の場合は熱遮断よりも耐久性ですから、火に当たっても爆ぜない固いレンガ、このヤキスギレンガがベストだと思っています。
このレンガを多用するもうひとつの理由は、昔から使い続けられているものなので廃番にならないということ。ホームセンターでは派手な輸入レンガが主流でこの手のものは置いていなかったりしますけど、街道沿いの建材店には一年中置いています。この廃番にならないということが実はとてもありがたくて、例えばこのレンガで庭に通路をつくったとして、後々花壇や囲炉裏を増設しようとする時に、それが何年後であろうと同じレンガが手に入るということなのです。庭でも外構でも素材数は少なくしたいもの。建材屋さんのサンプルガーデンみたいにいろんな種類のレンガが使われている庭や外構はそのことだけで落ち着かない雰囲気になってしまいますから。

横浜を中心に庭づくりを展開していますので、ハマの風情ともいえるこのヤキスギレンガと、それと毎度おなじみのマリンライト、このふたつはプランニングに欠かせないアイテムになりつつあります。


 

ひんやりと澄んだ空気、いいですねえ。少々冷たいですけど、気合い一発!さっ、今日も張り切っていきましょう!