奥様リクエストのローズガーデンです。バラはまだこれからですけど、イメージとしては立水栓の背後のパネルと入口のアーチにつるバラが茂って、円形テラスには鉢植えのバラが多数。そのまわりの植え込みスペースに地植えと何本かのオベリスク、そういう感じです。

まずはアーチ。子供はトンネルがあるとそこをくぐりたがるものです。これってのは人の本能的な衝動なんでしょうね。アーチがあるとその奥への期待感が高まりますし、そこから先が特別な空間であるということも演出してくれます。同時に立体構成が整う。次の写真のアーチと木製パネルがなかったらどういう感じになるかをイメージしてみてください、円形テラスの平面的名図形だけでは空間が成立しませんよね。

fe4ed733.jpg


円形の中心線上に立水栓とパネルがあります。パネルはタカショーのe-ウッドパネルで、普段目隠しとして多用している目の細かいタイプです。上部が直線のものと曲線のものがあって、今回は曲線を使用しています。理由は円のセンターを強調するため。

5a93b891.jpg


このパネルに白い大輪のバラを誘引して、夕暮れになると花がマリンライトで浮き立って見える。ゴージャスです。

e9723cf7.jpg


はなしいきなり変わりますが、白い花というのは夜行性の昆虫を誘うと言われています。夕闇でも浮き立って見える色。今さらですけど、花は何のために咲くのかというと受粉するためです。そのために花粉を運んでくれる昆虫を呼び寄せなくてはなりません。その方法はいろいろで、強い香りを放ったり、花弁の形で誘ったり、色で蜜の在処を知らせたり。バラは香りと色で昆虫を誘います。
このバラの香り、いわゆるオールドローズと呼ばれる、マリーアントワネットの頃にヨーロッパで交配されたものが最もよく香ります。その後改良を繰り返して限りなく品種が増えていったハイブリッドと呼ばれるものはあまり香りません。見た目の美しさを優先して進められた新種改良によって香りは消えていってしまったのです。
私は原種に近い方がいいなあ、バラも女性も、おっと、変な話になってしまいましたが、我が家に咲いている原種のバラの名前はカオリです。何のこっちゃ!ですね。そうそうその我が家のバラは最近お母さんの介護でしょっちゅう姫路まで行っています。どのお宅にもやってくる親の介護、大変は大変ですけど、ちょっとうれしいこともあっりました。それは現在母が入院している病院の看護婦さんから言われた言葉、「お母さんは明るくて社交的な方なんでいいですねえ、患者さんによっては入院するとずっとふさぎ込んだままの方もいらっしゃいますから」、気分が重くなりがちな状況下で、うれしいひと言でした。確かに、うちのバラの母もまた大輪のバラなのです。「明るく社交的かあ」、反面バラは思いっきり我がままな花でして、環境が悪いとうまく咲いてくれなくてすぐに病気になるし、、手入れには専門知識が必要だし、肥料は高価なもの程よく効くし、それも大量に・・・、あぁやっぱりそっくりです。えっ、愚痴っているんじゃなくて、それを世話するのが我々バラ愛好家の宿命なのです。トゲの痛みに耐えながら一生懸命世話してるのに花咲かない時は頭に来ますけどね、引っこ抜いてやろうかと思ったことも実のところ何度もあり・・・。まあいろいろありながらもせっせと世話しています。


 
 
昨夜の『きのうの続きのつづき』、渡邊美樹さんからまたもやグッとくる言葉がいくつも飛び出しました。

「僕はありがとうをたくさん集めたい。そして和民は究極のサービス業でありたい。サービス業を仕事とする人の人生の目的は『ありがとうをもらって成長すること』。1300人の社員全員に幸せになってもらいたいから、ありがとうを集める会社にしたい。これでもかこれでもかとお客様に奉仕してありがとうを集めるんです」
「和民が老人ホームをやったら、みんな真似して関東の老人ホーム全体の食事がレベルアップした。学校もそうで、他の学校は生徒不足なのにうちには入学希望が殺到している。つまりいいモデルをつくればいいんです。そうすれば周囲がそれを真似るから、それでいい社会になっていく」
「方法は無限大、あきらめてはいけない」

こういうことを若い人が言ったらずいぶん青臭く感じますよね。でも渡邊さんは10歳から、ずっとこういうことを考え続け、周囲に話し続けています。自分が信じるピュアなあり方にそぐわない自分を、鍛え続けてそこに適合する自分にしてきた、そういう生き方だったんだと思います。自分をあきらめない。自分に対して負けず嫌い。夢に日付を入れて、照れもケレン味もなく純に生きることが、私にはとっても正しく、かっこ良く感じます。
新人社員教育や自己啓発セミナーでもこの手のはなしはたくさん出ますし、そういう本も山のようにありますけど、北原さんや渡邊さんの口から出ると言葉の輝き方が全然違うように感じるから不思議ですねえ。実践している人の、その人の真ん中から出てくる言葉は、ビタミン剤のように今日を楽しく充実したものにしてくれる。ありがたいことです。
今日の『きのうの続きのつづき』は渡邊美樹さんの最終日。楽しみです。