和室の目隠し用に建てた塀と同じジョリパット塗装を、既存の門塀とフェンスの基礎ブロックにも施しました。
これは工事途中に出た奥様からの提案です。さらにアルミ鋳物の門扉も建物の木部と同じ焦げ茶に塗って、道路から観ると全体的に建物との一体感が生まれました。



17fe3275.jpg



門扉を開けた正面は『ウェルカムスペース』です。3枚の壁を重ねることで見せ場を設定して歓迎の花鉢を置きました。これも奥様のアイデアです。



3dbf5dbb.jpg


ece5ece4.jpg



目隠し壁全体を外から。



4baf20c7.jpg


そして内側からはこうです。
庭が暗くならないことと風通しを考えて壁にスリットを入れていますけど、これもまたまた奥様のアイデアで、現地で一緒に何通りかのスケッチ描きながら検討し、こうなりました。



f2089615.jpg



奥様のセンスが繁栄されたこの壁、目隠し効果は十分のままで日当り風通しは良好です。形的にもリズム感というか軽やかさがあっていい感じです。

壁を背景として美しく光を受けている月桂樹の根元に、消炭色の焼き物が置いてありました。



ea637926.jpg


奥様がこれと同じ色の植木鉢を多数コレクションされていて、それらが庭に点在していて、いい感じにモダン和風のテイストを醸し出しています。