この日は春の長雨の合間の貴重な晴天。撮影を始める前に、あまりに心地よい天気だったので、テラスの椅子に腰掛けてくつろがせていただきました。
奥様が「いまお友達からこんなファックスが入ったのよ」と1枚の紙を。

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森川様
先日は楽しいひと時をありがとうございました。約束をした“脳が喜びを感じる時”の話です。

? 前向きで明るいこと
? 意地悪をしない、悪口を言わない
? 人のために尽くす
? 出来ないと否定語を使わない
? 目標を持つこと
? 人格が変わるくらい全力で行動する
? 立場が違っても共に生きる姿勢でいく

脳博士 林成之さんの話です。
またお会いできますことを楽しみにしております。気候の変化の大きいときです、くれぐれもご自愛下さい。


いいなあ、充実した交友関係がわかりますねえ。こういうことを日々意識しながら暮らすことの大切さは、ぼく自身身にしみていることです。「脳が喜びを感じる時」、タイトルは自分の脳によろこびを与えるためのことみたいですけど、中身の大半は人とのかかわりかたが並んでいて、つまりは人間は、人との関係性の中で生きている動物である、ということですよね。支え合って、お互いに成長し合って、それで喜びを感じるように脳はできている。やっぱり人間は、群れで暮らす生き物なんだということ。自らを省みることなく漫然と暮らしていたら、自分自身よりも先に家族や周囲の人たちに弊害が生じて、ついには自分が群れからはじき出されてしまう、というふうにも読めます。
よく晴れた朝にお友達からこういうファックスが届く。いいですねえ、この感じ。

続いて奥様が、額に入った写真を持ち出して来て見せてくださいました。この庭が花いっぱいだったときの写真でした。これまで充実した暮らしをされてきたことが一目瞭然。花の数と住む人の幸福感は比例しますからね。

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「二十数年後、我が夫婦は森川さんちみたいに、こんなに充実した暮らしを実現できているだろうか」なんて思ってしまいました。こういう出会いがありがたいんですよ、ほんとに。「いいなあ、こういう生き方」「すてきな暮らしかただなあ」と感じるお客様との出会いは、そのまま生き方の手本になりますから。たくさんのすばらしいお手本のおかげで、我が夫婦は迷い道に入ることなく手をつないで歩いていけてるんです。いろんな局面で「お客樣方だったらどう判断するかな」とか、「どう切り抜けるかな」と考えられることのありがたさ。森川さんちもそうですし、年々ぼくたちの人生のコーチ、すばらしいお手本が増えていきます。


 
 
本日は午前11時から午後3時30分まで新山下ホームズの『Garden Friend』にいます。遊びに来てくださいね。