今日は木工フェンスです。現場制作の板張りフェンスを「木工フェンス」と呼んでいます。この呼び方って20年くらい前にぼくが適当に命名して、東京・埼玉・千葉・神奈川で繰り返し施工しているうちに、今ではポピュラーな呼び名として定着してきたんですよ。

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設計段階ではもっと背を高くする予定でしたが、お隣りとの関係性と、「もっと軽やかに」ということで、ご覧のような仕上げになりました。
枠だけは高くしてあって、それでテラスの立体感を構成しています。

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こんなふうに、施工しながら具合を見ていただいて、高さや隙間の間隔などを変えていけることが、木工フェンスのひとつの利点です。製品を使うとそうはいきませんから。

枠の中の空いている部分には紐を張ってモッコウバラを伸ばしていったり、

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鉢植えのシマトネリコや釣り鉢で木枠の空間を埋めていきます。

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いいでしょう、この木の感じ。割れたり反ったりしますけど、アルミ製品よりはるかにいい、と私は思うんですけど、いかがでしょうか。

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では昨日の続きです。

「イメージするということには、人を感動させる力が秘められている」から始まって、「感動すること」を人生理念としたこと、「ポールの音楽のような庭をつくりたい」と思ったこと、「今は出会いから生まれる感動が楽しい」と続いて来た今回の話は、最近感じたあることをお伝えしたくて始めたことでした。ちょっと回りくどかったですけど、でもまあいきなり結論を書いてもピンと来ないと思ったもので、つい。
で、そのお伝えしたいあることとは、「人生には人を感動させる能力というのが必要なんだ」ということなんです。プレゼンテーション能力と言ってもいい。それが高くないと、仕事でも家庭でも、何においても成功するというか、うまくやっていくことが困難なのではないかということ。

北原照久さんとのご縁から、最近多くの素敵な方々とお会いする機会を得ました。時代をリードしている経営者の方々や、作家さんや、有名芸能人。とてもぼくなどが会える人たちではないのに、いろいろとお話をさせていただくことができて、恐縮しつつ感動的な経験でした。そしてその、それぞれの分野において超一流の方々の共通点を発見したんですね。それは「豊かなイマジネーションと巧みな表現力」ということ。ごく普通の会話でもそこに出てくる風景や空気感なんかが見事にが伝わってくるし、あっという間に話に引き込まれてしまう楽しさ、軽妙さがあり、そして感動。ちょっとしたスピーチでも聞く者を感動させる術をお持ちで、笑わせたり泣かせたり感動させたりが自由自在なんですね。皆さん、島田紳介張りの話術、表現力をお持ちでした。
それぞれの分野における専門知識や技術以上に、というかそれ以前に、この「イマジネーションと表現力」が大事なんじゃないかなあ、そう思ったんですね。人と人のかかわり合いで社会の全てが成り立っているわけですからね。庭に関しては「感動を生み出すこと」を目標、テーマとしてやっていますけど、それ以外の部分、自分の家族を含めた生活全てにおいても、高いコミュニケーション能力、感動を生み出すイマジネーションと表現力を身につけたいなあ、あの超一流の人たちに習って。勉強して、訓練して、どんどん高めていきたいです、そういうこと。いやあほんとにいい勉強をさせていただきました。日々鍛錬、一生勉強ですね。
それにしても素敵だったなあ、みなさん夢に出てくるほど強烈にかっこ良かったです。またいつか会えるかなあ・・・、夢に出て来てほしいなあ・・・。


 
 
今日は新山下ホームズの『Garden Friend』にいます。店の裏手、運河の桜が開く寸前で、今日咲くかなという感じ。その運河に数日前から羽根が折れて飛べなくなったカモメがいるんですね。かわいそうだけどどうしてやることもできなくて・・・。誰か何とかできないですかねえ。