昨日の続き、茂木健一郎さんの話です。

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人を育てるためには、やや無理目の課題や仕事を与えて、少しづつプレッシャーを与えること。「少し難しい」がポイント

自発的な行動や考えがまちがっていると思えてもダメと言ってはいけない。「ダメ!」は絶対にダメ

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待っても待ってもうまくできない場合は、うまくできている所に連れ出す。うまくできている人に会わせる。

どうしたら自発的に挑戦する心を育てられるかというと、あなたが安全基地になること。安全基地なくして人は未知への挑戦はできない。例えば赤ちゃんは、全幅の信頼ができて安心を与えてくれる保護者がいるから次々と新しいことに挑戦できるんです。

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育てるためには応援団に徹することですよ。欠点も受け入れて、抱きしめて、かわいがって、そうやって安全基地になって、行く後を追いながら「いいぞ!いいぞ!」と応援すること。その人の全存在を受け入れて応援すること。

誰でも長所と短所、明と暗があるもの。明だけを言って、暗は言っても意味がないから言わない。暗は言われなくても本人がよくわかっていることだから。

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茂木健一郎さんて、脳の学者さんなのに哲学者みたいですよね。「脳と心の関係性」を研究しているということなんですけど、こういう言葉にしてもらえると実践的でありがたいです。そして、身につまされることばかりです。
明日は茂木さんのお話の最終日、「自分を育てる極意」。


 
 
「ダメ!は絶対にダメ」なんですって。皆さんいかがですか、ぼくは子育てでダメを1万回言いましたよ。もっと早くにこの話を知っていたら・・・。